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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

6369とはずがたり:2010/03/08(月) 19:14:58
崩壊と云う言葉がまずければ,党の迷走ではなくそういう場で闊達な議論を期待したい,と思います。
自民党が利権のぶんどり合いしてた場所で民主党には政策議論を期待したいと云う考えですが,其れをやるには民主党は旧自民党的・旧社会党的な悪い部分の要素を強く持ちすぎてますかね?

6370名無しさん:2010/03/08(月) 20:11:03
>>6369
> 闊達な議論

それを政務三役との政策会議などで充実させるという方向で鳩山政権はスタートしたんじゃなかったでしょうか?
それに不備があるからどこそこを修正せよ、というのは判るのですが、党内にもう一度政調復活させて政府から切り離した場で独自に政策議論できるようにするのは違うと思うのですよ。
無論、勝手に個人的研究会とか作ってやるのはそれはそれで構わないと思います、但し、それは私的な領域で公務や議員活動に大きな影響を及ぼさない範囲に留めるべきでしょうが。


> 其れをやるには民主党は旧自民党的・旧社会党的な悪い部分の要素を強く持ちすぎてますかね?

「民主党が」というより「人間が」「人類が」って気がするんですけどね。

なんというか政治家に無駄にストイックな精神を求めすぎじゃないでしょうか?
私は政治家だろうとどんな職種だろうと、他人に「聖人君子たれ」と求める気はありません。
勿論、そういう風になりたいという方がいれば止める気はないですし、そういう人がいれば素直に尊敬しますけど、実際はそれぶってる人や他人にだけ強要される方が多いなぁと感じています。

6371小沢嫌い:2010/03/08(月) 20:19:42
どーでもいーけど、いつもの小沢大好きクンは相変わらず名無しなのな
教祖が分かりやすく説明したくない男だから、信者が議論を分かりやすくしようと思わないのは当たり前かw
議員板と違ってID出ないのにねぇ

6372名無しさん:2010/03/08(月) 20:25:01
IDとかIPとか表示するようにしてくれても構いませんよ。
名乗るルールでもないので面倒だから名乗ってないだけなので。

6373小沢嫌い:2010/03/08(月) 20:48:51
>>6372
ルールの問題なのかよw
ルールに定められてなければ、議論に参加する常連さんやら、俺らROM連中に対する、配慮とか思いやりとか、そういうものはないわけだ
つーか、そんだけ長文書いといて、名前のところに1でもアでも入れるのが面倒なわけなかろうに
いやぁ、さすが小沢信者は他の人とは違うね
想像を超えるわw
お邪魔さま

6374名無しさん:2010/03/08(月) 21:02:26
>>6373
どういう配慮や思いやりでしょう?どうせ内容で勝手に特定されてるのだからもう名乗ろうが名乗るまいが同じでしょうし。
私にとって重要なのも発言内容です。
あなたが他の誰かであろうと書かれてる内容にそれは関係ないように、私がどこの誰であろうと書かれてる内容に関係ありません。
本文を見て内容を読み取れば済む話です。
その内容が問題なら指摘すれば良い訳で。

名前に入れるのも面倒ですよ。タブなりマウスでカーソル移動なりする訳ですから。
掲示板もここだけ使ってる訳でなしクッキーに残ったら削除やらと手間だけが増えます。

管理人もしてるので判りますが、ここの掲示板はIP表示も設定できますし、たしか名前必須入力にする事もできたんじゃなかったかな?
そうしないという事は管理人がそれを望んでないか、めんどうだからやってないのでしょう。
そういう事です。

6375とはずがたり:2010/03/09(火) 01:02:24
>>6370
まあ認識の違いなんだと思います。

>>6371-6374
IPだのIDだの自由な書き込みを阻碍するから入れたくないっすねぇ。
IDはチャット状態の議員板なら兎も角日付変わったら変わるなら数日に亘る議論ともなったりする我が板には無意味でしょうし。IP晒されると職場とかから書き込みにくくなるしw
まあぶっちゃけ規制のために管理画面熟読するのは面倒だからやっておりません。やってるのは変な各種広告や粘着私的告発対策のNGワード規制ぐらいです。
管理人としては全ての名無しさんにコテ付けて貰えるとそりゃあ有り難いですけど名乗らない選択肢も当然認めるというスタンスです。

6376名無しさん:2010/03/09(火) 11:19:18
政調会廃止って方針は、政権形成前後いきなりどこかで決まって出てきたって印象がありますね。
議員の意見が実質的に意味を持たない政策会議しかないなら問題だと思います。

6377名無しさん:2010/03/09(火) 14:38:18
>>6376
元々が小沢マニフェスト発でなく鳩山代表が取りまとめた政権奪取後の方針で出てきたものだったからではないでしょうか。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090608-145056/news/20090711-OYT1T00757.htm
民主、政権獲得後に国家戦略局や閣僚委…政治主導へ改革案

 民主党の政権獲得後の政府の機構改革案が11日、明らかになった。

 国家の将来構想や予算の骨格を策定する首相直属の「国家戦略局」や少人数の閣僚による「閣僚委員会」を設け、政治主導の強化を目指す内容だ。鳩山代表がまとめたもので、次期衆院選の政権公約(マニフェスト)に盛り込む方針だ。

 国家戦略局は首相官邸に置き、各省庁に加えて民間からもスタッフを登用する。外交を含めた国家戦略を策定するほか、財務省が行う予算編成の前段階として国家戦略に沿った予算の骨格をまとめる。機能が重複する経済財政諮問会議は廃止する。

 一方、閣僚委員会は、各省の縦割りによる弊害を打破するため、政策ごとに関係閣僚が少人数で議論する仕組みで、英国がモデルとなっている。現在の次官会議は廃止はしないが、「閣議の事前調整としての会議は行わない」とし、機能を見直す考えだ。

 行政全般を見直し、ムダや不正を洗い出す「行政刷新会議」も創設する。すべての予算や制度を精査し、各省庁に是正を求める役割を担う。

 このほか、与党が政策決定の過程に大きく関与する現在の仕組みを改める方針だ。与党の政務調査会を廃止する一方、閣僚、副大臣、政務官の「政務三役」のほか、大臣補佐官として国会議員100人余りを政府内に配置する。

 各省では政務三役が政策立案・決定にあたることとし、政策は国会議員が主導して内閣で一元的に決めることを目指す。
(2009年7月11日20時20分 読売新聞)

6378名無しさん:2010/03/09(火) 14:43:10
ついでにこの辺も貼っときます

http://www.secj.jp/
新しい日本を作る国民会議
緊急提言「政権交代後の日本政治と与党民主党、野党自民党の課題」ダウンロード(2009/9/3)
http://www.secj.jp/pdf/090903-1.pdf

第3.民主党による政権構造転換に関する課題
【政権構造転換こそ民主党政権の使命】
① 民主党は大胆な政権構造の転換を訴えて総選挙に勝利した。「政府・与党二元体制」の解消など、われわれがかねて主張してきたことと重なる改革案も多く、われわれとしては、そうした「政権構造の転換」を民主党が力強く推進することを、期待を持って見守りたい。ただ、そうした転換には多くの障害があり、新しい制度を導入すれば問題が片付くというほど簡単なものではない。その点で、大勝利にもかかわらず、民主党幹部が謙虚な姿勢を示していることは高く評価できる。民主党が今後とも勝利に驕ることなく、丁寧に政権構造を作り替えていく作業に従事することを願っている。 3
【大規模な情報公開と国民との情報共有】
② 政権交代による最大の政治改革の一つは大規模な情報公開の実現であり、それこそが、新政権の一丁目一番地である。官僚主導とは「官による情報の独占」に他ならないのであるから、民主党は過去の政府の活動について情報を公開し、国民との間で政府の実情についての現状認識を共有するところから始めるべきである。そして、「税と社会保障制度共通の番号制導入」など、すべての国民が暮らしの現在と将来に関する情報を共有できる基盤の整備に向かうべきである。また、今後の政権移行や政権運営にあたっても透明性を確保し、国民に対する説明責任をその都度果たしながら進めるべきである。こうした「国民との情報共有」なしには、「政権構造の転換」は成し遂げられないことを民主党は再認識する必要がある。
【特別国会と残務処理内閣の使命】
③ 総選挙に敗れた麻生内閣、自公連立政権関係者は、政権の座を明け渡すにあたり、不慣れな民主党関係者に対して国益の観点から誠実に引き継ぎを行うことが求められる。その意味で、特別国会において新内閣が成立するまでの麻生内閣は「残務処理内閣」となるのであって、駆け込み的な政策決定が好ましくないことはいうまでもないが、政権交代後に予定されている行事や政策的課題処理に関しても、政権担当を予定する民主党と誠実な情報交換と調整を行うべきである。
【政府・与党二元体制の克服と新しい政官ルールの確立】
④ 民主党が組織する新政権のもっとも重要な課題は、「政府・与党二元体制」の克服である。基本的には議院内閣制の正式の機関を軸に政策を決定し、与党は真の意味での「政権党」として政権の中核に位置することが求められる。その意味で、個別政治家の「政治家主導」を脱して、政治家中心の「政権主導」(内閣一元による首相を中心とする内閣主導体制=真の意味での政治主導)を実現すべく、これまでの慣習をあらためなければならない。与党政治家は、正式の指揮命令系統を乱すような官僚に対する指示を出してはならず、行政課題や政策に関して要望があれば、担当の大臣や副大臣などを通じて意思を伝達するべきである。また、各担当大臣など政権において責任を持つ政治家は、政権に参加する政党の所属議員の意思を集約する仕組みを持たなければならない。
【連立政権と政府・与党一元化の関係】
⑤ そこで、たとえ連立政権を樹立する場合でも、これまでのように与党の政策協議機関を政府の外に置くのではなく、連立に参加する中小政党は入閣するなど政権に参加する政治家を政策調整の窓口とすることによって、新政権の「政府・与党一元化」が機能するような形をとるべきである。また、今回の総選挙結果は民主党に政権を担う明確な負託を与えたものである以上、たとえ連立内閣という形をとるにしても、連立政党間の関係は対等ではなく、「民主党が中心となって政権を運営していく原則」を確認した上での連立が組まれるべきである。その意味では、議会運営上他の政党の協力が必要であれば、民主党と他の政党が連立政権ではなく、「議会連合」を組むことも選択肢の一つである。

6379名無しさん:2010/03/09(火) 14:43:55
>>6378続き

【内閣を構成する国務大臣のあり方と閣僚委員会】
⑥ 内閣を構成する国務大臣が互いに連携し合いながら職務を分担して政権運営に当たる日常的政権運営方式について、新しい形をいかに生み出すのかが、政権構造の転換の中核となる。閣議を柔軟に運営するのはもちろん、それを補助するために実質的な調整を行うための「閣僚委員会」の運営などは、日本においてはなじみの薄い方法であるだけに、政治家とそれを支えるスタッフが改革の目的をよく理解し、問題意識を共有して改革を進めることが重要である。こうした大臣同士の調整には、互いに顔を合わせることも重要であるから、閣議以外に大臣が相互に調整ができるような時間設定をすべきであり、大臣の時間を確保するための方策が求められる。
【各省庁における政務三役のあり方】
⑦ また、各省庁においては、「政務三役」(大臣、副大臣、政務官)が責任を持って行政を行うという構想が発表されているが、「政務三役」がチームとして機能するためには、役割分担とともに、「政務三役」がよく相談しながら課題を処理することが必要であるから、頻繁な打ち合わせを行うべきである。逆に、日常業務の監督や判断に属さない事柄(国会の質問取りなど)は官僚に任せて報告を受け、政治家は意思決定作業に精力を集中させることが求められる。各省庁の官僚は「政務三役」の下で働くという意識を強く持つ必要があり、「政務三役」の補佐が業務の中核となるように行動原理をあらためる必要がある。その意味で、官僚の判断で、いろいろな政治家に「ご説明」に回るという、これまでの慣行は改めるべきである。
【内閣および首相補佐機関:国家戦略局、行政刷新会議の位置づけ】
⑧ また、首相主導の内閣運営のもとで内閣の方針を固めるためには、一定のスタッフ機能が求められるが、伝えられている「国家戦略局」を設置するという構想はそうした必要性に応じるものと思われる。また、行政内容の見直しのための「行政刷新会議」も、政府横断的に行政を見直すためには有効な方式であろう。ただ、これらの機関が政権の問題の全てを処理していくことはできないのであって、内閣レベルで処理すべき問題と、各担当者が処理していく問題の戦略的な切り分けが必要となる。むしろ、「国家戦略局」は首相の判断をもとに、そうした課題の切り分けに大きな労力を注ぐべきである。
そして「国家戦略局」等は各省庁の官僚に直接指示を出すのではなく、「閣僚委員会」などを通じて、内閣レベルの方針を出すために行動すべきであり、各省庁の「政務三役」がその方針を受けて、具体的な作業を指揮するような役割分担が求められる。
【文書管理と新しい行政】
⑨ このように、政権入りした政治家が職務をこなしていくためには、政治家が決定を随時確認していくことが必要であり、意思決定の各場面で「決定内容を簡単な文書にまとめる」必要がある。その意味で、政治家は口頭の説明で了解するだけではなく、その決定を短い形で文章・書類にし、その決定をもとにさらに上位の決定が行われる場合には、それについて新たな文章・書類が作られるというように、「各段階において意思決定の記録が残されるような文書管理」を行うべきである。

