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化学・薬品産業総合スレッド

1546荷主研究者:2015/10/12(月) 11:22:59

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820150924cbal.html
2015年09月24日 日刊工業新聞
総合化学大手4社、経営資源を高機能品へ集中投資-中国メーカー台頭で生産再編鮮明に

工業用地186万平方メートルを誇る三菱化学黒崎事業所(中央)「デュラビオ」の生産設備が12年に稼働した

 中国メーカーの台頭を背景に、国内化学業界が汎用品から高機能品へ経営資源を移す動きが加速している。国内化学大手の創業地も例外ではなく、高機能化学品への生産再編が鮮明となっている。(水嶋真人)

 「80年の誇りを持って、高機能商品事業を拡大させていく」。染料工場として稼働してから80年という節目の年を迎えた三菱化学黒崎事業所(北九州市八幡西区)所長の小林英信執行役員は抱負をこう語る。

 黒崎事業所は1960年代、高度成長の波に乗り生産を始めたポリエステル繊維原料の高純度テレフタル酸(PTA)、ナイロン原料のカプロラクタム(CPL)など化学品生産設備を99年以降、相次ぎ停止した。一方で、40年の生産実績を持つポリカーボネート(PC)樹脂の技術を生かした植物由来のPC樹脂「デュラビオ」の生産設備(年産能力5000トン)が12年に稼働した。デュラビオは、スズキの軽乗用車「ハスラー」や「アルト ラパン」の内装部品などに採用された。

 旭化成発祥の地で創業92年の延岡支社(宮崎県延岡市)。84年の歴史を持つ再生セルロース繊維「ベンベルグ」で約40年ぶりに増産投資が行われた。約30億円を投じた増産設備が14年6月に稼働。年産能力1万6500トンと従来比1割増えた。ベンベルグを増産投資できたのは世界で旭化成しか生産していない製品だったからだ。

 三井化学も創業103年を迎えた大牟田工場(福岡県大牟田市)で独自製品への投資を決めた。薄くて軽いメガネレンズ材料として需要増が続くメタキシリレンジイソシアネート(XDI、年産能力5000トン)の生産設備を建設中で、年内の稼働を見込む。


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