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化学・薬品産業総合スレッド

435荷主研究者:2009/08/30(日) 18:47:53

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200908190075a.nwc
2009/8/19 Fuji Sankei Business i.
ジャパンエナジー ベンゼン高値で対米輸出 年2万トン計画

米国向けベンゼンを積んだ大型タンカー=愛知県知多市のジャパンエナジー知多製油所

 新日鉱グループの石油元売り大手、ジャパンエナジーは18日、知多製油所(愛知県知多市)から米国向けに樹脂などの原料となる石油化学製品ベンゼン3000トンの輸出を開始した、と発表した。同製油所はすでに石油精製事業を取りやめており、遊休地にベンゼン専用の大型タンク(2万5500キロリットル2基)や10万トン級の大型タンカーが着桟できる出荷用の桟橋を整備した。大型船で直接、米国向けにベンゼンを大量輸出するのは石油会社では初めてで、当面、年間約2万トンを輸出する計画だ。

 ジエナジーはベンゼン輸出ではこれまで、小型船で中継して中国などアジア向けに輸出してきたが、米国のベンゼン市況が1トン当たり1106ドル(約10万5000円)と、アジアの市況の843ドルに比べて高値で推移。輸送費を差し引いても収益性が高いと判断して大量輸出に踏み切った。

 米国市場は恒常的に石油製品の精製能力が不足しており、欧州などからの輸入に依存している。ジエナジーでは今後も米国市場で旺盛な需要が続くとみており、「四半期に1〜2回のペースで米国向けにベンゼンを輸出したい」としている。

 同社は石油化学製品輸出のインフラを整備し、4月からベンゼンタンクなどの貯蔵・出荷基地を第三者に賃貸する事業も手がけており、今後は石化メーカーなどの製品輸出基地として拡大したい考えだ。

 ナフサから作るベンゼンは、ナイロン原料や合成ゴム、ウレタン、樹脂などの原料に使われる。昨年9月以降の米国発金融危機による景気低迷に伴い世界規模で需要が落ち込んでいたが、今年1〜3月で底打ちし、中国などを中心に今年4月以降は需要が急回復しているという。


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