したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

2305とはずがたり:2006/11/08(水) 11:09:18
>>2302
面白い。こんな事があったんですねぇ。

それにしても核兵器持って世界に対して威張りたいという莫迦な政治家が多くて困る。

2306政権政策委員会/第5回会議@新進:2006/11/08(水) 20:27:29
8日午後、党本部で、党政権政策委員会の第5回会議が開かれた。前回に引き続き、農業・環境と外交安全保障に関する整理が行われるとともに、経済・中小企業についても活発な議論が交わされた。

 会議終了後、松本剛明政策調査会長が記者会見し、議論の内容を報告。農業については、食の安全の確保、食料の安全保障の確立、さらには環境面・社会面・産業面で、農山漁村の価値を評価して守っていく方向で政策を展開するという整理が行われた。農業については、予算面・制度面で農政を全面的に見直した上で、個別所得保障を行うべきという議論が、環境については、経済との両立や温暖化対策、京都議定書の実現、エネルギー効率の推進普及に関する議論がそれぞれ行われたとした。

 松本政調会長はまた、外交について、基本的には、小沢代表の書いた表現・内容を承認することになった」と報告。自衛権や国連平和活動については、案文へ明記する内容などを含め、さらに整理が行われたことなどを述べた。経済・中小企業については、「官による経済」をしっかり縮小する方向で規制のゼロベースでの見直し、議会が監視できる仕組みづくりなどが議論されたことを説明し、公正な取引に関わる制度や組織を確保すること、税制や金融慣行などのうち正すべきものは正し、中小・零細企業支援の政策を推進する考えを示した。

 明日9日も、案文の取りまとめに向けた議論が続けられる予定。
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9211

2307政権政策委員会/第6回会議@新進:2006/11/09(木) 20:11:28
環境、中小企業、分権などで議論 修文作業進む 政権政策委員会

 9日夕、党本部で、政権政策委員会の第6回会合が開かれ、農業・環境、経済・中小企業、分権・自治の3項目について議論が行われた。

 同委員会の松本剛明事務局長は終了後に記者団に対し、会合の概要を説明。「環境」について文言を協議し、「世界に誇れる環境国家を目指す」と題に書くこと、環境と経済がトレードオフではなくプラスになるような制度作りを行う意味から「環境と経済の統合」といった言葉を使うことで整理されたと述べた。

 また「中小企業」に関しては、中小企業の支援をしっかり行うことを打ち出し、EU(欧州連合)の「欧州小企業憲章」的な仕組み作りにも言及がなされたと報告。具体的内容については、商取引や金融取引などにおける、下請けに対する厳しい価格設定や第三者保証要求を挙げ、「優越的地位の乱用的な取り組み慣行の是正」が確認されたと語った。

 「分権」については「国に残すべきものは最小限にする」「基礎自治体こそすべて」などといった方向を盛り込んでいくとした。松本事務局長はまた、残る「雇用・社会保障」「政治・行政改革」については来週に議論すると報告。政策懇談会や両院議員総会に向けて、委員会としても議論や修文作業をしっかり進める考えを示した。

http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9221

2308政権政策委員会/第6回会議@新進:2006/11/09(木) 20:14:25
松本事務局長はまた、残る「雇用・社会保障」「政治・行政改革」については来週に議論すると報告。

2309本来的自衛権@新進党最強野党論者:2006/11/10(金) 19:36:36
民主、集団的自衛権一部容認へ 安保政策概要判明

 民主党の政権政策委員会が検討している安全保障に関する基本政策の概要が9日、判明した。焦点の自衛権行使に関しては、集団的自衛権と個別的自衛権に分割する概念を解消。「本来的自衛権」という新たな概念を基準に、日本海での日米共同行動の際、第三国から米艦船が武力攻撃を受けた場合にも、日本の自衛権の行使として反撃が可能だとの見解をまとめた。この解釈は、政府が「集団的自衛権の行使にあたる」としてきた行動を一部容認するもので、政権内の議論にも影響を与えそうだ。

 同委員会は10月から、教育、外交・安保、環境、農政などの項目ごとに基本政策の立案にあたっている。小沢一郎代表は9月の代表再選の際に「小沢ビジョン」を提示し、自衛権は「個別的であれ集団的であれ、わが国が急迫不正の侵害を受けた場合に限って行使する」との見解を示している。同委員会も、この線に沿って検討を進めてきた。

 その結果、自衛権を個別的、集団的とに分けず、「本来的自衛権の行使」(政調幹部)という概念で対処する方針を確認。幹部は「極めて常識的な線で自衛権を解釈した」と説明する。朝鮮半島有事を想定すると、北朝鮮からの武力攻撃を受けた米艦船を海上自衛隊の艦船が支援することは、従来の政府見解は「集団的自衛権の行使にあたる」。これに対し、民主党は「自衛権発動の範疇(はんちゅう)に入る」との解釈だ。

