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化学・薬品産業総合スレッド

2236荷主研究者:2019/10/14(月) 12:24:50

https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201909/0012740851.shtml
2019.09.28 神戸新聞
ダイセル、網干工場に1000億円 酢酸など製造設備新設

ダイセルの網干工場(同社提供)

 化学メーカーのダイセル(大阪市)は27日、2021年度までの3年間で網干工場(兵庫県姫路市)に約1000億円を投資することを明らかにした。基幹製品の酢酸と化粧品原料の製造設備を新設。「ダイセル式生産革新(ダイセル方式)」として知られる生産方式に最新の人工知能(AI)を導入し、11月に試運転を始める。(塩津あかね)

 ダイセルは国内唯一の酢酸メーカーで年間45万トンを生産し、半分を外販。自社では酢酸セルロースなどに加工し、液晶ディスプレイ用フィルムやたばこのフィルターなどの原料として販売している。網干工場はダイセルの創業地の一つで、敷地面積約83万平方メートル。酢酸のほか、酢酸セルロースなどを製造している。

 酢酸の製造設備の新設は原料を変更するため。現在使っているアスファルトは、石油元売り企業の合併や道路工事の需要増などにより、低コストでの安定的な調達が困難になる恐れがあり、石炭に切り替えることにした。今年3月に着工し、21年夏の操業を計画している。

 化粧品原料の製造設備の新設工事は7月に開始。現在製造している広島県大竹市の大竹工場と同等の生産能力を備える。来年10月に、化粧品やシャンプーなどに使われる保湿成分の出荷を始める。

 今年11月から試行する新しい「ダイセル方式」では、化学プラントの運転状況のデータなどをAIが解析し、自動制御する範囲を拡大する。半年から1年後に同工場での試行を広げた上で、他工場に導入することを検討。大手化学会社など20社以上がダイセル方式を導入しており、今後、新方式を外部にライセンス供与することも視野に入れる。

 小河義美社長は「網干工場は次世代型の化学工場のモデルとして、積極的に投資していく」と話した。


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