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化学・薬品産業総合スレッド

2289荷主研究者:2020/06/21(日) 22:13:15

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00555086?isReadConfirmed=true
2020/4/15 05:00 日刊工業新聞
住友化学、アルミナ生産能力1.5倍 リチウム電池向け

住友化学の高純度アルミナプラント

 住友化学は「リチウムイオン電池(LIB)用アルミナ」の生産能力を従来比1・5倍に増強した。セパレーター表面に塗布し、耐熱性を付与する用途の需要増加に対応する。アルミナ(酸化アルミニウム)は耐薬品性や高熱伝導性などの特性を持ち、セラミックスや放熱材など多用途に使われる素材。第5世代通信(5G)市場を狙った新素材も開発し、事業拡大を図る。

 LIB用アルミナは、ボーキサイトから生産した水酸化アルミニウムを焼成してできる純度99・9%クラスの製品の一つ。数億円を投じて年初に愛媛工場(愛媛県新居浜市)に加工設備を増設した。生産能力は非公表。

 5G市場向けには、LIB用とは別の方法で生産する純度99・99%クラスの「高純度アルミナ」の新製品を展開する。直径0・1マイクロ―0・2マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の極めて小さな球状の超微粒子「NX―A」シリーズを開発した。既存設備を一部活用して年産数百トンの生産体制を整え、2022年度に発売を目指す。投資額は15億―20億円程度。

 NX―Aは球状の超微粒子のため、樹脂に高充てんでき、放熱材の性能を高められる。5G基地局やスマートフォンの熱対策として訴求する。また、セラミックス材料にすると、内部のアルミナ粒子間のすき間を減らし、高密度化できる。半導体製造工程の搬送用部材での利用を見込む。

 金属アルミをアルコールと化合し、加水分解、焼成する「アルコキシド法」で生産する。同社は高純度アルミナ世界大手の一角。生産性の高い同製造方法で超微粒子を量産し、競合他社を引き離す。

(2020/4/15 05:00)


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