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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

6291チバQ:2010/02/11(木) 09:03:15
>>6012>>6015
http://www.asahi.com/politics/update/0211/TKY201002110096.html
議連、民主単独で82 自民から会長交代も2010年2月11日8時22分

 民主党の小沢一郎幹事長の肝いりで始まった議員連盟改革が加速している。政権交代を機に、議連の活動の主導権も民主党が握る狙いだ。「議連のあり方検討チーム」(伴野豊座長)の中間報告では、活動が確認できた185議連のうち、82議連を民主党単独で結成。超党派議連103のうち約2割で、会長が自民党から民主党に交代していた。

 政権交代後に民主党がつくった議連は32で、ほとんどが内政関係だ。昨年の総選挙で初当選し、肝炎対策基本法成立の立役者ともなった福田衣里子氏は自ら事務局長となって「肝炎対策推進議連」を結成。小沢氏の側近、奥村展三氏は「民主党トラック議連」の会長に就任し、自民党道路族のドンとして知られた古賀誠氏を会長とする「トラック議連」に対抗する。

 一方、与野党の議員が参加する超党派議連では、政権交代をきっかけに自民から民主への会長交代が始まった。「音楽議連」は柳沢伯夫氏から中野寛成氏に、「国連世界食糧計画議連」は谷津義男氏から筒井信隆氏に交代した。

 それでも、会長交代が実現した超党派議連はまだ20程度。森喜朗元首相が会長の「日韓議連」や日中友好7団体の一つで高村正彦元外相が会長を務める「日中友好議連」、自民党を離党した平沼赳夫元経産相が会長の「拉致議連」など、名の通った超党派議連は民主党に役員を譲る気配はない。

 民主党は、議連改革を通じて業界団体などへの影響力を増大させたい。小沢氏は超党派議連の役員交代をさらに進めるよう指示。自民側の同意が得られない場合は、同趣旨の議連を民主党単独で結成する方針だ。(関根慎一)

6292名無しさん:2010/02/11(木) 10:50:13
発信箱:「闇将軍」になるよりは=与良正男(論説室)

 先々週の本欄で書いた通り、起訴か、不起訴かにかかわらず、自らの資金管理団体の土地購入を巡る事件に関して小沢一郎民主党幹事長の責任は重いと考えている。

 そもそも政権の最高実力者の元秘書ら3人が起訴されることそのものが異常な事態というべきである。これまでの小沢氏の説明が、その時の都合で二転三転しているのも見逃せない。

 小沢氏は今も東京地検特捜部の捜査や私たちマスコミの報道に不満なようだが、先週の毎日新聞世論調査で小沢氏は幹事長を辞任すべきだとの回答が69%に上ったのは、小沢氏の今までの説明では到底納得できないと考えている人が多いからだろう。

 民主党内には今後も厳しい世論が続くようなら小沢氏は参院選前に辞任するのではないかと「期待」まじりに語る議員も少なくない。

 しかし、私はそんな世論任せのシナリオには、あえて異論を唱えたいと思う。

 昨年、「事件の責任はないが、選挙のため」を理由に小沢氏が代表を退いたことを思い出そう。けじめをつけたのかどうか、結局、よく分からなかった。今回も同じ。幹事長を辞めても小沢氏が参院選を取り仕切ることに変わりはないだろう。党内での発言力は昨年よりもっと強まっているといっていい。

 幹事長を辞めたら小沢氏は「闇将軍」となって、政権は本当に二重権力構造となる可能性が高い。今、幹事長という表のポストにいるから小沢氏は毎週、記者会見し、国民も小沢氏が何を考えているかを知り、政権の実像に迫ることができるのだ。参院選対策として世間の目をそらすために辞任するくらいなら、続けた方が有益である。

毎日新聞 2010年2月11日 0時00分
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20100211k0000m070103000c.html

6293ももだぬき:2010/02/11(木) 14:51:36
石川議員、今日、離党届提出へ←北海道新聞から

6294チバQ:2010/02/12(金) 21:47:39
>>6291
http://cargo-news.co.jp/contents/code/100209_2
民主党がトラック議連、最高顧問に羽田元首相、会長に奥村代議士




 民主党は3日「トラック議員連盟」を発足させ、国会内で初会合を開いた。

 国会議員有志でつくる議連には100人を超えるメンバーが出席したが、関係者によると、今後、さらに加盟者は増えるとのこと。

 初会合では最高顧問に羽田孜元首相、会長には奥村展三衆院議員、事務局長に石井章衆院議員を選出。全日本トラック協会からも中西英一郎会長などが出席し、業界の現状などを説明した。

 奥村展三会長は滋賀4区選出の衆議院議員(3期だが参議院議員も1期つとめる)。奥村会長は地元、滋賀のサンエーというトラック会社を通じてトラック業界にも明るいという。石井章事務局長は比例北関東ブロック選出の衆議院議員(1期)。

 なお、自民党にもトラック議連(古賀誠会長)がある。

6295チバQ:2010/02/12(金) 21:48:46
http://www13.plala.or.jp/news21/shimen/0212_kousaten.html

民主党・高松和夫衆議院議員「改革派議員の奮闘日記」を出版
 昨年夏の衆院選で初当選した民主党の高松和夫氏が「改革議員の奮闘日記」と題した自著を出版。この4年間のブログから選んだ100編。様々な時事問題に政治の現場にいる県議としての明確な主観を述べた達文の一巻で大変に面白かった。
 4年前、小沢一郎氏が民主党代表になった時の日本改革への期待感。小泉政権のポピュリズムへの批判、日本の農政のあるべき方向など、国政レベルの課題を取り上げて論じている。いずれも飾りのない達意の文章で、事柄を資料に基づいて客観的に説明し、それに対する自身の意見を明確に述べている。
 一方、秋田県政については、小畑県政当時の秋田湾開発の挫折の原因を国際経済の急変への観測と対応の誤りと指摘している点「さすが」と思う。そして寺田知事当時の子育て税については、提案当初から県財政失政をカバーするためのもので地方税の原則違反と喝破し、議会で強く批判している。また、今、議会で取り上げようとしている県立美術館の移転問題については「移転は思いつき。メリットは後から付けられたもの」と移転には議会で明確に反対している。
 高松氏は、この出版記念祝賀会を3月5日F午後6時から秋田ビューホテルで開く。会費1万円で参加は自由。【続きは紙面で】

6296チバQ:2010/02/13(土) 01:39:52
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100212/plc1002122034014-n1.htm
菅氏と松野氏に居眠り疑惑浮上 天皇陛下御在位20年記念式典で
2010.2.12 20:32

このニュースのトピックス:鳩山内閣

ご即位20年を祝う国民祭典で、来場者の歓声にちょうちんを振ってお応えになる天皇、皇后両陛下=平成21年11月12日夜(代表撮影) 菅直人副総理・財務相と松野頼久官房副長官が、昨年11月に挙行された政府主催の「天皇陛下ご在位20年記念式典」の最中に居眠りしていた疑惑が、政府が12日に閣議決定した答弁書で“暴露”された。

 自民党の木村太郎氏が質問主意書で「(式典の)実行委員会副委員長である菅副総理は、天皇陛下のご臨席で、首を何度も何度もこっくりこっくりとし、居眠りをしていた」と指摘。松野氏に関しても「数回、これまた居眠りをして隣の席の松井(孝治)副長官から注意を受けていた」として、「式典に臨む姿勢としていかが」と鳩山内閣の見解をただした。

 これに対し答弁書は「政府の参列者は天皇陛下のご在位20年を慶祝する気持ちで臨んだ」「鳩山内閣は天皇陛下をはじめとする皇室の方々に、尊崇の念を持って対応している」としつつも、2人の居眠りについては否定も肯定もしていない。

6297チバQ:2010/02/13(土) 13:39:18
>>6296
木村太郎ももう少しマトモな質問せい

6298名無しさん:2010/02/13(土) 14:13:00
>>6294
>石井章事務局長は比例北関東ブロック選出の衆議院議員(1期)。

比例下位:取手市議出身でトラック議連の事務局長をやるって何者なんだ?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E4%BA%95%E7%AB%A0
茨城県出身。土浦第一高等学校卒業。
1990年、藤代町議に初当選。
1991年の藤代町議選で支援者による架空転入や替え玉を使った不正投票が発覚、後援会長ら7人が逮捕される。暴力団の組織的関与も判明し、町議会で議員辞職勧告決議が可決される事態となった。
2005年取手市議会議員。 
2009年、第45回衆議院議員総選挙に比例北関東ブロック単独31位で出馬し初当選を果たした。
エピソード
若いころはカミナリ族(今で言う暴走族)として地元では有名で、『神無月』という名のグループを結成、ブラックエンペラーの集会に参加したこともあったという。

6299とはずがたり:2010/02/13(土) 15:44:55
>>6298
なんとw
昔の暴走族の伝手で運ちゃんには顔が利くとかでしょうか?
土浦第一高等学校卆との事ですが名門校なんかな?名前的にはそれっぽいですけど。

6300名無しさん:2010/02/15(月) 10:26:14
自民王国に「踏み絵」迫る意見交換会 小沢氏出席
2010年2月15日8時4分
 民主党の小沢一郎幹事長を囲む意見交換会が14日、福岡県久留米市内のホテルであり、同市を含む周辺8市長や、これまでは多くが自民党支持だった41団体のトップらが出席した。民主党関係者によると、政権交代後、首長や各種団体の代表をこれほど大規模に集めて小沢幹事長が会うのは初めて。今夏の参院選を控え、交換会は出席者に民主党支持を迫る「踏み絵」の場になった。

 出席した8市長は、久留米市のある衆院福岡6区と隣の7区内にある計9市のうちの8人。残る1市は副市長が出席した。両区は昨夏の衆院選でそれぞれ鳩山邦夫氏と古賀誠氏が当選した「自民王国」。衆院選当時は、ほとんどの市長が2人のいずれかを支援した。

 意見交換会に自ら出るか、代理を立てるか。今月上旬、ある市長は悩んでいた。代理を立ててもよいかと思ったが、届いた「ご案内」にこう記されていたからだ。「民主党政権は予算をはじめ、政策を強力に推し進めるために陳情の一元化を図ってまいりました。その最高責任者が幹事長であることは言うに及ばない」

 会場には、全国知事会長の麻生渡・福岡県知事や福岡経済同友会代表幹事の石原進・JR九州会長のほか、医師連盟や商工連盟、農協などの代表らも集まった。意見交換会は一部非公開。小沢幹事長はその後の地元参院議員のパーティーでは「来年度予算が実行されれば多くの人が政権交代を実感すると思う」と述べたが、意見交換の場では出席者と握手して写真撮影しただけだったという。民主党関係者は「写真はいろいろなところで使える。誰が来たかの証拠になる」と説明した。

 「拍子抜けした」。民主党への協力を求められると思っていたという同県大牟田市の古賀道雄市長は苦笑いしたが、副市長が出席した市について「大丈夫なんだろうか」と心配した。別の市長は「これだけ集まったのは小沢幹事長効果。みんな実は『政治とカネ』の問題について聞きたいと思っているが、言えない。それが政権与党の力です」と語った。(岡田玄)
http://www.asahi.com/politics/update/0215/SEB201002150001.html

6301 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/15(月) 11:46:20
世界日報が展望する民主党内政局

http://www.worldtimes.co.jp/j/nagata/na100215.html
変わる権力構造
小沢包囲を図る鳩山首相

 民主党の勢力構造に変化の兆しが見える。小沢幹事長の元気がなくなり、鳩山首相が生き生きとしてきた。
つい先日までは小沢氏の天下だった。首相は党代表のくせに小さくなっていた。その立場が逆転しつつある。

 例えば反小沢の枝野幸男氏の入閣など考えられもしなかった。もし話にも出れば間髪を入れず小沢氏は拒否権を
発動する。小沢氏の一喝は絶対的だ。こんな人事はひとたまりもない。ところが鳩山首相がそれを切り出すと、
小沢氏は「異議なし」だ。両者の距離がにわかに縮まった。不可能が可能になった。

 小沢氏は「政治とカネ」疑惑の件で起訴を免れた。しかし以後小沢氏の権威と権力はガタ落ちだ。党内でも公然と
小沢批判が噴き出す。世論も「小沢ヤメロ」の大合唱だ。鳩山内閣支持率急降下はいうまでもない。小沢氏の立場は
苦しくなる。四面楚歌、針のムシロだ。こんな時に小沢剛腕手法は通用しない。ワンマン政治を発揮すればするほど
傷は深くなる。だから小沢氏は低姿勢だ。

 しかし鳩山首相もしたたかだ。この好機を逃さない。折角の小沢後退を一過性に終わらせないで、小沢離れの
永続を策し、その定着を図る。ここで作戦転換、牛を馬に乗り換えようとしている。別に小沢氏にケンカ状を叩たたき
付けるわけではない。抱き合い心中を避けるだけだ。小沢氏と共に歩いてきた道からサヨナラしてひとり旅を志せば
いい。つまり小沢氏の自由党と一緒になる前の旧民主党の姿に戻れば足りる。

 昔の同志と力を合わせ出直すに若かずだ。菅副総理はじめ岡田外相、前原国土交通相、仙谷国家戦略相、
それに新たに枝野行政刷新相など仲間に不足はない。小沢包囲網がほぼ完成している。閣内は押さえた。あとは
党のコントロールを残すだけだ。

 鳩山首相は「排除の理論」ではエキスパートだ。非自民の細川連合政権退陣のあとの政局混迷の折、新しい局面
作りで村山富市社会党委員長や武村正義さきがけ代表などうるさ型の排除を主張してやまなかったのが若き日の
首相だ。そのノウハウを手中にしている。本気になって動けば小沢氏といえども油断はできない。

 小沢氏は体調を崩しているのか表情が冴えない。一方、鳩山首相はたくましくなった。時々不敵な微ほほ笑みさえ
浮かべている。オドオドしていたころの面影はない。自信たっぷりだ。両者の力関係は再逆転するかも知れない。
しかし今のところ首相が優位を保っている。

(I)

6302とはずがたり:2010/02/15(月) 23:29:17
民主のアスベスト議連発足 谷氏が幹事長に
(2月4日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20100203/278322

 民主党アスベスト対策推進議員連盟の設立総会が3日、国会内で開かれた。今後、旧政権の政策検証を行うとともに、関係省庁や当事者団体と連携し、同党の政策集にあるノンアスベスト社会の実現とアスベスト健康対策の実現に向けて活動していく方針だ。

 同党国会議員約50人が加盟。会長に三井弁雄衆院議員、幹事長に谷博之参議院議員が就任した。

 総会には同党国会議員のほか、石綿対策全国連絡会議や全建総連、首都圏アスベスト訴訟団の関係者も出席。アスベスト救済法の全面見直しの課題などについて意見交換した。

 三井会長は「まだまだアスベストによる健康被害は出ている。法律を改正した中でも不十分な部分はたくさんあり、何とかみなさん応えられる議連にしていきたい」とあいさつ。谷氏は「関係者の意見を反映させながら、政府が取り組まなければならないこなどについて、与党の議連として方向性を出していきたい」と話した。