6380名無しさん:2010/03/09(火) 14:44:25
>>6379続き
【議院内閣制的国会運営への改革】
⑩ また、「政府・与党一元化」は国会運営についても見直しを不可避とする。議院内閣制では国会において政府が一定の役割を持つのは当然のことである。しかしながら、「政府・与党二元体制」のもとでのこれまでの日本の国会では、政府の役割が明確でなかった。今後は、政府と与党が一体化しているわけであるから、国会の委員会などにおいても、「与野党関係」は「政府・野党関係」に転換していくべきであって、そのための制度や慣行の変更も行われるべきである。たとえば、必要であれば、副大臣や政務官が国会の関連委員会の筆頭理事を兼ねるなどの方策も検討する必要があろう。
【党改革と人材養成】
⑪ これまで政権を不安定にしてきた大きな原因は、党内のルールや政治家たちの都合を国民に対する責任よりも優先させる体質にあった。首相の地位が政権党の内部事情で定期的に不安定になるようなことでは、到底国民に対する責任を果たすことはできない。政権党となった民主党は党内ルール優先主義の見直しを率先して行うなど、踏み込んだ態度表明が求められる。また、大量の新人議員をどのように育成し、どのような場で活躍してもらうかなど、国民の心配に応答できるよう、「党の人材育成体制の整備」も避けて通れない。政権交代時代においては、党の運営も国民目線で行うという大原則の定着が必要であり、意味ある政権交代のためには党改革が不可欠の条件である。
⑫ なお、政権を獲得すると、政府の要職に就く政治家は日々の業務に追われて社会との接点が薄くなりがちである。その弱点を補うため、数多くの新人議員はむしろ選挙区を中心に社会で人々の意見を吸い上げる活動に従事し、そこで得た人々が抱える問題や意見を政権入りした政治家に伝えていくことは有用である。そして、そのような活動を通じて民主党の組織を強化していくことが、民主党の将来にとっても大きな意味を持つはずである。
第4.自民党再建の課題
① 総選挙に敗れて、下野することになった自民党は、慣れない野党暮らしに戸惑いを隠せないかも知れないが、政権を手放すということは、またとない「自己改革の機会」を与えられたものという積極的な面があることを再認識すべきである。先に述べたように、次の衆議院総選挙において、再び政権の座に着く可能性が十分にある状況であるだけに、政権を担当していたときの何が問題であったのか、じっくりと反省し、それに基づいて政党のあり方を自己改革してゆくことが求められる。
② 現代日本のような多様な利害・意見が存在するところで、政権担当をめざすには、党内に多様な意見があるのは当然である。そうした多様な意見を党内で集約するのが、政権をめざす政党の重要な責務である。その意味で、再び政権を担当するためには、何よりも団結が必要なのであって、いたずらに政界再編などに期待して、分裂するようなことがないようにしなければならない。
③ 政権を担当していたときには、どうしても社会との接点が薄くなりがちであるから、それを反省し、有権者の中に入って、これまでの政策に関する固定観念を打ち破り、政党のあり方を一から作り直す努力を重ねれば、必ず、柱となる政策が生まれ、政党としての足腰が強くなる。そうした自民党の再生に向けた活動に、議席の有無にかかわらず所属の政治家が努力することが必要である。
④ その意味で、予定されている総裁選では、じっくりとした論戦が戦わされ、そのうえで、新しい総裁が選ばれるというものでなければならないが、それを前提に、特別国会における首相指名選挙などで、党内の足並みがそろうような方法を考えることも大切である。
第5.来年の参議院選挙をめざして
① 来年に予定されている参議院選挙は、新政権にとって「中間評価」とも言える機会であり、新政権の安定度が試される機会であるから、新政権はそれまでに移行期の混乱を乗り越えて、安定した政権運営ができるように努めなければならない。
② とりわけ、今回の総選挙では、政権交代の是非が大きな問題となり、政策については、政権公約の策定過程に不充分な点があったこともあり、一般の有権者の理解も十分ではない。そこで、参議院選挙で再び民意を問う機会を利用して、必要であれば政権公約の修正や発展の姿を示して、有権者の意向を確認しながら、新政権の政策展開がなされるべきである。
③ また、これほど明確な政権選択が行われたわけであるから、参議院においては、会派の勢力関係にかかわらず、総選挙で示された国民の意思を尊重しつつ、必要な修正を求めていくという参議院の役割に基づいた審議や採決が行われることが求められている。その意味で、参議院においては、数の力に頼った一方的な審議が行われないよう、衆議院とはまた違った議会運営が模索されるべきである。

6381名無しさん:2010/03/09(火) 14:55:59
>>6378-6380
この中で与党政調に関して重要な個所は
> 【議院内閣制的国会運営への改革】
> 【党改革と人材養成】
です。
要約すると
1、これまでの「政府・与党二元体制」を改め政府与党一体化し「与野党関係」は「政府・野党関係」に転換
2、これまで政権を不安定にしてきた大きな原因「党内のルールや政治家たちの都合を国民に対する責任よりも優先させる体質」を排除
3、政府の要職に就く政治家の社会との接点が薄くなりがちの弱点を補うため、(新人を含めたその他の)議員は選挙区を中心に社会で人々の意見を吸い上げる活動に従事、そこで得た意見を政権入りした政治家に伝えていく

政調の復活は2の問題(国民への責任より党内ルール等優先)を再燃させるだけですが、今問題になっているのは3の部分(政府入りしてない議員による国民意識の吸い上げと政府入りした議員への伝達)のはずで、これは与党内政調の復活などでは解決されない事の筈なんです。

6382名無しさん:2010/03/09(火) 16:02:33
ありがとうございます。
吸い上げた意見をぶつけてこなれさせる場があり、
そのうえで納得いく形で集約させて、政府に伝える場があり、
という形がよいように思えます。

吸い上げた意見をどうすればいいかわからない(無駄に帰する)状態なら、
吸い上げても仕方ない、ということになるでしょうし。

6383名無しさん:2010/03/09(火) 16:16:26
>>6382
> 吸い上げた意見をぶつけてこなれさせる場があり、
> そのうえで納得いく形で集約させて
というを党の内側でやろうとすると「二元構造」にならざるを得ないのではないでしょうか?
こうした事を政府内や公開で議事録も残る各院委員会で行うというのが「一元化」に繋がるのだと思います。

政府に「党内部で出した結果」を伝えるのでなく「政府が結果を出すための様々な材料」を集めて伝える、というのが(小沢でなく)「鳩山の理想」だったのではないかと愚行します。
ですから、今回の動きは「反小沢」ではなく「反鳩山」だと思うのです。

6384名無しさん:2010/03/09(火) 20:23:46
>>6383
党でも議論した方がいいんじゃないかと思うんですけどねぇ。
私としては、ナマの、イノセントな「陳情」みたいなものをそのまま政府に
御用聞きみたいに伝えるのが与党議員の役目とはあまり思えないです。

よく「私は現場の声を聞きます」だけで選挙を戦う候補者いますけど、
ああいうのへの違和感と共通します。

政府が与党の機能をもっと本格的に取り込むというなら
もっとまともになっていく制度かもしれませんけど、
政府案が深まっていかない一元化では意味がないのでは。

6385名無しさん:2010/03/09(火) 22:24:46
>>6384
> 党でも議論した方がいい
> 政府案が深まっていかない一元化では意味がない
鳩山内閣案では、それを補完するのは「与党内政調」ではなく「各院委員会」という事だと思います。
かみぽこちゃんというニックネームでブログも書いてる上久保誠人という方が、その辺を解説されています。
http://diamond.jp/series/kamikubo/10038/
上久保誠人(早稲田大学グローバルCOEプログラム客員助教)
【第38回】 2009年12月08日

「小沢支配」の指摘は的はずれ
小沢氏が目指す国会制度の健全化

 小沢一郎民主党幹事長が議員立法提出の自粛を求めるなど、「小沢支配」を固めているとの批判が強まっている。政策決定を政務三役(大臣、副大臣、政務官)に一元化し、それ以外の選挙と国会にかかわる政治的な問題を党が行う。しかし、議員立法の自粛等で議員活動が制限されると、大多数の与党議員が小沢氏の支配下に置かれるという懸念が広がっているからだ。

「闇将軍」田中角栄元首相の直系の弟子である小沢氏は、日本政治の長年の問題である「権力の二重構造」の元凶とされてきた。また、小沢氏は自らが関わった政権や政党を次々と崩壊させる「壊し屋」とも呼ばれてきた。小沢氏による党の掌握は、「権力の二重構造」を生み、いずれ鳩山政権を崩壊させると言う識者もいる。

 一方、小沢氏には「英国流議会制民主主義」を日本に持ち込んできた「改革者」というもう1つの顔がある。小選挙区制による二大政党制実現を狙う「選挙制度改革」や、「党首討論」「副大臣制」の導入は、小沢氏の主導で実現したものだ。

 鳩山政権下における小沢氏の国会制度改革の狙いも、「小沢支配」を固めるためではなく、この一連の英国流議会制度導入の完成を目指すものだ。
「与党事前審査」の廃止と
政務三役主導体制

 鳩山政権の「政治主導」の政策過程では、事務次官会議廃止など官僚を政策過程から排除し、政務三役が省庁での法案作成、省庁間の調整から閣議への提出まですべてを主導する。また「経済財政諮問会議」の廃止など、審議会の見直しも決定した(第37回)。自民党政権下では、各省庁の審議会における議題設定から政策過程がスタートしたが、議題設定権を持つ官僚がその主導権を握っていたからだ(第20回)。

 自民党政権下では、各省庁で検討された法案が自民党政調会の「与党事前審査」に回された。これに対して、鳩山政権は民主党政調会を廃止し、与党事前審査を行わないことを決定した。

6386名無しさん:2010/03/09(火) 22:27:01
>>6385続き
http://diamond.jp/series/kamikubo/10038/?page=2
 自民党政権下の与党事前審査では、族議員や様々な業界団体が利益獲得を求めて跋扈した。一方で首相など閣僚はほとんどこの過程に関与できず、内閣よりも党が実質的に政策決定権を持ち、政府・与党の政策決定が二元化していた。また、与党事前審査を経て国会に提出された法案には「党議拘束」が掛けられる。その結果、与党は国会で法案の修正ができず、国会審議が形骸化していた。

 鳩山政権では、与党事前審査の代わりに、副大臣が主催し、与党議員と意見交換する「各省政策会議」を開催する。この会議は政府の公式な会議であり、意見交換の結果は議事録要旨の公開により透明性が確保される。自民党の与党事前審査が非公式であり、その内容が非公開だったのと大きな違いだ。

 また、重要なのは、「各省政策会議」が業界団体等からの陳情を原則受け付けないことだ。鳩山政権では、業界団体からの陳情は幹事長室が一元的に受け付けて各省庁の政務三役に伝達される。

「各省政策会議」での意見聴取と、幹事長室からの陳情の受付を踏まえて、政務三役は法案を取りまとめて内閣に提出する。内閣に提出された法案は、事務次官会議の代わりに、「閣僚委員会」で調整されて閣議に提出される。このように鳩山政権では、法案が省庁で検討されて閣議に提案されるまで政務三役が主導する一方で、他の与党議員は「各省政策会議」に参加する以外政策過程に関与できない。この与党議員の活動制限が「小沢支配」と批判されている。しかし、小沢氏の「国会制度改革」では、実際には与党議員には新たな役割が与えられているのである。
「最後の砦」を活性化させる
委員会審議後の党議拘束

 与党議員の新たな役割とは、国会常任委員会での審議の活性化だ。鳩山政権の委員会審議では、答弁を政務三役が行う。また、その答弁の原稿を官僚が用意することを禁止している。

 これはよく知られていることだが、それ以上に重要なのは、これまで国会会期中に週2回開催されていた委員会を、毎日開催できるようにすることだ。これで野党側に比べて制限されていた与党側の質問時間も十分に確保される。その上で、法案に対する「党議拘束」を委員会審議の段階では掛けず、審議が終了して採決を行う直前に掛ける。その結果、与党議員は委員会で法案の修正を行うことができる。自民党政権時に形骸化していた委員会審議が実質化されることになる。

6387名無しさん:2010/03/09(火) 22:27:42
>>6386続き
http://diamond.jp/series/kamikubo/10038/?page=3

 私は以前、委員会を「脱官僚」の最後の砦とせよ、と主張した(第33回)。与党には、かつて委員会を主戦場として名を挙げた議員が多くいるからだ。

 臨時国会では、中小企業等金融円滑化法案などで「審議拒否」「強行採決」が行われ、国会審議はこれまでとあまり変わらなかった。しかし、常任委員会の委員長たちは、その役割の重要性に少しずつ気付き始めたようだ。

 来年度の通常国会について、川内博史衆院国土交通委員長が「すべての事業を委員会で論じたい」、鈴木宗男外務委員長が「核密約、沖縄密約、機密費、税の無駄遣い。国民が関心を持つテーマをやりたい」と語るなど、委員長たちは意欲を見せ始めている。陳情の幹事長室一元化で、与党議員が支持者からの陳情に忙殺されなくなることも、委員会審議の活性化につながるだろう。
小沢氏の「国会制度改革」は
日本の国会制度のよさを機能させる

 日本の国会制度は、英国議会の「本会議中心主義」と米国議会の「委員会中心主義」の折衷型である。これは戦前、英国を参考に議院内閣制が導入され、本会議での論戦を通じて立法を行う「本会議中心主義」で国会が運営されたものが、敗戦後に米国の影響を受けて委員会中心主義に変わったためだ。

 この日本の国会制度は、まず議院内閣制により政府与党の政策立案を一元化させて首相の指導力を確保する。それに委員会中心主義を組み合わせることで、多くの与党議員が法案審議に参加できる。これは閣僚や野党の幹部クラスばかりが目立ち、その他の議員が活躍する場が少なくなる本会議中心主義の欠点を補うものだ。

 小沢氏の「国会制度改革」は、自民党政権下で政策立案が政府と党に二元化し、委員会審議が形骸化したために機能しなかった、日本の国会制度が本来持つ利点を発揮させるものである。

6388チバQ:2010/03/09(火) 22:29:16
なんか↑のほう真面目ですね

6389とはずがたり:2010/03/09(火) 22:32:18
>>6388
> 私は以前、委員会を「脱官僚」の最後の砦とせよ、と主張した(第33回)。与党には、かつて委員会を主戦場として名を挙げた議員が多くいるからだ。
こういう書き方だとなるほどと思いますね。
国会議員なんだから国会審議で国民に開かれた場所で堂々と審議すればよいし,もし野党が審議拒否をするならばそれへの批判にもなる。