 「集団的自衛権を一括で認めてしまうと、地球の裏側でも米国を支援できる。歯止めがかからなくなる」(政調関係者)との考えも底流にある。こうした懸念を、集団的自衛権の概念を取り除くことで解消する狙いもある。

 基本政策には「国連を中心とする平和活動への積極参加」も盛り込まれる見通し。経済制裁を規定している国連憲章41条、軍事制裁を規定している同42条に基づく強制措置への参加についても「主権国家の自衛権行使とは違う性格のもの」(同)として、国際社会における積極的な役割を求める憲法の理念に合致する−と明記する。

 同委員会は年内にも両院議員総会で了承を取り付ける方針。了承されれば、来年夏の参院選マニフェスト(政権公約)に反映させる。

(11/10 07:28)

http://www.sankei.co.jp/news/061110/sei002.htm

2310片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/10(金) 20:35:04
>>2309
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039104547/438

安保問題に踏み込むのでしょうか。
リストラクチャリング潜行中。

ただし、どういう場面に何をすることを憲法は許すのか自体は難しいこと。
「北朝鮮からの武力攻撃を受けた米艦船を海上自衛隊の艦船が支援することは、自衛権発動の範疇(はんちゅう)に入る」というだけじゃ、まだゆるいだろうな。

2311達増拓也/小沢安保論@新進:2006/11/10(金) 21:10:10
今起きている北朝鮮危機は、小沢一郎安全保障論を理解するのに大変わかりやすい事例である。

 小沢一郎氏が主張する安全保障基本原則は十年以上前から変わらず、私なりにまとめると次の三本柱である。

①(国連中心主義)国連憲章第7章の非軍事的措置(41条)、軍事的措置(42条)への参加は、日本国憲法9条に違反しない。国連決議に基づく平和のための活動には、日本は積極的に参加すべき。

②(日米同盟の抑制的運用)日米同盟としての軍事的行動は、日米安保条約の範囲内、すなわち「日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃」への対処を基本とする。日本への侵略ではない国際紛争や国際危機に対しては、日米同盟の枠組みではなく、国連憲章の枠組みで対処すべき。

③(国連向けの別部隊)日本が国連決議に基づいて軍事的に行動する場合は、自衛隊をそのまま出すよりも、「国連協力隊(仮称)」の様な形で出す方がよい。

2312達増拓也/小沢安保論@新進:2006/11/10(金) 21:11:14
①の国連中心主義については、「国連は頼りにならない。日米同盟基軸がよい。」という反論があった。しかし、今の北朝鮮危機に対しては、主要国がみな国連中心主義で臨んでおり、日本政府も国連安保理議長国として全会一致の決議採択に尽力した。

 また、「日本も国連決議に従わなければならないとすると、大国のエゴに引きずられるおそれがあるのではないか。」という反論もあった。しかし、国連で各国の合意を求めて多国間外交を展開することは、大国のエゴを極小化する最も効果的な方法である。イラク戦争開始は、国連安保理で否決されそうな内容を、米、英、スペインの三カ国でだけ決定してしまったがゆえに混迷を深めた。国際的な紛争や危機の解決にあたって、国連加盟国の広範な合意を求めていくことは国連憲章の理念であると同時に、現実的な外交の智恵でもある。「そこで決まったことには日本も従う」という原則なしに、日本が多国間外交に参画することは背信行為と取られてしまうだろう。

 もちろん、日本が国連決議にどの程度従うかは、その都度の政治的判断である。1991年の湾岸戦争では、国連加盟国は「必要なあらゆる手段」を要請されたが、砂漠戦の装備を持たない日本が、米英並みの軍事行動には参加しないと判断していたとしても、理にかなっていただろう。

 今の北朝鮮危機でも、仮に全加盟国に船舶検査への参加を要請する国連決議が採択されたとしても、日本が前面に出ると北朝鮮を余計に刺激しかねないという理由から、日本は後方支援に徹するという判断もあり得る。北朝鮮にとって、日本は国交のないかつての征服者であるから、各国が同じ様な臨検を行っても日本にだけは反撃するという理屈をとりかねない。

 いずれにせよ、国連中心主義は国連従属主義ではなく、日本が主体的に多国間外交そして集団安全保障に参画していこうという趣旨である。

2313達増拓也/小沢安保論@新進:2006/11/10(金) 21:12:37
②の日米同盟の抑制的運用は、①の国連中心主義とコインの表裏の関係にある。日本国内には、イラク戦争への自衛隊参加を日米同盟の論理で正当化しようとする主張があった。今回の北朝鮮危機に対しても、日米同盟基軸の発想で、周辺事態と認定して船舶検査を行うべきだとの主張がある。

 日米同盟は、基本的に日本防衛を目的とするものであり、日本の自衛(個別的であれ集団的であれ)に関する取り決めである。日本に対する侵略が問題になっていない場合に、日米同盟を根拠として自衛隊を動かすべきではない。