6308名無しさん:2010/02/16(火) 05:55:59
>>6303-6307
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/2352
と書いたところ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/2354
と返信いただきましたので長かったですが貼り付けてみました。
今貼り付けるまで気にしてなかったですが、2ページ目以降は本来なら無料会員登録が必要ですので転載がまずければ削除しておいてください。
田村議員は個人的にあまり好きになれない政治家(選挙区で支配的なメディアの身内で不公平に過分な扱いを受けているという噂などが理由)ですが、内容的に会員登録して読む価値はあると思います。

以下、urlと要旨だけ再掲
>>6303
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100212/212661/?P=1
田村耕太郎参院議員が自民党を離党した理由、なぜ自民党がダメなのか
>>6304
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100212/212661/?P=2
みんなの党渡辺喜美との関係、民主党を選んだ理由、小沢幹事長の対応
>>6305
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100212/212661/?P=3
続小沢幹事長の対応、小選挙区制度、新時代の対立軸、経済成長戦略等
>>6306
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100212/212661/?P=4
続経済成長戦略、菅財務相との考えの違い、グローバル化で受ける恩恵
>>6307
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100212/212661/?P=5
日本と世界の豊かさ、ビジネスでなく政治をやる理由、入党決断の説明

6309とはずがたり:2010/02/16(火) 12:27:56
>>6303-6308
有り難うございます。長文ですので大作業だったかと推察します。お疲れ様でした。
引用元の宣伝にもなってるし画像などは引用してないし問題ないかと思います。
またクレームが来るようでしたら対応します。
俺の田村の印象も良くないですね。
ただ石破はもっと嫌いなので石破落としの為にはちょっと期待する所があります。

6310名無しさん:2010/02/17(水) 07:43:59
https://twitter.com/kotarotamura/status/9205457632

一太先生、今日私がやった情勢調査をお持ちします。鳥取県だけで1000のサンプルを取って綿密に調べました。ブログで数字を公表していただいてもけっこうです。先生の周りで、「田村は選挙のために逃げた」と言っている自らは行動起こさないデタラメの連中に見せてやってください

by kotarotamura
田村耕太郎

6311 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/17(水) 11:24:19
宇宙人の鳩山でも矛盾を抱えきれなくなってきているということかもしれない。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010021702000090.html
<スコープ> 民主らしさ⇔小沢氏主導 『原点回帰』探る首相
2010年2月17日 紙面から

 鳩山由紀夫首相が「民主党らしさ」の回復を繰り返し訴えている。内閣支持率の低落傾向から脱するには、党内の
風通しの良さ、「政治とカネ」に対する厳しい姿勢といった結党の精神に立ち戻る必要があるという危機感の表れだ。
ただ、原点回帰を唱えるほど、小沢一郎幹事長の個性や自身の虚偽献金問題と相いれなくなる矛盾もはらむ。
(竹内洋一)

 首相は十六日朝、内閣支持率の低下に関連し「民主党らしさをこれから出していく。国民のみなさんは昔のような
歯切れの良さを求めている」と記者団に強調。同日夕には「与党になると歯切れの良い姿が隠れてしまいがちだ。
そうなってはいけない」と力説した。

 首相は十日に行政刷新担当相に枝野幸男元政調会長を任命し「民主党らしさが戻ってきたなという姿を見せて
いきたい」と言及。十三日には「政治を変えなければならないという原点、国民のためなら、なりふり構わず頑張る
精神が民主党らしさだ」と説明した。

 首相の「原点」は一九九六年に菅直人副総理兼財務相と結党した旧民主党だ。枝野氏が閣内に入り、主要閣僚に
菅、枝野両氏、仙谷由人国家戦略担当相、前原誠司国土交通相、赤松広隆農相、小沢鋭仁環境相ら旧民主党
出身者がそろった。菅氏も十四日の民放番組で「らしさ」を体現する議員として枝野、前原両氏ら旧民主党メンバーの
名前を挙げた。

 旧民主党は清廉さが看板で、開かれた政策論争を好んだ。「金権」「密室」批判がつきまとう小沢氏とは一線を画し、
「非自民・反小沢」を志向した。二〇〇三年当時、小沢氏が率いていた旧自由党との合併に反対を唱えた議員も多い。

 ただ、与党となった今、首相ら結党メンバーには、一〇年度予算案の早期成立を期すために党内に波風を立てられ
ない事情もある。枝野氏は閣僚就任後、小沢氏批判を控えている。小沢氏の政治資金をめぐり起訴された石川知裕
衆院議員の辞職勧告決議案を採決する機運もなく、野党時代との隔たりは大きい。

 首相自身が虚偽献金問題を抱え、「秘書の罪は政治家の責任」と言い切った野党時代の「歯切れの良さ」は封印
せざるを得ない。首相としては、国民に公開して行う四月の事業仕分け第二弾で「らしさ」の復活を期す考えだ。

6312ぐらもん:2010/02/18(木) 21:29:24
>>6062で書いた人権規約の留保がようやく撤回。
「高校無償化」の留保撤回へ=国際人権規約で対応−政府
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100218-00000182-jij-pol
政府は18日、国際人権規約が規定する「高校教育の無償化」条項への留保を撤回する方針を固めた。教育の格差解消を目指す鳩山政権の姿勢を明確にするのが狙い。政府が今年度内に目指す高校授業料無償化法案の成立を受け、必要な手続きに入る方針。
 岡田克也外相が同日の衆院予算委員会で、同条項について「高校無償化法案の成立を見定めた上で、留保の撤回を行いたい」と表明した。
 国際人権規約は、政治的な権利や教育や社会保障などに関する包括的な国際条約。日本は1979年に同規約に批准したが、高校無償化条項については国内法との関係から、留保してきた。

6313ももだぬき:2010/02/20(土) 20:28:43
日刊ゲンダイから→山陰中央テレビの元アナ岩田を民主党は擁立するみたいです。田舎社会に激震を見舞っています。

6314チバQ:2010/02/20(土) 20:55:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010022002000102.html
底流に『反小沢』 政調復活狙う 民主政府外議員
2010年2月20日 朝刊

 民主党内で、昨年の政権交代に伴って廃止された党政策調査会(政調)の復活を求める声がくすぶり続けている。政府の要職に就けなかった三百人を超える「政府外議員」は政策づくりになかなか関与できず、そうした不満が政調復活論につながった。底流には反・小沢一郎幹事長の思惑も見え隠れする。 (大杉はるか)

 同党は昨年九月、政策立案機能の政府への一元化を打ち出し、政調を廃止。代わりに各省に「政策会議」を設け、副大臣や政務官が与党議員の意見を聞いて法案に反映させる仕組みにした。

 ところが、実態は、閣議決定された法案の事後説明が多く、「与党議員の声は付け足し程度にしか反映されない」「党の政策と異なる官僚法案が提出される」「党内が暇な人と忙しい人に分離している」などと不満が高まっていた。

 近藤昭一、藤村修、筒井信隆各氏ら常任委員長六人を含む同党の中堅・ベテラン議員十八人が十八日、衆院議員会館の一室に集結。政調のあり方についてアイデアを持ち寄ることを申し合わせた。政府外議員の不満がまとまった行動になって表れたのは初めてだ。

 背景には、政調廃止を決めた小沢氏への反感もある。この会合に出席したある議員は「小沢自由党と合併する前の自由闊達(かったつ)な民主党に戻したい。(小沢幹事長辞任に向けた)倒幹運動に発展したらしたでいい」とまで言い切る。

 これに対し、小沢氏は「各省政策会議をきちんと機能するようにすればよい」と政調の復活に否定的だ。党内には「幹事長の権限をそぐことになるから抵抗感があるのだろう」(中堅議員)との声もある。

 首相は今のところ小沢氏と歩調を合わせているが、小沢氏と距離を置く前原誠司国土交通相は十九日の記者会見で「政調復活は慎重だが、中長期的な政策やマニフェストを議論する場を与党内につくることは前向きに検討すべきだ」と表明。小沢、反小沢派議員の対立の火種をまた抱えた格好だ。

6315 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/20(土) 21:23:22
政権スレは白熱しているので、こちらに。

さすが蛤先生!
自分の仕事で手一杯の、他の閣僚にできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010022000315
小政党「おとなしくして」=福島、亀井氏に不快感−中井国家公安委員長

 中井洽国家公安委員長は20日午後、水戸市のホテルで開かれた民主党茨城県連のパーティーで
あいさつし、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相と国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革
担当相が閣議で頻繁に発言していることを紹介した上で「よくしゃべる。党の大きさに合わせもうちょっと
おとなしくしてくれたらいいのになと毎日思っている」と不快感をにじませた。

 これまでに米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題や2010年度予算編成などの重要課題で
両氏に振り回された場面もあり、つい本音が出たようだ。もっとも、言い過ぎたと思ったのか、即座に
「こういうことを言うと連立政権が壊れるので、うまく議論をしながら期待に応えられるように頑張って
いきたい」と付け加えた。 (2010/02/20-19:49)

6316名無しさん:2010/02/20(土) 21:46:12
>>6315
渋面で言ったのか笑顔で言ったのかで意味合いが大分変わってきますね。
即座に付け加えた言葉から見ても最初から仕込んでたジョーク(のつもり)の可能性が高いと思いますが。

6317とはずがたり:2010/02/20(土) 22:35:10
いつだったか蛤先生、小沢の愚痴にジョークらしきもので慰めようとした一幕あった様な朧気な記憶がありますが、本人はそういう和ませ役を自ら以て任じている心算なんかも知れませんね〜。果たして何処まで実際役立ってるかは兎も角ですけどw

6318名無しさん:2010/02/21(日) 16:40:51
名字を忘れられた首相、「菅さんの方が…」自虐ギャグでかわす
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100220/plc1002202341014-n1.htm
2010.2.20 23:37

 鳩山由紀夫首相は20日、東京都大田区で区民による自主的な防犯活動を視察した際に、あいさつしようとした女性が、鳩山首相の名字を思いだせないハプニングに見舞われた。

 すかさず首相は「菅直人副総理の方がうれしいんじゃない?」と笑顔でかわしたが、人気上昇中の「菅副総理」の存在感を、鳩山首相も意識せざるをえないようだった。

 この日の首相は、東京都三鷹市の市立小学校など都内3カ所を回り、童謡を熱唱したり竹とんぼを飛ばしたりするなど終始ご機嫌だった。行政と民間やNPO(民間非営利団体)が協力して公共サービスを担う「新しい公共」という手法に取り組むための視察だった。

6319ももだぬき:2010/02/21(日) 22:57:24
今こそ、民主党はまとまるべき。←長崎県知事選敗北

6320名無しさん:2010/02/22(月) 14:19:00
鳩山は 政治と金の執拗なマスコミバッシングの影響を認めたんだから
このマスコミのバッシングの矛先を変えるためには

1 自民党側への攻撃材料を出す
1 小沢が政倫審に出る。そしたら説明不足と言いだしきりがないので幹事長辞任する
1 鳩山も総理を辞める覚悟が必要だろう。

自民としては 小沢と鳩山がダブルでやめられるのは困ると思っている。
参院選で単独過半数取るためには ダブル辞任が必要になってきた。

6321名無しさん:2010/02/22(月) 17:36:57
おい!ヤリマンがハメ取りうpしてんぞwww
http://tr.im/KPSz

6322おま天:2010/02/22(月) 22:49:33
事実だとしたら最悪すぎる。
昔の自民党みたいな長崎恫喝発言といい、これはいかん。

民主・石井氏「鳥取、島根は日本のチベット」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100222-OYT1T01270.htm
民主・石井氏「鳥取、島根は日本のチベット」
 民主党の石井一選挙対策委員長は22日、都内で開かれた同党参院議員のパーティーであいさつし、「鳥取県とか島根県と言ったら、日本のチベットみたいなもので、少し語弊があるかもわからないが、人が住んでいるのか。牛が多いのか。山やら何やらあるけど、人口が少ない所」と述べた。

 差別的な発言と批判を浴びる可能性がある。

(2010年2月22日21時30分 読売新聞)

6323チバQ:2010/02/23(火) 00:37:09
http://mainichi.jp/life/money/kabu/eco/tohonseiso/news/20100220org00m020014000c.html
小沢氏と政策実行グループの絶妙な党内バランスは続くか
 ◇小菅洋人(こすげ・ひろと=毎日新聞政治部長)
 松本隆作詞、筒美京平作曲の木綿のハンカチーフ。「恋人よ〜僕は旅立つ」で始まる太田裕美の歌だ。

 「ただ都会の絵の具に染まらないで帰って」と、都会に出ていった恋人が都会の生活のなかで日々変わっていく姿に対して、心を痛める乙女心の歌だと解釈している。

 木綿は純朴さの象徴なのだろう。ヒットした1970年代半ば、私は山梨で高校生活を送っていたが、まだ都会と田舎のコントラストがはっきりしており、田舎に残った女性の切なさが分かるような気がしていた。

 最近、妙にこの歌と民主党の姿がだぶり、権力の座についた同党を都会に出た恋人と置き換えて、「権力の絵の具に染まらないで」と替えて、笑っている。

 ◇「小沢化」した民主党
 民主党は政権運営に四苦八苦しながらも、公共事業に予算や補助金をどれだけ配分するかを決める「個所付け」をフライング気味に地元に連絡するなど、うまみたっぷりの政権を楽しんでいるようにも見える。自民党の支持団体への締め付けなども厳しい。

 ある民主党の中堅議員は私にこんなことを言った。「経団連は30億円近く自民党に献金をし、民主党には微々たるものだった。政策もこきおろされたし、こっちにも感情はある。それは野党時代にも大切にしてくれた中国、冷たくされた米国、外交も同じだ」。

 96年に発足した民主党は元来、権力の集中、派閥化には程遠く、金集めも苦手だった。政策大好き集団、議論百出で物事がなかなか決まらないひ弱なサークル的政党だった。

 同党が政権をたぐり寄せるきっかけになったのは2003年、小沢一郎氏が率いる自由党との合併だ。保守を包含する力を持つ小沢氏が加わることで、民主党は都市型政党から保守支持層や地方へとウイングを広げていった。

 その後、小沢代表(当時)の「生活が第一」のスローガンで07年の参院選で大勝し、衆参のねじれ状況を作った。ところが同年秋、小沢氏は福田康夫首相(当時)との大連立に走る。福田氏とは合意したものの、党内に戻ると強い反発にあい、合意は反故にされた。

 代表辞任を申し出た小沢氏に対して、政権交代前夜にして小沢氏を野に放つことを警戒した党内世論は、小沢氏を代表の座に引き止めた。その時は、仮に小沢氏が党を飛び出した場合、何人が行動を共にするのかが焦点だった。党から追い出されるのはあくまで小沢氏の方だった。

 衆院選での大勝を受け、小沢氏の力は絶大である。小沢氏に近い衆院中堅議員の集まりである「一新会」を中心に、輿石東参院議員会長らの参院人脈、衆院初当選組などを加え、小沢氏の支持を得なければ代表に当選できない構図ができあがった。若手議員は合併前の民主党に対するこだわりも希薄だ。

