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民主党スレッド

4774名無しさん:2009/09/01(火) 21:45:52
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090901ddlk15010164000c.html

「民主独占」の衝撃:検証’09衆院選/上 民主「03年から流れ」 /新潟
 ◇自民、保守色強化で民意離れ
 「政権選択」が焦点となった衆院選は、民主が県内全6小選挙区で議席を独占する大勝に終わった。小選挙区で自民議員のいない「自民空白県」となり、県内勢力地図は大きく塗り替わった。地殻変動はなぜ起こり、県政はどう変わるのか。選挙戦を振り返った。【岡田英、小川直樹】

 「日の丸・君が代を認めない人たちがいる政党を信頼できますか? 皆さん、目を覚ましてほしい」。選挙期間中、1区の自民前職、吉田六左エ門氏(69)は街頭演説で、民主党と支持団体・日教組への批判を強めた。

 無党派層の取り込みが厳しい中、どの候補も従来の自民支持層固めが頼みの綱だった。なかでも吉田氏は「日本古来の保守思想を受け継ぐ」と、保守色を前面に出しアピールした。

 8月30日夜の開票の結果、吉田氏は民主前職の西村智奈美氏(42)に敗れ、重複立候補した比例代表での復活当選もならなかった。医療や年金、雇用、子育てなど暮らしの課題が有権者の大きな関心事だった。落選後、吉田氏は「自分たちの考えと有権者の思考に大きな隔たりがあった」と無念さをにじませた。

 毎日新聞の出口調査では、いずれの選挙区でも自民支持層で自民候補に投票したのは5〜6割。3〜4割は民主候補に票を投じており、3区では約半数に及んだ。保守色を強めたのは吉田氏だけではなかった。だが自民候補たちは従来の支持層さえも固められなかった。ある県議は「民意は政治を変えたいと思っているのに、先祖返りしては支持の広がりを望めるはずもなかった」と敗因分析した。

    ◇

 県内6小選挙区を独占し、自民候補の比例復活を一人も許さなかった民主。今回は一時的な追い風に乗っただけだったのか。民主を全面支援した連合新潟の江花和郎会長は「新潟では、03年に政権交代への流れができていた」と、突然変異的な勝利ではないと指摘する。

 新潟では02年の参院補選以来、民主、自由、社民、連合の非自民勢力が連携し、「新潟方式」と呼ばれる共闘態勢をつくった。民主は03年の衆院選で西村氏、4区の菊田真紀子氏(39)という若手議員を誕生させ、県内で基盤を築いた。自民が全国的には圧勝した05年衆院選も、県内小選挙区での獲得議席は民主3、自民2と上回った。今では共闘は崩れたが、新潟方式は遺産として残ったという。そして強い自民批判の風に乗った。

 「自公政治への有権者の不満、生活や将来への不安はあまりにも大きかった。自公批判の裏返しとして民主に票が集まった」。民主県連幹事長の佐藤信幸県議は、民主が必ずしも有権者から全幅の支持を集めたわけではないと認める。

 悲願の政権交代を目前にしているが、マニフェスト(政権公約)を着実に実行できるのか。民意を見誤り、失望させては、今度は民主が「ノー」を突きつけられることになる。


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