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化学・薬品産業総合スレッド
1911
:
荷主研究者
:2017/11/07(火) 23:09:41
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00448696?isReadConfirmed=true
2017/10/31 05:00 日刊工業新聞
精製ゲルマニウム国産化 カーリットHD、来年めど試作販売
レンズは軍事用が中心だが今後自動車用途も期待される(インゴット製品例)
カーリットホールディングス(HD)は赤外線カメラのレンズ材料などに使う精製ゲルマニウムの国産化に乗り出す。原料を北米から輸入して2018年3月までにインゴット(塊)などの試作販売を始める。不良品や加工工程で出る切りくずの回収・再生事業も行う。レアメタル(希少金属)であるゲルマニウム製レンズは軍事用途と一部の高級民生用途が中心。ただ、中国への原料依存度が高く、国産化や安定供給を望む声が上がっていた。
カーリットHD傘下のシリコンテクノロジー(長野県佐久市)が信濃工場(同)で精製ゲルマニウムの一貫生産を行う。輸入した二酸化ゲルマニウムの還元から精製、インゴット製造、単結晶化まで手がける。
設備導入が完了する12月以降の年産能力は2トンになる。切断などの後工程についても、協力会社へ委託できる体制を敷く。現在、国内のレンズ加工業者は精製ゲルマニウムのインゴットや単結晶を中国などから輸入して、切断や研磨を施してレンズ製品に仕上げている。原料精製から日本国内で行っているメーカーはないと見られる。
同社は既設の半導体用シリコン製造装置を転用でき、大規模な設備投資をせずに参入できる。18年から試作販売し、2年後をめどに採用を目指す。
ゲルマニウム製のレンズは高屈折率や高透過率が特徴だが、価格が高いのがネック。そのため、熱を追尾するミサイルや暗視スコープなど軍事用途が中心となる。
精製ゲルマニウムの生産量は中国が全世界の約7割を占めていると言われ、市況変動や政治情勢などによって中国外への供給が安定しないリスクがある。レンズ原料の国産化は日本の安全保障の観点でも重要な取り組みと言える。
(2017/10/31 05:00)
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