 大連立騒動から2年半、今回の政治資金規正法事件で明らかになったのは、小沢氏に物が言えない「小沢化」した民主党の姿だった。

 仮に事件処理をめぐって党内が混乱した場合、党を出て行くのは小沢氏ではなく、反小沢勢力ではないかという権力構造の変化である。

 小沢氏の選挙に対する厳しさ、権力維持に対する執着はずばぬけている。それは政治倫理の面で問題があっても、政権運営には欠かせないという小沢氏有用論につながる。

6324チバQ:2010/02/23(火) 00:37:32
 例えば、自民党を離党した田村耕太郎参院議員(鳥取選挙区選出)が民主党に入党し、民主党会派は参院選で離党している江田五月議長も含め122の過半数を得た。数のうえでは、普天間移設問題など安全保障制度で距離のある社民党に気兼ねする必要はなくなったのだ。田村氏の入党は小沢氏が主導したことは間違いない。党内の誰もが口では参院選での単独過半数割れを懸念するが、これを解消しようとする強い意思とそれを実現する能力は小沢氏にしかない。

 さらに、小沢氏には失敗を繰り返しながらも不死鳥のように甦ってきた政治的キャリアから、あらゆる政治状況に備えて旧竹下派再結集などの深謀があるのではないかとの憶測を呼ばせる力がある。田村氏は、自民党の切り崩しに重要な役割を期待されるかもしれない。

 隣の島根選挙区で自民党公認として立候補する青木幹雄元参院議員会長は、小沢氏との因縁が深い旧竹下派の大物だ。いまだに小沢、青木両氏の関係は維持されているとの見方もあり、島根で民主党はどんな対立候補を擁立するのだろうか。

 ◇鳩山首相のささやかな抵抗
 一方、古きよき時代に戻ろうというのが、枝野幸男氏の行政刷新担当相起用である。枝野氏は小沢氏に対する批判勢力の代表的人物であり、小沢氏にけじめを求めていた数少ない議員だった。小沢氏は続投を宣言したものの世間の批判は厳しく、同氏がとてもノーと言えないタイミングを見ての鳩山由紀夫首相の判断だった。

 鳩山氏は記者団に小沢氏が異論を差し挟まなかった場面も紹介し、「できるだけ早く国民の皆さんに民主党らしさが戻ったという姿を見せたい」と胸を張った。

 小沢氏の言いなりにはならないというメッセージと、昨年の「事業仕分け」で得点を挙げた枝野氏を大臣に据えることで、公益法人、独立行政法人の「仕分け」で無駄に切り込む姿勢を示した一石二鳥の人事だ。鳩山氏の小沢支配に対するささやかな抵抗と見るべきだろう。

 菅直人副総理兼財務相も消費税の議論を始める考えを示した。国民の理解を得るには、限界まで無駄を切り詰めなければならず、政権の浮沈は枝野氏の手腕にかかっている。

 鳩山氏は選挙対策、国会運営などで党を仕切る小沢氏と枝野氏や前原誠司国交相、仙谷由人国家戦略担当相ら政策実行グループのバランスの上に立っている。今の党の人材を見る限り、政権運営にとって最強の構図だろう。このバランスが崩れるとき、政権運営の危機を迎える。

 鳩山氏は2月16日、支持率低下について「民主党らしさ、これから出していきます。昔のような歯切れのよさを求めている」と語った。

 「都会の絵の具に染まらないで」と言い切れないところに、オールド民主党ファンのジレンマがあるのかもしれない。

2010年2月22日

6325二階席:2010/02/23(火) 09:35:57
>>6322

今のところ読売だけですが、これはひどすぎますね。
誰か抑えないと。
民主党政権がどうこうというより政治家の質が悪すぎる、というところですね。
うーん、あんまりだ、これは。

6326とはずがたり:2010/02/23(火) 15:57:38
>>6322,6325
このパーティは↓の川上氏のパーティなんでしょうかねぇ?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/2405

失言の類は文脈に依存する事も多いですけど,チベット同然だから与党議員が必要だと云う恫喝ならやっぱり酷い発言っすねぇ。ピンも権勢振るって絶好調くさいっすけど口は慎めよなぁ。。

6327とはずがたり:2010/02/23(火) 18:54:22

小沢氏進退、自発的判断に期待 長崎知事選の大敗で前原国交相
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022301000323.html

 前原誠司国土交通相は23日午前の記者会見で、長崎県知事選で与党の推薦候補が大敗したことを受けて、民主党の小沢一郎幹事長の自発的な進退判断に期待感を示した。小沢氏の責任に関して「幹事長の仕事は選挙が最も大事だ。どうすれば参院選に勝てるのか(本人が)総合的に判断すると思う」と述べた。

 枝野幸男行政刷新担当相も会見で「国民の信頼と期待を取り戻すには何が必要か、力のある政治家なら十分認識していると思う」と指摘した。

 ただ小沢氏は長崎県知事選の参院選への影響は限定的との認識を示している上、鳩山由紀夫首相も現体制で参院選に臨む意向を表明しており、政府や民主党内で小沢氏の進退を問う声が拡大するかは見通せない。

 長崎県知事選をめぐっては、ほかの閣僚からも発言が相次ぎ、菅直人副総理兼財務相は敗因に関して「政治とカネの問題の影響があったと感じる」とした。
2010/02/23 12:39 【共同通信】

6328とはずがたり:2010/02/24(水) 22:50:50
この際ピンは首にしたらどうか。恫喝するわ失言するわでどうしようもない。

「鳥取や島根は日本のチベット」 発言に抗議相次ぐ
http://www.nnn.co.jp/news/100224/20100224054.html
2010年02月24日

 民主党の石井一選挙対策委員長が「鳥取とか島根は日本のチベットみたいなもの」と発言したことが、山陰両県で波紋を呼んでいる。自民党鳥取県連(山口享会長)は23日、民主党鳥取県連(川上義博代表)に抗議文を送付。鳥取県市長会(会長・竹内功鳥取市長)も抗議声明を出した。両県の県庁には批判や抗議を求める声が相次いで寄せられ、民主党員にも困惑が広がっている。
川上議員(中央)のパーティーであいさつを終え、亀井静香金融担当相(左)らと懇談する石井選対委員長=22日夜、東京都内

 22日夜に都内で開かれた川上代表のパーティーでの発言。「少し語弊があるかもしれないが、人が住んでいるのか、牛が多いのか、人口が少ない所」などと続けた。

 石井氏の発言を受け、自民党鳥取県連は「両県民に対する侮辱であり、断じて容認しがたい」とする抗議文を郵送し、謝罪と発言の撤回を要求。山口会長は県庁で会見を開き「政治家の発言として不適切。ばかにしており、憤りを感じる」と怒りをあらわにした。

 自民党鳥取県連によると、県連に十数件の抗議が寄せられている。石井氏本人への抗議は党本部と協議して決める方針だ。

 鳥取県市長会も23日、「地域主権の理念のもと、地域を重視する姿勢の民主党議員から、鳥取県、島根県の住民感情を逆なでする発言があったことは誠に残念」として、石井氏に抗議声明文を送付した。

 一方、鳥取県庁には「失礼だ」「差別発言は許せない」などの県民の声が届き、県民室だけでも午後5時までに7件の電話やメールがあった。「県としても抗議するべき」との意見もあり、県は対応を検討する。

 島根県庁にも午後5時現在で9件の電話やメールがあったという。

 神戸市出身の石井氏(参院比例)は鳥取県を何度か訪れており、昨年8月には衆院選鳥取1区の候補者を応援するために八頭町内でマイクを握っている。

 民主党鳥取県連の福間裕隆幹事長は「経過は分からないが、仮に事実であるならば極めて遺憾な発言であり、地方の実情を理解しているとは思えない」としている。

6329名無しさん:2010/02/25(木) 18:00:56
民主、約40議連の会長獲得へ 参院選にらみ主導権を

 民主党は、国会議員が政策分野ごとにつくる議員連盟での主導権確保に向けて、会長ポストの獲得を推し進めている。政権交代後、100を超す超党派議連のうち、約20議連で自民党からの会長交代を実現。さらに約20議連で交代のめどが立っているほか、党単独で30超の議連を発足させた。

 いずれも夏の参院選をにらみ関係団体と緊密な関係を築くのが狙い。ただ自民党は日韓議員連盟(会長・森喜朗元首相)など多くの議連で会長ポストを手放しておらず、双方の争奪戦は激しさを増しそうだ。

 1月27日に開かれた超党派の活字文化議連の総会。自民党の中川秀直元幹事長から会長を引き継いだ民主党の山岡賢次国対委員長は「今までの実績を引き継ぎ、協力して頑張っていく」とあいさつした。

 民主党の議連見直しチームは2月上旬までに、超党派議連のうち国連世界食糧計画議連や音楽議連など約20で会長ポストが交代したことを確認。

2010/02/25 17:50 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022501000657.html

6330名無しさん:2010/02/25(木) 23:37:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100225/stt1002252239012-n1.htm

小沢氏「幹事長として参院選勝利」 鈴木宗男氏に意欲示す
2010.2.25 22:37

 民主党の小沢一郎幹事長は25日夜、新党大地の鈴木宗男代表と都内で会談し「幹事長として与えられた職責を果たし、絶対に参院選に勝たなければならない」と述べ、幹事長続投と参院選勝利に強い意欲を示した。会談後、鈴木氏が記者団に明かした。

 鈴木氏によると、小沢氏は「3月半ばまでには選挙区を含めて態勢をつくり、参院選勝利に向けて全力投球する」と述べたほか、鈴木氏に参院選北海道選挙区での協力を要請した。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題では「政府が(移設先を)判断すれば協力していきたい」と強調。同時に「沖縄の総意を踏まえなければならない。きれいな海を埋め立てることは考えられない」として、日米合意に基づくキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)への移設に否定的な見解を重ねて示した。

6331名無しさん:2010/02/27(土) 16:13:51
民主県連が候補者公募 来春の統一地方選など 

 民主党兵庫県連は27日、来春の統一地方選挙などに擁立する候補者を公募する、と発表した。


 公募期間は第1期が3月1日〜31日、第2期が9月1日〜30日。書類・小論文の選考や県連内で審査し、適任者を「民主党兵庫県連人材バンク」に登録。統一地方選をはじめ各種選挙に擁立する。

 県連代表の松本剛明衆院議員(兵庫11区)は「特に県議選では郡部の空白区などへ積極的に擁立したい。神戸市など都市部でも複数候補を立て議席を伸ばしたい」と話している。

 同党県連は、県議選で、郡部を中心に1人区となっている選挙区で、自民党の対立候補の選定を急ぐ方針。

 党本部は昨年11月、今夏の参院選や次期衆院選などに向け、候補者の全国公募を実施。約2000人の応募があり、約100人を参院選の「有資格者」に選んだ。参院選候補から漏れた人材は今後の国政選挙や首長選の立候補予定者として検討。統一地方選への立候補も勧める考えという。

(藤原 学)(2010/02/27 15:44)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002745338.shtml

6332名無しさん:2010/02/27(土) 21:23:03
>>6328
> この際ピンは首にしたらどうか。恫喝するわ失言するわでどうしようもない。
一部じゃ幹事長のために選対委員長ポスト空ける為じゃないかって勘繰りもされてるみたいですね。

6333とはずがたり:2010/02/28(日) 00:20:56
>>6332
そんな深慮遠謀がw

6334名無しさん:2010/02/28(日) 19:35:27
57人中28%だと16人ですね。
なんとなくだけど、反小沢っぽそうなのに先に送付して回答促して作った「中間地点でのマックス値」がこれだったらどうしよう。
色んな意味で最終結果が楽しみなアンケートです。

民主新人“風通しの悪さ” 「意見言いにくい」28%
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022801000438.html
 共同通信社は、政権交代につながった昨年の第45回衆院選から2月末で半年となるのを機に、2月中下旬、民主党の新人議員143人を対象にアンケートを実施した。28日までに回答した57人(回収率40%)の計28%が党内に自由に意見を言いにくい雰囲気が「大変ある」「ある程度ある」と答えた。各府省の政策会議についても、計37%が議員や地域の声があまり反映されていないと回答。民主党に指摘される“風通しの悪さ”を新人議員の一定数が感じていることが分かった。

 一方、望ましい政権の枠組みでは、現在の3党連立が44%でトップだったものの、40%が「民主党単独」と回答。予算編成や米軍普天間飛行場(沖縄県)移設問題などをめぐる連立政権の運営の難しさから単独政権志向が強いことが浮き彫りになった。

 内閣支持率低下を招いた鳩山由紀夫首相、小沢一郎民主党幹事長の「政治とカネ」をめぐる問題で、首相が説明責任を「果たした」としたのは74%。小沢幹事長については「果たした」と「ある程度果たしたが不十分」が同数で46%となり、首相に比べ小沢氏の対応に不満が残る。
2010/02/28 16:41 【共同通信】

63356334:2010/02/28(日) 19:38:48
あ、
> 反小沢っぽそうなのに先に送付して回答促して
の根拠は
> 2月中下旬
と中旬と下旬の2回に分けて行った可能性が読み取れたからです。

6336名無しさん:2010/03/01(月) 00:53:30
佐賀・民主大会顔触れ一変 首長にじり寄り 小沢幹事長に予算直談判も
2010年3月1日 00:29 カテゴリー:アジア・世界 九州 > 佐賀

 民主党佐賀県連(原口一博代表)は28日、政権与党となって初の定期大会を佐賀市内で開いた。古川康知事や県内自治体の3分の1を超す7市町の首長が初出席し、会場の顔触れはこれまでと様変わり。党本部から駆けつけた小沢一郎幹事長にじかに予算要望する首長もおり、政権党の威光をまざまざと見せつけた。

 同県連によると、年1度の定期大会の案内状は毎年、知事と県内自治体の全首長に送付。野党だった昨年までは、誰も出席しなかったという。

 2003年に就任以来、自民党県連大会にだけ顔を出してきた古川知事は、今回の出席を「政権の重みがゆえ」といい、「国政をリードする中核党の大会なので、県政の代表として出席した方が良いと判断した」と説明する。国政で政権を握った民主党も地方組織はまだ脆弱(ぜいじゃく)とされ、これまで県内20市町の首長の大半が自民党と蜜月関係を築いてきた。その勢力図も大きく塗り替わる気配だ。

 小沢幹事長の出席を知った橋本康志・鳥栖市長は県連を通じて面会を求め、実現させた。「交通の要衝である鳥栖の地域事情を話し、『道路予算などにご配慮を』とお願いした。直接会う機会があれば逃すことなく、と思っている」とどん欲に政権党ににじり寄る。

 長崎県知事選で与党が大敗した後、初の九州入りとなった小沢幹事長は、大きな敗因の一つとされる自らの「政治とカネ」の問題などには一切触れないまま。「夏の参院選では過半数を取って、思い切った政策を実行する体制を整えていかなくてはならない」と、集まったサポーターらに協力を呼び掛けた。

=2010/03/01付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/155390

6337名無しさん:2010/03/01(月) 01:20:19
小沢氏、創価学会幹部と会談=参院選後の連携にらみか
2010年 3月 1日 0:08 JST
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_37169

 民主党の小沢一郎幹事長が26日、公明党の支持母体である創価学会の幹部と都内で会談していたことが28日、関係者の話で分かった。民主、公明両党が接近し始めた中での小沢氏と学会幹部の会談だけに、夏の参院選後の連携を探る動きとして憶測を呼びそうだ。

 昨年8月の衆院選後、小沢氏と学会幹部の会談が明らかになったのは初めて。会談には、民主党の輿石東参院議員会長が同席した。

6338とはずがたり:2010/03/03(水) 01:23:33
う〜ん。。自民から民主への交代は恫喝・利益誘導の為じゃあないと思うんだけどねぇ┐('〜`;)┌
こんな風に文句たれてるとなじめに反自民貫いてきたアンチ民主の方々からほら見たことかというお叱りを受けそうではあるがそれでも未だ続くよりかはましではあるとは普通に思うけど。

民主石井議員、長崎県民を脅す
http://www.youtube.com/watch?v=9Jc-PZ8wcQM

6339名無しさん:2010/03/03(水) 06:13:05
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100303ddm003010074000c.html
毎日新聞 2010年3月3日 東京朝刊

 ◆今後の主な政治日程◆

3月3日     10年度予算案参院審議入り

  下旬     10年度予算成立

4月1日     高校無償化スタート

  12、13日 核安全保障サミット(米ワシントン)

  中旬以降   事業仕分け第2弾

4月末〜5月初旬 小沢一郎・民主党幹事長が訪米?