 今の北朝鮮危機は、日本の防衛が問題になっているのではない。北朝鮮の意図も、アメリカの金融制裁をやめさせるのが目的だと推測される。対日侵略に着手したわけではない。

 そのアメリカも、北朝鮮の意図通りに今回の危機を米朝二国間問題にすることを嫌い、六カ国協議を重視し、国連中心主義のアプローチを取っている。中国やロシアのゆるさに我慢してつきあってまで、国連安保理の全会一致決議を成立させ、その決議に基づいた措置をとろうとしている。

 そんなときに、日本が、「日本は国連決議があっても船舶検査はできないが、日米新ガイドラインに基づく『周辺事態』と認定されれば船舶検査ができるので、ぜひそうしたい」と言ったりしたら、アメリカの意図に反し、かつ、諸外国が協力して作ろうとしている国連憲章に基づく集団安全保障体制をぶち壊すことになるだろう。北朝鮮の思うつぼである。

 「周辺事態」は、橋本−クリントンで定めた日米新ガイドラインに基づく概念だ。日米同盟で朝鮮半島有事などに対処するための制度である。北朝鮮が韓国に攻め込んだとして、中国やロシアが北朝鮮の味方をして国連決議が得られないまま、日本への攻撃もすぐ起きるかもしれないというようなときに、認定すべき事態である。

 周辺事態関連法や政府の解釈にはあいまいでいい加減なところもあり、周辺事態の認定対象を広げようと思えば、理屈の上では結構広げられる。しかし、アメリカは、国連の集団安全保障の枠組みで危機に対処している今、日米同盟の論理を突出させるのは好まないはずである。「中国は脅威だ。中国を含む多国間体制よりも、日米同盟で行くのがよいのだ。」という考えに基づいて周辺事態適用を主張する向きもあるかも知れないが、中国脅威論を言っている場合でもなかろう。

2314達増拓也/小沢安保論@新進:2006/11/10(金) 21:14:44
③の自衛隊と別の国連用部隊を作るという考えは、現実主義的議論を好む向きから特に批判されたところであった。しかし今、仮に船舶検査を含む国連決議が成立し、日本も対北朝鮮船舶検査をやるとなった場合、自衛隊がそのままやるのと、UNと書かれたブルーヘルメットをかぶり、国連の旗を掲げてやるのと、どちらが現実的であろうか。

 憲法論としては、自衛隊そのままでも構わない。しかし、現実問題として、どっちが北朝鮮に対して余計な刺激を与えずに済むか、北朝鮮による反撃に口実を与えずに済むかを考えると、自衛隊とは別の国連協力隊として船舶検査する方が、より成功しやすいのではないだろうか。

 特に、日本がやる船舶検査は、あくまで国連憲章に基づく集団安全保障の一翼としてやっているのであって、日本の防衛のためではない、自衛としてやっているのではないという論理構成をとるのであれば、「自衛隊」の名においてやるのは論理矛盾をきたす。かつて自衛の名の下に旧日本軍が大陸進出を進めたことを反省するなら、「自衛ではない」ということをよりはっきりさせるやり方の方が望ましいのではないか。

 この、自衛と集団安全保障の峻別こそ、小沢安保論のキモであると指摘したい。「北朝鮮の核実験で一番脅威を受けるのは日本である」という被害者意識が、自衛という大義名分を得れば、不測の事態で武力衝突が起きた場合、武力紛争はどんどんエスカレートしていく。北朝鮮の核実験は日本に対する侵略の着手ではない、これは自衛の問題ではない、国連システムで対処すべきクライシス(危機)なのだ、と割り切ることが重要であろう。防衛問題とは別の、危機管理の問題なのだ。

2315達増拓也/小沢安保論@新進:2006/11/10(金) 21:15:05
http://www.tassotakuya.net/modules/weblog/details.php?blog_id=89

2317新進党最強野党論者:2006/11/10(金) 21:34:47
達増拓也は、民主党の政権政策委員会のメンバーに入っています。小沢代表の政策主導で民主党の政策が纏め上げられるならば、>>2311->>2314【自衛と集団安全保障の峻別】の線でしょう。

2318山川草一郎「政界再編か国連でまとまるか」@新進党最強野党論者:2006/11/10(金) 22:04:54
核武装論を公言してはばからない右派から、非武装中立論の左派まで、民主党内の外交安保政策に関する幅が広いことは、よく知られた事実である。これについて「党全体が理想主義とみられては、政権担当能力が疑問視される」として、いわゆる「左切り」を求める意見も根強い。

しかし、私が知る限り、左派の代表格である「横路グループ」の中でも、「非武装中立」「自衛隊違憲」などの極論を主張する人は2、3人だけだ。米国の民主党にも実は相当な急進的左派が混じっており、日本の民主党も、全体の平均値が「真ん中より、やや左」であるなら許容範囲だと思っている。

ただし、横路グループの左派系議員は一方で、多くが「海外での武力行使」や「集団的自衛権の行使」には反対しており、一国平和主義に近い思想的傾向を持っているのは事実だ。外交政策的には「米国より国連」「米国よりアジア」という志向の強い人達であり、小泉政権とは対極にあると言えよう。

