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化学・薬品産業総合スレッド

1835荷主研究者:2017/04/09(日) 22:42:25

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00421896?isReadConfirmed=true
2017/3/23 05:00 日刊工業新聞
三菱ケミカル始動(3)人事システム共通化 成長へ人材最適配置

世界で活躍できる人材の戦力化を急ぐ(三菱樹脂の研修)

 新生「三菱ケミカル」はグローバル展開を加速させる人事制度を導入する。全世界のグループ会社で職務等級と評価基準を共通化して、人材を機動的に配置できるようにする。

 三菱ケミカルホールディングス(HD)執行役員人事室長の二又一幸は、「三菱ケミカル籍の日本人従業員だけで戦っているわけではない」と世界視点の重要性を説く。従来、各法人・各国で閉じていた人材管理を世界で統一することで、国内外のグループ従業員約4万1500人のデータベース(DB)を構築できる。

 成長市場や重点事業への人材最適配置だけが目的ではない。「世界各国のスタッフを把握して仕事を通して育成する。キャリア・ディベロップメント・プラン(キャリア開発計画)をつくって戦力化していく」と、二又は3社統合の機会を最大限利用する。

 また、新制度は人材の将来性にも着目する。人事室グループマネジャーの田中真彦は「その人がどれくらいの可能性を秘めているかを見て、人材の力を適正に評価して登用する仕組みを織り込む」と難題に挑む。

 統合新社は職務主義を基本とし、現在の仕事で成し遂げた成果を毎年評価する。ただ、今の課長が部長になっても同じく高い業績を上げられるかは別の話。深い能力評価を基にした人材配置ができれば、組織の活性化につながるのは間違いない。しかし、“言うは易く行うは難し”だ。

 「3年後、5年後は誰も分からないが、複数の意見を客観的に集めることで評価の精度が上がるはず」と、田中の試行錯誤は今後も続く。

 統合新社の従業員にとって、最大の関心事は給与体系だ。現在、全従業員へ通知しているところ。二又は「新しい給与の構成や金額、手当などの変更を知らせている。結果として増える人も減る人もいるので、大きく減る人には一定期間の補償措置を用意する」と細心の注意を払う。

 手当も3社で異なっていた。三菱ケミカルHD社長の越智仁は、「世の中の求めに沿って、配偶者手当より育児・介護手当を厚くする給与体系に変えた」と時代に合わせる。

 これほど大規模な会社統合にもかかわらず、新しい人事・給与制度を1年半で完成させて4月のスタートに間に合った。産業界でも前例のない速さだろう。(敬称略)

(2017/3/23 05:00)


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