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化学・薬品産業総合スレッド
1451
:
荷主研究者
:2015/02/15(日) 01:44:58
>>1349-1351
>>1431
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820150213cbah.html
2015年02月13日 日刊工業新聞
「韓国SKとのウレタン事業統合で欧米向け供給を強化する」-三井化学常務執行役員・石丸裕康氏
三井化学は4月1日に韓国の大手財閥SKグループとポリウレタン事業を統合する。中国メーカーの生産増強で自動車シートなどに使うウレタン原料の採算悪化が長期化する中、SKグループ会社のSKCと新設する折半出資会社で、競争力をどう高めていくのか。三井化学ウレタン事業本部長の石丸裕康常務執行役員に聞いた。
三井化学常務執行役員ウレタン事業本部長・石丸裕康氏
―SKCといつから交渉を始めていましたか。
「中国勢が積極的に生産増強し、欧米の化学大手もアジア展開を強化する中、単独で戦っていくことに両社が危機感を感じており、SKC社長とは4―5年前から話を進めていた。2016年に行う鹿島工場、大牟田工場のウレタン原料生産設備停止といった当社の構造改革にめどを付け、将来像を描けるようになったタイミングで発表しようと決めていた」
―統合相手にSKCを選んだ理由は何ですか。
「SKCが米国とポーランドに持つ生産拠点を生かし、主要顧客である日系自動車メーカーの欧米拠点への供給体制を築けると判断した。日系自動車メーカーからは欧米を含めた供給を依頼されていたが、単独での欧米進出は難しかった」
―SKCの主要顧客である韓国の自動車・電機メーカーへの拡販も期待できますね。
「三井化学は(自動車シートや冷蔵庫部材原料のポリウレタンを顧客が求める性能に合った配合にして提供する)システムハウスで長年培った技術を持つ。一方、SKCはシステムハウス事業を始めて、まだ3年しかたっていない。三井化学のシステムハウス技術を生かし、日韓の自動車・電機メーカーに拡販していく」
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