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化学・薬品産業総合スレッド

711荷主研究者:2010/09/04(土) 13:01:06

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100824/bsc1008240503008-n1.htm
2010.8.24 05:00 Fuji Sankei Business i.
旭化成 医療材料の研究所新設

 旭化成は23日、医療機器に使う材料の研究開発を行う研究機関を設立すると発表した。宮崎県延岡市に16億円をかけて「基盤材料研究所」を新設し、2011年6月に完成させる。同社は「中空糸」と呼ぶ高機能繊維を中核部材に使った医療機器に強みを持つ。研究所の新設によってこうした機器の性能を高めるほか、新製品の開発を促し、事業拡大に弾みをつけたい考えだ。

 基盤材料研究所は、旭化成が93%、クラレが7%を出資する旭化成クラレメディカル(東京都千代田区)と、旭化成が全額を出資する旭化成メディカル(同)について、材料関連の研究開発を集約。旭化成クラレメディカルの人工腎臓と血液浄化装置、旭化成メディカルの白血球除去フィルターとウイルス除去フィルターという4つの製品に関連した材料の研究開発に取り組む。

 同社はウイルス除去フィルターと白血球除去フィルター、血液浄化装置で世界トップシェアを持ち、人工腎臓でも独社に次ぐ2位につけている。これまで医療材料の研究は各事業部門が行っており、宮崎や大分などに分散していたが、グループ横断的に連携することで研究開発面でのシナジー効果を高める。

 旭化成は06年度にスタートし、今年度を最終年度とする5カ年の中期経営計画「グロース・アクション2010」で、医薬・医療事業をエレクトロニクスとともに重点成長領域と位置づけている。医薬・医療事業の今年度の営業利益は90億円と全営業利益の約11%を占める見通しで、15年度にはその割合をさらに25%まで高めることを目標に掲げている。また医療機器事業単独の売上高はおよそ600億円程度とみられ、15年度には倍増させたい考えだ。

 医療機器事業では、09年5月に提携した米医療機器メーカー、ネクステージ・メディカルのドイツの拠点を活用し、人工腎臓の欧州生産を開始した。ウイルス除去フィルターでも今年5月に大分市で組立工場を完成させるなど、事業強化策を相次ぎ打ち出している。


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