5月末      普天間飛行場移設先決定?

6月       子ども手当支給開始

         高速道路無料化実験開始

  16日    通常国会会期末

  24日    参院選公示?

  25〜27日 主要国首脳会議(カナダ・ムスコカ・サミット)

7月11日    参院選投開票?

6340 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/04(木) 23:00:40
> 衆院当選1回の議員には呼び掛けなかった
これで41人で、政務三役もいないとなると、結構な人数だな。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010030400946
政調復活目指し41人結集=安住、生方氏ら民主有志

 民主党の安住淳衆院安全保障委員長、生方幸夫副幹事長ら有志が4日、「政策調査会の設置を目指す会」を
発足させ、衆院議員会館で初会合を開いた。衆参のベテラン、中堅議員ら41人が出席。政権獲得後に
廃止された党政調の復活を執行部に求める方針を確認した。ただ、鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長は
政調復活に否定的で、今後、党内対立に発展する可能性もある。

 生方氏は会合の冒頭、小沢氏が政調復活を認めず、各省政策会議の運用見直しで対応する考えを
示したことについて「党内の活性化、議論の活発化には遠い案だ」と批判。出席者からは「民主党らしさが
なくなった」などと政調廃止に対する不満が相次いだ。

 執行部に求める政調の体制に関しては、(1)鳩山政権の「政府・与党一元化」方針に反しないよう、
政調会長には閣僚を充てる(2)各府省に対応する部会を設ける−ことを決めた。 

 出席者は政府に役職のない議員がほとんどで、衆院当選1回の議員には呼び掛けなかった。今後は
新人を含め賛同者を広げ、執行部への働き掛けを強めていく方針。生方氏は会合後、記者団に「賛同者は
100人くらいになるのではないか」と語った。

 首相は4日夕、「政策会議を充実させて意見を自由に言いながら、それを反映できるような環境を
つくればよろしいのではないか」と記者団に述べ、政調復活は必要ないと改めて強調。「マニフェスト
(政権公約)の検証・検討委員会もつくるから、短期的、象徴的、さらには中長期的なもの、それぞれ
議論できる」と指摘した。

◇民主会合出席の有志議員
 民主党政策調査会の復活を求める4日の会合に出席した有志議員は次の通り(丸囲み数字は当選回数)。

 【衆院】土肥隆一(7)、玄葉光一郎、藤村修=以上(6)、安住淳、小林興起、筒井信隆、平岡秀夫=以上(5)、
石毛◆(金へんに英)子、生方幸夫、奥田建、小宮山洋子、吉田公一=以上(4)、岡本充功、菊田真紀子、
篠原孝、首藤信彦、田嶋要、田村謙治、手塚仁雄、寺田学、和田隆志=以上(3)、稲見哲男、城井崇、
郡和子、中川治、中根康浩、藤田一枝、本多平直、三谷光男、村越祐民、森本哲生=以上(2)、斎藤勁(1)

 【参院】岡崎トミ子(3)、大河原雅子、風間直樹、金子恵美、鈴木陽悦、徳永久志、白眞勲、松浦大悟、
松野信夫=以上(1)(2010/03/04-22:13)

6341名無しさん:2010/03/05(金) 00:13:09
小林千代美が辞職カウントダウンに入ったようです

6342名無しさん:2010/03/05(金) 00:22:54
小林議員の辞職時期検討 2010/3/4 23:52 メールで記事を紹介する 印刷する
北教組の不正資金提供事件で、小林千代美衆院議員について民主党執行部が辞職時期の検討に入った。

http://www.topics.or.jp/worldNews/worldFlash/2010/03/2010030401001110.html

6343名無しさん:2010/03/05(金) 00:24:50
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010030401001120.html

小林議員の辞職時期検討 民主執行部、北教組事件で
2010年3月5日 00時14分

 北海道教職員組合の不正資金提供事件で関係者が逮捕された民主党の小林千代美衆院議員(41)=北海道5区=について、党執行部が議員辞職は不可避との判断を強め、辞職時期の検討に入ったことが4日分かった。鳩山由紀夫首相の政権運営や夏の参院選への影響を懸念したためとみられる。

 小沢一郎幹事長も同日、周辺に対し小林氏の辞職を前提に、補欠選挙のタイミングを見極める考えを示したという。

 小林氏は4日夕、小沢氏と国会内で会い、事件に関し「お騒がせして申し訳なかった」と陳謝。小沢氏は「これからどういう結論になるか分からないが、党北海道連とよく相談し、しっかり対応してほしい」と述べた。

 公選法の規定では、仮に小林氏が3月15日までに辞職した場合、4月25日に補選が実施される。「政治とカネ」の問題で逆風が吹く中、議席を維持したい民主党内では4月の補選は避けたいとのムードが強い。このため小林氏の意向を確認しながら、辞職時期について慎重に検討を進めている。

(共同)

6344チバQ:2010/03/05(金) 12:18:17
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010030502000053.html
小林千議員辞職へ 来月補選回避 16日以降か
2010年3月5日 朝刊

 北海道教職員組合の不正資金提供事件をめぐり、関係者が逮捕された民主党の小林千代美衆院議員(41)=北海道5区=の辞職は避けられない、との見方が四日、党内で強まった。検察側が連座制の適用対象としていることもあり、夏の参院選への影響に対する懸念が深まったためだ。

 公職選挙法の規定では、小林氏が十五日までに辞職すれば、補欠選挙が四月二十五日に行われる。

 十六日から六月十六日の通常国会閉会日までに辞職した場合は、補選は夏の参院選と同時になる。

 党内には、鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長の「政治とカネ」の問題への風当たりも強いことから、四月の補選は避けたい空気が強い。このため執行部は、十六日以降の辞職を念頭に、小林氏との調整を進めるとみられる。

 小林氏は四日、小沢氏と国会内で会い「いろいろ党にも迷惑をかけ、申し訳ありません」と陳謝した。

6345名無しさん:2010/03/05(金) 13:18:12
やっぱり生方たちのやってる行為って反小沢じゃなく反鳩山だよな。

民主党の政調復活は時期尚早だ
2010年02月22日(月)16時52分
http://newsweekjapan.jp/harris/2010/02/post-43.php

 2月17日、民主党の生方幸夫副幹事長や田中真紀子元外相ら衆院議員有志が鳩山由紀夫首相と小沢一郎幹事長に対し、「政策研究所」の新設を要請した。昨年9月の政権交代を機に廃止していた政策調査会に代わる党独自の政策立案機関を求めたかっこうだ。

 しかし鳩山も小沢もこの提案を即座に却下。民主党政権に欠点はあるものの、「政策決定の内閣一元化」に真剣に取り組んでいることははっきりさせた。

 政府の役職に就いていない一般議員が、政策面で一定の役割を担いたいと嘆願せざるを得なかったのは、政策決定プロセスを変えようとする鳩山政権の努力が----少なくとも与党の関与を減らすことに関しては----奏功している証拠だ。官僚ではなく政治家主導の「イギリス型政治」への移行で失うものが最も大きかったのが、彼ら一般議員だ。

 自民党政権なら、生方のように4期目も務める議員は政策調査会にポストを得て、政策立案に関わることができただろう。しかし民主党では中堅議員も新人議員も法案成立のために投票し、地元に帰って選挙運動を行う以外はやることがほとんどない。

 自民党議員とは違い、民主党議員には地元への利益誘導政策に関われる機会さえ滅多にない。彼らの政治家としての運命はある程度まで、彼ら自身がほとんど影響力を行使できない政府が握っている。

■官僚の台頭と政府の弱体化を招く

 今後もこのままでいくべきだ。鳩山政権が日本の直面する問題を解決する際には、内閣の背後で独自の政策を作成したり、売り込んだりする議員の存在を心配することなしに政策を策定しなければならない。

 党内に新しい政策立案機関を作れば、アンチ鳩山政権の官僚に情報をリークする手段を与えることになる。これは内閣を弱体化させ、民主党議員の分裂も招きかねない。鳩山政権が閣僚たちを党の方針に従わせることに苦労している現状を考えれば、政策立案機関の設立は事態をさらに混乱をさせるだけだろう。

 いずれは民主党も党内にシンクタンクを作って、一般議員たちに新たなアイデアを求めて忙しく働いてもらうのが有意義だと考える日が来るかもしれない。だが現時点では、新たに提案された政策決定制度はあまりに不安定な存在だ。党が政策決定を担う役割を取り戻しても、それはトラブルの原因にしかならない。

[日本時間2010年02月19日(金)21時52分更新]

6346名無しさん:2010/03/05(金) 21:09:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100305/stt1003052036005-n1.htm

民主党・渡部氏、「参院選、1人区で勝負した方が勝てる」 小沢氏の選挙戦術を批判
2010.3.5 20:35

 民主党の渡部恒三元衆院副議長は5日、TBS番組「時事放談」の収録で、夏の参院選の改選数2議席以上の「複数選挙区」で複数候補を擁立する小沢一郎幹事長の方針について「小沢君と全く考え方が違う。2人取れっこないところに2人立てて苦労するよりは29ある1人区に全力を尽くす。これが参議選に勝つ方法だ」と批判した。

 小沢氏の元秘書らの政治規正法違反事件に対する小沢氏の説明については「(有権者に)納得していただけないから世論調査で40%以上(幹事長を)辞めろという声が出る。絶対悪くないならば国会の場でもあらゆる場へ行って、潔白を証明すればいい」と語った。

6347名無しさん:2010/03/05(金) 21:11:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010030500953

麻生前首相、民主・渡部氏と会談

 自民党の麻生太郎前首相と民主党の渡部恒三元衆院副議長が4日夜に都内で会談していたことが5日、分かった。会談は麻生氏が呼び掛けた。両氏は、小沢一郎民主党幹事長の進退の行方が夏の参院選に影響を与えるとの認識で一致した。(2010/03/05-20:42)

6348名無しさん:2010/03/05(金) 21:30:50
インタビュー:首相は普天間問題解決すると確信、できなければ辞任の可能性も=渡部・民主党前最高顧問
2010年 03月 5日 20:11 JST
http://jp.reuters.com/article/economicPolicies/idJPnTK036996320100305

6349名無しさん:2010/03/06(土) 00:54:08
>>6345にどういう処分が下されるか見もの

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010030300824
犯罪より反党行為に厳しく=鳩山首相

 鳩山由紀夫首相は3日午後の参院予算委員会で、民主党の運営をめぐり、犯罪よりも反党行為により重い処分を下すのは当然との認識を示した。改革クラブの大江康弘氏の質問に答えた。
 大江氏は、2008年に反党行為で自らが民主党から除籍処分となったことに触れた上で、政治資金規正法違反罪で逮捕・起訴された民主党の石川知裕衆院議員が同党から「何も問われていない」と首相にただした。これに対し、首相は「党にとっては反党行為が一番厳しく罰せられなくてはならない」と答弁した。 (2010/03/03-19:23)

6350チバQ:2010/03/06(土) 20:18:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010030602000072.html
<スコープ>政務三役と県連代表の兼務解消 民主に憶測広がる
2010年3月6日 紙面から

 民主党が打ち出した「政務三役(閣僚、副大臣、政務官)は地方組織の代表者を外れる」という方針の真意をめぐり、さまざまな憶測が広がっている。表向きは夏の参院選に向けた地方組織の強化だが、小沢一郎幹事長が党内の反小沢勢力の力をそぐのが狙い、ともささやかれている。 (高山晶一)

 同党の十四都府県連で、政務三役が代表者を務めている。小沢一郎幹事長は二日の役員会で「政務三役は国政に集中して全力を尽くしてもらい、残った者が県連役員や選挙等(をやる)ということでいいんじゃないか」と提案、了承された。

 小沢氏の言葉を素直に受けとれば、夏の参院選での単独過半数獲得に向け、地方組織の態勢を強化するのが狙い。政治主導の鳩山政権で、政務三役は「過労死寸前」といわれるほど忙しく、参院選にエネルギーを割けないために外すということだ。

 小沢氏に近い党幹部は「個所付け」問題も背景にあると解説する。

 この問題では、公共事業予算の関連資料が予算成立前に、民主党の都道府県連を通じて地方自治体に伝えられ、野党から「参院選を意識した利益誘導」と批判された。予算を立案する立場の政務三役が県連の代表を務めたままだと、参院選で再び自民党から攻撃されかねず、先手を打ったというのだ。

 ただ、党内では反小沢勢力を狙い撃ちした人事との見方も少なくない。

 ベテラン議員は「うるさいことを言う人を封じ込めようということではないか」と推測する。対象議員には、枝野幸男行政刷新担当相(埼玉県連代表)ら小沢氏と距離を置く議員もいるからだ。

 政務三役を務める地方組織の代表の中には、参院選で「改選議席が複数の選挙区は複数候補を擁立する」という小沢氏の方針に反発する議員もいて、代表を外れてもらった方が小沢氏が自由にできると計算したという向きもある。

 これに対し、政務三役側は小沢氏の提案を受け入れる構えだ。

 枝野氏は五日の記者会見で「仕事を両方持つのは大変だ。(地元では)参院選まで続けろという話があったが、辞めさせていただければ」と述べ、六日の県連大会で辞任する見通しだ。小沢氏の真意がどうあろうと、背に腹は代えられないようだ。

6351チバQ:2010/03/06(土) 22:24:53
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100306/plt1003061311001-n2.htm
「議連会長」強奪!小沢の“自民党殲滅作戦”ジワジワ進行中2010.03.06
参院選や来年の統一地方選をにらみ、民主党の小沢一郎幹事長による“自民党殲滅作戦”が、進んでいる。小沢氏の主導により、国会議員が政策分野ごとにつくる議員連盟(議連)で、超党派のものも含め民主党議員が会長ポストに就くケースが急増しているのだ。議連は団体とのパイプになっていることも多いだけに、陳情の幹事長室一本化に続く、団体−自民党ラインの「ぶんどり工作」とも言われている。