6390チバQ:2010/03/09(火) 22:34:45
http://mainichi.jp/select/today/news/20100310k0000m030061000c.html?link_id=RTH04
民主・藤田氏:9・11テロリストの仕業か疑問…米紙に
2010年3月9日 20時22分 更新:3月9日 22時17分

 【ワシントン古本陽荘】米ワシントン・ポスト紙は8日付の社説で、民主党の藤田幸久国際局長(参院議員)が、2001年の米同時多発テロ(9・11)を「壮大なでっち上げと考えている」と名指しで批判した。米政府内では藤田氏は外交分野で一定の影響力を持つ議員とみられており、鳩山政権にとって対米関係上の打撃になるのは必至だ。

 社説は藤田氏へのインタビューを基にしたもの。この中で藤田氏は「(9・11は)本当にテロリストの仕業か疑問だ」と主張。さらに、「影の勢力が計画を事前に知り株式市場で利益を得た」との考えを示唆したという。

 ポスト紙は藤田氏の考えを「奇怪すぎる」と非難。そのうえで、「鳩山政権と民主党内にいる反米主義者の見方に根付いたもの」として、藤田氏の個人的な考えとは言い切れないと分析している。

 ◇「事実を歪曲」
 藤田氏は9日、「(今月3日に取材を受けた後の雑談で)不明なままになっている事件(9・11)の諸点を指摘した」にすぎないと反論するコメントを発表。社説は、藤田氏を参院外交防衛委員長であるかのように書くなど事実関係に誤りがあるとして、「事実を歪曲(わいきょく)した扇動的報道」と主張した。

 一方、鳩山由紀夫首相は9日、「藤田議員の個人的見解だ。党の見解でもないし、ましてや政府の見解でもない」と述べた。

http://www.asahi.com/politics/update/0309/TKY201003090110.html
Wポスト紙、民主・藤田議員を酷評 同時多発テロ発言で2010年3月9日12時55分
 【ワシントン=伊藤宏】米紙ワシントン・ポストは8日付の社説で、民主党の藤田幸久国際局長(参院議員)が同紙に対し、2001年9月11日の米同時多発テロの犯人像に疑問を挟む発言などをしたとして「突拍子もなく、いい加減で、偽りがあり、まじめな議論に値しない」と酷評した。鳩山由紀夫首相が容認すれば、日米関係に影響するとも警告した。

 同紙は、藤田氏が最近の同紙による取材に対し、▽テロリストの犯行かどうかに疑問を挟んだ▽世界貿易センタービルの倒壊が(飛行機の衝突による)火災ではなく、起爆装置で起きた可能性があると示唆した、と紹介。そのうえで、こうした「幻想」は鳩山政権の「反米傾向」を反映していると指摘した。

 さらに「藤田氏のような無謀で事実に反した考え方を鳩山氏が容認するなら、日米関係が厳しく問われることになるだろう」と断じた。

 藤田氏は、野党時代の08年4月の参院外交防衛委員会で、国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディン容疑者の関与に疑問を挟む内容の質問をした。今年1月発売の週刊朝日でも、米国は犯人を特定しておらず、ビル倒壊の原因も再調査すべきだとの持論を展開。こうした発言はこれまでも米国の対日専門家らに批判されており、日米間の新たな問題に発展する可能性もある。

     ◇

 藤田氏は9日、朝日新聞の取材に「インタビュー後の懇談で、一議員としての考えを話したもので、社説は私の肩書を含めて間違った記述もある」と、党や鳩山政権の考えではないことを強調した。

6391名無しさん:2010/03/09(火) 22:41:09
>>6365-6387
この件に関する重要個所をまとめると
1、与党議員の新たな役割は常任委員会審議の活性化
2、鳩山政権の委員会審議では、内閣を代表する政務三役と各党を代表する理事・委員との折衝・議論という形になる
3、各委員会での議論は、基本的に議事録作成を前提とし公開の元で行われる
4、現在は、まだこれら委員会を有効活用できるようにするための各種国会改革案が検討・実施されている過渡期

となると思います。
これらの事から、私は、国会審議を充実させるより与党政調復活に優先権を与える・労力を割くのは「改革への逆行」だと考える次第です。

6392名無しさん:2010/03/09(火) 22:46:37
町村首相を予言したかみぽこぽこ、懐かしい。

6393名無しさん:2010/03/10(水) 15:25:56
http://live.nicovideo.jp/watch/lv12645055
政治における献金の透明性と正当性をいかに確保していくか─
企業・団体献金全面禁止についてその理論と可能性、方法論を
検討するための民主党議員による
「企業・団体献金全面禁止研究会」を生中継いたします。

6394名無しさん:2010/03/10(水) 19:01:58
 又しても国民を愚弄する詐欺的行為ではないか、と全国津々浦々の方々からメールが殺到しています。「週刊文春」「日経ビジネス」に続いて「週刊新潮」からも「お子ちゃま大臣」と認定された前原誠司国土交通大臣が9日の会見で、「脱ダム」ならぬ「促ダム」発言を行ったからです。
 香川県の内海ダム、長野県の浅川ダム、兵庫県の与布土ダム、熊本県の路木ダムは「各県共に負担金交付への期待権が大きくなっている」から、「国が金を出さないという事になれば、裁量権の逸脱となり、負担義務違反を問われる」と述べ、これらの県営ダム計画は建設を促進すると宣言しました。
 嗤っちゃいます。鳩山由紀夫首相が野党時代に現地の小豆島へ出向き、建設反対を明言したのが、瀬戸内海まで全長僅か3kmの河川に香川県が計画する内海ダム。
 川辺川ダムには反対する一方で何故か熊本県知事が固執する路木ダムも、流域には家屋が存在しないのに、里山の向こう側の集落を守る治水ダムと、凡そ理解を超えた詭弁を弄する代物。
 浅川ダムに至っては、内水氾濫と呼ばれる千曲川からの逆流が原因で、ダム完成後も浸水は防げず、と国土交通省自ら認めた無用の長物です。
 であればこそ、前田建設工業を始めとする3社JVと僕の知事就任前に締結していたダム本体工事契約を解除し、天井川部分の解消を始めとしたダムに拠らない治水を進めていたのです。
 が、松下政経塾出身のひ弱な優等生は、河川法第62条と補助金適正化法第6条を「根拠」に、地元自治体がゼネコンと契約締結したダム建設は、国としても認めて補助金を計上せねば、自分達に累が及ぶ、と会見で仰るのです。何れも本体工事未着工にも拘らず。
 いやはや、この程度の「覚悟」だから、ダム建設ありきの時代遅れな現行法を改正する勇気も持ち合わせず、ダムを造りたいと駄々を捏ねる自治体を尊重して補助金交付してこそ「地方分権」「地域主権」の確立、と勘違いしているのです。
 因みに何れの県営ダム計画も、地元選出の大半の民主党国会議員、その背後に控える支持母体の連合は建設促進派です。う〜む、「人よりもコンクリートを」と惹句を書き換えねば羊頭狗肉になり兼ねぬ、何ともいやはやな迷走振りです。

6395名無しさん:2010/03/10(水) 20:47:58
>>6394
http://news.livedoor.com/article/detail/4650589/
この程度の「覚悟」だから困っちゃう
2010年03月10日16時31分 / 提供:にっぽん改国(田中康夫)
ですね。
何かと思いましたw

6396名無しさん:2010/03/11(木) 19:10:34
なんつうか自民党が「消えてくれ」と泣きついてきてるようにも見える。

民主は今年で消滅? 首相、14年前の結党時に「時限政党論」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100311/plc1003111807011-n1.htm
2010.3.11 18:05

 11日の参院予算委員会で、自民党の島尻安伊子氏は鳩山由紀夫首相が平成8年の旧民主党結党にあたり「2010(平成22)年までの時限政党論」を唱えていたことを取り上げた。

 当時、鳩山首相とともに2人代表制で代表だった菅直人副総理・財務相は「党で正式に決めたのではなく、代表の一人がそういう考え方を持っていた」と指摘。その上で「民主党は進化、拡大、強化されて政権を獲得した。これからが勝負だ」と述べ、「存続」を明言した。

 鳩山首相は旧民主党結党直前の8年8月の記者会見で新党の理念を発表し、その中に「21世紀の最初の10年間にしっかりと責任を持つ政党をつくる。戦後世代を中核とし、2010年になったら消滅する『時限政党』とする」と盛り込んだ。ただ、同年9月の正式発足時には採

6397名無しさん:2010/03/12(金) 05:47:46
民主党は、小沢と官公労を切って、初心に返るべきでしょう。

6398名無しさん:2010/03/12(金) 06:19:54
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100312ddm005010005000c.html
毎日新聞 2010年3月12日 東京朝刊

 ◇子ども手当、高校無償化…
 民主、公明両党が子ども手当法案や高校無償化法案での協力など政策面で急接近していることに、両党内をふくめ与野党から批判が出ている。参院選目当ての露骨な接近とも受け取られかねず、両党にとってプラスに働くかどうかは見通せない。【西田進一郎、田所柳子、念佛明奈】

 公明党は11日の中央幹事会で、子ども手当法案の修正合意を報告した。高校無償化法案の修正でも大筋合意しており、同党は両法案に賛成する方針だ。

 だが、中央幹事会では、子ども手当法案への賛成に「衆院選で民主党の『子ども手当』に反対したことをどう説明するのか」などの異論も出た。執行部は「(公明党が推進してきた)児童手当の拡充だ」と釈明。民主党との連携による政策実現を優先させる姿勢をにじませた。

 民主、公明両党の接近はこれだけではない。公明党は09年度第2次補正予算に賛成。2月17日の党首討論では、山口那津男代表が「政治とカネ」の与野党協議機関設置を提案し、鳩山由紀夫首相が「賛成したい」と踏み込んだ。同24日に山口氏が首相に介護政策を提言したのは「政治とカネ」で苦しむ鳩山政権への「助け舟」の役割も果たした。

 一方で、自民党が2月下旬に審議拒否に踏み切った際に公明党は同調せず、小沢氏らの国会招致要求などで民主党の譲歩を引き出せなかった。自民党の谷垣禎一総裁は11日の記者会見で公明党の変わり身に「それぞれがアイデンティティーの確立に努めている」と平静を装ったが、危機感は隠せない。

 だが、民主党内も歓迎一色ではない。11日に国会内であった同党役員会は子ども手当法案などの修正を了承したが、石井一選対委員長は「公明党に振り回されてはいけない」とクギをさした。

 党内には「参院選で公明党は以前と同じようには自民党を応援しなくなる」(党幹部)という期待感もある。しかし、別の党幹部は、選挙前に児童手当や地域振興券などで実績を強調してきた公明党のやり方を指摘し「公明党は自分たちがやったといいたがる」と「横取り」を警戒する。

 連立を組む社民党は警戒感を募らせている。民主党系会派は衆参両院で単独過半数に達し、存在感は薄れる一方だ。民公接近は参院選後の社民党切り捨てにも映る。同党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は10日の記者会見で「公明党からの修正(提案)を連立3党で協議し、ボールを返すのが筋だったのでは」と述べ、不快感を隠さなかった。

 子ども手当法案は衆院厚生労働委員会で、高校無償化法案は衆院文部科学委員会でいずれも12日に可決される見通し。与党側は両法案を16日の衆院本会議で可決する構えだ。

6399名無しさん:2010/03/12(金) 06:21:30
民主党・公明党:接近、党内も警戒 「振り回される」「衆院選と矛盾」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100312ddm005010005000c.html
毎日新聞 2010年3月12日 東京朝刊

6400とはずがたり:2010/03/13(土) 14:49:41

波紋呼ぶ民主の兼務禁止令 「非小沢封じ」が狙い?
2010年3月13日12時0分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/2489

 政務三役と民主党の都道府県連代表の兼務はまかり成らん――。民主党の小沢一郎幹事長が打ち出した「兼務禁止令」が波紋を呼んでいる。小沢氏は「夏の参院選に向けた態勢強化」と説明するが、党内では「狙いは非小沢封じ」との見方が消えない。

 政務三役と代表を兼務するのは12都府県連。小沢氏の方針を受け、小沢氏と距離を置く枝野幸男行政刷新担当相は早速、「大臣の仕事に全力であたりたい」と埼玉県連代表を辞任した。

 確かに、北沢俊美防衛相が代表を務める長野、山井和則厚生労働政務官が代表の京都は、ともに2人目の擁立が難航中。代表を代えることで、党本部主導で候補者を決めようというわけだ。兼務組には小沢氏と距離を置く議員も多いため、「非小沢勢力の一掃が小沢氏の狙い」(中堅)という憶測を呼んでいる。

6402名無しさん:2010/03/14(日) 01:04:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100313/stt1003132020005-n1.htm

民主岐阜県連で「小沢氏辞任」騒動 決議案で一時紛糾
2010.3.13 20:18

13日に岐阜市で開かれた民主党岐阜県連大会で、一部党員が小沢一郎幹事長の辞任を求める特別決議案を動議として提出したいと発言し、一時紛糾した。議事に予定されていなかったため動議は認められず、県連執行部は党本部に意見書を提出することで事態を収拾した。

 県連代表の平田健二参院国対委員長は大会後の記者会見で「議論があるのは当然だ。県連幹部で案文を検討したい」と述べた。

 県連幹部によると、決議案は地方議員ら十数人が連名で作成。政治資金問題をめぐり鳩山由紀夫首相と小沢氏に説明責任を果たすよう要請し、小沢氏の辞任を求める内容だという。

6403名無しさん:2010/03/14(日) 06:22:54
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100314ddm002010136000c.html

小沢・民主幹事長:参院選で指揮、強調

 民主党の小沢一郎幹事長は13日、熊本市で党所属衆院議員のパーティーであいさつし、参院選について「選挙の責任者の一人として、何としても皆さんのご支援をいただき、過半数(の議席)を確保して政権基盤を盤石なものにしていく」と強調。幹事長として引き続き参院選の指揮をとる考えを改めて示した。【結城かほる】

