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化学・薬品産業総合スレッド

502荷主研究者:2009/11/14(土) 15:44:47

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200911100073a.nwc
2009/11/10 Fuji Sankei Business i.
住化、サウジプラント本格稼働 国内設備に過剰感、集約も

 住友化学がサウジアラビアの国営企業サウジ・アラムコと共同で同国西部のラービグに建設していた巨大石油化学プラントが8日、本格稼働を始めた。新プラントは、石油精製のほか、精製過程で生じたガスを原料に石油化学製品を製造し、中国やインドへ輸出する。原油の産出地にあることや、精製と石化の一体化による低コストを武器に需要拡大が見込まれるアジア市場への攻勢を強める。同市場で競争が激化するのは必至なほか、国内の生産設備集約化が浮上してくる可能性もある。

 新プラントは、住友化学とアラムコが各37.5%を出資する合弁会社「ペトロ・ラービグ」が総事業費約1兆円をかけ建設した。石化製品の基礎原料であるエチレンの生産能力は年130万トンと世界最大級で、日本国内のプラントの2〜3倍に達する。将来的には欧州への輸出も視野に入れている。今後はエチレン増産に加え、樹脂など誘導品の生産にも乗り出す方針で、2014年第3四半期(7〜9月)までの操業開始を予定している。

 住友化学は、国内では千葉県市原市でエチレンプラントを運営しており、今後、国内は高機能品、サウジは汎用品を主に製造することで事業の効率化を図る。ただ、圧倒的な価格競争力を持つ巨大プラントの稼働に伴い、国内プラントの競争力が低下することも予想され、国内設備の過剰感が強まり、生産能力見直しへの圧力が強まる可能性もある。


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