 民主党の議連見直しチーム(伴野豊座長)は2月上旬までに、政権交代後、100を超す超党派議連のうち、約20議連で自民党からの会長交代を実現。別に約20議連で交代のめどが立っていることを確認した。さらに、「早々に計70程度で交代できるだろう」(チームのメンバー)と皮算用をする一方、党単独で30超の議連を発足させたことも確認した。

 例えば、1月27日に開かれた超党派の活字文化議連の総会。自民党の中川秀直元幹事長から会長を引き継いだ民主党の山岡賢次国対委員長は、「今までの実績を引き継ぎ、協力して頑張っていく」とあいさつした。

 さらに、日韓議員連盟(会長・森喜朗元首相)や日中友好議連(会長・高村正彦元外相)などのように、自民党が会長を握ったままの議連についても、民主党は政権党の議員が会長を務めると定める規約改正などを自民党側に働き掛ける方針。「場合によっては民主党議員が全員離脱することもある」(党幹部)と、けん制にも余念がない。

 党単独で新たな議連を立ち上げる動きも活発だ。

 自民党の古賀誠元幹事長が会長を務めるトラック議連に対抗する民主党トラック議連は今月3日に初会合を開いた。会長には小沢氏に近い奥村展三党総務委員長が就任。奥村氏は「自民は自民、民主は民主で取り組めばいい」と淡々と語るが、自民党と関係の深い業界への食い込みを狙ったのは明らかだ。

 このほか、適切な医療費を考える議連、肝炎対策推進議連なども相次いで誕生。伴野氏は「議連については党単独で活動するとの原則に沿った動きだ。超党派議連の会長交代も平和的に進めたい」と話している。

【小沢へ権力集中の一貫】

 こうした動きは伴野座長や佐藤公治副幹事長ら側近が現場を担う、小沢氏主導の肝いり活動と言える。

 400を超えると言われる議連は、議員が野放図的に作るケースも多く、「国内的な活動をする議連は4割、国際議連は2割が活動しておらず、会費だけを払う場合もある」(民主党関係者)という。

 見直しチームは11月に、(1)原則として民主党単独(2)活動実績のない議連は解散(3)例外的に超党派の議連は党幹事長室と十分協議(4)議連活動は来年の通常国会から登録制とする−などの基本方針を決めた。

 政治評論家の有馬晴海氏は「トラック議連など、議連は族議員の温床になってきた側面もある。与党になり、議連を乗っ取るか新たな窓口を作ることで、選挙で自民党から団体票を奪い取ることができる。さらに、登録制にすることで、すべての人の動きを小沢氏が差配できる。例えば、議連と名を借りて反小沢分子が集結しにくくなるし、まさに小沢氏への権力集中のプロセスだ」と話す。

 一方、自民党側も「政治は多数決だ。議員の数からいって、会長交代はやむを得ない」(中堅)と、すんなり明け渡すケースも多いようだが、中には「乗っ取られるくらいなら、と議連をつぶす動きもある」(ベテラン秘書)という。

 「政治とカネ」で逆風にさらされる小沢氏だが、自民党攻撃の手綱だけは緩めていないようだ。

★政権交代後の主な議員連盟の動向(敬称略)

議連名         会長

【新設】

トラック議連     奥村展三

肝炎対策推進議連   三井弁雄

適切な医療費を考える議連 桜井充

取り調べの全面可視化を実現する議連 川内博史

【自民党から民主党に会長交代】

活字文化議連     中川秀直→山岡賢次

国連世界食糧計画議連 谷津義男→筒井信隆

音楽議連       柳沢伯夫→中野寛成

【自民党議員が会長継続】

日韓議連       森喜朗

日中友好議連     高村正彦

拉致救出議連     平沼赳夫(無所属)

6352チバQ:2010/03/06(土) 22:28:21
48人の名前があった
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100305/plt1003051622008-n1.htm
ついに小沢帝国に亀裂?反小沢48士が決起、“内乱”へ2010.03.05

 民主党内に蓄積された「小沢支配」への不満がついに爆発した。政策立案の政府一元化に伴う政策調査会(政調)廃止で、政策に関与できなくなった国会議員有志が「政調復活」を求めて蜂起したのだ。不満の矛先は政府にも向けられ、国会で閣僚にかみつく議員も。「政治とカネ」問題が夏の参院選に影響するとの危機感もあるだけに、“内乱”が収まる気配はなさそうだ。

 民主党の生方幸夫副幹事長ら党所属の国会議員有志は4日、「政府・与党一元化の下での政策調査会の設置を目指す会」を結成し、初会合を開いた。集まったのは国会議員41人に加え、秘書などの代理が7人の計48人。小沢氏と距離を置く玄葉光一郎衆院財務金融委員長も名を連ねる。

 会は、小沢氏が主導した政策立案の政府一元化に反発する内容だけに、「小沢氏への反旗」(自民党関係者)と受け止められている。実際、出席者からは「政策の議論ができない党なんて聞いたことがない」(安住淳衆院安全保障委員長)、「民主党らしさがなくなった」などと、小沢支配への不満が噴出した。

 一方、参院予算委員会でも4日、公共事業削減をめぐって同じ民主党の桜井充参院政審会長と前原誠司国土交通相が激論を展開、最後には小沢氏が主導する「政策一元化」への不満が噴き出した。

 きっかけとなったのは、桜井氏が地元の仙台市の港湾整備について「新規事業として採択される予定だったが、国交省の見直しで止まった。せっかく企業誘致したのに経済発展の足かせになる」と指摘したこと。

 前原氏は「与党の議員として建設的に同じ目線でいてほしい」と求めたが、これに桜井氏は「心外だ。なぜ非建設的と言うのか。発言を撤回してほしい」と怒り心頭。

 さらに、「われわれは(政策一元化で)閣内になかなか意見を言えない」と、民主党議員の不満を代弁し、「大きな方向転換をするなら政府はきちんと説明すべきだ」と注文を付けた。

 政調復活の動きや桜井氏の異例の訴えの背景には「濁ったH2O」(谷垣禎一自民党総裁)、つまり鳩山由紀夫首相(H)、北海道教職員組合(H)、小沢氏(O)の「政治とカネ」三連発が直撃し、「このままでは参院選は戦えない」との危機感がある。党内には小沢支配への不満や閉塞感が鬱積しているのだ。

 民主党関係者は「参院選が近づけば、政調復活とか政策面を大義に、党内の不満分子が増幅してくる可能性はある」としたうえで、「小沢氏は持ち前の“剛腕”で封じ込めようとするだろうが、対応次第で党内に亀裂が走るのでは」とみている。

■民主会合出席の有志議

 【衆院】土肥隆一(7)、玄葉光一郎、藤村修=以上(6)、安住淳、小林興起、筒井信隆、平岡秀夫=以上(5)、石毛●(金へんに英)子、生方幸夫、奥田建、小宮山洋子、吉田公一=以上(4)、岡本充功、菊田真紀子、篠原孝、首藤信彦、田嶋要、田村謙治、手塚仁雄、寺田学、和田隆志=以上(3)、稲見哲男、城井崇、郡和子、中川治、中根康浩、藤田一枝、本多平直、三谷光男、村越祐民、森本哲生=以上(2)、斎藤勁(1)

 【参院】岡崎トミ子(3)、大河原雅子、風間直樹、金子恵美、鈴木陽悦、徳永久志、白眞勲、松浦大悟、松野信夫=以上(1)(丸囲み数字は当選回数)

6353 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/06(土) 23:11:52
>>6340に既に名前がありますよ。

ところで、「濁ったH2O」って、結構ウマイなあ。
こういうのって、誰が考えるんですかね。
「HAT−KZ」とか言っちゃう民主にも、その知恵を貸してほしい。

6354とはずがたり:2010/03/06(土) 23:48:40
>>6340,6352-6353
楽しみな面子ですな。
小沢一派はいい顔しないでしょうけど,自由闊達に議論出来る所を見せて欲しい所。
たむけん(田村謙治)は小沢に近い印象だったけど入ってるんですねぇ。

6355とはずがたり:2010/03/06(土) 23:49:57
仕分け人として活躍した菊田真紀子も入ってますね。
結構幅広いなぁ。

寺田と陽悦が呉越同舟してるのも雪解けの兆しか?

6356名無しさん:2010/03/07(日) 03:25:57
反小沢の人々には最早どうでもいいのかもしれませんが、
鳩山総理がはっきりと否定してる政調復活を主張し要望するのは構わないんですね>とはさん

6357とはずがたり:2010/03/07(日) 13:05:40

別に構わんと思いますよ。色んな不満を吸い上げて行くのも組織の機能だと思いますし。
今回は政調復活ではないにせよなんらかの妥協案が出てきましたし,逆に小沢支持派としては反党行為に対するあってはならない妥協と云う感じでしょうか?

民主、議員政策研究会新設へ 中堅・若手の不満に配慮
http://www.asahi.com/politics/update/0306/TKY201003060344.html
2010年3月7日5時1分

 民主党は、国会議員が政策を議論する「議員政策研究会」を党内に新たに設ける方針を固めた。政策決定に関与できず、不満を募らせていた中堅・若手議員の政策調査会(政調)の復活要求が広がりを見せる中、小沢一郎幹事長も受け入れた。8日の党役員会で正式に決定する。

 党幹部によると、議員政策研究会は内閣、財務、防衛などの府省に対応する形で10前後の部門ごとに研究会を設け、各研究会長は政務三役ではない議員から選出。政府提出法案(閣法)について議論するほか、各府省幹部や関係団体からの意見聴取や内閣への政策提言ができ、独自の議員立法も可能とする。

 ただ、党が掲げる「政策決定の政府一元化」に反しないよう、閣法提出の可否を決めるような「事前審査」は認めず、内閣が決定する現在の方式は維持する。各政策研究会を束ねる「政調会長」に当たるポストの復活も認めない。

 鳩山由紀夫首相や小沢氏は政調復活に慎重で、政務三役と議員が意見交換する各府省ごとの既存の政策会議内に、政務三役と党幹部らでつくる「コアメンバー会議」を新たに設けて活性化する考えを変えていない。

 ただ、こうした方針に対し党内では「政策を考える部門がない政党はあり得ない」(生方幸夫副幹事長)との批判も強まってきたことから、どの議員も参加できる政策協議機関の新設も認めることになった。

 一方、参院選に向けてマニフェストづくりを担う「マニフェスト研究会」も設置する。トップには鳩山首相が就任し、政府からは松井孝治官房副長官ら、党からは細野豪志副幹事長らが参加。党内の意見を広く採り入れるため、複数の分科会も設ける方向で最終調整している。(関根慎一)

6358名無しさん:2010/03/07(日) 13:18:36
>>6357
小沢支持というより鳩山支持なんですけどね。
ついでなんで>>6345と同じ方が書かれた文章を二つ紹介しておきます。

6359名無しさん:2010/03/07(日) 13:19:49
http://newsweekjapan.jp/harris/2009/10/post-30.php
内閣の守護神に徹する小沢一郎
2009年10月15日(木)18時58分

 10月11日に開かれた民主党大阪府連大会で、平野博文官房長官は役職に就いていない一般の国会議員の役目を簡潔にこう表現した。「与党議員はあまり国会で質問する必要はない」。そして彼は、新人議員は選挙区の地盤固めに集中すべきだとも述べた。

 これぞ日本の新しいイギリス型議会民主主義だ。このシステムにおける与党の一般議員の役割は――日本政治の抱える大きな問題は一般の議員に政策立案の力がないことだというポール・スカリスとデビン・スチュワートの主張とは異なり――登院して所属政党(つまり内閣)の求めるとおりに票を投じることだ。

 平野の発言は、民主党の小沢一郎幹事長が主張している国会改革案と軌を一にしている。9月、イギリスでの視察から戻った小沢は、議員同士の審議の活性化を目指して国会法を改正し、官僚の答弁を禁じるという案をぶち上げた(この改正案では小沢が長年、目の敵にしてきた内閣法制局長官の国会答弁も禁じられる)。

 小沢はまた、議員が複数の常任・特別委員会を掛け持ちして時間を取られることを防ぎ、特定分野の政策に集中できるよう、委員会の定員を削減すべきだとしている。それから、政府の政策を議員たちに明確に説明するために、閣僚と各省の副大臣には委員会審議への出席を求めている。

■一極集中支配は何のため

 小沢は6日、国会法の改正案について話し合うため、連立相手である社民党と国民新党の幹事長と会談した。だが社民党は改正の必要性に懐疑的な立場だ。平野官房長官と民主党の山岡賢次国対委員長との話し合いの後、国会法改正案の提出は今月26日に召集予定の臨時国会ではなく、来年の通常国会に持ち越される見込みとなった。

 一方で小沢は民主党幹部の支配を強め、政策決定のプロセスから与党3党を締め出そうと動いている。小沢がいわゆる「小沢チルドレン」から民主党の最大派閥となる「小沢派」を作りだそうとしているのではとの懸念は、民主党や国会への小沢支配の強化に対する不満に変化しつつある。

 小沢が7日に党執行部の人事を発表すると、やはり批判が巻き起こった。代表代行や副代表といったポストをなくし、自分と輿石東幹事長代行(参院議員会長で、近年小沢との距離を縮めているいう)の下で一極集中体制を作り上げたことが原因だった(批判しているのが保守系メディアなのか、それとも民主党内の匿名の批判分子なのかははっきりしていない)。

 今回の人事で党役員に指名された議員をみると、衆議院より参議院のほうが多かった(毎日新聞によれば10人中6人。これは政府の政策を実行に移せるかどうかを握っているのは参議院だという単純な理由によるものかも知れない。

■内閣の障害物をどけるブルドーザー

 小沢は党内のグループ間の力関係には無頓着で、過去に自分に逆らったグループの人間は起用しなかった。枝野幸男が閣僚ポストも党役員のポストも得られなかったのがいい例だ。

 小沢はまた、新人議員の「政策力」を鍛えるどころか彼らを永田町に置いておきたくないようだ。小沢チルドレンが企画した同期会は中止となり、小沢は「一年生の仕事は次の選挙で勝つことだ」と言い、新人議員らに地元での政治活動に重点を置くように命じたのだ。

 小沢を恐れなければならないのは民主党の1年生議員だけではない。与党3党の幹事長会談で社民党は、連立与党内の政策調整を図るための定期的な会合を開くべきだと主張。だが小沢は、社民党と国民新党の党首は閣僚として基本政策閣僚委員会に参加しているのだから、幹事長会談などよくて役立たず、悪くすれば政府に害をなすとして応じなかった。

 小沢の幹事長就任をめぐってささやかれた懸念は、鳩山内閣成立から1カ月を経てその多くが杞憂に過ぎなかったようだ。民主党が政権を取る前から垣間見えていたように、小沢は自分の職務を「与党と議会が内閣の政策実行の障害にならないようにすること」だと心得ている。

