[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
化学・薬品産業総合スレッド
2400
:
とはずがたり
:2022/09/24(土) 20:41:02
燐って稀少資源になりつつある気がしてたけど価格暴騰すれば幾らでも手に入るんだなw
>特に「リン酸」の原料であるリン酸アンモニウムは、約90%が中国からのものだ(った)。
>中国に代わる輸入元としてアフリカのモロッコなどから手配しようと奔走している。
>輸送コストが上昇するので、リン酸の輸入価格は2年前と比べると3倍近くになっている。
>神戸市東灘区の東(ひがし)水環境センターでの下水を処理するときに出る汚泥からリン酸を抽出する取組みが注目を集めている。同センターは、神戸市内に住む151万人のうち約37万人分の生活排水を処理
>「こうべ再生リン」は年間130トンの生産能力がある
>福岡市に七つある下水処理施設の一つ、東区の和白(わじろ)水処理センター。
>年間に最大で150トンを見込める
>再生リンを使った肥料は従来品より2〜3割価格を低く抑えられる
2022/08/25 18:00
下水処理場の汚泥から抽出 資源循環型の肥料「こうべ再生リン」に注目
https://forbesjapan.com/articles/detail/49821
多名部 重則 ,
OFFICIAL COLUMNIST
地方発イノベーションの秘訣
ロシアによるウクライナ侵攻は、食料を特定の国からの輸入に頼っていると、輸出の制限が行われたりしたときに「食の安全保障」が直ちに脅かされることを世界の人々に知らしめることとなった。
そんな「食の安全保障」の問題が、いま食料そのものではないが、農業で使われる「肥料」でも指摘されている。
肥料は、「窒素、リン酸、カリ」という3つの主な成分で構成されている。肥料が詰められる袋の表面には「3-18-10」などと、それぞれが何パーセントずつ含まれているのかが、大きな文字で記載されているのが通例だ。これは国内だけでなく万国共通している。
日本では、化学肥料の原料のうち3成分とも、ほぼ全てを輸入に頼っているのが現状だ。特に「リン酸」の原料であるリン酸アンモニウムは、約90%が中国からのものだ。化学肥料以外にも、たい肥などの有機肥料もあるが、国内での使用量は限られている。
肥料メーカーからの引き合いも増加
昨年10月、中国政府が肥料原料の輸出規制を強化すると、日本へのリン酸の輸出はほぼ停止した。この背景には、穀物の国際価格が上昇したので、自国での食料生産を維持するために、中国国内で使用する肥料の確保を優先したからとみられている。
そのため、現在、日本政府や国内の肥料メーカーは、中国に代わる輸入元としてアフリカのモロッコなどから手配しようと奔走している。しかしリン酸アンモニウムの原料となるリン鉱石は産出国が限られていて、事態は容易に進展していない。また、中国と較べると輸送コストが上昇するので、リン酸の輸入価格は2年前と比べると3倍近くになっている。
そんななかで、神戸市東灘区の東(ひがし)水環境センターでの下水を処理するときに出る汚泥からリン酸を抽出する取組みが注目を集めている。同センターは、神戸市内に住む151万人のうち約37万人分の生活排水を処理する大規模な下水処理場だ。
なぜ下水道の汚水からリン酸が取り出せるのかというと、生活排水である人間のし尿にリン酸が含まれているから。もともとは食べ物に含まれていたリン酸なので、それを肥料にしてコメや野菜といった農作物に取り込まれ、再び食べ物になるというのは、自然の摂理にかなっている。
2年前までは、下水からリン酸を取り出すコストが輸入価格の3倍もかかった。これを販売価格に転嫁していたので、肥料メーカーからは見向きもされなかった。ところが、リン酸アンモニウム自体の入手が難しくなり、輸入価格が高騰するいま、肥料メーカーからの引き合いが増えているのだ。
下水処理場で、どうやって汚水を海や川に放流できるまできれいにしているのかといえば、まず汚水に含まれる固形物を沈めて取り除く。そのあと水に溶けている有機物(汚れ)を微生物が食べて分解する。やがて微生物は固形物として沈むのでそれを除去すると、自然の水と変わらないレベルにまで浄化されるというわけだ。
ただ、沈んだ固形物は汚泥のような状態で、臭いもきつく衛生的にも良くない。そこで、消化タンクと呼ばれる大きな容器に入れて、空気と光を遮断し約30?40日間、約40度で加温する。
すると、メタン菌の働きで汚泥の中の有機物が分解されるので、メタンガスと二酸化炭素を含んだガスが発生し、臭いも取れてこれ以上の化学変化が起きにくい物質になる。通常であれば、これを絞って水分を減らし、焼却することで下水処理の工程は終わる。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板