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化学・薬品産業総合スレッド

1896荷主研究者:2017/10/01(日) 11:34:20

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00442834?isReadConfirmed=true
2017/9/13 05:00 日刊工業新聞
水島の現在地・エチレンセンター統合1年半(上)定修データで保安強化

三菱ケミカル旭化成エチレンのプラント外観(分解炉)

 三菱ケミカルと旭化成が水島地区(岡山県倉敷市)のエチレンセンターを統合して1年半がたつ。7月の頭に当面の目標だった定期修理が終わり、第一関門をクリア。この1年半は石油化学品の市況高が続いたことで、「決断は時期尚早だった」との一部批判も受ける。ただ、当の2社は過去に興味はない。中長期視点で高付加価値化の成長路線を突き進む。(3回連載)

【後悔は皆無】
 三菱ケミカルと旭化成は水島地区のエチレンセンターを従来の2基から1基へ集約したことに後悔は皆無だ。センターを運営する三菱ケミカル旭化成エチレン(東京都千代田区)の坂元誠社長は「2基とも残っていたら、年間約30万トンのエチレンを外販しないといけない。その量が市場に出てくると、今と様相は全然変わる」と強調する。同社の沼田宏明副社長も「状況が悪くなった局面でもフル稼働を維持できるのがみそだ。ダウンサイドのリスクが発現した時の影響を最小化できる」と、時期尚早との指摘に反論する。装置産業にとって高稼働の維持が鉄則だからだ。

 「エチレンが足りず、他社から少し買うぐらいの現状でこういう(需給逼迫(ひっぱく)の)環境になっているなら、両親会社にとって今の方がいい」(坂元社長)と割り切る。市況変動に煩わされる無駄な時間を排除し、経営陣が成長戦略の立案・遂行に集中できる利点は大きい。

【半月稼働停止】
 この1年半には悔しい思いもした。統合早々の2016年7月末から半月の間、プラントが冷媒系の不具合により停止してしまった。同社の江原誠二水島工場長は「これまで予想していなかった設備でトラブルが起こった」と反省しきり。稼働開始から50年近く経過しているが、老朽化を親会社への原料供給責任の言い訳にはできない。

 約2カ月の定期修理では設備点検を今まで以上に徹底した。「我々は本当に自分たちの設備を隅から隅まで見ていたのかと原点に立ち返った」(江原工場長)といい、ゼロベースで点検項目・範囲を見直した。「その結果、やって良かったという箇所が数件確認できた」(同)と転んでもただでは起きない。

【新たな財産】
 今回の定修データは新たな財産となる。「我々の予想の範囲を超えた(腐食などの)データが出ている部分で要因を解析する。設備保全のサイクルに関して予想精度の向上に生かしたいし、配管などの材質変更まで発展する可能性はある」(坂元社長)と工場の基盤強化に余念がない。

 次の目標は高圧ガスの自主保安の認定取得で、18年末を目指す。現在は実際の設備運営は三菱ケミカルへ委託している形だが、同認定取得をもって名実ともに三菱ケミカル旭化成エチレンの自主運営体制へ移行する。

 立ち止まっている暇はない。

(2017/9/13 05:00)


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