毎日新聞 2010年3月14日 東京朝刊

6404名無しさん:2010/03/14(日) 09:31:29
民主党の神奈川県連代表、笠氏の続投が内定
2010年3月14日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1003130035/

 民主党の笠浩史衆院議員(45)=神奈川9区=が県連代表を続投することが13日、内定した。任期満了に伴う県連代表選の立候補受け付けを同日に締め切ったが、笠氏以外に届け出がなかった。

 20日の総支部長会議を経て、同日に横浜市内で開催される県連定期大会で正式に決定する。任期は1年。笠氏は次期の任期が3期目となる。

 笠氏は慶大卒でテレビ朝日の記者を経て、2003年衆院選の神奈川9区(川崎市多摩区、麻生区)で初当選。05年総選挙では9区で自民候補に惜敗し、比例復活。09年の総選挙では9区で当選した。

 08年に行われた初の県連代表選で、現在みんなの党の浅尾慶一郎衆院議員を1票差で破り、代表に就任。09年3月は無投票で再選している。

6405名無しさん:2010/03/14(日) 09:59:42
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20100314/201003140934_10190.shtml

「政治とカネ」一層の説明を 民主県連、意見書提出へ
 2010年03月14日09:34 

 民主党県連は13日、政治とカネをめぐる一連の問題で、党本部の鳩山由紀夫代表(首相)と小沢一郎幹事長にさらなる説明責任を果たすことを求める意見書を党本部に提出することを決めた。4月の常任幹事会で文案をまとめる。

 県連幹部によると、ほかの都道府県連で同様の意見書は聞いたことがないという。

 同日、岐阜市内で開いた県連大会直前に、一部の代議員らから「このままでは参院選を戦えない」として、両氏にさらなる説明責任を求めると同時に、小沢氏の役職辞任を求める決議案が寄せられた。

 大会でも代議員から「このまま2人擁立しても(参院選は)絶対勝てない」「地方の声を正確に届けるべき」など意見が続出。県連は党員の「生の声」を重くみて、意見書を提出することにした。

 平田健二県連代表も両氏は「説明不足」とし、「皆さんの協力なくして参院選は戦えない。気持ちは必ず伝える」と述べた。

6406名無しさん:2010/03/14(日) 10:04:55
「小沢辞めろ」岐阜県連十数人が緊急動議
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20100314-605913.html

 岐阜市で13日開かれた民主党岐阜県連大会で、小沢一郎幹事長(67)の辞任を求める特別動議案が飛び出し、一時会場が大混乱に陥った。決議案は一部県議らを含む党員十数人が連名で作成したもの。混乱の中で議題にない動議として留保され、県連執行部が党本部に意見書を提出することで収拾した。ついに地方議員が公の場で“決起”したことの波紋は、今後広がる可能性もある。

 岐阜市内のホテルで開かれた民主党県連大会には130人ほどが参加していた。岐阜県選出の国会議員も9人出席していた。

 会の途中、反小沢派の“同志”が一斉に立ち上がった。民主党岐阜県連大会で、地元選出の地方議員を含む労組代表者、一般市民からなる十数人の反小沢派代議員が「小沢幹事長の辞任を求める緊急特別動議」の提出を県連執行部に申し立てた。拍手が鳴り響く。一方で、「何の話だ!」と怒号とどよめきの声が上がり、会場は騒然となった。

 反小沢派の代議員らは「緊急特別動議」を出席者全員に配布しようとしたところ、県連執行部は「議事にないため、動議は認められません」と立ちはだかった。収まらない反小沢派側が「次回の常任幹事会の議事として取り上げていただきたい」と要求。県連執行部は4月上旬の常任幹事会で「緊急特別動議」を議題とすること、党本部に意見書を提出することで事態を収めた。

 「緊急特別動議」では内閣支持率の低下、労組からの裏献金疑惑などが指摘され「この党の命運をかけたピンチを切り抜ける道は唯一、国民の目線に遵(じゅん)ずることですなわち『小沢一郎幹事長の辞任である』」としている。さらに「政権交代を希望して頑張ってきたのに、この首脳部の実態は許せない」などとしている。

 会に参加していたある反小沢派党員は「中小企業や労組の党員と地方議員を中心に今回の“クーデター”を準備した。緊急特別動議は150部を用意していた。参院選が近づいている今、小沢幹事長の政治資金問題は大変な逆風を呼ぶ。本人や党本部が決意しないなら、我々が声を上げるしかない」と経緯を明かした。

 県連代表の平田健二参院議員は大会後に会見し「議論があるのは当然。県連幹部で案文を検討したい」と述べるにとどまった。だが、ついに公の場で表面化した「地方からの反乱」は剛腕幹事長の求心力に、影響を及ぼす可能性も出てきた。

 [2010年3月14日9時14分 紙面から]

6407名無しさん:2010/03/18(木) 01:10:41
政策なんて聞こえの良い事言っても目的は「権限と財源」だって白状しちゃったよこの人。
> 下に権限と財源が与えられていない状況はおかしいでしょ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100317/stt1003170045000-n1.htm
【単刀直言】生方幸夫民主副幹事長「党の“中央集権”、首相は小沢氏を呼び注意を」 (1/2ページ)
2010.3.17 00:40
このニュースのトピックス:民主党
生方幸夫・民主党副幹事長(矢島康弘撮影)生方幸夫・民主党副幹事長(矢島康弘撮影)

 与党に政策部門がないのは絶対におかしい。民主党に元気がなくなったのは、自由に議論する場がなくなったからです。政策調査会と、その下の部会を再び作って、みんなが自由な意見をいえるように戻さないといけません。

 衆院選マニフェスト(政権公約)の実行が思うようにできていません。それに対する十分な説明を民主党がしきれていないのは、党に政策責任者がいないからです。説明を一つ一つしていれば、民主党への信頼が今のように落ちることはなかった。

 鳩山さん(由紀夫首相)は約10年前に「1人1政策作ろう」と、仲間たちに呼びかけたはずです。政権交代で、それを実現しようと思ったら、議員立法も制限されてしまった。政治主導にはほど遠い。

 われわれは自民党政権がやってきた中央集権はダメだと言ってきた。地方分権にしようといってきたのに、民主党の運営はまさに中央集権です。今の民主党は権限と財源をどなたか一人が握っている。下に権限と財源が与えられていない状況はおかしいでしょ。党の代表である鳩山さんは、小沢さん(一郎幹事長)を呼んで党が中央集権になっていることをきちんと注意してほしい。

 1年生議員は民主党に入ったときから、強度の管理体制下に置かれているから、しゃべっていいものかどうかすら分からないんじゃないでしょうか。

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 民主党への信頼が低下している要因には「政治とカネ」の問題もあります。小沢さんに関して、今までの説明に納得していない人が圧倒的に多数で、幹事長をお辞めになるべきだという意見が多い。小沢さんがしかるべき場所できちんと説明するのが第一。それで国民の納得が得られなければ自ら進退を考えるしかないです。

 国民は小沢さんが不起訴になったから全部シロだとは思っていないんですよ。おそらく説明できないんでしょうね。小沢さんは前よりだいぶ権威づけられてきたというか、権力者になってきましたね。

 北海道教職員組合の問題は、これも一番上は(出身母体が日本教職員組合の)輿石さん(東・参院議員会長)ですからね…。(民主党議員は)組合からあまりお金をもらっちゃいけない。組織内候補といわれる方の献金額は常識的な額ではない。参院選への影響は、政治ですから何があるか分かりませんけど、要するに言い訳から入る選挙は勝てませんよ。

 公明党とどうするかは党の方針の問題です。議員の意見を聞かないといけません。国会運営をうまくするためにとか、味方が一人でも多けりゃいいと思って連携するなら大間違い。誰かの思いつきでやっていいことではない。選挙で公明党がイヤだから応援してくれた人だっていっぱいいたわけですから。(坂井広志)

    ◇

 うぶかた・ゆきお 衆院千葉6区選出。当選4回。横路孝弘衆院議長のグループに所属。昭和22年、東京都生まれ。47年、早大卒。読売新聞記者を経て経済評論家に。平成8年の衆院選で初当選。今年3月、民主党有志でつくる「政策調査会の設置を目指す会」世話人に就任。

6408名無しさん:2010/03/18(木) 20:07:11
民主党生方副幹事長が、小沢幹事長を批判したとされる問題で
民主党副幹事長会議は、生方副幹事長の副幹事長辞職を求める党内手続きに入った。
生方副幹事長が小沢幹事長に幹事長辞職を求めるも
生方副幹事長が副幹事長職を辞める方向か?
 
どこの国の独裁国家の話や。
民主党も本当に辞めさせるなら馬鹿だね

6409名無しさん:2010/03/18(木) 21:22:03
独裁国家なら比喩ですらなくとっくに首切られてるのでは?
なんつうか、組織を軽んじる輩は例えが悪すぎるというか、
何かというと独裁国家だのヒトラーだの持ち出す頭の悪さはまともに社会生活送れているのか心配になる程。

6410名無しさん:2010/03/18(木) 21:29:15
話合っても無駄な位にこういう人の方が「排除されるべき古い利権体質」なのは>>6407でも明らかだと思うんだけど、こういう人でも小沢嫌いの人だと擁護しちゃうんですかねぇ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010031800999
生方副幹事長を解任=小沢氏批判を問題視−民主

 民主党の高嶋良充筆頭副幹事長は18日午後、生方幸夫副幹事長を党本部に呼び、執行部批判が目立つとして、副幹事長の職を辞任するよう要求した。生方氏が拒否したため、執行部は同氏を解任し、後任に辻恵衆院議員を決めた。小沢一郎幹事長に批判的な言動を締め付ける動きに党内からは反発が出ており、対立が再び強まりそうだ。
 生方氏は、政策調査会の復活を求めている党内有志の会の中心メンバー。小沢氏の党運営に批判的で、同氏の「政治とカネ」の問題でも説明責任を尽くすべきだと訴えてきた。執行部は、生方氏が一部新聞のインタビューで「今の民主党は権限と財源をどなたか1人が握っている」として、鳩山由紀夫首相に小沢氏を注意するよう求めたことを特に問題視した。
 高嶋氏は「党の幹部が外に向かって執行部批判をするのはおかしい」と非難。生方氏は「党内を何とか良くしようと思っての発言を封じたら、『言論の自由がない』ともっと言われる」と反論し、処分するのであれば党倫理委員会に諮って正式に手続きを踏むよう主張した。 
 この後、高嶋氏は記者団に「このまま放置すると一生懸命やっている方の意欲がそがれる」と強調。同日夕に、生方氏欠席のまま副幹事長会議を開き、解任方針を確認した。高嶋氏は副幹事長会議後、小沢氏に経緯を報告、生方氏解任の了承を得た。(2010/03/18-21:08)

6411名無しさん:2010/03/18(木) 21:33:28
>>6410関連
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010031800791
小沢氏辞任が当然=「国民納得しない場合」−生方氏

 民主党の生方幸夫副幹事長は18日午後、小沢一郎幹事長の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件に関し、党本部で記者団に「幹事長は最低でも国民にもう一度説明し、国民が納得するならいいが、納得がいかないならお辞めになるのが当たり前ではないか」と述べた。また、自身のこうした主張について「多くの民主党議員のマジョリティーだと思う」とも語った。 (2010/03/18-17:59)


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010031800848
辞任要求「よろしくない」と野田副大臣=枝野氏らも生方氏擁護

 野田佳彦財務副大臣は18日午後の記者会見で、民主党の高嶋良充筆頭副幹事長が生方幸夫副幹事長に対し、執行部への批判的な言動を理由に辞任を求めたことについて「耳に痛い話をした人が辞表を迫られるのは極めてよろしくない」と批判した。
 野田氏は「もっと自由闊達(かったつ)に自分の感想や意見を述べてしかるべきで、闊達に意見を言う文化を持ってきたのが民主党の魅力だ」と強調した。
 また、枝野幸男行政刷新担当相は会見で「最近、生方氏が何か問題があることを言ったとは認識していない」と擁護。生方氏とともに、党内有志による「政策調査会の設置を目指す会」の中心メンバーである安住淳衆院安全保障委員長も、記者団に「(生方氏が)悪いことをしたという話ではない。大人げない」と指摘した。 (2010/03/18-20:31)

6412名無しさん:2010/03/18(木) 21:35:39
>>6410関連追加
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010031801004
生方氏の対応批判=鳩山首相

 鳩山由紀夫首相は18日夜、民主党副幹事長を解任された生方幸夫氏のこれまでの言動について、首相官邸で記者団に「執行部への批判はあっていい。ただ、党の中では一切話をしないで、メディアに向かってすることは果たして潔いのかどうか」と語った。生方氏が小沢一郎幹事長の辞任に言及したことについては「今、そのようなことを言う時ではない」と述べた。 (2010/03/18-21:13)

6413神奈川一区民:2010/03/18(木) 21:43:52
>>6410
小澤一郎氏も生方幸夫氏も同じ穴のムジナ
ということですよね。だから、どちらも庇
いません。

6414名無しさん:2010/03/18(木) 21:57:13
>>6410関連、さすが当事者の一角、こっちの方が事情に詳しい
>  「元秘書らが3人逮捕されている小沢氏の責任を何も問わず、外部に向かって批判したから辞めろというのはおかしくないですか」
>  18日午後。党本部の一室で生方氏が声を荒らげた。インタビュー記事のコピーを手にした高嶋氏が「これは執行部批判だ。副幹事長の職を辞していただきたい」と迫ったからだ。
>  高嶋氏は、生方氏がインタビューの中で「今の民主党は権限と財源をどなたか一人が握っている」と小沢氏を批判した点を特に問題視。「正副幹事長会議で発言しなかった。それでいて外でいうのはケジメが付かない」と述べた。
>  生方氏も一歩も引かず「意見を言える雰囲気ではなく、議論の時間を取らなかった」と反論。
>  鳩山由紀夫首相は18日夜、首相官邸で記者団に「党の中では一切話さず、メディアに向かって話すのは潔い話ではない」と生方氏の解任に理解を示した。参院幹部は「役職どころか議員も辞めればいい。人間失格だ」と生方氏を手厳しくこき下ろした。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100318/stt1003182042008-n1.htm
民主、生方副幹事長を解任 辞任拒否で“粛清” 「動き出てくる」? (1/3ページ)
2010.3.18 20:42
民主党の生方幸夫副幹事長、高嶋良充筆頭副幹事長民主党の生方幸夫副幹事長、高嶋良充筆頭副幹事長

