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民主党スレッド

5798チバQ:2009/10/20(火) 12:26:32
http://www.yomiuri.co.jp/column/politics/20091020-OYT8T00351.htm?from=navlc
プラチナカード組の議員資質とは
政治部 遠藤弦
 衆院選の小選挙区で勝ったか負けたかで、与党の人事に差が付いた、と指摘されるので、調べてみた。

 閣僚17人のうち、衆院議員は13人。12人が小選挙区を勝ち上がり、例外は、鳩山首相が口説いて比例選に出馬を願った藤井財務相のみ。副大臣は衆院議員13人中13人、政務官は19人中19人が小選挙区当選だった。

 常任委員長・特別委員長も、例外は、外務委員長に就任した新党大地の鈴木宗男氏(比例北海道ブロック)だけだった。

 民主党の小沢幹事長の意向という。小沢氏は「小選挙区で勝ったということが、有権者から認められたということだ。小選挙区で勝った者が中心になるのは当然だ」と、周辺に語っている。

 小沢氏は役職に付かなかった議員には、選挙対策に力を入れ、次の選挙に備えるように促している。鳩山政権は、政治家主導を掲げており、特に、政府入りした議員は選挙区に帰るいとまもない。小沢流にも合理性はある。

 小選挙区重視は、将来の比例定数削減に備える狙いのほか、比例選出議員には政党間移動に制約があることから、「小沢氏は小選挙区で勝った議員を中心に政界再編を考えているのではないか」との見方もある。

 小選挙区当選者のうち、なかでも2005年衆院選でも当選した(比例復活含む)、いわば連続当選組がより優遇されたという。05年衆院選は、郵政選挙で民主党に逆風が吹き、それをくぐり抜けた、それだけ選挙に強いという評価だという。党内で「プラチナカード組」とささやかれている。

 小選挙区当選の12人の閣僚全員がこれに当たる。副大臣、政務官の大半もこの組だ。

 経済通として知られるベテラン議員は、05年衆院選で苦杯をなめ、今回小選挙区で当選を果たした。閣僚への起用が取りざたされたが、「一回休みがネックとなって外れた」との指摘が出ている。

 民主党の衆院議員308人のうち、プラチナカード組は107人いる。

 しかし、選挙でどう選ばれたかで、その後の起用に差が付くのは疑問だ。

 民主党は、政策決定の政府への一元化を目指しており、政府入りしなかった議員は、極論すれば、政府提出法案にひたすら賛成するのが仕事ということになる。「政府入りした議員は、政策実行の力量を蓄え、外れた議員が挽回(ばんかい)するのは簡単ではない」との指摘もある。

 自民党にも似たような事情がある。麻生太郎前総裁の後継を決める総裁選に立候補するのは、小選挙区当選者に限るという暗黙の了解が党内にあった。実力者ながら、町村信孝・元官房長官、中川秀直・元幹事長らは、比例復活組であり、推す声は広がらなかった。

 小選挙区で落選した議員が、比例選で復活して議員バッジを付けることに、釈然としない有権者は少なくないと思われる。しかし、それは制度への疑問であって、比例復活した議員への評価とは別問題だろう。

 プラチナカードを持つにふさわしい議員の資質とは何か、考えたくなる。

(2009年10月20日 読売新聞)


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