旧社会党に比べれば数段に現実的ではあるが、それでも理想主義の色彩は濃い。強いて言えば、それは自社さ時代に政権の中枢にいた自民党内ハト派勢力の思想に近いのではないか。旧経世会系では野中広務氏、旧宏池会系では宮沢喜一、加藤紘一、河野洋平、古賀誠などの各氏がそれに該当する。

2319山川草一郎「政界再編か国連でまとまるか」@新進党最強野党論者:2006/11/10(金) 22:05:58
ところで、新たな政界再編を否定する立場ならば、そうした左派グループを内包したままで、民主党の外交・安全保障の基本政策を練り上げる必要があるだろう。「国連のお墨付きを条件に海外での武力行使を解禁する」という小沢氏の持論(国連待機部隊構想)は、社会党から新生党までを束ねた細川連立政権をまとめるために生まれた発想であるから、現在の民主党に対しても有効かも知れない。

一方、政界再編の可能性を否定しない立場なら、敢えて民主党の外交・安保政策を一本化する必要はないということになる。その場合、横路グループは自民党ハト派勢力と合流すべきだろう。社民連・さきがけ系から成る「菅グループ」もこのカテゴリーに収まる。

「常時駐留なき日米同盟」を唱える鳩山由紀夫氏ら保守系議員は、自衛隊の集団的自衛権行使を説く小泉政権の目指す方向に近いので、自民党タカ派勢力(清和会系や中曽根系)と合流すべきだ。

問題は旧自由党系を中心とする「小沢グループ」である。「国連重視」という意味では、ハト派連合に近いのだが、外交路線は決して「アジア志向」ではない。むしろ、「対外硬」派であり、その点はタカ派連合に近い。仮に小沢氏の掲げる「国連重視」の旗印が、細川政権や民主党をまとめるために考え出された単なる「方便」であったなら、政界再編が起きれば、彼らはタカ派連合の方に加わる可能性が高い。

2320山川草一郎「政界再編か国連でまとまるか」@新進党最強野党論者:2006/11/10(金) 22:06:45
実際には、こうした大規模な政界再編は、小選挙区中心の現行選挙制度下では困難とみられている。しかし、一時的に離合集散があっても次期衆院選までに再び2大勢力に戻ることが出来ると仮定すれば、必ずしも不可能な話ではないだろう。たとえば、憲法改正発議のための臨時大連立で自民と民主が組み、議論の過程で2大勢力に分化・収斂される可能性は捨てきれない。

とはいえ、現時点では小沢氏は政界再編の実現可能性に否定的な立場のようだ。彼は今、次期衆院選までに民主党内の安保政策を「国連重視」の持論でまとめあげようと努力しているように見える。「改憲による武力行使容認」に言及した岡田発言に、小沢氏が過剰に反応しているのは、そのためだ。

しかし、国連中心主義は小沢氏にとって、保守と中道左派をまとめるための「方便」に過ぎない、と私は見ている。ある程度までやってみて、横路グループの理解が得られないと判断すれば、彼は政界再編という、もう一つの可能性を模索し始めるだろう。かつて新進党を解党して自民党と連立したように。「国連」を捨て去った小沢主義は、「集団的自衛権行使」と「アジアとの妥協拒否」に純化される。それは小泉政権が基盤としている、自民党タカ派勢力の主張に、極めて近いものだ。

2321山川草一郎「政界再編か国連でまとまるか」@新進党最強野党論者:2006/11/10(金) 22:07:33
(1)そもそも自民党は、2大政党制時代の片翼を構成すべき「政策政党」でなく、既得権益の配分のための「旧体制」である。

(2)だから、新しい民主党は、党内の政策不一致を議論する前に、まずはとにかく自民党から政権を奪うことを最優先にすべきである。

(3)民主党が政権をとり、次の衆院選まで4年間の任期を政権党として維持できれば、下野した自民党は「利権配分」という機能を失い、衰退する。

(4)一方、民主党内でも政権を維持する中で、外交や安全保障という国の根幹にかかわる理念の不一致が深刻な問題として浮上する。

(5)したがって、与党民主党は、野党自民党の衰退と同時に、旧民主党系議員と旧自由党系議員とに別れた上で、衆院を解散すべきである。そうしてはじめて、国民は真に政策に基づいて政権政党を選ぶことができるのである。(ついでに自民党は消滅し、旧自民党議員は民主・自由両党に再編される)

――以上のシナリオは、しかしながら自民党内が、小泉内閣と抵抗勢力の間で闘争していた時期に考えたものである。その後、昨年秋の自民党総裁選で、小泉首相が経世会の分断に成功し、安倍晋三氏を幹事長に起用したことで、自民党はかなり変質したと感じている。

