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化学・薬品産業総合スレッド

1442とはずがたり:2015/01/18(日) 16:51:58
>>1437
三井派の俺としては当然東レ推しなんだけど勿論三菱と切磋琢磨して呉れた方が良いヽ(´ー`)/
三菱樹脂の造れる変形しにくい剛性を持つ炭素繊維は三井系には造ってるとこないのかね?

二つの炭素繊維統合で打つ 三菱ケミカル“成長の一手”
ダイヤモンド・オンライン 2015年1月14日 09時00分 (2015年1月14日 22時26分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20150114/Diamond_65033.html

 三菱ケミカルホールディングス(HD)が、成長分野である炭素繊維事業の強化に本腰を入れる。
 現在、三菱ケミカルHDでは、傘下の三菱レイヨン、三菱樹脂で別々に炭素繊維事業を展開している。両社の炭素繊維は見掛けこそ同じ「黒い糸」だが、原料が違っており、出来上がる製品の特徴や用途が異なる。
 三菱レイヨンの炭素繊維は切れにくい強度を持ち、飛行機や自動車、風力発電用の風車などに使われている。業界で主流の原料を使って作られるタイプの製品だ。
 一方で三菱樹脂の炭素繊維は変形しにくい剛性を持ち、人工衛星や産業用機械、橋の補強材などに使われる。三菱レイヨンが手掛けるタイプの炭素繊維に比べ、市場規模は100分の1程度とされるが、三菱樹脂のシェアは71%と圧倒的(三菱樹脂推定、生産能力ベース)だ。「まだまだいくらでも原料が確保できる」(山本巌・三菱レイヨン常務執行役員)状態で、生産余力も十分にある。
 来る4月1日、三菱レイヨンが三菱樹脂の炭素繊維事業を引き継ぐ形で両社の事業は統合される。

新特性の材料開発が進む
 三菱レイヨンと三菱樹脂の炭素繊維は主戦場が違うだけに、「一緒にしてもメリットがないのでは、という意見もあった」(三菱ケミカルHD関係者)。それでも統合に動く最大の狙いは、他にない付加価値を持つ製品を生み出すことにある。
 現在、2種類の炭素繊維の技術を一つのグループ内に持つ炭素繊維メーカーは、大手では唯一、三菱ケミカルHDだけ。炭素繊維で首位の座に君臨する東レも三菱樹脂と同じタイプの炭素繊維は作っていない。2種類の炭素繊維を組み合わせ、新たな特性の製品を提供できるようになれば、独自のポジションを築ける可能性がぐっと高まるというわけだ。
 三菱レイヨンが三菱ケミカルHDに傘下入りした後、三菱レイヨンと三菱樹脂は、2012年から具体的に技術交流を行ってきた。すでに従来のものより変形しにくく、しかも軽い炭素繊維の開発が進んでいる。4月の統合で、こうした取り組みを、よりスピーディに深化させていく考えだ。
 特に今後、炭素繊維の市場拡大をけん引する自動車に懸ける思いは強い。「確かに、自動車には変形しにくさが求められる部分がある」とはライバル社も認めるところ。例えば、骨格への採用などが期待できるとみられる。
 三菱ケミカルHDは、足元で売上高約600億円の炭素繊維事業を、20年度に最低1000億円まで引き上げるという強気の目標を掲げている。
 企業間の垣根を越えた事業再編で炭素繊維事業の強化を加速させる三菱ケミカルHD。統合効果が出せるか否かが飛躍の鍵を握りそうだ。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 新井美江子)


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