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化学・薬品産業総合スレッド
1763
:
荷主研究者
:2016/11/19(土) 16:12:27
http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00404459?isReadConfirmed=true
2016/10/26 05:00 日刊工業新聞
挑戦する企業/三菱ケミカルHD(5)ディスプレーで協奏
三菱樹脂のディスプレー向け光学フィルム
「我々は自動車で言うところのティア1だ」。三菱化学執行役員の勝呂芳雄は液晶パネルメーカーとの関係性を誇る。「私が訪問すると各社のCTO(最高技術責任者)級と会える。より核心情報が得られる」と1次下請けの強みは大きい。
【太いパイプ】
液晶パネル向けのインク材料、特に独自の黒色で韓国大手2社と太いパイプを築いている。特殊なブラックはカラーフィルターなどに数多く使用され、最先端の液晶テレビのほぼ全てに搭載される。勝呂は「液晶の値下がりは激しく、顧客から製造工程にイノベーションを起こす材料を求められる。そのブラックはある工程を半減できる」と豪語する。
一方で、三菱樹脂の光学系フィルムも偏光板やバックライト向けで強いが、パネルメーカーから見るとティア2、3の域を出ない。3社統合で情報共有化やパネル大手との商談が実現し、“昇格”の可能性も広がる。「短中長期の開発方針や有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)への考え方が直接入ってくる」と勝呂は情報量の差を強調する。
韓国、中国そして日本の液晶パネル各社が現在、投資を集中しているのが有機ELだ。三菱樹脂取締役の伊藤能彦は「どの部材をやるかはなかなか言えないが、開発をかなり進めている」と次世代ディスプレーへの取り組みを明かす。
光学フィルムでは有機ELが自発光なので、液晶に不可欠なバックライトが必要ない。搭載枚数が減り事業へ大打撃かと思いきや、「(発光層より)前の方で新たなフィルムが必要になるから、差し引き同じくらい」と伊藤は悲観していない。
【チャンス到来】
むしろチャンス到来と前向きだ。有機EL向けのフィルムは構造上で画像に直接影響を及ぼす位置にあり、伊藤は「要求性能が厳しくなるので参入障壁が上がるはず」と予想。強みの樹脂配合や塗布技術はディスプレーだけでなく、主力の食品包装向けにも共通するフィルムのコア技術だ。
統合新社は三菱化学のインクと三菱樹脂の塗布技術を組み合わせた機能性フィルムの開発が“夢物語”でなくなる。勝呂は「今まさに技術シナジーを議論している。組み合わせが実現しなければシナジーとは言えない」と自らを追い込む。(敬称略)
(2016/10/26 05:00)
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