 民主党は18日の緊急副幹事長会議で、17日付産経新聞のインタビューで小沢一郎幹事長ら執行部批判をしたことを理由に、生方幸夫副幹事長の副幹事長職解任を決めた。後任は辻恵衆院議員を充てる。これに先立って高嶋良充筆頭副幹事長が生方氏を党本部に呼び、辞表提出を求めたものの生方氏が拒否したためだ。小沢氏に批判的な議員への事実上の“粛清”ともいえ、これによりくすぶり続けてきた「小沢おろし」の動きが一気に加速する可能性も出てきた。

 「元秘書らが3人逮捕されている小沢氏の責任を何も問わず、外部に向かって批判したから辞めろというのはおかしくないですか」

 18日午後。党本部の一室で生方氏が声を荒らげた。インタビュー記事のコピーを手にした高嶋氏が「これは執行部批判だ。副幹事長の職を辞していただきたい」と迫ったからだ。

 高嶋氏は、生方氏がインタビューの中で「今の民主党は権限と財源をどなたか一人が握っている」と小沢氏を批判した点を特に問題視。「正副幹事長会議で発言しなかった。それでいて外でいうのはケジメが付かない」と述べた。

page: 2

 生方氏も一歩も引かず「意見を言える雰囲気ではなく、議論の時間を取らなかった」と反論。「幹事長室に権限を一極集中すべきではない」と改めて小沢氏らの党運営を批判するなど、両者の言い争いは次第にボルテージがあがった。

 生方氏が党内の政策論議を深めるためとして「政策調査会の設置を目指す会」に、小沢氏に距離を置く中堅・若手を集めているのも執行部のカンにさわっていたようだ。

 生方氏は「倫理委員会で堂々と意見を述べる。そこに呼んでほしい」と主張したが、高嶋氏は「辞表を出してほしいといっている」と拒否した。同日夕には副幹事長会議を緊急招集し、生方氏の解任を決定した。小沢氏は高嶋氏からの報告を受け、「残念だな。円満に解決できなかったのか」と語ったという。

page: 3

 鳩山由紀夫首相は18日夜、首相官邸で記者団に「党の中では一切話さず、メディアに向かって話すのは潔い話ではない」と生方氏の解任に理解を示した。参院幹部は「役職どころか議員も辞めればいい。人間失格だ」と生方氏を手厳しくこき下ろした。

 高嶋氏ら執行部が小沢氏に対する批判を公然と締め付け始めたことで、党内対立の激化は避けられない情勢だ。小沢氏に距離を置く民主党七奉行の一人、野田佳彦財務副大臣は同日の記者会見で「耳に痛い話をした人が辞表を迫られるのは極めてよろしくない」と指摘。渡部恒三元衆院副議長も「(解任は)とんでもないこと。民主党は民主主義を語る資格がなくなる」と嘆いてみせた。

 小沢氏に批判的な中堅はほくそえんだ。

 「執行部は何で火に(解任という)ガソリンを注ぐようなことをするんだ? いろんな動きが出てくるぞ」

6415とはずがたり:2010/03/18(木) 22:21:50
>>6407
内部的にも結構公明党との協力が進展してるんですかねぇ??
>公明党とどうするかは党の方針の問題です。議員の意見を聞かないといけません。国会運営をうまくするためにとか、味方が一人でも多けりゃいいと思って連携するなら大間違い。誰かの思いつきでやっていいことではない。選挙で公明党がイヤだから応援してくれた人だっていっぱいいたわけですから。

>>6414
産経謹製の政治小説かもしれないけど,民主党内部ギスギスしてる感じですねぇ。。

6416名無しさん:2010/03/18(木) 22:30:49
>>6415
単に「小沢に文句言いたいけど怖い」っていちびってる人がいるだけじゃないかと思うんですが。
「言える雰囲気じゃなかったから言わなかったんだ」って平然と言えるような人が国会議員になってるって事の方が私は怖いと思います。

6417名無しさん:2010/03/19(金) 00:16:39
まぁ小沢が世間的にはアレな現状はありますし、
今後ドンパチやる火蓋が切られた感もありますね。

6418名無しさん:2010/03/19(金) 09:36:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100319/stt1003190731003-n1.htm
【金曜討論】小沢一郎幹事長の進退 村越祐民氏、大谷昭宏氏 (1/4ページ)
2010.3.19 07:25

 資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、不起訴処分となった民主党の小沢一郎幹事長。ただ、「政治とカネ」をめぐる国民不信は根強く、小沢幹事長の責任問題も浮上している。「いま辞めてはいけない」とするジャーナリストの大谷昭宏さんに対し、民主党の村越祐民衆院議員は「政治的、道義的責任がある」と、あくまで議員辞職を求めている。(磨井慎吾)

                   ◇

 ≪村越祐民氏≫

 ■道義的責任取り議員辞職を

 −−小沢幹事長への議員辞職勧告は党内外で反響が大きかったが、意見に変わりはないか

 「当然、今でも辞めるべきだと思っている。政権交代が実現して、国民の民主党政権に対する大きな期待を最初の予算として具現化する大切なときに、この議論に長い時間を割いて、有権者を失望させてしまった責任は大きい。法的には不起訴でも、政治的、道義的責任がある」

 〇常識的におかしなこと

 −−「国策捜査」など検察の姿勢に批判もある

 「そもそも検察に疑われるようなことをするのが間違っている。不動産をいっぱい持つとか、ゼネコンからたくさん金を集めるとか、寮を建てて秘書を住まわせるとか、常識的におかしなことをやっていたわけだから。その当事者が、捜査手法に問題があるとか陰謀だとか言い出しても何の説得力もない。だから結局、党VS.検察という話にすりかえた」

 −−検察の不起訴判断は

 「非常に中途半端な形で捜査が終わった印象だ。報復人事が怖くて日和見したということであればよくない。多くの国民はやはり問題があると思っているし、その証拠に世論調査では大多数の国民が(小沢氏は)辞めるべきだと答えている。検察の責任は重い」

6419名無しさん:2010/03/19(金) 10:47:05
毎日新聞 2010年3月19日 10時35分(最終更新 3月19日 10時37分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100319k0000e010013000c.html
民主・生方氏:改めて小沢幹事長辞任求める
 民主党執行部への批判で副幹事長職の解任が決まった生方幸夫衆院議員は19日午前、東京都内で記者団に対し、「政治とカネ」の問題を抱える小沢一郎幹事長について「もう一度国民に説明すべきだ。(世論調査などで)『辞めるべきだ』との意見が減らない場合、辞めない限り次期参院選は戦えない」と述べて小沢氏の辞任を求めた。

 党内で小沢氏辞任論が高まる可能性について「同僚議員から励ましの電話もあった。内閣や政党支持率がさらに下がれば、当然党内からも声を出してしかるべきだ」と語った。今後の対応について「処分であれば、処分される側の言い分も聞かないと党改革につながらない。何か手段があれば考えていきたい」と語り、党常任幹事会への不服申し立てなどの対抗措置を検討していることを明らかにした。【近藤大介】

6420名無しさん:2010/03/19(金) 11:17:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010031900266
「小沢氏に何も言えない」=解任容認の首相批判−民主・生方氏
 小沢一郎民主党幹事長への批判発言を理由に副幹事長解任が決まった同党の生方幸夫氏は19日午前、TBSの番組に出演し、鳩山由紀夫首相が執行部の判断を是認したことについて「小沢さんに向けて何も言えない鳩山さん率いる民主党となってしまう」と述べ、批判した。
 この後、生方氏は記者団に「もうちょっと熟慮して発言しないと、首相への信頼もちょっと揺らいでしまうのではないかと心配する」と強調。小沢幹事長に対しては「辞めない限り参院選は戦えない」と述べ、辞任を重ねて求めた。 
 一方、首相は同日午前、首相公邸前で記者団の質問に答え「党の中では黙っていて、外でさまざまな声を上げるということになれば、党内の規律がなかなか守れないということになる」と述べ、解任は妥当との認識を改めて示した。(2010/03/19-11:00)

6421名無しさん:2010/03/19(金) 11:54:58
生方さんの出身地である読売新聞の記事
解任をした執行部批判の形はとってるけど、鳩山の意見や高嶋の主張を最初の方で大きめに扱ってるので生方も悪いという感じを与えかねない記事でちょっと驚いた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100319-OYT1T00041.htm
生方氏解任「言論封殺だ」民主内に批判の声
特集 激震民主

 民主党の小沢幹事長を批判した生方幸夫副幹事長が18日、解任に追い込まれたことは、結束を乱す不満分子は許さないという同党執行部の強権的な姿勢を強く印象づけた。

 鳩山首相が「民主党らしさ」をキーワードに政権浮揚を図ろうとしていた中での解任劇に、党内からは「言論の自由もない」と批判の声が上がっている。

 生方氏の解任について鳩山首相は18日夜、記者団から「言論の自由を封じる形は民主党らしくないとの声がある」と問われると、「レベルが違う議論だ。執行部に対する批判はあっていい。ただ、党の中では一切話をしないで、メディアに向かってされることは潔いのかどうかという議論だ」と述べ、党の対応に理解を示した。

 生方氏は衆院千葉6区選出で当選4回。読売新聞記者出身で、経済評論家として著書も多い。党内では横路衆院議長に近い。問題とされたのは、17日付産経新聞のインタビューで、生方氏が党運営を中央集権的と批判し、「鳩山さんは小沢さんを呼んできちんと注意してほしい」などと求めたことだった。

 高嶋良充筆頭副幹事長は18日、生方氏を党本部に呼んで副幹事長を辞任するよう求めたが、生方氏は「普通のことをしゃべっているのに辞めろというのは、党内に言論の自由がないということだ。情けない」と反発。高嶋氏は「議論する場がいっぱいある。なぜそこで言わないのか」と指摘したが、生方氏は「(処分するなら)正式に倫理委員会にかけてください」と求め、平行線に終わった。

 高嶋氏は会談後、生方氏以外の副幹事長を集め、副幹事長会議として交代を求める方針を確認。小沢氏と電話で対応を協議した。小沢氏は「そこまでする必要はないのではないか」と語ったが、高嶋氏が説得したという。

 高嶋氏は記者団に「放置しておくと党の求心力や他の議員の意欲がそがれる。解任ではなく、役職の交代だ」と強調した。

 高嶋氏の強硬姿勢の背景について「生方氏が呼びかけた政調復活を求める会合に41人が集まったことで、党運営批判の高まりに焦りを感じたのではないか」との見方がある。生方氏の行動について、輿石東参院議員会長が「幹事長室にいる人が、いかがなものか」と批判するなど党執行部としては、災いの芽を早めに摘もうとする姿勢が見られた。

 小沢氏に距離を置く議員からは公然と批判の声が上がっている。

 枝野行政刷新相は18日の記者会見で「生方氏が何か問題のあるようなことを言ったことが最近あるとは認識していない」と語った。野田佳彦財務副大臣も記者会見で「耳に痛い話をした人が辞表を迫られるのは極めてよろしくない。もっと自由闊達(かったつ)に感想や意見を述べてしかるべきで、闊達に意見を言う文化を持ってきたのが民主党の魅力だった」と党の対応に疑問を呈した。若手衆院議員は「これでは北朝鮮と同じだ。言論封殺の党と思われる」と語った。

 民主党の規約では、副幹事長は幹事長が選任すると規定されているが、解任などの手続きは明記されていない。生方氏は18日夜、党の対応について「幹事長を批判したから更迭というのは民主主義の原則を無視した行為で、国民は納得しない。副幹事長交代は承服しておらず、異議を申し立てたい」と語った。小沢氏の進退についても「国民が納得しなければ、幹事長を辞めるのが当たり前だというのが党内の多数派だ」と指摘した。
(2010年3月19日01時16分 読売新聞)

6422名無しさん:2010/03/19(金) 11:57:39
ついでに生方さんが録音したという会話について。
この録音頭から尻まで全部聞いてみたいのだけど(youtubeにあるフジ報道だと高嶋の主張が一切判らん)。

[フジテレビ3/18] 生方副幹事長と高嶋筆頭副幹事長との会話の録音が放送される 【生方氏が録音しリークか】
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/681.html
投稿者 shimbi 日時 2010 年 3 月 19 日 00:09:01: ibnpLFktmKXy6

2010年3月18日放送のフジテレビ「スーパーニュース」の中で、小沢幹事長を批判した生方副幹事長に、高嶋筆頭副幹事長が辞任を要求した席においてのものとされる、二人の会話の録音が放送されていました。これは誰が録音したもので、どのようにしてフジテレビが報道するに至ったのか、非常に不可思議に思いました。

動画を右記URL( http://www.youtube.com/watch?v=c_tUDmlyRes#t=1m23s )で見ることができます。当該個所は1:40あたりからです。(本投稿の添付画像はこの動画から切り出したものです)

当該会話の書き起こしが以下です。

(書き起こしここから)
生方副幹事長「執行部批判をしちゃいかんということですね」
高嶋筆頭副幹事長「副幹事長の職を辞していただく」
生方副幹事長「秘書が3人逮捕されている幹事長の責任はどうなるんですか? わたしが批判すると、辞めろっていうわけですね。党内に言論の自由がないってことです からね」
(書き起こしここまで)

同日のBSフジでもこの録音が放送されたようで、右記投稿( http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/668.html )のコメントの中で25さんが指摘しています。その後いろんな方がコメントを寄せていますので、いくつか以下に引用します。

(引用ここから)

25. 2010年3月18日 20:53:36
さっき、BSフジを見たら、生方って
幹事長室での話を録音していたみたい。
そのまま、流していました。

なんて姑息で卑怯!
こういう行為自体、許されるの?

