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化学・薬品産業総合スレッド
2
:
荷主研究者
:2003/12/07(日) 23:24
【旭化成】2003年2月27日 化学工業日報 2面
旭化成 水島支社 誘導品再構築でコンビ最適化 SM アジア最大に 既存設備休止せず CHはラクタム向け強化
旭化成は、ケミカル事業の国内主力拠点である水島支社(岡山県)の誘導品再構築を中心としたコンビナート最適化を追求する。コア製品であるスチレンモノマー(SM)では一系列・年33万トン能力の設備建設を進めているが、当初予定を変更して既存設備の同15万トン設備を休止しないことを決めた。これにより合計で同79万トンとアジア最大規模の生産能力を持つことになる。水島ではSMへの約100億円投資を中心に、シクロヘキサノール(CH)増強やポリカーボネートジオール(PCD)新設など、ここ2年間で約200億円を投資し誘導品の再構築を図ってきたが、来年度はこうした競争優位製品への投資案件が回収期に入ることから、主力のケミカル事業で収益基盤の一段の強化を目指すことになる。
水島支社は年47万トン能力のエチレンを軸にベンゼン、アンモニア、アクリロニトリル(AN)、SM、CHといったモノマー類から、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂、ポリアセタール(POM)、エポキシ樹脂といったポリマーまで一貫して手掛ける一大コンビナート。2001年にはエチレンセンターである山陽石油化学を100%出資子会社とするなど、コンビナート最適化および大幅なコスト削減計画を進めてきた。
SMでは当初、新鋭プロセスによる年33万トン設備を新設する一方、既存の15万トン設備を休止する計画だった。ただアジアではABS樹脂向けが回復傾向にあるほか、同社が戦略拡大事業に位置付けるエラストマー向けでも安定供給の必要が生じている。さらに中国のPS向け需要がここにきて急速に拡大。同社でも中国・張家港に米ダウ・ケミカルとPS合弁を昨年に立ち上げるなど、生産面での対応に迫られており、計画を変更して既存設備を休止しないことを決めた。これによりアジア最大規模の競争力を持つことになる。
ナイロン原料のCHは同10万トン設備を50%増強する工事を進めており現在、試運転に入っている。3月12日には竣工式を行う予定で、本格的な商業運転に入る。韓国でローディアと共同で建設を進めるアジピン酸(同6万5千トン能力)向けに供給する狙い。SM新設で副生する水素を有効利用するため、旭化成ではCH原料に活用ことも検討する。ただCHはこれ以上の増強余地はないとしており、今後アジアでの新設計画に焦点が集まりそうだ。またCHでは自消のナイロン66向けのほか、ナイロン6原料のカプロラクタム向けに展開を強めるため、シクロヘキサノンを事業化することも今後検討していく。(渡邉 康広)
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