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化学・薬品産業総合スレッド
1765
:
荷主研究者
:2016/11/19(土) 16:14:04
http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00404829?isReadConfirmed=true
2016/10/28 05:00 日刊工業新聞
挑戦する企業/三菱ケミカルHD(7)先陣切る医薬品 利益減でも社外と協業加速
他企業との連携で研究開発を加速する(米国子会社のタナベ リサーチ ラボラトリーズ アメリカ)
「小林喜光さんは1年半くらい前まで医薬品事業にあまり関心がなかったが、『医薬こそがオープン・シェアード・ビジネスの先陣を切っている』と説明し続けたら納得してくれた」。田辺三菱製薬社長の三津家正之は笑顔でこう振り返る。
【製薬が手本】
親会社の三菱ケミカルホールディングス(HD)は、グループ内のシナジー向上に腐心してきた。同社会長の小林からすると、薬の世界は畑違いに感じられた時期があったのだろう。だが医薬品開発の難易度は上がり続け、製薬企業は社外との連携が不可欠と考えられている。“融合”が課題の同社にとっては、田辺三菱が一つの手本になるとも言える。
三津家はシェアード・ビジネスという言葉に、「利益が減ってもアウトバウンドを重視する」との思いを込める。従来は学術機関やベンチャーから創薬シーズや技術を獲得する、いわばインバウンドの姿勢だった。今後は他社への導出や異業種との協業を、自社から積極的に働きかける必要があるとしている。
その一例が、英製薬大手アストラゼネカ(AZ)の傘下である米メディミューン(メリーランド州)との提携だ。同社は抗体と、抗がん剤などの薬剤を融合させた抗体薬物複合体(ADC)に強みをもち、田辺三菱からも抗体技術を持ち込んで共同研究を進める。
これだけならば「今までのオープンイノベーションの世界」(三津家)だが、今回はAZ側へ、希望すれば臨床試験や販売に参加できる権利を付与した。「自前でやるよりもAZとやった方が品物は大きくなり、スピードも上がる」(同)。AZは欧米を、田辺三菱は日本やアジアを担当する展開が考えられそうだ。
【ガスも薬に】
さらに三津家は、三菱ケミHD傘下の他事業会社との協業も進める構えだ。医療用ガスを手がける大陽日酸と連携し、新たなコンセプトの医薬品づくりを模索している。「今後の新薬開発を考えると、これまでのような単一の化合物や抗体だけではなかなか道が開けない。さまざまな材料との組み合わせが必要で、ガスもそれに含まれる」。総合化学メーカー系の製薬企業である強みが生きる分野と言えそうだ。
もっとも、その具現化は決して容易ではないだろう。融合の旗手を自負する三津家のリーダーシップはこれから試されることになる。
(敬称略)
(2016/10/28 05:00)
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