つうか、自民党時代の麻生おろしとは
ぜんぜん、質がちがって、おそろし。
高嶋幹事長、鳩山さんはあたりまえのことを言っていると思う。

26. 2010年3月18日 20:58:48
>25 様 事実だとすると、解任どころか、民主党除名ですね!


32. 2010年3月18日 21:38:29

生方=CIA読売新聞出身

アホか、批判すべきは小沢ではなくて検察だろが!

小沢の秘書や石川議員が逮捕された事自体が民主主義を破壊する行為である。

今回もどうせナベツネがけしかけたんでしょう。


40. 2010年3月18日 22:34:32
読売新聞出身の生方が幹事長室の話などを録音してた。さすが自民から派遣されたスパイ〜生方は度胸がある。素性がバレた今、民主党内で相手にされずにいつまでいてもムダである。反民主=自民党に与する生方は渡部恒三・前原・枝野・仙石・玄葉・安住・小宮山らと共に出て行く方が、国民にとって解り易く有り難い。


42. 2010年3月18日 22:41:22
IC レコーダーで会話を録音?テレビに売る??

なにこそこそやってんだ、このおっさん。
政治家のやることじゃないだろ。恥ずかしい男だな。

こんな姑息な男を擁護してる枝野、野田、渡部、安住って何なの?
根性腐ってるとしか言いようがないよ。


43. 2010年3月18日 22:43:26
さすがにICレコーダーはマズイでしょう。それが本当なら、そして、その内容をマスコミに流しているとすれば、解任も相応の理由がありますね。
それにしても、出身母体は十分認識しなければなりませんね。人と人のつながりは、そう簡単にはなくなるものではありませんから。
確信犯ですね。この人。

(引用ここまで)


すでに解任される方針が決まった生方氏の後任には、読売新聞の報道( http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100318-OYT1T00994.htm )によれば、今回の陸山会問題において検察批判の急先鋒的存在の辻恵衆議院議員が充てられるそうです。


[関連]
民主、生方副幹事長を解任 辞任拒否で“粛清” 「動き出てくる」? (1/3ページ) 2010.3.18 20:42 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100318/stt1003182042008-n1.htm
小沢氏批判の生方副幹事長、民主が解任 党内に反発の声 2010年3月18日20時53分 朝日新聞
http://www.asahi.com/politics/update/0318/TKY201003180413.html
「検察の行動は選挙で正当に成立した政権をクーデター的に倒そうとしたもので絶対に許されない」(民主党・辻恵議員のBLOG)
http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/758.html
【ビデオ配信】輿石参院議員会長定例会見 2010/03/18
http://www.dpj.or.jp/news/?num=17889

6423名無しさん:2010/03/19(金) 12:12:30
http://www.youtube.com/watch?v=c_tUDmlyRes#t=1m23s

6424名無しさん:2010/03/19(金) 12:13:33
http://www.youtube.com/watch?v=RxMe3Mi1Ibk

6425名無しさん:2010/03/19(金) 12:23:01
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100319-OYT1T00479.htm

「批判した人切る、改革にならない」民主・生方氏
激震民主
 民主党の生方幸夫衆院議員は19日朝、党執行部への批判を理由に副幹事長辞任を迫られたことについて、都内で記者団に、「(執行部が)乱暴なことをして、民主党に対する信頼が揺らいでしまうことを心配している。処分される側の言い分も聞いていただきたい。批判した人を切って済むのでは、改革につながらない。本当にばかばかしい」と述べ、党内で反論の機会を求める考えを示した。


 今後、党倫理規則に基づく不服申し立てを行う考えも示唆した。

 生方氏は小沢幹事長の進退について、「(世論調査などで)『辞めるべきだ』との意見が減らなければ参院選は戦えない」と述べ、参院選を最優先に判断すべきだとした。生方氏の解任方針を支持した鳩山首相に対しても、「熟慮して発言しないと、首相に対する信頼も揺らいでしまう」と語った。

(2010年3月19日12時11分 読売新聞)

6426名無しさん:2010/03/19(金) 12:40:26
> 生方氏の解任方針を支持した鳩山首相に対しても、「熟慮して発言しないと、首相に対する信頼も揺らいでしまう」と語った。

ようは俺のことかばえって言いたいんだよねw
自分のした事がどういう意味を持ってたかを理解できてない可哀想な人というのはよく判った。

6427名無しさん:2010/03/19(金) 12:44:08
164 :無党派さん:2010/03/19(金) 07:50:45 ID:U34c6Rto
生方の盗聴テープ、テレ朝、日テレ、フジは流しているけど、
TBSの朝ズバは流してないな。生方からもらえなかったのか、
盗聴は倫理上不味いと判断して流さなかったのか、どちらだろう

6428名無しさん:2010/03/19(金) 12:52:56
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20100319-607768.html

生方氏解任に閣僚は党の結束求める

 民主党が執行部批判を理由に生方幸夫副幹事長の解任方針を決めたことについて、各閣僚は19日の閣議後会見で見解を明らかにした。「首をかしげる」と明確に異論を唱えたのは枝野幸男行政刷新担当相だけで、菅直人副総理兼財務相をはじめ多くの閣僚は踏み込んだ発言を避け、党の結束に期待を示した。

 菅氏は「自由闊達(かったつ)に議論するのは大変必要だが、一方で党がしっかりまとまるのも必要。どのように両立するのか、それぞれが考えながら行動すべきだ」と強調。川端達夫文部科学相も「自由に議論するべきであると思うと同時に、党が一致結束していることも大事。基本的に党が一体的に民主的な運営をやっていただきたい」と要望した。

 枝野氏と同様に小沢一郎幹事長と距離を置く前原誠司国土交通相は「言論封殺はあってはならないが、組織人として一定のルールもある」と指摘し、仙谷由人国家戦略担当相も「事情が分からないのでコメントできない」と述べるにとどめた。

 解任方針を支持したのは、鳩山由紀夫首相に近い小沢鋭仁環境相。「執行部の人間は執行部の中で意見を言うべきだ」と強調した。原口一博総務相も「自由な発言にも立場というものがある」と解任に理解を示した。

 国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相は「党内でしっかり対処してもらわないと困る」と苦言を呈した。(共同)

 [2010年3月19日12時13分]

6430名無しさん:2010/03/20(土) 12:17:26
枝野が小沢の辞職求める。徐々に小沢追い込まれてるのか?

6431名無しさん:2010/03/20(土) 13:13:49
むしろ枝野たちの方が追い詰められてるようにも見えるんだけど。
「必死だな」
みたいな感じ。

6432名無しさん:2010/03/20(土) 19:58:31
生方氏解任で賛否応酬続く 執行部からは「反省」も
2010.3.20 19:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100320/stt1003201937005-n1.htm

 産経新聞のインタビューで執行部批判を行った民主党の生方(うぶかた)幸夫副幹事長が“解任”された問題について、政府や党内では20日も賛否をめぐる応酬が続いた。枝野幸男行政刷新担当相は重ねて党の対応を批判。執行部からは判断の妥当性を強調しつつも、党運営改善の必要性を認める声が上がった。

 枝野氏は同日、TBS番組の収録で、党の対応について、「国民からどう受け止められるのか」と疑問を呈し、「(世論との)ズレに気をつけるべきだ」と批判した。さらに、「政治とカネ」の問題を抱える小沢一郎幹事長の進退についても、「(小沢氏は)今の状況に危機感を抱いていると思う。本人も解決策を考えているのではないか」と、参院選前の自発的辞任に期待感を示した。

 生方氏は同日、地元の千葉県松戸市での街頭演説で「党内に言論の自由がない政党が、国民の言論の自由を保障できるのか」と、改めて執行部を強く批判。小沢氏に権限と財源が集中する党運営を問題視し、「議員一人一人の力が発揮されなくなった。このままでは支持率が落ちて、参院選で戦えなくなる」と述べた。

 これに対して、民主党の細野豪志副幹事長は同日、テレビ東京の番組で、「生方氏は問題があるなら、まずは組織の中で発言するのが最低限のありようだ」と、党の判断を擁護した。ただ、「みんなが(党内で)自由に動きにくいところはあったと思う。そこは変える必要があるし、反省も必要だ」とも指摘した。

6433名無しさん:2010/03/21(日) 08:20:03
民主県連大会で支持率低下に危機感示す声、再任の笠代表「党本部に伝える」/神奈川
2010年3月21日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1003200039/
 民主党県連の定期大会が20日、横浜市内のホテルで開かれ、笠浩史衆院議員(45)=神奈川9区=の3期目の県連代表就任が正式決定した。出席者からは「政治とカネ」の問題などによる支持率低下で今夏の参院選や来春の統一地方選に危機感を示す声もあり、笠氏は「責任を持って党本部に伝える」と応じた。

 2010年度活動方針では、参院選神奈川選挙区(改選数3)で立候補を予定する千葉景子法相と金子洋一氏の現職2人の必勝を期すことなどを決めた。

 出席者の一部は、鳩山首相、小沢幹事長らの一連の政治資金問題のほか、輿石東参院議員会長の農地法違反問題などの影響を危惧(きぐ)。「県連として党本部に何らかの意見を言うべきだ」との発言や、統一地方選などで比較第1党(会派)を目指して積極的に擁立する方針についても「共倒れ」を懸念する声が出た。

 笠氏は大会後の会見などで、「厳しい話が定期大会で出たということを総理、幹事長に対して伝える」と述べ、統一地方選に関しては「県連が主導して原則を押し付けるという気持ちはない」「(各議会で)最終的にどのぐらいの人を当選させれば第1党になれるのか、きめ細かく候補者擁立にあたる」と述べた。

 来賓として連合神奈川の野村芳広会長や横浜市の林文子市長らも出席した。

6434名無しさん:2010/03/21(日) 12:54:09
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20100321ddlk14010130000c.html
民主県連:定期大会 笠代表の3選承認 政治とカネ「本部に意見を」 /神奈川

 民主党県連は20日、横浜市西区で定期大会を開き、笠浩史代表=衆院神奈川9区=の無投票3選を承認した。質疑では「政治とカネ」の問題などを巡り「党本部の実情がさらされるにつけ、国民の期待がしぼんでしまう」などと、県連として党本部に意見するよう求める声が相次いだ。

 相模原市にある輿石東・参院議員会長(山梨選挙区)宅の農地法違反問題では、出席者の県議が「参院のトップが違法行為を続けている現状で、参院選を神奈川で戦うのは厳しい」と指摘。笠代表は「詳細を把握していない。事実関係を含めて精査し、(党本部に)しっかり申し上げたい」と応じた。

 一方、生方幸夫・党副幹事長の解任問題について、笠代表は「生方さんが指摘していること自体は否定しない。しかし党役員なら、党内で幹事長にも物申していくべきだ」との見解を示した。【笈田直樹】

毎日新聞 2010年3月21日 地方版

6435名無しさん:2010/03/21(日) 15:15:21
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20100321/CK2010032102000070.html

【神奈川】
1次予定者82人を発表 統一地方選で民主県連
2010年3月21日

 民主党県連は二十日、横浜市内で定期大会を開催し、来春の統一地方選挙の一次公認、推薦候補予定者計八十二人を発表した。

 候補予定者の内訳は県議選が現職二十七人(うち推薦一人)、新人五人。横浜市議選が現職十八人、新人二人。川崎市議選が現職十四人。来月政令指定都市となる相模原市議選は現職四人。そのほかの市議選は現職十人(うち推薦一人)、新人二人。

 大会ではこのほか、衆院議員の笠浩史県連代表を引き続き選出した。出席した党地方議員からは、鳩山由紀夫首相や小沢一郎党幹事長が、自身の「政治とカネ」に関する問題について「十分に説明していない」など政府や党本部の首脳に対する批判が相次いだ。 (中山高志)

6436名無しさん:2010/03/21(日) 16:43:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010032100056
生方氏解任、党にダメージ=「議論の場つくる」と強調−民主・細野氏

 民主党の細野豪志副幹事長は21日、テレビ朝日の番組に出演し、党執行部が小沢一郎幹事長を批判した生方幸夫副幹事長の解任を決めたことについて「トータルに見たときに民主党にとってはダメージがあった」との認識を示した。その上で、生方氏に「自由に議論をする場をもう一度つくるから協力してほしい」と呼び掛けた。
 生方氏は同番組で「これで萎縮(いしゅく)したらもう民主党はおしまいだ」と強調。同党の小宮山洋子衆院議員も「鳩山由紀夫首相も党のことは全部小沢氏に任せるのではなく、しっかり見ないと(いけない)」と苦言を呈した。
 また、安住淳衆院安全保障委員長は、小沢氏の進退について「今の状況が続くようだったら、自身で判断していただくしかない」と自発的辞任を検討すべきだとの考えを示した。 (2010/03/21-13:15)

6437とはずがたり:2010/03/22(月) 18:23:57

民主・輿石参院議員会長「国民は我慢して」 支持率低下に
2010.3.17 11:12
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100317/stt1003171113004-n1.htm

 民主党の輿石東参院議員会長は17日午前の党参院議員総会で「鳩山政権が誕生して6カ月。『民主党、しっかりしてくれ』という声も多いが、もうしばらく国民、有権者の皆さんに我慢をしていただいて、必ずや国民の期待に応えていく。心を一つに政権公約実現に向けて頑張りたい」と述べた。鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長の政治とカネをめぐる問題で内閣支持率や民主党の政党支持率が低下していることに加え、輿石氏も農地違法転用問題が発覚。夏の参院選に向け国民の忍耐力に期待したものとみられる。

6438おま天:2010/03/22(月) 22:21:40
北教組事件:幹部ら2人起訴 小林議員、離党・辞職を否定
2010年3月22日 18時31分 更新:3月22日 21時14分

ttp://mainichi.jp/select/today/news/20100323k0000m040012000c.html

 民主党の小林千代美衆院議員(北海道5区)陣営に北海道教職員組合(北教組)が違法献金したとされる事件で、札幌地検は22日、逮捕した4人のうち北教組委員長代理の長田秀樹(50)=札幌市西区、小林陣営の会計担当者で自治労北海道財政局長、木村美智留(46)=北広島市=の両容疑者を政治資金規正法(企業・団体献金の禁止)違反の罪で起訴した。参考人聴取した小林議員については関与はなかったと結論づけた。