2322山川草一郎「政界再編か国連でまとまるか」@新進党最強野党論者:2006/11/10(金) 22:08:24
自民党は、内政は「小さな政府」志向で、外交安保は「タカ派」路線の「古典的な保守政党」に純化されつつあるようだ。同時に「バラマキ行政」や、それと表裏一体をなす「利権配分」機能も弱体化し、今年7月の参院選で明らかになったように、自民党は下野する前から衰退しつつあるようだ。

自民党を「古典的な保守政党」に改造しようとする小泉氏の目論みがどこまで成功するか分からないが、仮に成功した(と無党派系の有権者が判断した)場合、自民党は現在の衰退傾向から脱し、2大政党制の右の片翼を構成する「政策政党」として復活する可能性が高い。この場合の「成功」は、族議員の淘汰と、左派系議員(経世会系、宏池会系)の離党か路線転換、所属議員の大幅な世代交代―などを意味する。

小泉改革の「本気度」に関しては諸説あるが、私個人は、自民党はすでに「利権配分のための旧体制」から「清和会系の流れを汲む保守政党」へと変質しつつあると見ている。それを促進したものは、無党派層の拡大(伝統的票田組織の崩壊)と、財政赤字による緊縮財政、そしてイラク戦争だ。

2323山川草一郎「政界再編か国連でまとまるか」@新進党最強野党論者:2006/11/10(金) 22:09:37
そうであるなれば、今度は民主党内の政策不一致が問題になる。現在は「改革」の一点で結集している民主党も、自民党に対抗して「左」を代表する本格的な政策政党への脱皮を迫られるだろう。内政改革の路線ではほぼ一致しているが、政権をとるためには、それに加えて、統一的な外交・安全保障政策をまとめる必要がある。

ここで問題になるのは、やはり小沢グループの存在だ。日本の政治構造を真ん中で2つに割った場合、私は小沢一郎氏ら旧自由党の主張は「真ん中より右」に位置していると見ている。「小さい政府」と「タカ派的外交路線」を特徴とする旧自由党系議員は、自民党が古い体質を維持している限りは、「改革(=既得権打破)」という共通理念で民主党内にも居場所を得ることが出来た。

しかし、自民党が、無党派の支持を民主党と競い合うような政策政党に生まれ変わった場合、外交路線をめぐって小沢氏らの主張が民主党内で浮き上がってしまう可能性が高いだろう。小沢氏が今、「国連中心主義」で民主党内の安保政策をまとめようとしている背景には、そうした「焦り」があるのではないだろうか。「小泉改革はまやかし」と思っている多くの民主党議員は今、「自民党は衰退していくのみ」と安心しきっているように見える。しかし、自民党はそんな簡単な相手ではないのだ。

2324山川草一郎「政界再編か国連でまとまるか」@新進党最強野党論者:2006/11/10(金) 22:10:33
票田組織の崩壊は80年代後半から始まった傾向であり、それは自民党を支えた業界団体も、社会党(民主党)を支えた労働組合も同じことだ。農村の過疎化、核家族化による地域社会の崩壊、第三次産業への移行(都市化・サラリーマン化)、商店の大規模・全国化といった社会構造の緩やかな変化が、日本政治の主導権を「組織」から「個人」の手に取り戻させたのだ。

こうした変化に、社会党は当初、消費税反対の「土井ブーム」で対抗したが、村山政権時の自衛隊や日米安保をめぐる迷走で無党派層(=個人票)の信頼を失なった。一方、自民党は90年代、経世会主導の「バラマキ行政」で組織票を固め、乗り切ろうとしたが、政治腐敗と赤字財政だけをもたらしただけで、これもまた無党派層から見放されてしまった。

しかし、「森政権」という最大の危機を経験した自民党は、「政権維持のためには、既得権を捨ててでも国民一般の支持を得るべきだ」との決断を下し、その結果として「小泉政権」が登場した。(無論、自民党内でもその決断の意味するところを正しく理解していた人は、青木幹雄氏らごく少数だったと思うが)

小泉政権は、自民党の緩やかな「長期低落傾向」の逆転に向け、同党を「旧体制」から「政策政党」へ変革しようとしている。実際に効果が現れるのはまだ先の話ではあるが、この先2年間は選挙がないだろうことを考えると、民主党としても楽観視はできないはずだ。「自民党の変質」に、民主党はもっと危機感を持つべきである。

2325山川草一郎「政界再編か国連でまとまるか」@新進党最強野党論者:2006/11/10(金) 22:11:32
私の見る限り、民主党内でそうした危機感を持っているのは小沢氏ら一部の政治家だけのようだ。だからこそ、小沢氏は外交・安保路線に関する党内論議を先送りする民主党に、いらだちを覚えるのだろう。現時点では、小沢氏は、「国連中心主義」で党内の最右派から最左派までをまとめあげることに自信を持っているように見える。しかし、その努力にもかかわらず、党内の合意が得られないと分かれば、彼は「次の一手」を考えるに違いない。

イラク戦争に端を発する集団的自衛権行使の問題や、憲法改正議論の本格化で、外交・安保が、政権をかけた次期衆院選の重要な争点に浮上する可能性は高い。小沢氏が再び「内政改革」を離れ、「外交・安保」に傾斜する時代が来ないとは限らないのだ。(了)

