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化学・薬品産業総合スレッド

717荷主研究者:2010/09/23(木) 12:22:24

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100901/bsc1009010503011-n1.htm
2010.9.1 05:00 Fuji Sankei Business i.
武田、新型インフルで米バクスターと技術提携 ワクチン生産に新技術

 武田薬品工業は31日、新型インフルエンザワクチンの製造について、米製薬会社のバクスター・インターナショナルと技術提携で基本合意したことを明らかにした。バクスターが持つ最新の生産技術を導入し、2012年度以降の販売開始を目指す。新型ワクチンは、アステラス製薬と第一三共が医薬品ベンチャーや研究機関との連携を打ち出しており、大手製薬会社が生産に乗り出すことで、国産ワクチンの供給拡大に道が開けてきた。

 武田薬品はすでに、光工場(山口県光市)内に、新型ワクチンの研究や少量の生産ができる実験用設備を設置しており、今後バクスターが持つ最新の生産技術である細胞培養方式を導入する。12年度半ばには同工場内に量産設備を建設し、その後販売に乗り出す予定だ。

 バクスターは昨年の新型インフルエンザ流行時に、世界で最も早くワクチンの出荷にこぎつけた実績がある。

 武田薬品は「バクスターには最先端の高い技術力がある。(技術を活用して)一日でも早く社会に供給する」としている。

 新型インフルワクチンでは、アステラス製薬が8月、医薬品ベンチャーのUMNファーマ(秋田市)と開発・販売で合意しているほか、第一三共も7月に学校法人の北里研究所(東京都港区)と開発などを行う合弁会社の設立で合意している。

 英製薬大手のグラクソ・スミスクラインも化学及血清療法研究所(熊本市)とワクチン開発を進めている。

 現在、国内でインフルエンザワクチンを製造するのは北里研と化血研、デンカ生研、阪大微生物病研究会の生産規模の小さい4事業者に限られる。このため、昨年の新型インフル流行時は、輸入に頼らざるを得ない状況になった。

 製薬大手はこれまで、需要の変動が大きいことなどから経営リスクが大きいとしてワクチン事業に消極的だった。だが、各社とも、「新型インフルエンザワクチンの開発は国家としての急務」(武田薬品の長谷川閑史社長)として、事業化を急いでいる。(中村智隆)


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