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化学・薬品産業総合スレッド
689
:
荷主研究者
:2010/07/24(土) 14:52:16
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/201007/12/01201_2121.html
2010年7月12日(月)化学工業日報
三菱ケミカル、スペシャリティ事業でグループ連携強化
三菱ケミカルホールディングスは、スペシャリティケミカル事業でグループ各事業会社の連携を強化し、シナジー効果の最大化を目指す。三菱レイヨンがグループ入りしたことにより、水事業、炭素繊維事業などとともにスペシャリティケミカルの連携強化が課題となっている。当面、研究開発部門の集約を先行させ新製品や新用途開発を進める。将来は事業会社間で事業再編や集約も視野に入れており、2011年ごろをめどに結論を得たい考えだ。現在、合計700億円の売上高を早期に1000億円に引き上げ、営業利益率15%以上を目指す。
三菱ケミカルは今年3月末に三菱レイヨンを連結子会社化し、第4の事業会社とした。また三菱化学は09年10月に日本合成化学工業を連結子会社化するとともに、中央理化工業の所管を石油化学から機能化学に移管しており、スペシャリティケミカル部門の強化・拡大に向け環境が整った。10年4月に吸収合併したジャパンエポキシレジンのエポキシ樹脂事業とスペシャリティケミカルとの関係強化もテーマとなっている。
三菱ケミカルグループでは、リチウムイオン2次電池(LiB)材料、白色発光ダイオード(LED)、有機エレクトロルミネッセンス(EL)など7大創造事業の育成を急いでいる。スペシャリティケミカル部門はこれら創造事業に材料を供給する役割を担っており、ハードコート材、封止材、紫外線(UV)硬化樹脂などで高機能化が求められている。エマルジョンは各事業会社が事業化しているが、材料が異なるため、実現する機能の広がりが期待できる。
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