2326山川草一郎「政界再編か国連でまとまるか」@新進党最強野党論者:2006/11/10(金) 22:13:48
http://blog.goo.ne.jp/yamakawa21/e/bdf88aaf5e7eac785681068784540dd0 色々貼り付けました。山川氏のブログは、まるで私の分身が書いているような想いでいつも見ています。

2327「日本国憲法改正試案」小沢一郎/文藝春秋 1999年9月特別号:2006/11/10(金) 22:27:57
条文の順に従って、第二章「戦争の放棄」(第九条)に移る。

「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」

 この第九条は、戦後日本において最大の論点であった。ここにかかれているのは国権の発動、すなわち自衛権の発動は個別的、集団的を問わず抑制的に考えるべきであるという原則なのである。平たく言えば、直接の攻撃を受けなければ武力による反撃はしないということだ。第九条の小見出しも〔戦力の不所持〕や〔交戦権の否認〕ではなく、〔自衛権の発動〕とすべきである。
 自衛権というのは、人間に譬えれば正当防衛権である。これらの本来的な権利は「自然権」として認められていて、最高法規の憲法や国際条約は言うに及ばず、いかなる法律もその権利を否定することはできない。一国の中で強制力を持つ刑法体系においても、正当防衛や緊急避難は認められている。強制力を持つ統一した法秩序の存在しない国際社会では更に当然の国家としての自然権である。国家の正当防衛権が認められなければ、憲法など成り立たない。したがって、憲法九条はこうなる。

[自衛権]
一 「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
二 「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」
三 「前二項の規定は、第三国の武力攻撃に対する日本国の自衛権の行使とそのための戦力の保持を妨げるものではない。」
(編集部注・小沢試案)
http://ozawa-ichiro.jp/policy/04.htm

2328大串博志(元財務省)@政権政策委員会委員:2006/11/10(金) 22:52:31
その後、事務所で執務を行った後、午後はまず「次の内閣」閣議に出席。その後、第2回目となる小沢代表VS安倍総理の党首討論を応援したあと、夕刻は小沢代表を交えて、政権政策委員会において政権構想の議論。

 夜は、マスコミの友人の方が主催してくださった懇親会に出席。各分野で活躍される同年代の方々からいろいろなアドバイスなどをいただきました。

 その中で、私自身も最近大変気になっていることが論点に。それは何かというと、我々民主党として、いかに真剣に「改革」を行っていこうとしているかということを明らかにしていくかということです。

 最近は格差問題などが大きな政治上の焦点になっています。そんな中、二律背反することではないけれど、格差是正の政治的メッセージが前面に出て行くことが多くなって、他方、「改革」のメッセージが不明確になりかねないという問題があります。

 格差是正論=バラマキととられることは誤解ですが、格差是正を主張しながら、同時に改革を強力に推進するということも明らかにしていかなければなりません。

 小沢代表は93年に出版した「日本改造計画」において、大胆な規制改革、霞ヶ関改革を断行し、現行の政治システムを根本から作り直して「自立した日本」を作り出すべきと主張した人です。政権政策委員会での彼の発言を聞いていても、その基本的考え方は変わっていません。

 格差の適切な是正を行って社会のセーフティーネットをきちんと構築しながら、メスをいれるべきところには大胆にメスを入れる。そんなメッセージを打ち出していかなければなりません。やっぱり「豪腕 小沢」が期待されているのではないでしょうか。

http://blog.livedoor.jp/hiroshi_fromsaga/

2329新進党最強野党論者:2006/11/11(土) 00:16:04
どうなんだろ、やっぱ誤魔化しなんかな。持ちこたえられる議論の立て方なんだろうか・・・

2330とはずがたり:2006/11/11(土) 09:14:38
>>2321は此処数年まさに俺が主張してきたことです。何で誰も云わないんだろうと思ってましたがちゃんと云ってる人居たんですなぁ。
なんでこういう考え方が主流にならないんだろ・・。

自民政権の底辺部であらゆる利権が(下駄の雪状態になりながらも)離れられない自民党が(幾ら与謝野や石破が偉そうに正論を吐いても)政策政党である筈が無く一遍下野しないと駄目だと思うのですが,小泉の詐欺でだいぶ自民党が政策政党っぽく見えて来ちゃったのは事実。民主党が危機感を覚えねばならないのも事実。

2331新進党最強野党論者:2006/11/11(土) 12:35:51
そのギリギリの接着剤として、「本来的自衛権」+「集団安全保障(国連)」で、纏め上げて来年の参院選挙までは戦おうと。

