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化学・薬品産業総合スレッド

380荷主研究者:2008/12/30(火) 02:12:01

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200811250004a.nwc
【奮闘 トップシェア企業】(1)根本特殊化学 明るさ10倍で米市場開拓
2008/11/25 Fuji Sankei Business i.

非常口などに採用されている夜光塗料。松沢社長は、セキュリティー分野の比率が高いため景気の波を受けにくいと指摘する

 創業以来、独創的な夜光塗料技術を開発し続け、世界の夜光塗料シェアの約8割を占めている。中でも時計用はほぼ100%と独占状態にある。躍進のきっかけは1993年に開発した夜光塗料のN夜光「ルミノーバ」。それまでの10倍の明るさと発光時間、耐久性に、放射性物質を使わない安全性も実現して大ヒット。従来は夜光塗料が使われなかった場所にも用途を広げた。

 2001年の米中枢同時テロ後のテロ対策強化が米国での需要拡大に結びついた。ニューヨーク市は条例で、一定の高さ以上のビルに、暗闇や停電下でも避難誘導ができる安全表示システムの設置を義務付けたからだ。

 従来は非常口の表示は電光表示が主だったが、電気を使わず配線も不要で、停電による機能停止の心配がないルミノーバが飛ぶように売れた。いまや多くのニューヨークのビルの階段の誘導ラインや、非常口のサインに採用されている。

 ◆少ない円高リスク

 低コストで安全を確保できることに加え、電力が不要なため二酸化炭素(CO2)も排出しない。「全米のビルの電光表示をルミノーバに切り替えたとしたら、原子力発電所3基分のエネルギーが節約できる」と試算する。日本でも地下鉄や地下街などの避難誘導用に設置されているほか、欧米の豪華客船内の避難誘導システムにも採用されている。

 独自技術を武器に海外展開にも70年代から取り組んできた。90年代のバブル経済崩壊のころから国際化へのシフトを本格化。2008年5月期の売上高は国内42%、海外は58%。生産は国内が29%で、海外が71%と海外中心の事業構造になっている。

 世界的な景気悪化は同社の有力顧客であるビル建設の着工にも影を落とすが、松沢隆嗣(たかし)社長は「マーケットは欧米が軸で、影響はあっても、生産も海外へシフトしたので、円高はヘッジできる」と自信をみせる。主力の夜光塗料は防災センサーなどセキュリティー分野の比率が高く、景気の波を受けにくいためだ。海外生産比率の高さが円高リスクを他の製造業より受けにくくしている面もある。

 同社はシェアに安住せずに技術革新に挑戦し続けてきた。創業は根本謙三氏による太平洋戦争開戦の1941年にさかのぼり、戦後も夜光塗料事業を主軸に現在に至る。

 ◆放射性物質を排除

 1960年には、それまでのラジウムを使用した夜光塗料に代わるプロメチウムを使用した夜光塗料を開発する。その明るく輝く特長から日本の時計メーカーに採用され、世界中に輸出され、時計産業の発展に大きく寄与した。

 しかし環境保護の意識の高まりから、環境が一変する。人体への影響はないとはいえ放射性物質のプロメチウムへの懸念が高まり、事業継続も危ぶまれる窮地に追い込まれた。

 だが「どこもやらない分野で独創的な技術を開発、オンリーワン企業を目指す」という企業理念を追求。着手から3年後の93年に放射性物質を使用しない夜光塗料の開発に成功した。

 現在は景気悪化による業績への影響は小さいものの、売上高は07年5月期が71億6000万円、08年5月期が約70億円と停滞気味。世界経済がさらに悪化すれば同社も安穏としていられない。今後の荒波を乗り切るための先手として、6月には各部門を分社化。機動力を高めるとともにリスクを分散し、合理化も進める方針だ。持ち株会社化も視野に入れ、各事業の次への発展を目指す。(佐竹一秀)

                   ◇
【会社概要】根本特殊化学
 ▽設立=1941年12月
 ▽資本金=9900万円
 ▽従業員数=1178人(11月現在、グループ会社含む)
 ▽社長=松沢隆嗣
 ▽売上高=約70億円(2008年5月期、連結)
 ▽本社=東京都杉並区上荻1の15の1丸三ビル
 ▽事業内容=蛍光塗料、煙センサーの製造・販売など


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