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化学・薬品産業総合スレッド

407荷主研究者:2009/05/04(月) 02:01:00

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200903270013a.nwc
JSRが太陽電池事業に参入 素材で強み 年内にも部品供給
2009/3/27 Fuji Sankei Business i.

 合成ゴム国内最大手のJSRの社長に4月1日付で就任する小柴満信専務(53)=写真=は26日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、年内にも太陽電池市場に参入することを明らかにした。同市場は不況下でも市場が拡大し、参入企業が相次いでいるが、「自社の強みの素材を使い、部材供給を進める」ことを強調した。

 同社は現在、太陽電池に使うモジュール(複合部品)の部材や素材開発を進めており、小柴氏は「年内にも製品化する方向で進めている」とした。

 太陽電池パネルの保護用部材の「バックシート」や、太陽光線を電気に変換する部分とガラスを接着するフィルム用の素材などが有力で、特にフィルムは、JSRの主要顧客でもあるタイヤ大手のブリヂストンが、手がけている。小柴氏は「売上高4000億円の中堅企業なので、規模での勝負は避け、付加価値のある製品を出す」と意欲を示した。

 同社は、リチウムイオン電池や燃料電池向け部材をすでに展開している。太陽電池向け部材を新たに加えることで、市場が拡大する環境・エネルギー分野の事業領域の拡大を図る。

 今月には、四日市工場(三重県四日市市)に建設していた燃料電池用部材の量産対応設備の稼働を開始し、自動車用換算で年1〜2万台に対応できる設備を整えた。このため、「将来の会社を支える屋台骨にしたい」(小柴氏)と、環境・エネルギー分野を収益の柱に据えたい意向だ。

 ただ、太陽電池事業は、今後の伸びを見越し、化学各社が不況下でも投資を強めている。

 部材供給を手がけるトクヤマや三井化学も、今年に入って生産能力を大幅に引き上げている。三菱化学や住友化学は、炭素(カーボン)を主成分とした素材で太陽光を吸収し、発電する有機型の太陽電池の開発を進めており、早ければ2010年にも事業化に踏み切る方針だ。

 後発のJSRがどこまで食い込めるか、不透明な部分もある。(飯田耕司)


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