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化学・薬品産業総合スレッド

1461荷主研究者:2015/03/08(日) 12:39:28
>国内シェアトップを握る絶縁油
そうなのかー

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820150226cbad.html
2015年02月26日 日刊工業新聞
かんでんエンジニアリング、菜種油が原料の磁気粘性流体をサンプル出荷へ

 かんでんエンジニアリング(大阪市北区、畑中利勝社長、06・6448・5711)は、磁石で粘度を変えられる磁気粘性(MR)流体のサンプル出荷を2015年中に始める。粘度変化が安定しているほか、菜種油を原料とするので自然に分解するのも特徴。電磁石で粘度を最適に制御して振動を吸収する機能性材料として、自動車部品や家電、免震装置向けに需要を開拓する。

MR流体で世界シェア10%を目指す

 かんでんエンジが生産するのは15年1月に金沢工業大学と共同開発したMR流体。微小な鉄粉を油に混ぜた流体で、磁石を近づけると鉄粉が整列し徐々に粘度が高まり、最後には固まる。

 MR流体は米国ロードが世界市場の年約100トンをほぼ独占しており、油には一般にシリコーンなどの鉱物油を使っている。これに対し、かんでんエンジは鉱物油の代わりに菜種油を採用。国内シェアトップを握る絶縁油の新たな原料として実用化した独自技術で、鉱物油に比べ環境負荷が低い。MR流体は鉄粉が沈むと粘度も落ちるが、鉄粉の分散技術でクリアした。

 福崎工場に撹拌機やタンクを導入し、サンプル程度の量から生産する。菜種油はカナダ産で、鉱物油に比べて高値だが、工夫して低コスト化する。米ロード製と比べて価格を同等か安く設定し、将来は世界市場の10%獲得を目指す。


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