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化学・薬品産業総合スレッド

2081とはずがたり:2018/12/23(日) 08:26:18

32 名前:荷主研究者[] 投稿日:2003/06/26(木) 01:05
>>31のような事故が無くなるのだろう、オゾン方式は。しかし南延岡→八代の塩素輸送が無くなるのは寂しいところだ。

2002年1月22日 日刊工業新聞 21面
日本製紙 パルプ漂白をオゾン方式に 「脱塩素」で環境対応 八代工場 国内で初の本格導入

日本ユニパックホールディンググループの日本製紙(東京都千代田区)は、熊本県八代工場のパルプ漂白をオゾン方式に転換する。排水中の有機塩素化合物
を大幅に減らせるオゾン漂白を2001年から検討してきたが、技術的めどをつけたことで国内で先がけて本格導入する。他の手法も併用し総額29億円で03年5月
までに、基幹工場の八代のパルプ漂白を塩素を使わない方式にする。

八代工場のパルプ漂白の2系列のうち、メーンの広葉樹系パルプの日産620トンラインを12億8000万円投じ現状の塩素漂白からオゾン漂白に転換する。03年1月
に稼動予定。オゾン発生装置のほか、金属イオンやヘキセンウロン酸などの副生不純物を除去する新鋭の処理設備も整える。オゾン漂白は排水に塩素を含まな
くなるため、これまでと比べ排水有機成分の燃料エネルギーへの再利用率も高める。もう1系列の針葉樹系パルプの200トンには、二酸化塩素を使う一般的手法
に転換。これら総額29億円の投資で、03年5月に八代工場の漂白工程は塩素を使わない形にする。

オゾン漂白は有機塩素化合物の排出量が塩素漂白の7分の1に減り、漂白の薬品コストが下がるメリットもある。同社は先行して01年に北海道・勇払工場で試験
導入し、性能評価や設備の運転技術の習得に取り組んでいたがめどをつけたことから、八代工場で本格導入することを決めた。ライバルの王子製紙もオゾン漂
白を試験導入しているがテスト段階で導入は広げていない。

製紙各社は環境対応の取り組みとして、パルプ漂白で長年使ってきた塩素を他の薬品に転換する方針を3年前にこぞって表明。これまでの転換の具体的手法と
しては導入作業が比較的容易な二酸化塩素に集中し、新たな運転ノウハウの習得や安価な自家発電エネルギーが前提となるオゾン漂白設備については先行企業
の様子を見ている。

33 名前:荷主研究者[] 投稿日:2003/07/01(火) 23:43

http://www.chemicaldaily.co.jp/news/index.html
2002年4月19日(金)化学工業日報
クボタ-シーアイ化成、塩ビ管事業で包括提携

 クボタの土橋芳邦社長とシーアイ化成の藤原正義社長は18日会見し、塩ビ管事業について包括的(販売を除く)業務提携契約を同日締結したと発表した。6月からそれぞれ年間2万トンの生産受委託を実施する方針で、東日本向け製品を主にシーアイ化成(栃木工場)で、西日本向け製品を主にクボタ(九州クボタ化成、堺工場)で生産する。その一環として、水道用塩ビ管と耐衝撃性塩ビ管の生産をクボタに集約化する一方、リブ付塩ビ管の東日本向け生産と下水道用継手の一部品種をシーアイ化成に集約し、シーアイ化成の生産設備一部削減とクボタ小田原工場のリブ付塩ビ管設備の廃棄を実行する。来年度以降には生産拠点・生産品種の見直しや物流の共同化など一層抜本的な提携策を実行する方針で、2003年度には両社で年間20億円以上の合理化効果を目指す。

34 名前:荷主研究者[] 投稿日:2003/08/10(日) 23:13
>>14

http://www.chemicaldaily.co.jp/news/index.html
2002年6月20日(木)化学工業日報
新第一塩ビ、ペースト塩ビ生産を最適化

 新第一塩ビは、ペースト塩ビの生産体制を再構築する。高岡工場(富山県高岡市)と愛媛工場(愛媛県新居浜市)の両拠点で最適生産体制を組み上げるもので、これまでの各工場単位による効率化から2工場で全体最適な運営ができる体制に切り替える。一部を除き今年度中にも生産品目の再編や設備投資を実施する。汎用塩ビ樹脂に関しては、すでに水島工場の設備停止などで最適体制をほぼつくり上げている。残るペースト塩ビで総合的な生産性向上を図り、事業基盤の安定化を目指していく。


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