 地検は2人のほか、団体としての北教組も同罪で起訴。逮捕していた北教組書記長の小関顕太郎(54)=小樽市、会計委員の南部貴昭(52)=札幌市清田区=の両容疑者は長田被告との共犯関係を認定したが、関与の度合いが薄いとして起訴猶予処分とした。

 起訴状などによると、木村被告は小林陣営の資金管理を統括。選挙事務所の資金繰りに窮し、5区の選挙応援を決めていた北教組に資金援助を依頼。北教組委員長(09年6月に急死)から、北教組本部で08年12月〜09年5月の3回にわたり400万円ずつ計1200万円を受け取ったほか、09年7月にも長田被告からも選挙事務所で400万円を受け取ったとされる。

 木村被告はこれらの現金を小林氏が代表を務める党北海道5区支部ではなく自身が管理する裏口座に入れて事務所運営費などに充てていたため、札幌地検は同法が禁じる政治家個人への献金と判断した。

 書記長と会計委員は北教組の資金を札幌市内の金融機関の口座で管理していたが、献金分の現金の出し入れは元委員長や長田被告の指示で行うなど従属的立場だったという。

 昨夏の衆院選では、小林陣営の選対幹部が公選法違反罪に問われ、札幌地裁で懲役2年・執行猶予5年の有罪判決を受けた。

 小林氏は22日、札幌市中央区の民主党道連事務所で記者会見し、「心からおわび申しあげます」と謝罪し、「国会と地域での活動に全力を尽くし職責を全うしてまいります」と述べ、議員辞職や離党はしない考えを示した。【吉井理記、水戸健一】

6439とはずがたり:2010/03/23(火) 12:22:08

生方は少なくともリーダーとしての頭角を現しましたね。

生方副幹事長の解任決定へ=民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010032300062

 民主党は23日午後、国会内で役員会と常任幹事会を相次いで開き、生方幸夫副幹事長の解任を正式に決める。後任には辻恵衆院議員を起用する。
 執行部は、生方氏が一部新聞のインタビューで「今の民主党は権限と財源をどなたか1人が握っている」として、小沢一郎幹事長の党運営を公然と批判したことを問題視。18日に高嶋良充筆頭副幹事長が生方氏に辞表を提出するよう求めたが、同氏が拒否したため、小沢氏の了承を得て解任方針を決めていた。 (2010/03/23-06:09)

6440とはずがたり:2010/03/23(火) 12:24:11

生方氏解任、タイミング悪い=仙谷氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010032300326

 仙谷由人国家戦略担当相は23日の閣議後の記者会見で、民主党執行部が小沢一郎幹事長を批判した生方幸夫副幹事長の解任を決めたことについて、「党あるいは鳩山内閣にとって悪いタイミングでこの種の出来事があった。もう少し上手な対処の方法がなかったかなと思う」と述べ、執行部の対応に苦言を呈した。 (2010/03/23-11:03)

6441神奈川一区民:2010/03/23(火) 13:39:20
小澤幹事長、生方氏の解任を撤回要請。
(ソース@NNN)

6443名無しさん:2010/03/23(火) 13:45:59
民主、生方副幹事長続投に転換 世論の批判うけ
2010年3月23日13時30分
http://www.asahi.com/politics/update/0323/TKY201003230218.html

 民主党は23日、執行部批判を繰り返したとして副幹事長を解任する方針を決めていた生方幸夫衆院議員について、副幹事長を続投させる方針を決めた。小沢一郎幹事長が同日午後、国会内で生方氏と会談。「もう一度やってくれないか」と伝え、生方氏も了承した。副幹事長解任をめぐっては「言論封殺だ」と批判する声が党内外に絶えず、世論へのマイナスイメージを懸念した執行部が方針を変えた。

 23日午後の衆院本会議で、鳩山由紀夫首相は生方氏と会った際、「何とか穏便にできないか考えている」と伝えた。その後、別の副幹事長から生方氏は「続投の方向だ」と伝えられたという。

6444名無しさん:2010/03/23(火) 13:47:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010032300496

生方副幹事長は続投=小沢氏、解任方針を撤回−民主

 民主党の小沢一郎幹事長は23日、国会内で生方幸夫副幹事長と会い、現職にとどめる考えを伝えた。同氏も了承した。生方氏は、一部報道機関のインタビューで小沢氏の党運営を批判。執行部は解任する方針を決めていた。 (2010/03/23-13:35)

6445名無しさん:2010/03/23(火) 13:53:21
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100323k0000e010063000c.html

小沢幹事長:生方氏の副幹事長職を慰留、本人も了承

衆院本会議に臨み、鳩山由紀夫首相(左)と言葉を交わす生方幸夫民主党副幹事長=国会内で2010年3月23日午後0時9分、藤井太郎撮影 執行部を批判した民主党副幹事長の生方幸夫衆院議員の処遇に関し、同党の小沢一郎幹事長は23日午後、国会内で生方氏と会談し、生方氏に「もう一度一緒にやってくれないか」と述べて副幹事長職にとどまるよう求めた。生方氏も了承した。

 生方氏は一部報道機関とのインタビューで小沢氏の党運営を批判し、執行部は生方氏を解任する方針を決め、同日午前の党常任幹事会で承認する予定だった。

毎日新聞 2010年3月23日 13時39分(最終更新 3月23日 13時50分)

6446名無しさん:2010/03/23(火) 13:58:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100323/stt1003231347003-n1.htm
小沢氏、生方民主副幹事長の解任を撤回 「もう一度補佐してほしい」
2010.3.23 13:46

 民主党の小沢一郎幹事長は23日午後、国会内で副幹事長解任が決まっていた生方幸夫衆院議員と会談し、「続けてくれないか。もう一度補佐してほしい」と述べ、続投を求めた。生方氏はこれに応じた。

 民主党は同日の役員会と常任幹事会で解任を正式に決定することにしていたが、党内外から「言論封殺」と批判が高まったため急きょ、方針を撤回した。

 生方氏は、17日付の産経新聞のインタビューで小沢一郎幹事長の党運営について「中央集権的だ。権限と財源をどなたか1人が握っている」などと批判。

 これを理由に日に高嶋良充筆頭副幹事長が生方氏に表を提出するよう求めると同時に解任の方針を決定。小沢氏もこれを了承し、すでに後任として辻恵衆院議員の就任も内定していた。

6447名無しさん:2010/03/23(火) 14:01:17
>>6439
>>生方は少なくともリーダーとしての頭角を現しましたね。
というのは?です。
オザワには怖くて言えないけれども、
メディアならば言えるという政治家としての器の小ささを感じました。

>>6441
が事実ならば騒動は何だったんだ。という感じです。

6448名無しさん:2010/03/23(火) 14:07:03
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100323058.html

ブレまくり民主 生方氏解任撤回 小沢氏「もう一度一緒に」

 民主党の小沢一郎幹事長ら執行部を批判した生方幸夫副幹事長の解任方針をめぐり小沢氏が23日午後、生方氏と直接協議し「もう一度一緒にやってくれないか」と述べ、事実上、撤回した。鳩山由紀夫首相も生方氏と会った際、「大ごとにならないように」と発言していた。

 当初、党執行部は「処分」でなく「人事異動」の形を取り、事態収拾を図りたい考えだったが、世論の批判の高まりを踏まえ、転換。ただ小沢氏の掌握力の低下が浮き彫りになった形で、夏の参院選に向け党内の動揺が続くことも予想される。

 生方氏は23日昼、党倫理委員会を開催し、自身の説明の機会を設けるよう求める要望書を小沢氏あてに提出していた。

 民主党は23日昼に役員会と党常任幹事会を国会内で開き、正式決定する段取りだった。両会議は、小沢氏の日程上の都合で夕に延期。ただ後任に固まっていた辻恵衆院議員は、そのまま副幹事長に就任する予定だ。

 前原誠司国土交通相は午前の記者会見で、小沢氏の政治資金問題などを念頭に「(党内の)『政治とカネ』問題で誰もけじめをつけていないことが厳しく問われ、内閣支持率が落ちている」と指摘した。

[ 2010年03月23日 13:59 ]

6449名無しさん:2010/03/23(火) 14:13:43
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4385878.html
最終更新:2010年3月23日(火) 13時47分
小沢幹事長、生方氏に副幹事長続投要請

 民主党は執行部を批判した生方副幹事長の解任を23日正式に決める予定でしたが、一転、小沢幹事長が生方氏に副幹事長続投を要請しました。

 小沢幹事長は生方副幹事長と会談し、「もう一度やってくれないか」と副幹事長の続投を要請。生方氏もこれを受け入れました。

 これに先立って、生方氏の処分をめぐり民主党は正副幹事長会議を開き、小沢幹事長の「扱いを私に一任して欲しい」との要請を了承していました。

 党執行部批判を強める生方氏をめぐっては、先週、高嶋筆頭副幹事長が辞表を提出するよう求めましたが、生方氏はこれを拒否したため、小沢幹事長の了承も得て生方氏を解任する方針が決まっていました。

 これに対して生方氏は、党執行部に対して倫理委員会を開催して説明の機会を設けるよう求める要望書を提出するなど、抵抗する構えを見みせていました。(23日13:33)

6450名無しさん:2010/03/23(火) 14:16:51
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032301000457.html

民主、生方氏解任を撤回 小沢幹事長と協議

 民主党の小沢一郎幹事長ら執行部を批判した生方幸夫副幹事長の解任方針をめぐり小沢氏が23日午後、生方氏と直接協議し「もう一度一緒にやってくれないか」と述べ、事実上、撤回した。鳩山由紀夫首相も生方氏と会った際、「大ごとにならないように」と発言していた。

 当初、党執行部は「処分」でなく「人事異動」の形を取り、事態収拾を図りたい考えだったが、世論の批判の高まりを踏まえ、転換。ただ小沢氏の掌握力の低下が浮き彫りになった形で、夏の参院選に向け党内の動揺が続くことも予想される。

 生方氏は23日昼、党倫理委員会を開催し、自身の説明の機会を設けるよう求める要望書を小沢氏あてに提出していた。

 民主党は23日昼に役員会と党常任幹事会を国会内で開き、正式決定する段取りだった。両会議は、小沢氏の日程上の都合で夕に延期。ただ後任に固まっていた辻恵衆院議員は、そのまま副幹事長に就任する予定だ。

2010/03/23 14:08 【共同通信】

6451名無しさん:2010/03/23(火) 14:48:55
http://www.asahi.com/politics/update/0318/TKY201003180413.html

 ただ、非小沢氏系議員にも生方氏の行動に疑問を呈する声はある。民主党七奉行の一人は、自民党の園田博之氏が幹事長代理を辞任して執行部批判に転じた経緯に触れ、「自ら辞めて外で批判するという手順を踏んだ。それに比べて今回のやり方はイメージが悪い」と語る。

6452名無しさん:2010/03/23(火) 14:57:35
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00174074.html

民主・小沢幹事長、生方氏に副幹事長続投を要請 生方氏、要請受け入れ

民主党の小沢幹事長は、生方副幹事長と国会内で会談し、「もう一度、一緒にやってくれないか」と述べ、副幹事長職の続投を要請した。
生方副幹事長は「(小沢)幹事長から、もう一度一緒にやってくれないかと。私も民主党の議員でございますから、幹事長がもう一度やってくれと言えば、断る理由はございません」と述べた。
民主党は、23日の常任幹事会で、小沢氏や執行部を批判した生方氏の解任を正式に決めることにしていたが、小沢氏は、これを撤回し、副幹事長職の続投を要請した。
これに対し、生方氏は「もう一度やってくれと言われれば、断る理由ない」として、小沢氏の要請を受け入れた。
(03/23 14:20)

6454名無しさん:2010/03/23(火) 16:06:07
消えちゃってるけどキャッシュから

生方氏の処分、夕にずれ込み=小沢氏意向で−民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010032300492

 民主党は生方幸夫副幹事長の解任を正式に決める予定だった23日昼の役員会と常任幹事会を同日夕に延期した。同党は詳しい理由を説明していないが、党幹部によると、延期は小沢一郎幹事長の意向。小沢氏は「議題の整理をしたい」と話しているという。

 執行部は、生方氏が一部新聞のインタビューで「今の民主党は権限と財源をどなたか1人が握っている」として、小沢氏の党運営を公然と批判したことを問題視。18日に高嶋良充筆頭副幹事長が生方氏に辞表を提出するよう求めたが、同氏が拒否したため、小沢氏の了承を得て解任方針を決めていた。

 一方、生方氏は23日午前、解任を決める前に党倫理審査会に諮り、自らの発言機会を設けるよう求める要望書を小沢氏あてに提出した。 (2010/03/23-13:21)

6456名無しさん:2010/03/23(火) 16:28:25
続き早く読みたい
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100323ddm005010115000c.html
読解・小沢流:「剛腕」の素顔/1 ちょろちょろしないで−−「未熟」首相にいら立ち
 ◇政権管理、悩んだ末 側近「直接電話したら二重権力」

 「ちょろちょろしないでください」。昨年12月初旬、国会内の幹事長室で民主党の小沢一郎幹事長は、いら立ちを受話器に向かって吐き出した。電話の相手は鳩山由紀夫首相。不機嫌な物言いに周囲には緊張が走った。
民主党本部に姿をみせた同党の小沢一郎幹事長(左)と鳩山由紀夫首相=8日午後、馬場理沙撮影
民主党本部に姿をみせた同党の小沢一郎幹事長(左)と鳩山由紀夫首相=8日午後、馬場理沙撮影

 「無駄撲滅」を掲げる鳩山内閣にとって初の試金石となった10年度予算案。11月の事業仕分けは注目を集めたが、削減は約6900億円で目標の3兆円に遠く及ばず、大幅な税収減とあわせて深刻な財政難に陥っていた。

