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民主党スレッド

8306チバQ:2011/08/31(水) 12:04:45
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20110831ddm003010087000c.html
クローズアップ2011:民主党役員人事 党内融和を最優先
 ◇野田氏、守り固め 小沢グループは「当然」
 野田佳彦新首相が30日に内定した民主党役員人事からは、徹底した「守り重視」が浮かび上がる。幹事長と国対委員長は党代表選で海江田万里経済産業相を支援した勢力から起用。「挙党態勢構築」の大合唱が起きており、党内を当面まとめることはできるだろう。しかし、その「内向き」姿勢に野党の受け止めは厳しく、「ねじれ国会」に対応する与野党協議がおぼつかなくなる可能性がある。視界不明瞭な新体制の船出となる。【須藤孝、中田卓二】

 「挙党一致、全員野球には最適任だ」。政調会長に内定した前原誠司前外相は30日、記者団に強調した。

 小沢一郎元代表に近い輿石東参院議員会長の幹事長起用は奇策に映る。しかし、ねじれ国会の下、野党と逆転した参院を重視するとともに、党内融和のアピールを狙った「一石二鳥の案」として、代表選告示の直前から主流派内で検討されていた案だ。

 前原氏が立候補を表明した直後の先週前半、前原氏、元代表の双方に近い細野豪志原発事故担当相らが「前原氏は幹事長を輿石氏にする」と輿石氏に伝えていた。前原氏が元代表との会談で直接伝えなかったため、元代表が前原氏を支持することはなかったが、案自体は生きていた。

 野田氏は8月上旬に輿石氏と会談した際、「ドジョウは金魚のまねはできない」と口にしていた。代表選の演説でこの言葉を引用したのは、輿石氏を重用するとのメッセージでもあった。輿石氏も「ドジョウ」発言を好感を持って受け止めた。

 主流派も含め、挙党態勢構築に向けた人事だと歓迎する声が多い一方、鳩山由紀夫前首相が「参院の会長から全体の幹事長になるのはそう簡単な話ではない。本来衆院から選ばれるのが常道だ」と語るなど懸念も残る。

 輿石氏が衆院選の陣頭指揮にあたることには「解散のない参院議員が衆院議員の公認権を握るのか」(若手衆院議員)と疑問視する向きがある。「カネと人事」を握る点についても、小沢グループの若手から「衆院に輿石さんの力は及ばない」との指摘が出ている。

 「幹事長のテレビ出演はぐっと減る。輿石幹事長の下で選挙はない」。輿石氏が「選挙の顔」にはなりづらい点を指摘しながら、元代表に近い党幹部は断言した。野田氏は代表選の演説で「解散はしない」と明言。選出後の会見では、「状況によっていろいろなことが起こる」と含みを持たせたが、この幹部の見立ては野田氏の方針と一致しているようだ。

 一方、国対委員長にも代表選で元代表と共同歩調を取った鳩山氏の側近の平野博文元官房長官を起用したことで、元代表の党内影響力が強まることも予想される。

 小沢グループからは「党内の第1勢力から幹事長を出すのは当然だ」「閣僚ポストを三つくらいもらわないと真の挙党態勢とは言えない」など、強気の声が上がる。輿石氏は元代表の党員資格停止処分を見直す考えも示している。

 挙党態勢の犠牲になりかねない野党との関係。民主党としては外交・安全保障の分野で自民党の石破茂政調会長と親交が深い前原氏の存在に頼ることが多くなりそうだ。自民党からも「2人の相性は抜群。政調会長人事からは野田氏が大連立を視野に入れていることが分かる」(幹部)との指摘が出るほどだ。

 このほか、野党シフトと受け取れるのは自民党議員らと超党派議連を作る樽床伸二元国対委員長の幹事長代理起用ぐらい。新体制は対野党で厳しいかじ取りを迫られそうだ。


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