したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

化学・薬品産業総合スレッド

400荷主研究者:2009/04/09(木) 00:29:45

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200903060056a.nwc
三菱ケミカル「資源」「食糧」などで研究所 将来の地球見据え、事業探る
2009/3/6 Fuji Sankei Business i.

小宮山宏東大総長(右)ら外部の人材を活用し、「資源」「食糧」などをテーマに将来の事業化を探る=5日、東京都千代田区のKKRホテル

 三菱ケミカルホールディングスは5日、「資源・環境」「水・食糧」などをテーマに将来の事業化を探る新会社を4月1日に発足させると発表した。シンクタンク(総合研究所)のような位置づけで、アドバイザーに東大総長、所長にカリフォルニア大教授を迎えるなど、外部の人材も活用する。研究成果を三菱ケミカルに提案し、事業化につなげる。

 新会社は「地球快適化インスティテュート(研究所)」。小林喜光・三菱ケミカル社長が社長を務め、東京大の小宮山宏総長がアドバイザー、グレン・フレドリクソン・カリフォルニア大サンタバーバラ校教授が所長(取締役)に就任するなど外部の人材を積極的に活用した。

 資本金1000万円で、三菱ケミカルが全額出資する。予算は三菱ケミカルの総予算の約1%の年10億円程度を予定している。

 未来予測室と、研究推進室から成り、未来予測室は「新エネルギー、資源創出」「水・食糧」「健康(医療分野)」「未来社会(生活、文化、政治経済)」について、調査対象国を決めて情報を収集し、解析する。解析結果をもとに、研究推進室が世界中の先端的研究者に委託研究を依頼し、事業の道筋をつける。

 研究成果は、アドバイザーや所長が評価し、三菱ケミカルに事業化を提案する。テーマは3年ごとに見直すとしている。

 この日、東京都内で会見した小林喜光社長は「30年後の地球環境に役立つために、会社がどうあるべきかを考える組織になる。社員には会社のことばかりでなく、日本や地球について考えてほしい」と研究所の意義を強調した。

 アドバイザーに就任する小宮山宏東大総長は「地球資源は無限でなく有限だ。情報を効率的に活用し、問題を解決していきたい」と抱負を語った。

 三菱ケミカルの事業会社の三菱化学は、ナフサ(粗製ガソリン)ではなく、でんぷんの発酵技術を活用してできる「コハク酸」などが原料のプラスチック開発に成功している。来年にも実証プラントを建設する計画だが、こうした取り組みには、「資源、環境に貢献できない化学会社は淘汰(とうた)されて生き残れない」(小林社長)との危機感があり、早期の事業化をめざす。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板