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化学・薬品産業総合スレッド
65
:
荷主研究者
:2004/05/01(土) 04:27
【三菱化学:鹿島でプロピレン増強】2004年4月9日 化学工業日報 1面
三菱化学 鹿島で大型投資 分解炉増設 来年にも プロピレン安定確保狙う 原料多様化へ改造 ヘビーナフサ対応
三菱化学は、鹿島エチレンセンターの競争力強化に向けて、来年にも大型投資を実施する。プロピレン不足の解消を主な狙いに分解炉を増設するほか、原料多様化の一環としてヘビーナフサ対応の生産システムを導入する方向で検討に入った。分解炉増設ではプロピレンベースで最大7万−8万トンの能力増強となる可能性が高い。すでに同社では、独自の生産合理化やコンビナートルネッサンスに連携した動きなどで、エチレンセンター競争力の向上に取り組んでいる。根幹であるセンターの徹底強化を通じ、石化事業の生き残りと収益性確保とを進めていく戦略だ。
三菱化学は、鹿島1号41万トン、同2号49万トン、水島約50万トンのクラッカーを保有する国内センター最大手。アジア需要の高まりなどを受けていずれもフル稼働となっているが、誘導品設備を残す四日市も合わせて、全体では年間でエチレンで数万トン、プロピレンでは20万トン以上の外部購入を強いられている。個々の事業性などを再評価しながら誘導品構成の見直しも今後進めていく。いずれにしろ高採算が見込まれるプロピレン誘導品については拡大傾向が続くとみられる。とりわけ鹿島ではグループ企業で誘導品の大型増設を検討していることもあり、プロピレンの安定確保を目的に、マイルド運転への転換とともに分解炉を増設する方向で最終調査を進める。増設規模はプロピレンで10万トンを超えない水準とみられる。今年中に計画を策定し、来年夏前の2号機の定期修理時に合わせて実施する計画が有力。
一方、将来的な原料事情などを見据え、長期的な観点から原料多様化に向けた設備改造も行う。第一弾として、まず来年の定期修理時に、ライトナフサ不足に備えてヘビーナフサ対応の改造を実施。フレキシブルな運転条件を確立する。そのうえで将来的には、ガス・トゥ・リキッド、さらにはバイオマス原料の有効活用の可能性も探っていくことになる。
三菱化学では、生産革新運動として2003−04年の2年計画で進めてきた生産コスト230億円の削減を1年目でほぼ達成するなど、競争力強化に向けた取り組みを加速している。鹿島では、昨年から自主保安による定期修理体制を確立し、メンテナンス費用の大幅削減も実現した。今後、数年間はアジア石化需給のタイト推移が続くとみられるなか、逼迫感の深刻化が予想されるプロピレンやライトナフサへの対応力を強めて、国際競争力をさらに強化していきたい考え。
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