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化学・薬品産業総合スレッド

1220荷主研究者:2013/08/15(木) 00:10:52
>>1219
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130803/bsc1308030711004-n1.htm
2013.8.3 07:10 Fuji Sankei Business i.
三菱ケミ・旭化成、エチレン製造設備を集約 100億円コスト削減

エチレン製造設備の集約について説明する旭化成ケミカルズの小林友二社長(左)と三菱化学の石塚博昭社長=2日午後、東京都中央区の鉄鋼会館

 三菱ケミカルホールディングスと旭化成は2日、水島コンビナート(岡山県倉敷市)で一体運営する両社のエチレン製造設備について、2016年春をめどに三菱ケミカルの設備に集約する方向で検討することで合意したと発表した。来年春までに最終決定する。

 エチレンはプラスチックなど石油化学製品の基礎原料。国内需要の低迷と海外勢の相次ぐ設備増強を受け、両社は11年からコスト削減のため共同運営を開始、どちらかの設備を停止することを検討していた。

 水島地区では子会社の三菱化学と旭化成ケミカルズが1基ずつエチレン製造設備を保有し、いずれも年産能力は約50万トン、従業員数は約100人と同規模。生産性や集約に必要な設備投資などを考慮し、三菱化学の設備に一本化することにした。集約によるコスト削減効果は両社で約100億円という。集約後の運営体制などは今後検討する。

 旭化成の設備は停止後に廃棄し、三菱化学の設備をフル稼働させる。廃棄費用は「査定中」(旭化成ケミカルズの小林友二社長)。余剰となる従業員約100人については配置転換などで雇用を維持する方針だ。

 同日の記者会見で小林社長は「旭化成の設備停止は経済原則で冷静に判断した結果」と説明。そろって会見に臨んだ三菱化学の石塚博昭社長は「これがモデルケースとなることを望んでいる」と話し、過剰なエチレン製造設備の削減が課題となっている業界内での広がりに期待を示した。

 日本のエチレン生産量は新興国メーカーの台頭や内需の低迷で減少し、国内に15基ある製造設備の稼働率も好調の目安とされる90%台を割り込んでいる。15基の年産能力は計約720万トンで内需は約500万トンあるが、中国メーカーによる設備増強や安価な輸入品の増加などで供給能力は過剰になっており、各社は競争力強化のため国内設備の統廃合を進めている。

 三菱化学は鹿島コンビナート(茨城県神栖市)に保有する2基のうち1基を14年に停止する方針を発表済み。住友化学も千葉工場(千葉県市原市)の設備を15年9月までに停止し、エチレンの国内生産から事実上撤退する。水島地区での集約効果を合わせてもなお供給能力は内需を上回っており、今後も再編の動きが出てくる可能性がある。


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