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化学・薬品産業総合スレッド

571荷主研究者:2010/02/11(木) 00:32:28

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125228551467.html
2009年09月07日 10:03 大分合同新聞
国際競争力を強化 昭電石化コンビナート

事業費約200億円を投じた設備改造工事が進む昭和電工大分石油化学コンビナート

 昭和電工が大分石油化学コンビナート(大分市、佐藤栄一代表)で大規模な設備改造工事に取り組んでいる。現在稼働中のエチレンなどを生産する分解炉7基を廃棄し、大型の新分解炉2基(新旧とも年産能力は計約20万トン)を新設する。プラント稼働から40周年を迎えた節目の年。事業費約200億円を投じる大型事業で、国際競争に勝ち残れるコンビナートを目指す。

 大分コンビナートは2010年春、4年に一度の定期修理を実施する。定修に向けて、新分解炉の建設工事などが急ピッチで進められている。エチレンやプロピレンなどの基礎製品を生産する計18基のうち、1969年に稼働した7基を廃棄する。

 新分解炉はナフサからだけでなく、液化石油ガス(LPG)やNGL(ガス田から出る重質の原料)といった多様な原料を使えるよう柔軟性を高め、コスト競争力を強化する。炉の稼働に欠かせない蒸気発生装置は余熱を生かす効率的なシステムを取り入れている。

 施設整備に伴い、エネルギー効率は6%以上改善し、二酸化炭素(CO2)の排出量を年間6万7千トン削減できる。昭和電工は「京都議定書の温暖化ガスの削減目標である6%を自力で達成できる」と優位性をアピール。事業費の一部は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から支援を受ける。

 大分コンビナートは40周年の今年、微細化が進む半導体の生産に威力を発揮する、世界最高水準の高品質カーボンナノチューブ(筒状炭素分子)の新プラント建設にも着手した。

 昨秋以降の世界的な景気後退で、一時は3割近い大減産を強いられた大分コンビナート。一連の事業について「中東の原産国でも大型プラントが建設されており、国際競争力の強化なくして、業界で生き残ることはできない」と話した。


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