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化学・薬品産業総合スレッド

733荷主研究者:2010/10/23(土) 14:00:18

http://www.sankeibiz.jp/business/news/101014/bsc1010140503001-n1.htm
2010.10.14 05:00 Fuji Sankei Business i.
昭和電工、酸化チタン増産 電子部品向け 需要回復に対応

 昭和電工は13日、電子部品の積層セラミックコンデンサーに使われている酸化チタンを増産する、と発表した。3億円を投じ、製造子会社に新たな生産設備を導入。来年6月には生産能力を現行に比べ33%拡大する。携帯電話やパソコン向けに同コンデンサーの需要が拡大していることに対応する。

 増産するのは、同社が「スーパータイタニア」の名称で販売している酸化チタン。製造子会社の「昭和タイタニウム」(富山市)で製造設備の効率化を進める一方、生産ラインを従来の3系列から4系列に増やす。これにより、新ラインが稼働を始める来年6月には月産能力が現行の180トンから240トンに拡大する。

 酸化チタンは同コンデンサーの基幹部材で、電気を蓄えて瞬間的に放電する「誘電体」に使うチタン酸バリウムの原料。昭和電工は、低コストながら、誘電体としての性能に優れたチタン酸バリウムを製造するのに欠かせない直径15〜250ナノ(1ナノは10億分の1)メートルの微小な粒子の酸化チタンを得意としている。

 同コンデンサーは携帯電話やパソコン、液晶ディスプレーなど小型化・軽量化が要求される情報機器やデジタル家電を中心に使われている。リーマン・ショックの影響に伴うこれら機器の販売低迷によって一時大きく落ち込み、原料となる酸化チタンメーカーも供給過剰に苦しんでいた。

 ただ、多機能携帯電話などの普及により1台当たりのコンデンサー使用個数が増えていることなどで、ここ数年の市場はおおむね年10%程度で伸び、今後も高い成長が見込まれている。

 同コンデンサー向け酸化チタンは、石原産業や東邦チタニウムなども開発・製造している。神奈川県の本社工場で製造している東邦チタニウムでも、「現在はほぼフル生産に近い状態」としており、今後は昭和電工以外にも生産増強を打ち出す動きが相次ぎそうだ。


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