 小沢はこれまでおおむね(少なくとも公の場では)政策に関する質問には沈黙を守ってきた。そしてあらゆる機会を捉えては内閣の統治能力を高める重要性を説いてきた。政府に命令を下すどころか、小沢は今のところ、鳩山内閣にとことん忠実だ。

「小沢チルドレンが民主党における『田中派』のような存在になる」と主張した小沢に批判的な人々は、遅かれ早かれ彼の意図について誤解していたことを認めざるを得なくなるだろう。

「内閣と与党・国会をつなぐ留め金」という小沢の役割は非常に重要だ。だが結局のところ、彼は内閣の力を削ぐのではなく、その強化のために働いている。

[日本時間2009年10月12日(月)08時07分更新]

6360名無しさん:2010/03/07(日) 13:21:17
http://newsweekjapan.jp/harris/2009/12/post-36.php
「闇将軍・小沢一郎」は幻想だ
2009年12月22日(火)19時12分

 発足からちょうど3カ月経った鳩山政権だが、12月は悪いニュースばかりが続いている。経済は低迷から抜け出せず、米軍普天間基地の移設問題を先送りにしたことでアメリカににらまれている。そして世論調査では、鳩山政権に対する国民の失望が垣間見えている。

 9月に鳩山政権が誕生する直前、私は新政権の強みと弱みを列挙した。弱みとして挙げたのは鳩山由紀夫、民主党の小沢一郎幹事長、そしてメディアだ。この3つの組み合わせが、政府を崩壊させかねない悪循環を招く恐れがあると予測した。

 中国の習近平(シー・チンピン)国家副主席と天皇の特例会見をめぐる騒動を見ると、小沢の権力は異常なほど強いように見える。しかし私は、彼の影響力は誇張されていると考えている。要因の一つは、小沢が民主党党首の座を鳩山に譲った時から、メディアが小沢を政権の「闇将軍」に仕立てたがっていたこと。それに、内閣と政党与党は一体と言わんばかりの非現実的なメディアの見方も、小沢に対する誤解を招いた。

 一つ目の要因について言えば、鳩山を含む民主党議員が小沢の影にのまれているだけだ。もっとも、影響力の影ではない。小沢は独特のカリスマがあり、新聞の見出し映えする受け答えができる。その点、鳩山は学者肌で何とも退屈だし、首相として発言に注意しなくてはならない。その結果、小沢に影響力があるように見えるが、実際はそれほどではない。

■自民党政権時代よりはまし

 小沢が来年度の予算編成をめぐって激しい政府批判を行ったとする報道は、彼の影響力の限界を示しているとも考えられる。来年の参議院選挙で勝利するため、小沢は党のマニフェストで掲げた政策の一部を変更するよう提案しているが、これには異論も出るだろう。

 小沢の影響力をめぐる議論の盲点は、対象が小沢一人ということだ。自民党政権の頃にはあり得なかった。巨大なネットワークの中の大勢の人が「拒否権」を握っていたからだ。確かに小沢は厄介な存在だが、予算編成に少しでも関係するすべての委員会や小委員会の委員長に発言権がある自民党の政策決定システムほど干渉的ではないだろう。

 拒否権を握っているのが1人なら、説得や協力を要請することもできるが、自民党の政策決定システムではそうはいかない。小沢の役割をめぐる議論を行う場合、自民党ならどうだったかを忘れてはいけない。

■弱腰リーダー像の払拭が課題

 問題はむしろ小沢ではなく、鳩山だろう。政権発足当初、鳩山は組閣をめぐって政治的空白を生み出し、国民新党の亀井静香代表にその隙間を埋めさせた。その役を今回は小沢が担ったわけだ。

 鳩山は、偽装献金問題をめぐって東京地検が首相を起訴しない方針を示したことで小さな勝利を収めたが、もっと大きな課題を抱えている。自らの政府を率いる力がないという印象を払拭できるかどうかだ。

 今のところ、国民はまだ民主党を見捨てていない。しかし、政府を率いているのは首相だと示す必要がある。閣僚の間や、小沢と政府との間で意見の不一致や論争があろうとも、最終決断を下すのは自分だと鳩山がはっきり示せれば、致命傷にはならない。

 鳩山は自分の考えをもっと示すべきだし、私たちも彼の意見にもっと耳を傾ける必要がある。そうしなければ、今後も小沢の並外れた個性が政府のイメージを支配し続け、メディアはその混乱を面白おかしく伝えるだろう。そして政権の支持率は下がり続ける。鳩山政権は今、発足当時から私が恐れていた悪循環に陥る一歩手前まで来ている。


[日本時間2009年12月21日(月)19時49分更新]

6361名無しさん:2010/03/07(日) 13:25:39
浅尾の秘書なんてやってた外人の言う事なんて聞く必要ないとか思われるかもしれませんが、政調復活を唱えてる人たち(そしてそれに中途半端に妥協しようとするなら小沢も)が一昔前の自民で言う処の「抵抗勢力」に過ぎんと言う事は認識して欲しいもんです。
>>6345
>  政府の役職に就いていない一般議員が、政策面で一定の役割を担いたいと嘆願せざるを得なかったのは、政策決定プロセスを変えようとする鳩山政権の努力が ----少なくとも与党の関与を減らすことに関しては----奏功している証拠だ。官僚ではなく政治家主導の「イギリス型政治」への移行で失うものが最も大きかったのが、彼ら一般議員だ。
>  自民党政権なら、生方のように4期目も務める議員は政策調査会にポストを得て、政策立案に関わることができただろう。しかし民主党では中堅議員も新人議員も法案成立のために投票し、地元に帰って選挙運動を行う以外はやることがほとんどない。
>  自民党議員とは違い、民主党議員には地元への利益誘導政策に関われる機会さえ滅多にない。彼らの政治家としての運命はある程度まで、彼ら自身がほとんど影響力を行使できない政府が握っている。

>>6360
>  小沢の影響力をめぐる議論の盲点は、対象が小沢一人ということだ。自民党政権の頃にはあり得なかった。巨大なネットワークの中の大勢の人が「拒否権」を握っていたからだ。確かに小沢は厄介な存在だが、予算編成に少しでも関係するすべての委員会や小委員会の委員長に発言権がある自民党の政策決定システムほど干渉的ではないだろう。
>  拒否権を握っているのが1人なら、説得や協力を要請することもできるが、自民党の政策決定システムではそうはいかない。小沢の役割をめぐる議論を行う場合、自民党ならどうだったかを忘れてはいけない。

>>6359
> 「内閣と与党・国会をつなぐ留め金」という小沢の役割は非常に重要だ。だが結局のところ、彼は内閣の力を削ぐのではなく、その強化のために働いている。

6362とはずがたり:2010/03/07(日) 13:41:48
>>6358-6360
貼り付け有り難うございます。
海外メディアの方が,小沢=悪と云う色眼鏡で見ない分,冷静な記事書けるのかもしれませんねぇ。

俺は昔からあんま鳩山の事買ってないんですよねぇ。。支持してますけど。

6363とはずがたり:2010/03/07(日) 13:59:17
>>6321
自民党は利権屋しか居なかったけど民主党は政策通が揃っているので,自民党政調みたいな利権のぶん盗り合いではなく,国民のための政策論議になるとナイーブに信じております。
箇所付けの地元への内示みたいなのしか仕事ないよりはいいのかなぁと。
全然論理的ではない印象論ですけど。。

6364名無しさん:2010/03/07(日) 14:54:35
>>6362-6363
彼はプロフィールにもある通り浅尾慶一郎のスタッフだった事もあるので、
> 海外メディアの方が,小沢=悪と云う色眼鏡で見ない分,冷静な記事書けるのかもしれませんねぇ。
にあてはまるかどうかは不明ですが、そのスタンスは
「鳩山内閣のやろうとしてる事は理解できるし支持できる部分も多いが果たして実行できるのか?」
というものだと思います。
そういう視点(鳩山路線には賛成、但し実行力には疑問)からすれば、小沢は(鳩山の方針に)逆らいだせば邪魔で厄介でも、従ってる内は強力な駒なんだと思います。
一方で「小沢が嫌い」とか「小沢が褒め称えられるような事は嫌」という人からすれば、それこそ「鳩山方針に逆らったり内閣が危うくなっても」小沢の邪魔さえできればそれだけで良いのでしょう。
そういう姿勢は明らかに「反鳩山」であり、彼や私のようなスタンスからは許せない行為に写ります。

> 自民党は利権屋しか居なかったけど民主党は政策通が揃っているので
自民党も最初から利権屋ばかりだったりした訳ではないと思うのですが?
また、利権屋の総本山のように言われる田中角栄はその政策通の中でも一頭地を抜く政策通として知られてたと思います。

無論、自民党の中でも「政策通で利権や政局オンチ」といわれてた人たちもいました。
谷垣なんて最近までそういうイメージを保ってた(一部では未だに保ってる)人だと思います。
それが党内で権力もった時にできる事やってる事はああいう事な訳です。

>>6360から引いた文章読んで貰っただけでも判ると思いますが、そもそも、政調復活などで数十人に増えるかもしれん党内有力者の中に一人でも利権に走ったり政策より人格批判等で議論しようというような厄介者が含まれれば、政府・内閣が迷走する可能性が高まるのはお分かりいただけないでしょうか。
そしてそれを抑えるためには幹事長により強力な権限やフリーハンドの裁量権など与えなければならなくなるかもしれない。党内が荒れれば荒れる程、小沢が自己の権力を拡大するのに都合が良いんですよ。

まぁ、そもそも、国民のための政策論議をするような人が政調復活のような党内利権漁り(党内での発言権確保も政治家個人を利する権益ですよ)に精を出すとも思えないのですけどね。

6365名無しさん:2010/03/08(月) 17:01:49
小宮山が嬉しそうなんだが鳩山はどうだったんだろうね。
http://www.mbs.jp/news/jnn_4373903_zen.shtml
ページ更新時間:2010年03月08日(月) 16時43分
■ 民主・女性議員、「政調」復活求め官邸に

 民主党の政策調査会の復活を求める有志の女性議員が、党の代表である鳩山総理に改めて要望するため総理官邸を訪れました。

 「議員の皆が政策を作る場、そして政策を勉強する場、立法もしていく、そういう政策調査会を、名前にはこだわりませんけれども、要望しているということを伝えに行って来ました」(民主党・小宮山洋子議員)

 鳩山総理と面会した有志の女性議員らは、小沢幹事長が主導して廃止した政調=政策調査会の機能の復活を改めて要望しました。

 これに対して鳩山総理は、「是非実現する方向でやっていきたい」と応じたものの、政調会長ポストの復活については、「政権を作った時に一度やめたから」という理由で難色を示したということです。

 また鳩山総理は、こうした動きが反小沢の動きの一つとして捉えられていることを念頭に、「誰に近いとか遠いという考え方でこれが捉えられないようにした方がいい」と釘を刺したということです。

 政調復活を求める声を受けて、民主党の執行部は、所属議員が政策を議論する「議員政策研究会」を新たに設置する方針です。しかし、この研究会には法案を事前に審査する機能を持たせず、政調会長ポストの復活も認めない方針であることから、政調復活を求める議員の一人は「目くらましに過ぎない」と批判しています。(08日13:45)

6366名無しさん:2010/03/08(月) 17:05:08
>>6365の時事通信の記事
>>6365にもあるけど
> 「誰かに近いとか遠いとかでとらえられないようにした方がいい」
というのは結構意味深かも。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010030800380
民主有志、政調復活を申し入れ=首相「簡単ではない」

 民主党の小宮山洋子、藤田一枝両衆院議員ら有志が8日午前、首相官邸に鳩山由紀夫首相を訪ね、党政策調査会(政調)や政調会長ポストの復活を申し入れた。これに対し、首相は「簡単ではない」と慎重姿勢を重ねて示した。
 小宮山氏らは先に発足した「政策調査会の設置を目指す会」のメンバー。小沢一郎幹事長と距離がある議員が多く、首相は小宮山氏らに対し「誰かに近いとか遠いとかでとらえられないようにした方がいい」と語った。 (2010/03/08-13:20)

6367とはずがたり:2010/03/08(月) 18:26:08
>>6364
一人いたぐらいで全体が崩壊してしまうような柔な政党では困ると思うんですけどねぇ。
>そもそも、政調復活などで数十人に増えるかもしれん党内有力者の中に一人でも利権に走ったり政策より人格批判等で議論しようというような厄介者が含まれれば、政府・内閣が迷走する可能性が高まるのはお分かりいただけないでしょうか。

>>6365-6366
議員政策研究会新設の方向>>6357が固まっているから鳩山もそこは「是非実現する方向でやっていきたい」と前向きで,この動きがそのまま反小沢とならない様釘を刺すのも忘れない感じでしょうか。

6368名無しさん:2010/03/08(月) 18:55:05
>>6367
崩壊と迷走は違うでしょ?それとも迷走した途端崩壊するというニュアンスでとられました?わざと揚げ足とろうとしてるとは思いたくないですか、どうもこの手の話(反反小沢とでも言っときましょうか)になると牽強付会なご意見をされるように見えるのですが…

もっと反小沢の人たちに判り易く言うと「小型の(世間や反小沢が思われてる闇将軍的な)小沢」を造りやすくする体制なんですよ>党内政調部会。

例えば自民党時代に「ベトコン議員」と呼ばれた農林族が「農政」という政策論を盾に党内や内閣を引っ掻き回す舞台となったのが農林部会やそこに連なる調査会だったんじゃないですかね。
あんなのただの利権ぶんどりあいで目指してるものとは違うんだと言うかもしれませんが、どんな理念を掲げようが、党内で政策の提言や調整をする部局を設置すれば、そこを中心に利権ぶんどりあいに理屈をつけて表にだせるようにする場と化してくんじゃないでしょうかね。

結局「政策通だから大丈夫」なんて私には思えないんですよ、まして彼らの「私利私欲私怨で党の方針をねじまげようとするような態度」など見せつけられた日には。

6369とはずがたり:2010/03/08(月) 19:14:58
崩壊と云う言葉がまずければ,党の迷走ではなくそういう場で闊達な議論を期待したい,と思います。
自民党が利権のぶんどり合いしてた場所で民主党には政策議論を期待したいと云う考えですが,其れをやるには民主党は旧自民党的・旧社会党的な悪い部分の要素を強く持ちすぎてますかね?

6370名無しさん:2010/03/08(月) 20:11:03
>>6369
> 闊達な議論

それを政務三役との政策会議などで充実させるという方向で鳩山政権はスタートしたんじゃなかったでしょうか?
それに不備があるからどこそこを修正せよ、というのは判るのですが、党内にもう一度政調復活させて政府から切り離した場で独自に政策議論できるようにするのは違うと思うのですよ。
無論、勝手に個人的研究会とか作ってやるのはそれはそれで構わないと思います、但し、それは私的な領域で公務や議員活動に大きな影響を及ぼさない範囲に留めるべきでしょうが。


> 其れをやるには民主党は旧自民党的・旧社会党的な悪い部分の要素を強く持ちすぎてますかね?