2332群馬関連:2006/11/11(土) 22:07:26
10日付上毛新聞より

民主県連・不正経理問題、幹部の対立和解へ
 不正経理問題への対応をめぐり、対立が続いていた民主党県連の執行部側と総支部代表側は正常化に向け大筋で合意したことが九日、分かった。合意案では不適当な経理処理があったことを認め、富岡由紀夫会長ら執行部三役(会長、会長代行、幹事長)が責任を取って退任。当面は三役を空席とし、暫定的な執行機関を設ける。合意内容は十一日にも、前橋市内で党幹部らを交えて正式に発表される。

◎あすにも正式発表、富岡会長ら3役退任

 関係者の話を総合すると、今後の県連運営は退任する富岡会長ら三役に代わる暫定的な執行態勢として、本県選出の国会議員と国政選挙の「党公認候補」でつくる「最高執行役員会議」を設置。経理処理方法の改善や地方選の公認作業などを含め、県連運営の在り方を協議するという。

 不正経理問題への関与が指摘された黒沢孝行幹事長に対する次期県議選の公認も話し合い、対応を決めていくもようだ。

 県連の正常化に伴い、来夏に予定される参院選の公認候補選考作業も党本部を中心に加速するとみられる。

 民主党県連は六月下旬の緊急常任幹事会以降、不正経理問題の徹底解明を目指す石関貴史衆院議員ら総支部代表側と、発足以来の体制維持を狙う富岡会長ら執行部側の対立が深刻化。定期大会の延期など約四カ月にわたって異例の事態が続いている。

 党本部からの要請で県連活動を事実上凍結したため、来春の統一地方選を前にした公認候補の擁立作業も停滞し、“和解”に向けて十月中旬から党本部を交えた調整が続いていた。
http://www.raijin.com/news/fri/news02.htm

2333群馬関連:2006/11/11(土) 22:34:13
民主党県連:執行部と衆院総支部側、和解 三役引責、執行会議設置 /群馬
 ◇きょう会見

 民主党県連で不正会計などを巡り対立していた富岡由紀夫県連会長(参院議員)ら執行部と、
石関貴史衆院議員ら衆院各総支部長側が党本部が示した和解案に大筋で合意したことが10日、
明らかになった。和解案は「不適正な会計処理があった」として富岡会長ら三役が引責辞任。
さらに暫定的な意思決定機関として衆参国会議員と公認候補でつくる執行会議の設置などが柱。
ただ、焦点の黒沢孝行幹事長の県議選(来年4月)公認については結論を出さず、
不正会計の解明についても具体的方向を示さない問題先送りの和解となった。11日に記者会見し、和解について発表する。

 関係者によると、執行会議は県連所属の衆参国会議員4人と柿沼正明・衆院3区総支部長で構成。
暫定的な意思決定機関として、今後の県連運営や来年の統一選、参院選の対応などを協議する。

 会計問題については、倫理委員会(田辺誠委員長)の調査が不十分であったことを認め「今後も調査と修正に当たる」ことで合意。
調査の方法や時期などは示さず、執行会議に委ねる。

 県連では政治資金収支報告書の記載漏れが相次いで発覚し、6月下旬に不正会計の対応を巡って執行部と衆院総支部側の対立が激化。
4カ月もの間、県連大会が延期されたままで、先月中旬から和解協議が始まった。来夏の参院選で公認候補を擁立する国民新党が推薦を求め、
民主党本部に強力な働きかけを見せていることに「県連が独自候補擁立に向け和解を急いだ」との見方が有力だ。

 ただ、衆院総支部側の一部には「不正への調査が担保されていない」との不満も根強く、合意通りに正常化するかは不透明だ。
【杉本修作】(毎日群馬より続く)

2334群馬関連:2006/11/11(土) 22:35:02
承前)  ◆視点  ◇再調査で真相究明を

 不正会計問題への謝罪と三役の引責辞任が合意内容に盛り込まれることは、民主党に一定の自浄作用が働いたものとして理解できる。
党員からは来年の重要選挙を前に正常化を求める声が上がっており、政治決着はやむを得ない面もある。
だが、内容を詳細に見れば、問題の幕引きと映る要素が含まれている。

 臨時の意思決定機関となる執行会議には富岡会長や、「不正はない」と結論付けた倫理委の角田義一参院副議長が属し、
再調査が行われるかすら疑われる構成だ。

 一方、不正会計への直接的な関与が指摘された黒沢幹事長の公認問題も同会議に委ねられる見通しだ。
黒沢幹事長は既に公認を前提に県議選への準備を進めており、幹事長辞任で責任を果たしたとする考えのようだ。

 今から振り返れば、対立の絶頂点とも言える6月下旬、石関衆院議員ら5人の総支部長は記者会見を開き、
政治資金規正法違反を裏付ける資料を示し「我々は不正を許さない」と宣言した。
この宣言が偽りでないかは再調査によって真相究明が果たせるかにかかっている。【杉本修作】

毎日新聞 2006年11月11日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20061111ddlk10010316000c.html

2335とはずがたり:2006/11/11(土) 23:28:13
角田の後継が出せずに国民新党推薦となると現(旧と云うべきか?)執行部にとっては最大級の屈辱でしょうなぁ。
石関ら側は当選可能性が高ければ民主公認の無理矢理の擁立に固執する事は無いと思われる。
まだまだ一山も二山もありそうですな。

