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化学・薬品産業総合スレッド
419
:
荷主研究者
:2009/06/28(日) 22:31:56
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200906030020a.nwc
三菱ケミカル・旭化成 エチレン統合検討 迫る海外勢 石化再編加速
2009/6/3 Fuji Sankei Business i.
三菱ケミカルホールディングスと旭化成は2日、プラスチックなどの石油化学製品の基礎原料であるエチレン製造設備について、一体運営することで本格的な検討に入ったと発表した。8月にも基本合意する見通し。共同出資会社を来年4月にも設立し、水島地区(岡山県倉敷市)にある両社のエチレン設備2基を一体運営する方向で調整を進めている。
≪単独での戦略困難≫
不況に伴う自動車や電機の減産で、素材の石化製品需要が減少している。また、安い原料で生産する中東勢や、1000万トン規模で量産するアジア勢の大型設備稼働で競争は激しく、単独での生き残りは困難と判断した。三菱ケミカル傘下の三菱化学と旭化成は共同運営でコスト削減を図り、赤字運営からの脱却を目指す。
両社の設備2基は、すでに配管でつながっており、定期修理の際は相互に生産を補完する関係にある。設備1基を破棄する可能性や、統合形態も含めて今後3年で具体化する。
同日会見した三菱ケミカルの小林喜光社長は「世界的な競争激化で、個々の企業だけでなく、日本全体の(設備の)最適化の議論を喚起できる」と強調した。
国内では現在、千葉、水島、鹿島など8地区の石油化学コンビナートで、15のエチレン製造設備が稼働している。石油化学工業協会によると、2008年度のエチレン生産量は前年度比13.8%減の651万9000トンで、1994年度以来、14年ぶりの低水準になった。国内の生産能力の730万2000トンの1割強が設備過剰になっている状況だ。
需要の回復は限定的で、「ピークの2006年度(766万2000トン)には戻らない」(化学大手幹部)との見方が強い。こうした中で、先月11日には、出光興産と三井化学も千葉地区(千葉県市原市)のエチレン製造設備を含めたコンビナートの一体運営構想を発表し、再編の動きが加速している。
住友化学は中東に活路を求め、約1兆円かけて、サウジアラビアの国営企業と合弁で世界最大級の石油化学プラントを建設し、3月末に稼働させた。
≪競争力維持が急務≫
これに対し、三菱化学、旭化成と石油元売りで構成される水島地区のコンビナートは西日本地区で最大級だ。エチレンの生産能力は両社合計で約89万トンあり、国内生産能力の約12%を占めるが赤字操業が続いている。
これまでは、中国需要などで好況が続き、過剰な生産能力や脆弱(ぜいじゃく)な国際競争力といった構造問題も積み残されてきた。しかし、中東、アジアの大規模設備の乱立で、市況面にも大きな影響が予想され、競争力維持が急務になっている。
エチレン以外の汎用品についても、「もはや対等に戦うことは不可能だ」(三菱ケミカルの小林社長)として、同社は、ナイロン事業の譲渡や、塩化ビニール樹脂のプラント停止を相次ぎ表明した。三井化学と住友化学も、ポリスチレン事業から撤退することを決めている。今後は、市場の拡大に向けて、海外メーカーとの提携戦略が重要になる。(飯田耕司)
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