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化学・薬品産業総合スレッド
301
:
とはずがたり
:2007/10/25(木) 10:17:46
キリンHDの協和発酵買収 国際的な研究開発競争激化 資本強化で生き残り
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200710200006a.nwc
FujiSankei Business i. 2007/10/20
医薬品企業の研究開発費国際比較
http://tohazugatali.web.fc2.com/industry/200710200006a1.jpg
キリンホールディングス(HD)が協和発酵工業を傘下に置く方針を固めるなど、医薬品業界の再編が加速している背景には、国際的な研究開発競争の激化がある。国内外の市場で生き残っていくには、「技術力に加え、スピードが必要」(国内大手)というのが、“ビッグ・ファーマ”と呼ばれる欧米の巨大製薬企業に規模で及ばない国内各社の厳しい現実だ。そのために、ライバル同士のM&A(合併・買収)も含め、資本力の強化による研究開発費の確保が重要になっている。
キリンHDによる協和発酵工業の買収交渉にも、こうした背景が見え隠れする。
国内製薬12位の協和発酵は、バイオ技術で培った「抗体医薬」の研究開発で、国内大手に先行している点が、最大の強みだ。抗体医薬は、化学合成による通常の薬とは違い、体内で細菌などの抗原を攻撃する「抗体」の仕組みを薬に応用するものだ。
抗体医薬は、がん細胞などにターゲットを絞って、そこだけを攻撃することができるため、医療現場のニーズは年々高まっている。画期的な新薬を開発できれば、抗がん剤や免疫抑制剤といった高額な難病治療薬を市場に出すことができる。
キリンHDの医薬品部門、キリンファーマもこの分野に強いことから、両社の動きは「独自性を強めて生き残りを図るため」(製薬大手)と受け止められている。
というのも2006年度の両社の連結研究開発費は、協和発酵(医薬部門)が約285億円、キリンファーマは182億円と内外の有力メーカーに遠く及ばない。こうしたハードルを乗り越え、世界市場でビッグ・ファーマと戦えなければ、開発に高い費用とリスクが伴う医薬品ビジネスに妙味はない。
協和発酵は、「地道に研究開発を続けた抗体医薬は、ビジネスとして成長した」(首脳)と自信を示してきた。しかし、国内だけみても、業界4位のエーザイが4月、米国のバイオベンチャー「モルフォテック社」を買収。抗体医薬に本格参入の道筋を作った。
キリン、協和発酵の動きは、互いの資本力、技術力を生かした競争力強化と買収防衛の取り組みといえそうだ。
キリン『ビール依存』脱却 協和発酵買収方針 利益率高い医薬分野強化
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2007102002057757.html
2007年10月20日 朝刊
大手ビールメーカー、キリンビールの持ち株会社、キリンホールディングスが医薬大手の協和発酵工業を買収する方針を固め、交渉に入った背景には少子高齢化や若者のビール離れなどによりビール消費が頭打ちになっている現状がある。キリンはさらなる成長のためには酒類事業以外の分野に活路を求める必要があり、利益率の高い医薬分野の強化を目指す。 (荒間一弘)
キリンは昨年十二月、ワイン大手のメルシャンを子会社化し、酒類事業においてはすべての分野で足固めを終えている。しかし、ビール類需要は一九九四年をピークに微減傾向が続いており、今年一−九月の出荷量も業界全体で過去最低。今後、少子高齢化による酒類市場の縮小も避けられないことから「ビール、酒類以外への展開」は必須となっている。
現在、キリングループの中で医薬事業は売上高では約4%だが、営業利益では約10%を占め、この分野の成長への期待は大きい。同社の中期経営計画では二〇〇九年には二兆千五百万円の連結売上高を達成する目標を立てており、加藤壹康社長も「シナジーが出せる事業であれば積極的に投資を行っていきたい」という方針を表明していた。協和発酵の買収が実現すれば目標達成が一気に近づくことになる。
協和発酵側でも「経営環境の厳しい医薬品業界で単独で生き残るのは難しい」と危機感を持っており、資金力のあるキリンの傘下に入ることで新薬開発力が上げられるメリットを前向きに検討しているとみられる。
キリンのライバルのアサヒビールも昨年五月にベビーフード最大手の和光堂を子会社化、今年二月にはカゴメと業務資本提携を行うなどビール以外への展開を積極化させている。生き残りをかけて今後も企業の合併・買収(M&A)による事業強化がビール・食品業界で進むことが予想される。
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