「民主党が」というより「人間が」「人類が」って気がするんですけどね。

なんというか政治家に無駄にストイックな精神を求めすぎじゃないでしょうか?
私は政治家だろうとどんな職種だろうと、他人に「聖人君子たれ」と求める気はありません。
勿論、そういう風になりたいという方がいれば止める気はないですし、そういう人がいれば素直に尊敬しますけど、実際はそれぶってる人や他人にだけ強要される方が多いなぁと感じています。

6371小沢嫌い:2010/03/08(月) 20:19:42
どーでもいーけど、いつもの小沢大好きクンは相変わらず名無しなのな
教祖が分かりやすく説明したくない男だから、信者が議論を分かりやすくしようと思わないのは当たり前かw
議員板と違ってID出ないのにねぇ

6372名無しさん:2010/03/08(月) 20:25:01
IDとかIPとか表示するようにしてくれても構いませんよ。
名乗るルールでもないので面倒だから名乗ってないだけなので。

6373小沢嫌い:2010/03/08(月) 20:48:51
>>6372
ルールの問題なのかよw
ルールに定められてなければ、議論に参加する常連さんやら、俺らROM連中に対する、配慮とか思いやりとか、そういうものはないわけだ
つーか、そんだけ長文書いといて、名前のところに1でもアでも入れるのが面倒なわけなかろうに
いやぁ、さすが小沢信者は他の人とは違うね
想像を超えるわw
お邪魔さま

6374名無しさん:2010/03/08(月) 21:02:26
>>6373
どういう配慮や思いやりでしょう?どうせ内容で勝手に特定されてるのだからもう名乗ろうが名乗るまいが同じでしょうし。
私にとって重要なのも発言内容です。
あなたが他の誰かであろうと書かれてる内容にそれは関係ないように、私がどこの誰であろうと書かれてる内容に関係ありません。
本文を見て内容を読み取れば済む話です。
その内容が問題なら指摘すれば良い訳で。

名前に入れるのも面倒ですよ。タブなりマウスでカーソル移動なりする訳ですから。
掲示板もここだけ使ってる訳でなしクッキーに残ったら削除やらと手間だけが増えます。

管理人もしてるので判りますが、ここの掲示板はIP表示も設定できますし、たしか名前必須入力にする事もできたんじゃなかったかな?
そうしないという事は管理人がそれを望んでないか、めんどうだからやってないのでしょう。
そういう事です。

6375とはずがたり:2010/03/09(火) 01:02:24
>>6370
まあ認識の違いなんだと思います。

>>6371-6374
IPだのIDだの自由な書き込みを阻碍するから入れたくないっすねぇ。
IDはチャット状態の議員板なら兎も角日付変わったら変わるなら数日に亘る議論ともなったりする我が板には無意味でしょうし。IP晒されると職場とかから書き込みにくくなるしw
まあぶっちゃけ規制のために管理画面熟読するのは面倒だからやっておりません。やってるのは変な各種広告や粘着私的告発対策のNGワード規制ぐらいです。
管理人としては全ての名無しさんにコテ付けて貰えるとそりゃあ有り難いですけど名乗らない選択肢も当然認めるというスタンスです。

6376名無しさん:2010/03/09(火) 11:19:18
政調会廃止って方針は、政権形成前後いきなりどこかで決まって出てきたって印象がありますね。
議員の意見が実質的に意味を持たない政策会議しかないなら問題だと思います。

6377名無しさん:2010/03/09(火) 14:38:18
>>6376
元々が小沢マニフェスト発でなく鳩山代表が取りまとめた政権奪取後の方針で出てきたものだったからではないでしょうか。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090608-145056/news/20090711-OYT1T00757.htm
民主、政権獲得後に国家戦略局や閣僚委…政治主導へ改革案

 民主党の政権獲得後の政府の機構改革案が11日、明らかになった。

 国家の将来構想や予算の骨格を策定する首相直属の「国家戦略局」や少人数の閣僚による「閣僚委員会」を設け、政治主導の強化を目指す内容だ。鳩山代表がまとめたもので、次期衆院選の政権公約(マニフェスト)に盛り込む方針だ。

 国家戦略局は首相官邸に置き、各省庁に加えて民間からもスタッフを登用する。外交を含めた国家戦略を策定するほか、財務省が行う予算編成の前段階として国家戦略に沿った予算の骨格をまとめる。機能が重複する経済財政諮問会議は廃止する。

 一方、閣僚委員会は、各省の縦割りによる弊害を打破するため、政策ごとに関係閣僚が少人数で議論する仕組みで、英国がモデルとなっている。現在の次官会議は廃止はしないが、「閣議の事前調整としての会議は行わない」とし、機能を見直す考えだ。

 行政全般を見直し、ムダや不正を洗い出す「行政刷新会議」も創設する。すべての予算や制度を精査し、各省庁に是正を求める役割を担う。

 このほか、与党が政策決定の過程に大きく関与する現在の仕組みを改める方針だ。与党の政務調査会を廃止する一方、閣僚、副大臣、政務官の「政務三役」のほか、大臣補佐官として国会議員100人余りを政府内に配置する。

 各省では政務三役が政策立案・決定にあたることとし、政策は国会議員が主導して内閣で一元的に決めることを目指す。
(2009年7月11日20時20分 読売新聞)

6378名無しさん:2010/03/09(火) 14:43:10
ついでにこの辺も貼っときます

http://www.secj.jp/
新しい日本を作る国民会議
緊急提言「政権交代後の日本政治と与党民主党、野党自民党の課題」ダウンロード(2009/9/3)
http://www.secj.jp/pdf/090903-1.pdf

第3.民主党による政権構造転換に関する課題
【政権構造転換こそ民主党政権の使命】
① 民主党は大胆な政権構造の転換を訴えて総選挙に勝利した。「政府・与党二元体制」の解消など、われわれがかねて主張してきたことと重なる改革案も多く、われわれとしては、そうした「政権構造の転換」を民主党が力強く推進することを、期待を持って見守りたい。ただ、そうした転換には多くの障害があり、新しい制度を導入すれば問題が片付くというほど簡単なものではない。その点で、大勝利にもかかわらず、民主党幹部が謙虚な姿勢を示していることは高く評価できる。民主党が今後とも勝利に驕ることなく、丁寧に政権構造を作り替えていく作業に従事することを願っている。 3
【大規模な情報公開と国民との情報共有】
② 政権交代による最大の政治改革の一つは大規模な情報公開の実現であり、それこそが、新政権の一丁目一番地である。官僚主導とは「官による情報の独占」に他ならないのであるから、民主党は過去の政府の活動について情報を公開し、国民との間で政府の実情についての現状認識を共有するところから始めるべきである。そして、「税と社会保障制度共通の番号制導入」など、すべての国民が暮らしの現在と将来に関する情報を共有できる基盤の整備に向かうべきである。また、今後の政権移行や政権運営にあたっても透明性を確保し、国民に対する説明責任をその都度果たしながら進めるべきである。こうした「国民との情報共有」なしには、「政権構造の転換」は成し遂げられないことを民主党は再認識する必要がある。
【特別国会と残務処理内閣の使命】
③ 総選挙に敗れた麻生内閣、自公連立政権関係者は、政権の座を明け渡すにあたり、不慣れな民主党関係者に対して国益の観点から誠実に引き継ぎを行うことが求められる。その意味で、特別国会において新内閣が成立するまでの麻生内閣は「残務処理内閣」となるのであって、駆け込み的な政策決定が好ましくないことはいうまでもないが、政権交代後に予定されている行事や政策的課題処理に関しても、政権担当を予定する民主党と誠実な情報交換と調整を行うべきである。
【政府・与党二元体制の克服と新しい政官ルールの確立】
④ 民主党が組織する新政権のもっとも重要な課題は、「政府・与党二元体制」の克服である。基本的には議院内閣制の正式の機関を軸に政策を決定し、与党は真の意味での「政権党」として政権の中核に位置することが求められる。その意味で、個別政治家の「政治家主導」を脱して、政治家中心の「政権主導」(内閣一元による首相を中心とする内閣主導体制=真の意味での政治主導)を実現すべく、これまでの慣習をあらためなければならない。与党政治家は、正式の指揮命令系統を乱すような官僚に対する指示を出してはならず、行政課題や政策に関して要望があれば、担当の大臣や副大臣などを通じて意思を伝達するべきである。また、各担当大臣など政権において責任を持つ政治家は、政権に参加する政党の所属議員の意思を集約する仕組みを持たなければならない。
【連立政権と政府・与党一元化の関係】
⑤ そこで、たとえ連立政権を樹立する場合でも、これまでのように与党の政策協議機関を政府の外に置くのではなく、連立に参加する中小政党は入閣するなど政権に参加する政治家を政策調整の窓口とすることによって、新政権の「政府・与党一元化」が機能するような形をとるべきである。また、今回の総選挙結果は民主党に政権を担う明確な負託を与えたものである以上、たとえ連立内閣という形をとるにしても、連立政党間の関係は対等ではなく、「民主党が中心となって政権を運営していく原則」を確認した上での連立が組まれるべきである。その意味では、議会運営上他の政党の協力が必要であれば、民主党と他の政党が連立政権ではなく、「議会連合」を組むことも選択肢の一つである。

6379名無しさん:2010/03/09(火) 14:43:55
>>6378続き

【内閣を構成する国務大臣のあり方と閣僚委員会】
⑥ 内閣を構成する国務大臣が互いに連携し合いながら職務を分担して政権運営に当たる日常的政権運営方式について、新しい形をいかに生み出すのかが、政権構造の転換の中核となる。閣議を柔軟に運営するのはもちろん、それを補助するために実質的な調整を行うための「閣僚委員会」の運営などは、日本においてはなじみの薄い方法であるだけに、政治家とそれを支えるスタッフが改革の目的をよく理解し、問題意識を共有して改革を進めることが重要である。こうした大臣同士の調整には、互いに顔を合わせることも重要であるから、閣議以外に大臣が相互に調整ができるような時間設定をすべきであり、大臣の時間を確保するための方策が求められる。
【各省庁における政務三役のあり方】
⑦ また、各省庁においては、「政務三役」(大臣、副大臣、政務官)が責任を持って行政を行うという構想が発表されているが、「政務三役」がチームとして機能するためには、役割分担とともに、「政務三役」がよく相談しながら課題を処理することが必要であるから、頻繁な打ち合わせを行うべきである。逆に、日常業務の監督や判断に属さない事柄(国会の質問取りなど)は官僚に任せて報告を受け、政治家は意思決定作業に精力を集中させることが求められる。各省庁の官僚は「政務三役」の下で働くという意識を強く持つ必要があり、「政務三役」の補佐が業務の中核となるように行動原理をあらためる必要がある。その意味で、官僚の判断で、いろいろな政治家に「ご説明」に回るという、これまでの慣行は改めるべきである。
【内閣および首相補佐機関:国家戦略局、行政刷新会議の位置づけ】
⑧ また、首相主導の内閣運営のもとで内閣の方針を固めるためには、一定のスタッフ機能が求められるが、伝えられている「国家戦略局」を設置するという構想はそうした必要性に応じるものと思われる。また、行政内容の見直しのための「行政刷新会議」も、政府横断的に行政を見直すためには有効な方式であろう。ただ、これらの機関が政権の問題の全てを処理していくことはできないのであって、内閣レベルで処理すべき問題と、各担当者が処理していく問題の戦略的な切り分けが必要となる。むしろ、「国家戦略局」は首相の判断をもとに、そうした課題の切り分けに大きな労力を注ぐべきである。
そして「国家戦略局」等は各省庁の官僚に直接指示を出すのではなく、「閣僚委員会」などを通じて、内閣レベルの方針を出すために行動すべきであり、各省庁の「政務三役」がその方針を受けて、具体的な作業を指揮するような役割分担が求められる。
【文書管理と新しい行政】
⑨ このように、政権入りした政治家が職務をこなしていくためには、政治家が決定を随時確認していくことが必要であり、意思決定の各場面で「決定内容を簡単な文書にまとめる」必要がある。その意味で、政治家は口頭の説明で了解するだけではなく、その決定を短い形で文章・書類にし、その決定をもとにさらに上位の決定が行われる場合には、それについて新たな文章・書類が作られるというように、「各段階において意思決定の記録が残されるような文書管理」を行うべきである。

6380名無しさん:2010/03/09(火) 14:44:25
>>6379続き
【議院内閣制的国会運営への改革】
⑩ また、「政府・与党一元化」は国会運営についても見直しを不可避とする。議院内閣制では国会において政府が一定の役割を持つのは当然のことである。しかしながら、「政府・与党二元体制」のもとでのこれまでの日本の国会では、政府の役割が明確でなかった。今後は、政府と与党が一体化しているわけであるから、国会の委員会などにおいても、「与野党関係」は「政府・野党関係」に転換していくべきであって、そのための制度や慣行の変更も行われるべきである。たとえば、必要であれば、副大臣や政務官が国会の関連委員会の筆頭理事を兼ねるなどの方策も検討する必要があろう。
【党改革と人材養成】
⑪ これまで政権を不安定にしてきた大きな原因は、党内のルールや政治家たちの都合を国民に対する責任よりも優先させる体質にあった。首相の地位が政権党の内部事情で定期的に不安定になるようなことでは、到底国民に対する責任を果たすことはできない。政権党となった民主党は党内ルール優先主義の見直しを率先して行うなど、踏み込んだ態度表明が求められる。また、大量の新人議員をどのように育成し、どのような場で活躍してもらうかなど、国民の心配に応答できるよう、「党の人材育成体制の整備」も避けて通れない。政権交代時代においては、党の運営も国民目線で行うという大原則の定着が必要であり、意味ある政権交代のためには党改革が不可欠の条件である。
⑫ なお、政権を獲得すると、政府の要職に就く政治家は日々の業務に追われて社会との接点が薄くなりがちである。その弱点を補うため、数多くの新人議員はむしろ選挙区を中心に社会で人々の意見を吸い上げる活動に従事し、そこで得た人々が抱える問題や意見を政権入りした政治家に伝えていくことは有用である。そして、そのような活動を通じて民主党の組織を強化していくことが、民主党の将来にとっても大きな意味を持つはずである。
第4.自民党再建の課題
① 総選挙に敗れて、下野することになった自民党は、慣れない野党暮らしに戸惑いを隠せないかも知れないが、政権を手放すということは、またとない「自己改革の機会」を与えられたものという積極的な面があることを再認識すべきである。先に述べたように、次の衆議院総選挙において、再び政権の座に着く可能性が十分にある状況であるだけに、政権を担当していたときの何が問題であったのか、じっくりと反省し、それに基づいて政党のあり方を自己改革してゆくことが求められる。
② 現代日本のような多様な利害・意見が存在するところで、政権担当をめざすには、党内に多様な意見があるのは当然である。そうした多様な意見を党内で集約するのが、政権をめざす政党の重要な責務である。その意味で、再び政権を担当するためには、何よりも団結が必要なのであって、いたずらに政界再編などに期待して、分裂するようなことがないようにしなければならない。
③ 政権を担当していたときには、どうしても社会との接点が薄くなりがちであるから、それを反省し、有権者の中に入って、これまでの政策に関する固定観念を打ち破り、政党のあり方を一から作り直す努力を重ねれば、必ず、柱となる政策が生まれ、政党としての足腰が強くなる。そうした自民党の再生に向けた活動に、議席の有無にかかわらず所属の政治家が努力することが必要である。
④ その意味で、予定されている総裁選では、じっくりとした論戦が戦わされ、そのうえで、新しい総裁が選ばれるというものでなければならないが、それを前提に、特別国会における首相指名選挙などで、党内の足並みがそろうような方法を考えることも大切である。
第5.来年の参議院選挙をめざして
① 来年に予定されている参議院選挙は、新政権にとって「中間評価」とも言える機会であり、新政権の安定度が試される機会であるから、新政権はそれまでに移行期の混乱を乗り越えて、安定した政権運営ができるように努めなければならない。
② とりわけ、今回の総選挙では、政権交代の是非が大きな問題となり、政策については、政権公約の策定過程に不充分な点があったこともあり、一般の有権者の理解も十分ではない。そこで、参議院選挙で再び民意を問う機会を利用して、必要であれば政権公約の修正や発展の姿を示して、有権者の意向を確認しながら、新政権の政策展開がなされるべきである。
③ また、これほど明確な政権選択が行われたわけであるから、参議院においては、会派の勢力関係にかかわらず、総選挙で示された国民の意思を尊重しつつ、必要な修正を求めていくという参議院の役割に基づいた審議や採決が行われることが求められている。その意味で、参議院においては、数の力に頼った一方的な審議が行われないよう、衆議院とはまた違った議会運営が模索されるべきである。

