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化学・薬品産業総合スレッド

2058とはずがたり:2018/12/22(土) 16:50:20

化学工業日報 2000/9/1 
丸善石化、EO/EG関係会社を10月統合

 丸善石油化学は31日、エチレンオキサイド(EO)、エチレングリコール(EG)事業関係会社2社を10月1日付で統合、新会社「丸善ケミカル」を設立すると発表した。統合・合併するのは日曹油化と日曹丸善ケミカルの2社で、日曹油化が存続会社。丸善石化は昨年10月、EO/EG生産合弁会社「日曹丸善ケミカル」の一方の親会社である日曹油化を買収、EO/EGで日曹油化、日曹丸善ケミカルの2社体制となったことから、当初から2社を統合、再編成することを明らかにしていた。合併新会社「丸善ケミカル」は資本金32億円で、丸善石化が100%出資する。本社は東京中央区八丁堀に置き、社長には柏木克之丸善石化取締役・丸善油化商事社長が就任する予定。従業員は約200名。

丸善ケミカル 
・ 設立   2000年10月1日
・ 資本金   32億円(丸善石油化学 100%)
・ 事業目的   酸化エチレン・エチレングリコールおよび各種石油化学製品、化学工業製品、医農薬関係等の製造ならびに販売

沿革
1963/6   日本曹達(株)の100%出資により日曹油化工業(株)を設立
      五井工場操業開始
1969    日曹油化工業に帝人が参加(EG需要家)
1975/5   四日市工場操業開始
1985/10  五井工場を分離独立させ、日曹丸善ケミカル(株)を設立
      日曹油化工業(株)と丸善石油化学(株)の折半出資
1999/12  丸善石油化学(株)が日曹油化工業(株)の親会社となる
2000/10  日曹油化工業(株)と日曹丸善ケミカル(株)が合併
      丸善ケミカル(株)発足

5: 荷主研究者 :2003/07/14(月) 02:36
これにより、鹿島(奥野谷浜)→四日市(塩浜)の酸化エチレン輸送が開始されたわけだ。

http://www.m-kagaku.co.jp/rel/1999/99101901.htm
平成11年10月19日 エチレングリコール及び酸化エチレン生産の鹿島事業所への集約化について
三菱化学株式会社  

三菱化学株式会社は、2000年末の四日市事業所のエチレンプラント停止に併せ、同事業所のエチレングリコール(EG)及び酸化エチレン(EO)の両プラントを停止し、生産を鹿島事業所に集約することといたします。
集約後、EOGの生産量は減少いたしますが、EGにつきましては国内販売は従来通り継続し、輸出分については海外品の手当等により対応することといたします。また、EOにつきましては、鹿島事業所より四日市事業所へ移送し既存のタンクをストックポイントとして利用することにより、中部以西へのEO販売及び四日市事業所におけるEO誘導品の生産は、従来通り安定的に継続いたします。

EG事業を取り巻く環境は、世界的な供給過剰並びに最近のナフサ高騰及び円高の影響で厳しい状態が継続しています。さらに、2000年から2001年にかけて、海外での低コストエチレンを原料としたコスト競争力ある大規模プラントの新増設が相次ぎ、今後一層厳しい状況が想定されます。
このような状況を踏まえ、同事業の抜本的な再構築として四日市事業所のEGプラントの停止を行うこととしたものです。
また、EO事業に関しては、国内で安定した需要が見込める重要な事業であり、さらにEOとしての競争力の強化を図るため、鹿島事業所に生産を集中化することで最大限の合理化効果が得られるとの結論に達し、四日市事業所のEOプラントも停止いたします。

当社は、石化事業につき、2000年末の四日市事業所のエチレンプラント停止後、エチレンの生産を鹿島、水島両事業所に集約化し、当社内需に見合う年産能力130万トンフル生産体制により水際競争力の確保と事業基盤の強化を図り、併せて各誘導品の安定収益を確保することを基本戦略としており、今回の四日市事業所のEG及びEO両プラントの停止は、同戦略の下決定されたものです。

以 上 

EG及びEOプラント生産能力 単位:千t/年  
製品名 能力(現状) 能力(集約化後)
EG 四日市 85  0 
   鹿島 267  267 
EO 四日市 111  0 
鹿島 257  257


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