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化学・薬品産業総合スレッド
716
:
荷主研究者
:2010/09/23(木) 12:21:22
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100901/bsc1009010503013-n1.htm
2010.9.1 05:00 Fuji Sankei Business i.
化学メーカー、合成ゴム増強 自動車タイヤのエコ化に対応
低燃費タイヤ向け高機能ゴムの生産能力を増強するJSRの四日市工場=三重県四日市市
化学メーカーが低燃費タイヤに使う合成ゴムの生産能力を相次ぎ増強している。JSRが四日市工場(三重県四日市市)を増強するほか、住友化学と旭化成はシンガポールでの生産開始を検討している。自動車の環境対応が求められ、ガソリン価格が高止まりする中、低燃費タイヤの需要が急拡大し、タイヤメーカーからの引き合いが活発になっているため。化学各社は積極的な増産対応を通じ、旺盛な需要を取り込みたい考えだ。
各社が増産するのは、「S−SBR(溶液重合スチレン・ブタジエンゴム)」と呼ぶ高機能品。主に地面と接触する「トレッド」と呼ぶ部分に使われ、タイヤ内部における別の素材との摩擦によるエネルギーロスを減らし、燃費性能を高める。
JSRは、2011年11月までに四日市工場で新生産ラインを導入し、同工場の年産能力を現在の3万5000〜4万トンから6万トンに拡大させる。同社は海外では米化学大手スタイロンがドイツで運営する工場に3万トンを生産委託しており、増強によって全体の供給能力は9万トンとなる。今後は国内だけでなくアジアでの生産拡大を踏まえ、同地域に新たな生産拠点を築くことも検討していく。
S−SBRは、住友化学もシンガポールでの生産を検討している。12〜13年に稼働を始め、現在1万トンの年産能力を3万〜4万トンに高める計画だ。
当初は千葉工場(千葉県市原市)の増強を検討していた。しかし、シンガポールは原料を確保しやすい上、アジア生産の拡大を考慮した場合、日本より地の利があり、より競争力を確保できると判断したもようだ。
シンガポールでは旭化成もS−SBRの生産拠点を設ける方向で検討している。実現すれば住化、旭化成ともに海外でS−SBRを生産するのは初めてとなる。このほか、日本ゼオンもアジアにS−SBRの新工場を設ける方向で検討している。
低燃費タイヤは日本や欧米を中心に普及が進み、日本では日本自動車タイヤ協会が統一基準の下で燃費性能を自主評価する「ラベリング制度」が1月に始まり、12年には欧州でも同様の制度が実施される方向だ。今後はアジアなどでも浸透するとみられ、低燃費タイヤでリードする日本メーカーは現地生産を拡大している。化学各社には世界規模での需要動向の把握と、確実に収益をあげる最適地生産体制の構築が求められそうだ。(井田通人)
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