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民主党スレッド

2617現実責任二大政党論者@新進党の理想:2006/12/26(火) 01:52:36
【松浪健四郎日記】共 闘
 「河村たかし」という民主党衆議院議員がいる。
 この議員は、タレントなみにTV出演が多いことでも知られる。党の代表選挙に出馬表明するも、いつもすいせん人20名を集めることができず、出馬できないでいる。実は、この代議士と私は、けっこう仲の良い間柄だ。
 東京・六本木にオープンする「国立新美術館」の建設をめぐって、共闘した同志である。
 東大生産技術研究所を壊して、新しい美術館を建てるという計画であった。が、その古い東大生産研の建物は、旧日本陸軍の第3歩兵連隊の兵舎で、日本初の鉄筋コンクリート製の貴重なものだった。日本建築学会も日本建築士の団体も建て直しに反対し、保存を強く要望していたのである。
 保存の陳情は河村議員の事務所に持ち込まれたが、河村氏は、野党の手に負えないと判断して、私に協力を求めてこられた。かって、河村氏の母校である名古屋の高校の講堂保存をめぐって、私が河村氏の代わりに国会で質問してあげた実績があったからである。
 六本木の建物は、2・26事件のおり、兵たちが首相官邸に向った起点、歴史的にも保存する必要を私は感じ、当時の遠山敦子文部大臣と予算委員会と文教委員会で激しく論争を展開した。
 やがて、文化庁は、「建物の一部である34メートルを遺すので協力して欲しい」と言ってきた。河村氏と相談をし、「これは勝利だ!」で一致、旧兵舎は一部であるが保存されることとなった。
 河村氏の仕事は、議員として国民の声を政治に反映させるところにあり、共感できる部分も多い。しかし、議員年金廃止問題を成功させたあたりから、ちょっと暴走が目立つ。
 河村氏は厚生年金に家族が経営する会社で加入しているそうだ。議員年金などなくとも老後の心配はないという。で、廃止を叫び、成功させた。議員年金と国民年金だけの議員が大多数であるだけに、河村氏がよけいに批判されることとなったのは当然であろう。
 今回の議員宿舎の家賃問題にしても、河村氏は家賃の高い宿舎に永く住んでいながら、ほんの数ヶ月前、青山のボロ宿舎にわざわざ引っ越したのである。そこは低家賃、まもなく売却される宿舎。その宿舎をテレビ撮影させ、自分はぜいたくをしていないとアピールしたらしい。
 そして、赤坂宿舎は豪華すぎると火の手をあげ、与野党合意のもとで建てられた宿舎の家賃が安すぎるとキャンペーンをはられる。
 市民感覚のすぐれた政治家なのであろう。世論を惹きつける感性をもたれているうえ、テレビ関係者のブレーンを抱えておられるという。いわば政治家タレントとして活躍されるセンスをおもちのように映る。
 赤坂宿舎の件で、私は日本テレビのインチキで国民の敵に祭り上げられてしまったが、私の怖れるのは、TV局やメディアが間違った世論操作に熱中することだ。政治家に豪華な待遇を与える必要もなければ、特権を与える必要はない。
 しかし、国家や国民生活をよく考えたうえ、民主主義のコストも計算して欲しい。私は批判のある赤坂宿舎に移るべきかどうか苦しみ、決めかねている。政治家は世論を気にするにとどまらず、マスコミの顔をうかがう。
 河村氏は住まないそうだが、青山や高輪の宿舎は売却と決定しているから、どこかで安マンションに移るのだろうか。氏の動向で私も決断したいとも思う・・・。
http://www.kenshirou.com/top.htm

06年12月24日


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