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化学・薬品産業総合スレッド
464
:
荷主研究者
:2009/10/10(土) 18:56:32
http://www.business-i.jp/news/culture-page/news/200907180004a.nwc
2009/7/18 Fuji Sankei Business i.
【プラントの肖像】宇部興産 品質に定評 高度成長を下支え
宇部興産のナイロン原料製造プラント。昼と夜でまったく違う顔を見せる=山口県宇部市
宇部興産は、創業者の渡辺祐策が「沖ノ山炭鉱組合」を1897年に宇部村(現山口県宇部市)に設立したことに始まる。同組合は、地元の地縁・血縁者が出資する「宇部式匿名組合」方式で設立された。資金を出しあって石炭を堀り、利益を蓄積して次の投資に当てることで企業規模と地域発展を同時に進める「共存同栄」をモットーとした。
その後、1923年に「いずれは掘り尽くす有限の石炭を、無限の工業の価値に展開し、地域に長く繁栄をもたらそう」という意気込みのもと、石炭、機械につぐ3本目の柱として宇部セメント株式会社が発足した。
同社が石油化学分野に進出したのは33年。化学肥料の硫安の生産に着手した。当時の硫安は、ほぼ全量が輸入品だったため、自社炭鉱の炭をガス化して硫安をつくろうという構想が進出のきっかけとなった。熱量の低い自社炭の活用は困難を極めたが、血のにじむような苦労の末、黒い石炭から白い硫安をつくり出すことに成功したという。
現行体制になったのは42年。沖ノ山炭鉱、宇部窒素工業、宇部セメント製造、宇部鉄工所の4社が合併して宇部興産になった。
56年には、今も化学事業の柱として同社の屋台骨を支える、ナイロン繊維やタイヤ原料となるカプロラクタムの生産を開始した。
宇部興産が生産するナイロン原料の生産設備=大阪府・堺市
今では、世界第2位の位置につけ、同社の売上高の約2割を占めるまでに成長。会社が安定的なキャッシュフローを得るための「下支えの役割」(青木幸美ラクタムビジネスユニット長)を担っている。
生産拠点は宇部、堺(堺市)、タイ、スペイン。今では、繊維需要は、ポリエステルにその地位を奪われつつあるが、イタリアの高級ブランド「プラダ」「フェリージ」のバッグや、生めんの厚手袋、釣り糸、カーペット素材などに使われるなど、用途は幅広い。綿やシルクなどの肌触りを保ちつつ、強度があることから、高度成長期には、世界を席巻した日本の繊維産業を後方支援した。
経済不況の影響で、2008年の需要は前年比1割程度落ち込み、380万トン程度となっている。昨年11月からの3カ月間は、「大手との取引がゼロ」(青木ユニット長)になるほどだった。しかしながら、02年以降に撤退や生産能力縮小が相次ぐなか、宇部興産は、生産規模を維持。「UBE」ブランドは、品質にも定評があることで、市場で確たるポジションを得ている。
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