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化学・薬品産業総合スレッド

1498荷主研究者:2015/07/04(土) 22:58:25

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820150611cbae.html
2015年06月11日 日刊工業新聞
三菱化学、水島事業所で有機薄膜太陽電池を実証-プラントと連動、20年度に利益創出

 三菱ケミカルホールディングス傘下の三菱化学は、水島事業所(岡山県倉敷市)で有機薄膜太陽電池(OPV)の実証試験を始めた。600平方メートルの敷地内にOPVモジュール260枚を設置して性能を検証する。同社は2015年度中にOPVを商品化する計画。同事業所内の試作プラントと連動しながら収集データを性能向上に役立て、20年度に着実な利益を生み出せる事業にする。

新設した有機薄膜太陽電池の実証試験場

 水島事業所で情報電子関連製品を生産する機能商品(松江)地区に実証試験場を新設した。主な試験モジュールの大きさは縦170センチ×横60センチメートル。光を電気に変えるエネルギー変換効率は約5%で、最大発電能力は2・5キロワット。発電した電力は隣接した厚生棟の照明や自動販売機の電力として消費する。

 モジュール260枚のうち180枚は電力会社の電線網につなげる系統連系実証試験用。系統連系時の動作確認や耐久性、日陰の影響を実証するほか、日照計や温度計のデータと連携しながら発電量と日照量の相関関係を確認する。

 残る80枚は個別検証用とする。太陽電池の各種材料や製造プロセス条件を変えた、さまざまなOPVの性能を検証し、変換効率10%超のモジュール開発を目指す。

 三菱ケミはOPVを次世代の収益源として期待する創造事業に位置づけ12年にはロール状に巻いたフィルムに有機化合物を塗布するロール・ツー・ロール方式を用いた試作プラントを水島事業所で稼働した。


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