 だが、首相は2・5兆円の税収を左右する暫定税率の存廃を明言せず、あいまいな発言を続けた。「(廃止を明記した)マニフェストは国民との契約だが柔軟であるべきだ」(12月2日)、「財源が足りないから仕方ないみたいな議論は認められない」(同3日)。小沢氏の電話は首相の「迷言」が引き金だったという。

 小沢氏のいら立ちはその数週間前から始まっていた。11月26日、国会内に小沢氏を訪ねた旧友の平野貞夫元参院議員に不満を漏らす。「内閣は予算作りを全然理解していない。年内編成が難しくなれば、重大な事態だ」。野党時代のマニフェストと、現実政治との調整に乗り出さない首相に小沢氏が不信感を募らせた結果だった。

 政務と党務を分離し、政策は内閣に一元化する−−。昨年9月の鳩山政権発足時のルールに従い、政策立案は内閣に委ね、小沢氏は盤石な民主党政権を築くため、今夏の参院選と次期衆院選対策に専念するはずだった。

 だが、「政権慣れ」していない鳩山内閣の迷走ぶりは「誤算」だった。周辺によると、小沢氏は予算編成に「本気で首を突っ込む覚悟」を決め、昨年12月16日に首相官邸に乗り込んだ、という経過になった。

 鳩山政権を「未熟」だとみる小沢氏が政権の管理へと動いた瞬間だったが、側近らによると、小沢氏は権力を「抑制的に行使」するよう心掛け、表舞台へ出ることを「極力避ける」のが小沢流の権力統制術といわれる。

 平野氏によると、「党は政策に口出ししない」とのルールを破ることに小沢氏はちゅうちょしたという。「ずっと悩んだ様子だった」。鳩山首相の立場をおもんばかって言いたいことも言えない、というのが平野氏の解説だ。

 こうした事態に鳩山、小沢両氏の周囲は危機感を持つ。暫定税率問題が一段落した12月25日、東京都内の料理店に平野博文官房長官、小川勝也首相補佐官、輿石東参院議員会長、高嶋良充筆頭副幹事長らが集まった。

 「幹事長が直接、首相に電話し始めたら二重権力のように言われる。側近同士が連絡しあっていこう」。高嶋氏のことばに全員がうなずいた。意思疎通がままならないツートップ。「小鳩体制」の危うさがここにある。

    ◇

 民主党中心の鳩山政権発足から半年。この間、政局舞台の回転軸であり続けたのは、鳩山首相ではなく、小沢氏だった。「剛腕」と呼ばれ権勢を振るった自民党を離党して17年。常に政界再編の台風の目となり、多くの与野党政治家や官僚が「対小沢」の座標軸の中で語られてきた。小沢氏とは何者なのか。その実像に迫る。=つづく
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毎日新聞 2010年3月23日 東京朝刊

6457名無しさん:2010/03/23(火) 16:56:02
http://news24.jp/articles/2010/03/23/04155842.html
小沢氏、生方氏に副幹事長続投を要請
< 2010年3月23日 15:46 >

 民主党・小沢幹事長は23日、民主党執行部を批判したとして解任が決まった民主党・生方副幹事長と国会内で会談した。会談は小沢氏が呼びかけたもので、小沢氏は生方氏に「もう一度、一緒にやってくれないか」と副幹事長を続投するよう要請、生方氏はこれを受け入れた。

 また、生方氏はいくつか要請をしようとしたが、小沢氏は「また話はできる」と断ったという。

 生方氏は、執行部批判をしたことなどをとがめられ、先週、執行部が副幹事長解任を決めた。しかし、「執行部を批判しただけで解任になるのか」などと党内から反発が起きたほか、世論からも批判の声が上がっていた。小沢氏は、こうした状況をみて解任の撤回を判断したとみられる。

6458名無しさん:2010/03/23(火) 17:10:36
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100323-OYT1T00774.htm
小沢氏「生方君もみんなと仲良く、職務に全力を」
激震民主
 民主党の小沢幹事長は23日夕の記者会見で、生方幸夫衆院議員が執行部を批判したことについて「ひとさまのことを論評しない。自分の職責を一生懸命やると信じている」と述べた。

 副幹事長解任を撤回したことについては「参院選も控え、党の団結と協力が大事なときでもあるから、ぜひ、生方君もみんなと仲良く本来の副幹事長の職務に全力を挙げてくれと言った」と説明した。

(2010年3月23日17時02分 読売新聞)

6459名無しさん:2010/03/23(火) 17:26:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010032300747
「参院選控え団結大事」=生方氏解任撤回で−民主・小沢氏
 民主党の小沢一郎幹事長は23日夕の記者会見で、自身を批判した生方幸夫副幹事長の解任方針を撤回したことに関し「参院選を控え、党の団結と協力が大事なときだから」と述べた。選対幹部が政治資金規正法違反罪で起訴された小林千代美同党衆院議員の進退に関しては「自分で判断すべきだとの考えに変わりはない」と述べ、対応を見守る姿勢を示した。 (2010/03/23-17:10)

6460名無しさん:2010/03/23(火) 17:54:03
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100323-OYT1T00774.htm?from=navlp
小沢氏「生方君もみんなと仲良く、職務に全力を」
激震民主

 民主党の小沢幹事長は23日夕の記者会見で、生方幸夫衆院議員が執行部を批判したことについて「ひとさまのことを論評しない。自分の職責を一生懸命やると信じている」と述べた。

 副幹事長解任を撤回したことについては「参院選も控え、党の団結と協力が大事なときでもあるから、ぜひ、生方君もみんなと仲良く本来の副幹事長の職務に全力を挙げてくれと言った」と説明した。

(2010年3月23日17時02分 読売新聞)

6461チバQ:2010/03/23(火) 19:28:18
生方解任撤回の件

『鳩山が指示して、小沢が受け入れる。枝野や前原も声援を送る』くらいのシナリオ書けばいいのに....
(姫の離党騒ぎくらいに上手く解決して欲しいもんです。)

6462名無しさん:2010/03/23(火) 19:37:06
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/2528-2530n

【小沢会見】(1)生方氏の解任撤回「職務に全力を挙げてくれと…」 (1/3ページ)
2010.3.23 18:57

6463名無しさん:2010/03/23(火) 19:39:45
小沢さんも生方さんも両方悪い、と感じました。

6451 名前:名無しさん 投稿日: 2010/03/23(火) 14:48:55
http://www.asahi.com/politics/update/0318/TKY201003180413.html

 ただ、非小沢氏系議員にも生方氏の行動に疑問を呈する声はある。民主党七奉行の一人は、自民党の園田博之氏が幹事長代理を辞任して執行部批判に転じた経緯に触れ、「自ら辞めて外で批判するという手順を踏んだ。それに比べて今回のやり方はイメージが悪い」と語る。

6464名無しさん:2010/03/23(火) 20:43:39
先週中はもう共に仕事をするのは無理、くらいの報道だったでしょう?
我々自身も含め、マスコミに振り回されただけなのかも知れません。

6465とはずがたり:2010/03/24(水) 02:53:48
なんだったんでしょうかねぇ。。今回の生方騒動。。

>>6455
今は表題はそのままで,続投の方向となったとなってますね。

6466名無しさん:2010/03/24(水) 07:25:15
http://www.tbsradio.jp/kirakira/2010/03/20103-2.html
>2010年3月23日(火) ジャーナリスト 上杉隆さん
>小沢幹事長の一声で、生方副幹事長続投。
>このニュースについて。
>「こうなることは予想されていたこと」
>上杉さんが詳しく解説してくださいました。
http://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20100323_uesugi_pate.mp3

>>6464さんの言う通りのようです。

6467 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/24(水) 12:36:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010032301099
小沢氏、世論反発に逆らえず=求心力低下を露呈−生方氏続投

 民主党の小沢一郎幹事長が23日、いったん決めた生方幸夫副幹事長の「解任」撤回に追い込まれた。自らへの
批判を強権的に抑え付ける手法が党内外から「言論封殺」と猛反発を浴び、夏の参院選への影響は避けられないと
判断したためだ。土壇場での方針転換は、「政治とカネ」の問題を抱えたままの小沢氏の党内掌握力が確実に
低下しつつあることを印象付けた。

 23日午後、国会内の幹事長室で生方氏と向き合った小沢氏が副幹事長にとどまるよう要請すると、生方氏も
「分かりました」と応じた。ただ、続けて「ちょっと話したいことがある。風通しを良くしないと…」と言いかけると、
小沢氏は「今は時間がない」と告げ、席を立った。会談はわずか1分間。小沢氏は終始、硬い表情だったという。

 解任を主導したのはもともとは小沢氏だった。生方氏が政策調査会の復活を求める活動を始めると、小沢氏は
生方氏を更迭するよう党幹部に指示。この幹部は当初ためらったが、しばらくして小沢氏の党運営を批判する
生方氏のインタビューが一部新聞に載ると、小沢氏は「人事は冷徹と言われようとやらなきゃ駄目なんだ」と、
手をこまぬいている側近へのいら立ちをあらわにした。
 22日の段階でも、幹部への電話で「温情があだになるとはこのことだ。仏心を出すから(つけあがるん)だ」と、
解任方針は変えないと繰り返したほどだった。

 小沢氏がそんな強硬姿勢を転換したのは、鳩山由紀夫首相の指示があったからだ。自身と首相の政治資金問題に
加え、北海道教職員組合の違法献金事件でも民主党への批判が強まる中、世論の一層の反発を恐れた首相の
意向に小沢氏も従わざるを得なかった。首相は23日昼、衆院本会議場で「お騒がせしています」と声を掛けてきた
生方氏に「穏便に収めるようにします」と説明した。

 もっとも、生方氏を続投させても、小沢氏に対する党内の批判が収まる気配はない。高嶋良充筆頭副幹事長は
記者会見で「雨降って地固まるだ」と強調したが、生方氏は小沢氏との会談後、記者団に「雨が降ったら、
ぐじゃぐじゃになる。そんなに簡単に固まらない」と語り、今後も小沢氏に説明責任を果たすよう求める考えを示した。
 渡部恒三元衆院副議長も「国民から辞めてほしいと思われる人が辞めていただくのが一番いい」と、小沢氏の
自発的辞任を重ねて要求した。(2010/03/24-00:07)

6468 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/24(水) 12:41:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100324/stt1003240038000-n1.htm
生方氏の解任撤回 小沢氏も支持率低下、世論の批判にたえられず
2010.3.24 00:37

 生方幸夫副幹事長「二、三、お話ししたいことがあるんですが」
 小沢一郎幹事長「副幹事長になるんだから、いつだって話はできる。今日は忙しいから」

 23日午後、国会内の党幹事長室で小沢氏から副幹事長続投を要請された生方氏が、チャンスとばかりに持論を
開陳しようとすると、不機嫌そうな表情の小沢氏は受け付けず、すぐ席を立った。この話を聞いた民主党中堅は
こうつぶやいた。

 「小沢さんは、本当は副幹事長に戻したくないんだな」

 小沢氏と生方氏の協議はわずか2分程度。溝の深さは容易には埋まらない。

 小沢氏は23日、世論の反発を受けて、生方氏解任の撤回に追い込まれた。「独裁者」のように振る舞ってきた
小沢氏の方針転換は小沢執行部の求心力低下の表れだ。また、同日昼までは生方解任論を振りかざしていた
党幹部らが、小沢氏の変心を知ると、手のひらを返したように迎合して主張を変えた。今の多くの民主党幹部らの
「何でも小沢氏しだい」という姿が改めて浮き彫りになった。

 小沢氏が解任撤回に動いたのは23日朝になってから。小沢氏と22日に電話で話し合った幹部は「昨日は
そんなことはなかった」と語る。

 だが、内閣支持率は「ジェットコースター並み」(安住淳衆院議員)に下がりだしている。「北海道教職員組合の
幹部が刑事告訴された小林(千代美民主党)衆院議員はおとがめなしで、小沢氏をインタビューで批判しただけの
生方氏がクビになるのはバランスを欠く」(与党幹部)との批判が広がれば、支持率低下が進み、鳩山−小沢体制への
批判が急拡大しかねなかった。閣内からも「上手な対処の方法がなかったか」(仙谷由人国家戦略担当相)との
苦言が出た。

 小沢氏は23日昼過ぎ、衆院本会議を抜け出し、輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長、高嶋良充筆頭副幹事長に
「オレに任せてくれ」と伝えた後、生方氏を呼び出した。

 これに先立ち、鳩山由紀夫首相も同日午前、小沢氏に電話で解任撤回を打診し、意見が一致していたとされる。
解任方針のあまりの評判の悪さや週末のテレビで生方氏が引っ張りだこだったことに、2人は危機感を募らせていたのだ。

 一方、続投撤回を知るまで幹部らは生方批判を展開した。三井弁雄(わきお)国対委員長代理は北教組事件の
小林氏を抱える北海道連の会長であるのに、同日午前、小林問題をそっちのけで「オレは生方問題を言いたい」と、
生方氏が朝の国対会合にほとんど出てこなかったと、記者団に糾弾する始末だった。

 だが、小沢氏の変心を知った後の党幹部らは、「今回の件は不満だ」(松木謙公国対副委員長)との例外もあった
ものの、ほとんどが態度を豹変(ひょうへん)させた。全員一致で解任を決めた副幹事長の間からも、滑稽(こっけい)にも
「生方さんを慰留しよう」との声が出た。役員会では「閣僚の党(小沢執行部)批判が目に余る」(高嶋氏)との反発も出た。

 解任の急先鋒(せんぽう)だった幹部は「これが大人の解決や!」と小沢氏の判断を絶賛。その上で「もう生方さんは
党の外に向かって(批判を)言えない」と、生方氏封じ込めの意図をあらわにした。

 高嶋氏は会見で「雨降って地固まる」と述べたが、生方氏は「雨が降ったらぐしゃぐしゃになる。簡単に固まらない」と、
今後も党内外で小沢氏批判を続ける姿勢を示した。


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