6381名無しさん:2010/03/09(火) 14:55:59
>>6378-6380
この中で与党政調に関して重要な個所は
> 【議院内閣制的国会運営への改革】
> 【党改革と人材養成】
です。
要約すると
1、これまでの「政府・与党二元体制」を改め政府与党一体化し「与野党関係」は「政府・野党関係」に転換
2、これまで政権を不安定にしてきた大きな原因「党内のルールや政治家たちの都合を国民に対する責任よりも優先させる体質」を排除
3、政府の要職に就く政治家の社会との接点が薄くなりがちの弱点を補うため、(新人を含めたその他の)議員は選挙区を中心に社会で人々の意見を吸い上げる活動に従事、そこで得た意見を政権入りした政治家に伝えていく

政調の復活は2の問題(国民への責任より党内ルール等優先)を再燃させるだけですが、今問題になっているのは3の部分(政府入りしてない議員による国民意識の吸い上げと政府入りした議員への伝達)のはずで、これは与党内政調の復活などでは解決されない事の筈なんです。

6382名無しさん:2010/03/09(火) 16:02:33
ありがとうございます。
吸い上げた意見をぶつけてこなれさせる場があり、
そのうえで納得いく形で集約させて、政府に伝える場があり、
という形がよいように思えます。

吸い上げた意見をどうすればいいかわからない(無駄に帰する)状態なら、
吸い上げても仕方ない、ということになるでしょうし。

6383名無しさん:2010/03/09(火) 16:16:26
>>6382
> 吸い上げた意見をぶつけてこなれさせる場があり、
> そのうえで納得いく形で集約させて
というを党の内側でやろうとすると「二元構造」にならざるを得ないのではないでしょうか?
こうした事を政府内や公開で議事録も残る各院委員会で行うというのが「一元化」に繋がるのだと思います。

政府に「党内部で出した結果」を伝えるのでなく「政府が結果を出すための様々な材料」を集めて伝える、というのが(小沢でなく)「鳩山の理想」だったのではないかと愚行します。
ですから、今回の動きは「反小沢」ではなく「反鳩山」だと思うのです。

6384名無しさん:2010/03/09(火) 20:23:46
>>6383
党でも議論した方がいいんじゃないかと思うんですけどねぇ。
私としては、ナマの、イノセントな「陳情」みたいなものをそのまま政府に
御用聞きみたいに伝えるのが与党議員の役目とはあまり思えないです。

よく「私は現場の声を聞きます」だけで選挙を戦う候補者いますけど、
ああいうのへの違和感と共通します。

政府が与党の機能をもっと本格的に取り込むというなら
もっとまともになっていく制度かもしれませんけど、
政府案が深まっていかない一元化では意味がないのでは。

6385名無しさん:2010/03/09(火) 22:24:46
>>6384
> 党でも議論した方がいい
> 政府案が深まっていかない一元化では意味がない
鳩山内閣案では、それを補完するのは「与党内政調」ではなく「各院委員会」という事だと思います。
かみぽこちゃんというニックネームでブログも書いてる上久保誠人という方が、その辺を解説されています。
http://diamond.jp/series/kamikubo/10038/
上久保誠人(早稲田大学グローバルCOEプログラム客員助教)
【第38回】 2009年12月08日

「小沢支配」の指摘は的はずれ
小沢氏が目指す国会制度の健全化

 小沢一郎民主党幹事長が議員立法提出の自粛を求めるなど、「小沢支配」を固めているとの批判が強まっている。政策決定を政務三役(大臣、副大臣、政務官)に一元化し、それ以外の選挙と国会にかかわる政治的な問題を党が行う。しかし、議員立法の自粛等で議員活動が制限されると、大多数の与党議員が小沢氏の支配下に置かれるという懸念が広がっているからだ。

「闇将軍」田中角栄元首相の直系の弟子である小沢氏は、日本政治の長年の問題である「権力の二重構造」の元凶とされてきた。また、小沢氏は自らが関わった政権や政党を次々と崩壊させる「壊し屋」とも呼ばれてきた。小沢氏による党の掌握は、「権力の二重構造」を生み、いずれ鳩山政権を崩壊させると言う識者もいる。

 一方、小沢氏には「英国流議会制民主主義」を日本に持ち込んできた「改革者」というもう1つの顔がある。小選挙区制による二大政党制実現を狙う「選挙制度改革」や、「党首討論」「副大臣制」の導入は、小沢氏の主導で実現したものだ。

 鳩山政権下における小沢氏の国会制度改革の狙いも、「小沢支配」を固めるためではなく、この一連の英国流議会制度導入の完成を目指すものだ。
「与党事前審査」の廃止と
政務三役主導体制

 鳩山政権の「政治主導」の政策過程では、事務次官会議廃止など官僚を政策過程から排除し、政務三役が省庁での法案作成、省庁間の調整から閣議への提出まですべてを主導する。また「経済財政諮問会議」の廃止など、審議会の見直しも決定した(第37回)。自民党政権下では、各省庁の審議会における議題設定から政策過程がスタートしたが、議題設定権を持つ官僚がその主導権を握っていたからだ(第20回)。

 自民党政権下では、各省庁で検討された法案が自民党政調会の「与党事前審査」に回された。これに対して、鳩山政権は民主党政調会を廃止し、与党事前審査を行わないことを決定した。

6386名無しさん:2010/03/09(火) 22:27:01
>>6385続き
http://diamond.jp/series/kamikubo/10038/?page=2
 自民党政権下の与党事前審査では、族議員や様々な業界団体が利益獲得を求めて跋扈した。一方で首相など閣僚はほとんどこの過程に関与できず、内閣よりも党が実質的に政策決定権を持ち、政府・与党の政策決定が二元化していた。また、与党事前審査を経て国会に提出された法案には「党議拘束」が掛けられる。その結果、与党は国会で法案の修正ができず、国会審議が形骸化していた。

 鳩山政権では、与党事前審査の代わりに、副大臣が主催し、与党議員と意見交換する「各省政策会議」を開催する。この会議は政府の公式な会議であり、意見交換の結果は議事録要旨の公開により透明性が確保される。自民党の与党事前審査が非公式であり、その内容が非公開だったのと大きな違いだ。

 また、重要なのは、「各省政策会議」が業界団体等からの陳情を原則受け付けないことだ。鳩山政権では、業界団体からの陳情は幹事長室が一元的に受け付けて各省庁の政務三役に伝達される。

「各省政策会議」での意見聴取と、幹事長室からの陳情の受付を踏まえて、政務三役は法案を取りまとめて内閣に提出する。内閣に提出された法案は、事務次官会議の代わりに、「閣僚委員会」で調整されて閣議に提出される。このように鳩山政権では、法案が省庁で検討されて閣議に提案されるまで政務三役が主導する一方で、他の与党議員は「各省政策会議」に参加する以外政策過程に関与できない。この与党議員の活動制限が「小沢支配」と批判されている。しかし、小沢氏の「国会制度改革」では、実際には与党議員には新たな役割が与えられているのである。
「最後の砦」を活性化させる
委員会審議後の党議拘束

 与党議員の新たな役割とは、国会常任委員会での審議の活性化だ。鳩山政権の委員会審議では、答弁を政務三役が行う。また、その答弁の原稿を官僚が用意することを禁止している。

 これはよく知られていることだが、それ以上に重要なのは、これまで国会会期中に週2回開催されていた委員会を、毎日開催できるようにすることだ。これで野党側に比べて制限されていた与党側の質問時間も十分に確保される。その上で、法案に対する「党議拘束」を委員会審議の段階では掛けず、審議が終了して採決を行う直前に掛ける。その結果、与党議員は委員会で法案の修正を行うことができる。自民党政権時に形骸化していた委員会審議が実質化されることになる。

6387名無しさん:2010/03/09(火) 22:27:42
>>6386続き
http://diamond.jp/series/kamikubo/10038/?page=3

 私は以前、委員会を「脱官僚」の最後の砦とせよ、と主張した(第33回)。与党には、かつて委員会を主戦場として名を挙げた議員が多くいるからだ。

 臨時国会では、中小企業等金融円滑化法案などで「審議拒否」「強行採決」が行われ、国会審議はこれまでとあまり変わらなかった。しかし、常任委員会の委員長たちは、その役割の重要性に少しずつ気付き始めたようだ。

 来年度の通常国会について、川内博史衆院国土交通委員長が「すべての事業を委員会で論じたい」、鈴木宗男外務委員長が「核密約、沖縄密約、機密費、税の無駄遣い。国民が関心を持つテーマをやりたい」と語るなど、委員長たちは意欲を見せ始めている。陳情の幹事長室一元化で、与党議員が支持者からの陳情に忙殺されなくなることも、委員会審議の活性化につながるだろう。
小沢氏の「国会制度改革」は
日本の国会制度のよさを機能させる

 日本の国会制度は、英国議会の「本会議中心主義」と米国議会の「委員会中心主義」の折衷型である。これは戦前、英国を参考に議院内閣制が導入され、本会議での論戦を通じて立法を行う「本会議中心主義」で国会が運営されたものが、敗戦後に米国の影響を受けて委員会中心主義に変わったためだ。

 この日本の国会制度は、まず議院内閣制により政府与党の政策立案を一元化させて首相の指導力を確保する。それに委員会中心主義を組み合わせることで、多くの与党議員が法案審議に参加できる。これは閣僚や野党の幹部クラスばかりが目立ち、その他の議員が活躍する場が少なくなる本会議中心主義の欠点を補うものだ。

 小沢氏の「国会制度改革」は、自民党政権下で政策立案が政府と党に二元化し、委員会審議が形骸化したために機能しなかった、日本の国会制度が本来持つ利点を発揮させるものである。

6388チバQ:2010/03/09(火) 22:29:16
なんか↑のほう真面目ですね

6389とはずがたり:2010/03/09(火) 22:32:18
>>6388
> 私は以前、委員会を「脱官僚」の最後の砦とせよ、と主張した(第33回)。与党には、かつて委員会を主戦場として名を挙げた議員が多くいるからだ。
こういう書き方だとなるほどと思いますね。
国会議員なんだから国会審議で国民に開かれた場所で堂々と審議すればよいし,もし野党が審議拒否をするならばそれへの批判にもなる。

6390チバQ:2010/03/09(火) 22:34:45
http://mainichi.jp/select/today/news/20100310k0000m030061000c.html?link_id=RTH04
民主・藤田氏:9・11テロリストの仕業か疑問…米紙に
2010年3月9日 20時22分 更新:3月9日 22時17分

 【ワシントン古本陽荘】米ワシントン・ポスト紙は8日付の社説で、民主党の藤田幸久国際局長(参院議員)が、2001年の米同時多発テロ(9・11)を「壮大なでっち上げと考えている」と名指しで批判した。米政府内では藤田氏は外交分野で一定の影響力を持つ議員とみられており、鳩山政権にとって対米関係上の打撃になるのは必至だ。

 社説は藤田氏へのインタビューを基にしたもの。この中で藤田氏は「(9・11は)本当にテロリストの仕業か疑問だ」と主張。さらに、「影の勢力が計画を事前に知り株式市場で利益を得た」との考えを示唆したという。

 ポスト紙は藤田氏の考えを「奇怪すぎる」と非難。そのうえで、「鳩山政権と民主党内にいる反米主義者の見方に根付いたもの」として、藤田氏の個人的な考えとは言い切れないと分析している。

 ◇「事実を歪曲」
 藤田氏は9日、「(今月3日に取材を受けた後の雑談で)不明なままになっている事件(9・11)の諸点を指摘した」にすぎないと反論するコメントを発表。社説は、藤田氏を参院外交防衛委員長であるかのように書くなど事実関係に誤りがあるとして、「事実を歪曲(わいきょく)した扇動的報道」と主張した。

 一方、鳩山由紀夫首相は9日、「藤田議員の個人的見解だ。党の見解でもないし、ましてや政府の見解でもない」と述べた。

http://www.asahi.com/politics/update/0309/TKY201003090110.html
Wポスト紙、民主・藤田議員を酷評 同時多発テロ発言で2010年3月9日12時55分
 【ワシントン=伊藤宏】米紙ワシントン・ポストは8日付の社説で、民主党の藤田幸久国際局長(参院議員)が同紙に対し、2001年9月11日の米同時多発テロの犯人像に疑問を挟む発言などをしたとして「突拍子もなく、いい加減で、偽りがあり、まじめな議論に値しない」と酷評した。鳩山由紀夫首相が容認すれば、日米関係に影響するとも警告した。

 同紙は、藤田氏が最近の同紙による取材に対し、▽テロリストの犯行かどうかに疑問を挟んだ▽世界貿易センタービルの倒壊が(飛行機の衝突による)火災ではなく、起爆装置で起きた可能性があると示唆した、と紹介。そのうえで、こうした「幻想」は鳩山政権の「反米傾向」を反映していると指摘した。

 さらに「藤田氏のような無謀で事実に反した考え方を鳩山氏が容認するなら、日米関係が厳しく問われることになるだろう」と断じた。

 藤田氏は、野党時代の08年4月の参院外交防衛委員会で、国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディン容疑者の関与に疑問を挟む内容の質問をした。今年1月発売の週刊朝日でも、米国は犯人を特定しておらず、ビル倒壊の原因も再調査すべきだとの持論を展開。こうした発言はこれまでも米国の対日専門家らに批判されており、日米間の新たな問題に発展する可能性もある。

     ◇

 藤田氏は9日、朝日新聞の取材に「インタビュー後の懇談で、一議員としての考えを話したもので、社説は私の肩書を含めて間違った記述もある」と、党や鳩山政権の考えではないことを強調した。


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