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化学・薬品産業総合スレッド

1557荷主研究者:2015/11/08(日) 00:04:40

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420151020afad.html
2015年10月20日 日刊工業新聞
国内化学各社、セパレーターの生産能力を相次ぎ拡大-2020年見据え先行投資進む

トヨタ自動車の新型プリウス向けLIB

 国内化学各社が、リチウムイオン二次電池(LIB)の主要4部材の一つであるセパレーター(絶縁材)の生産能力を相次ぎ増やしている。世界各国の環境規制強化で電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などLIB搭載車の市場拡大が2020年ごろに進んだ際の需要増を取り込む狙いだ。(水嶋真人)

 セパレーター世界シェア首位の旭化成は16年春に年産能力を5億5000万平方メートルと従来比で倍増する。8月に買収が完了した米国のセパレーター大手ポリポア・インターナショナル(ノースカロライナ州)が持つ年産能力2億平方メートルが加わるほか、日向工場(宮崎県日向市)に約50億円を投じて年産能力6000万平方メートルの生産ラインを新設。同工場と守山工場(滋賀県守山市)の生産性向上などで、さらに年産能力3500万平方メートルを上乗せする。

 旭化成の小堀秀毅専務執行役員は「当社の次の成長エンジンの一つがセパレーターだ」と意気込みを示す。事実、ポリポアの買収は同社にとって最大となる約2600億円を費やした。これにより量産車用LIB向けに採用が進むとされる乾式セパレーターという武器を手に入れた。ポリポアは14年11月、パナソニックと次世代の車載用LIB向けセパレーターの共同開発で合意した。長期的な提携も視野に入れている。旭化成が米国のEVメーカー向けに需要増を十分取り込む体制を整えたと言えそうだ。

リチウムイオン二次電池の構造

 宇部興産もセパレーターの年産能力を17年に現状比4割増の2億平方メートルに増やす。16年7月に宇部ケミカル工場(山口県宇部市)の既存設備を再構築して生産能力を増やし、17年6月に堺工場(堺市西区)で新規設備を設置する。20年にも現状比倍増の3億平方メートルへ増やす計画だ。


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