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化学・薬品産業総合スレッド

2154とはずがたり:2018/12/23(日) 14:49:53

56 名前:荷主研究者[] 投稿日:2004/04/12(月) 01:42
>44(>>2085)

1996年8月藤寄駅での目撃では、信越化学は黒井(信越化学)〜藤寄(日本曹達)でカ性ソーダ輸送を行っていた。2000年には藤寄の日本曹達のタンク設備が解体され輸送は終了している。

【信越化学:苛性ソーダ拡販】2004年3月26日 化学工業日報 1面
信越化学 カ性ソーダ拡販 専用タンクなど 新潟に大型物流基地

信越化学工業は、カ性ソーダ販売で攻勢をかける。新潟県に専用タンクを中心とした大型物流基地をこのほど確保。物流効率化によるコスト減とサービス体制の強化で、信越、東北方面における地域販売を拡大する体制を整えた。同社では昨年、今年と引き取り枠を拡大し、国内市場におけるカ性ソーダのシェアを急速に伸ばしている。さらに地域展開を強め、市場でのプレゼンスを高めていく方針だ。

信越化学は、このほど新潟市内に、専用タンク、充填設備などからなるストックポイントを確保した。東港の肥料コンビナート内にあるコープケミカルの敷地にコープケミカルが建設したもので、タンク容量は2千立方メートルとなっている。50%カ性ソーダを約3千トン貯蔵できる。コープケミカルが運用することで長期契約を結んだ。

信越化学では、新潟など下越地区については、これまで鹿島から直江津工場に船で運んだうえで陸送していた。しかし、直江津での自家消費が増える一方、下越でも需要が拡大する傾向にある。直江津では船からタンクまでローリーでのピストン輸送を強いられるうえタンク容量が小さいこともあって、効率の悪さに直面していた。新しい物流拠点は、大型船での直接搬入も可能なため、コストや安定供給、安全面で大幅な向上が見込める。

当面は製紙メーカーや化学メーカーなど既存需要家への供給を中心にしていくが、ストックポイント新設を機に新規需要の開拓、販売地域の拡大も進める。将来的にはタンク増設なども視野に入れていくことになる。

信越化学は、共同出資で運営している鹿島電解での引き取り枠を従来の年12万トンから15万6千トンに今年から増やした。直江津工場の6万トンと合わせ計22万トン体制を確立し、五指に入る国内シェアの獲得に成功しつつある。鹿島での電解製品の引き取り拡大は、原料塩素の安定確保という観点から塩ビ樹脂事業の強化にもつながる。そのためカ性ソーダの拡販は、電解-塩ビのチェーン全体の基盤を強めることになる。米国西海岸など輸出市場へのアプローチとともに、物流体制を拡充し国内でも積極的な展開を図る。


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