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化学・薬品産業総合スレッド
63
:
荷主研究者
:2004/05/01(土) 04:20
【三菱瓦斯化学:メタノール誘導品で攻勢】2004年1月7日 化学工業日報 1面
三菱ガス化学 メタノール誘導品で攻勢 MMAモノマー、DMFなど新潟の増強完了 新製法でMMAポリマー進出も
三菱ガス化学は、メタノール系誘導品の増強を完了した。新潟工場で2002年秋と2003年秋の2回の定修時にMMA(メチルメタクリレート)モノマーおよびMAA(メタクリル酸)を合計で約1万トン増強し、年産5万トン体制を構築した。もう一段の増強を視野に入れるとともに、MMAポリマー進出も検討する。また、ウレタン樹脂溶剤であるDMF(ジメチルホルムアルデヒド)と、その原料であるジメチルアミンも昨秋増強しており、中国をはじめとするアジアでの需要増に応える。ジメチルアミン増強には新開発の非平衡型合成触媒を採用しており、製造コスト低減を実現している。
三菱ガス化学は新潟工場で天然ガス、メタノールを出発原料に各種誘導品展開をしている。1997年に新ACH法によるMMA製造を開始した。当初は不安定だった同装置の稼動も安定し、透明樹脂、塗料、高級エステル、などに加え、昨今の導光板需要に支えられて、同事業収益性は大きく改善した。
同装置の当初の設計能力は4万2千トン。2回の定修時に手直し増強を実施した結果、2003年末までにMMA、MAA合計で約1万トン能力を加え、MMA4万トン強、MAA1万トン強となった。プロジェクションテレビ用パネルやメタクリル酸エステル製品など、自社および関連会社における自消も好調なため、増強後も需給はタイトバランスが継続している。
今回、原単位改善工事も実施しているため、今後の市場動向と装置の運転状態をみて、もう一段の増強を検討していく。また、同社はコスト競争力に優れるメタノール溶媒法と呼ぶMMAポリマー新製法を開発しており、さらに加工度を高めたうえで同分野への本格進出を果たしたい考えだ。
DMFはスパンデックス(ポリウレタン弾性繊維)製造用溶剤に用いられて需要が伸びており、半導体向けも需要が回復基調にある。とくにスパンデックスは中国で倍増ペースの増強が数年続く見通しとなっている。
同社はメタノール、アンモニアからの一貫生産の強みを生かし、新潟工場でジメチルアミン−DMFチェーンを確立している。昨年10月の定修時にジメチルアミンは1万トン増強して年産4万トンに、DMFは7千トン増強して年産3万7千トンに引き上げた。DMFはすでにフル生産となっており、アジアへの販売量を拡大している。新開発の非平衡型合成触媒は、従来の触媒に比べジメチルアミンの選択性を2倍以上に高めることができ、製造変動費の削減にも貢献している。
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