2336小説吉田学校読者:2006/11/12(日) 12:09:52
弁護士出身の首相っていないよね。法律家は理屈っぽく、制度を作るのに適さないのかもしれません。
枝野が脱皮するとしたら、理屈っぽいところをちょっとやわらかくしないとダメかもしれません。

中国の民主化が必要 ダライ・ラマと枝野氏
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=IBR&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006111101000364

 来日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は11日、都内のホテルで超党派の「チベット問題を考える議員連盟」の枝野幸男代表と会談した。
 中国に対して「高度のチベット自治」を求めている14世は「大きな竜(=中国)がどのように動きだすか周辺国が分からない状態だ」とした上で「民主化すれば予測が可能になり竜も穏やかになる」と指摘した。
 枝野氏も「法王がチベットに戻り、皆さんと信じる宗教に基づき自治を確立した時が民主化された時」と述べ、自治実現には中国の民主化が不可欠との認識を示した。
 中国はチベット独立の精神的象徴でもある14世を「分裂主義者」と批判、日本入国そのものに反対している。今回、14世が日本の政治家と会談した上、中国の政治体制の是非に言及したことで中国の反発も予想される。

2337新進党最強野党論者:2006/11/12(日) 20:04:20
今日は、勝とうぜ。

2338新進党最強野党論者:2006/11/12(日) 20:19:45
福島県知事選 佐藤雄平氏当確

前の知事が談合事件で辞職したのに伴う福島県知事選挙は12日投票が行われ、無所属の新人で民主・社民両党の推薦を受けた前参議院議員の佐藤雄平氏が初めての当選を確実にしました。佐藤氏は58歳。平成10年から参議院議員を務めてきましたが、今回の選挙にあたって2期目の途中で辞職しました。
11月12日 20時15分
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/12/k20061112000149.html

2339新進党最強野党論者:2006/11/12(日) 20:25:09
来週、沖縄取ろう。

2340今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2006/11/12(日) 20:30:50
予想されていましたけどもう当確ってことは
相当な大差なんですかねえ>出口調査

福島は創価学会より立正佼成会のほうが強いなんていう
話を聞いたことありますが。

2341小説吉田学校読者(元フクスマ県民):2006/11/12(日) 22:14:30
>>2338
地すべり的圧勝か福島は。元いわき市民としてこれほど悔しいことはないです。続きは地方選スレで。
>>2340
福島はそのとおりですね、立正佼成会の人の方が選挙熱心です。千葉に出てきてびっくりしたことは創価学会の人が選挙で電話作戦することと共産党の人が赤旗号外版を配ることです。フクスマは告示寸前にお願い訪問がありますね。

2342新進党最強野党論者:2006/11/12(日) 22:42:31
鳩山由紀夫=ズラ論を唱える。

2343とはずがたり:2006/11/12(日) 23:50:55
>>2337
勝ちましたねぇ

>>2339
取りたいですねぇ

>>2340-2341
なるほど,そういうファクターもあるのですか>立正佼成会

2344小説吉田学校読者(元フクスマ県民):2006/11/13(月) 00:37:29
あと、福島には、労+農連携の底流もありますね。大昔、常磐炭鉱+福交の支持を受けた斎藤邦吉が知事選に出馬したことがあるんですが、これは社会党右派+自民の相乗りだったわけですが、これに社会党左派+農協が一致団結して佐藤善一郎氏を擁立して、佐藤氏が勝利したことがあります。
ここから、自社の人脈入り組みが始まり、今もあるんです。こういうのはいつ打破できるんだろう。

2345全議員納得のうえで、12月15日までには@新進:2006/11/14(火) 21:52:06
2006/11/14  分権・自治、政治・行政改革の分野まとまる 政権政策委員会

政権政策委員会が14日午後本部で開かれ、分権・自治、政治・行政改革、雇用・社会保障のテーマで基本政策を議論した。

 冒頭、挨拶に立った、赤松広隆委員長は「今日、明日と議論して21日にはきちんと全体をまとめ、委員会としての成案を得るようにしたい。その後文章化し、政策懇談会を開き、議論を丁寧に進めていく。全議員納得のうえで、12月15日までには、全体のものとして基本政策を決めたい」と今後の議論の進め方について述べた。

 会議では、分権・自治、政治・行政改革、雇用・社会保障のテーマが議論され、雇用・社会保障を除く分野での議論は終了した。

 会議終了後、記者団に松本剛明事務局長(党政策調査会長)が、会議での大まかな議論を紹介した。このなかで、松本事務局長は、「ほぼ小沢一郎代表の基本政策に沿って議論がまとまった。分野としての残りは、社会保障分野。明日代表が沖縄知事選の応援で不在なので、代表を除くメンバーで議論し、代表を除くメンバーでの合意を図りたい」と述べた。

 また、出された意見として、代表の基本政策になかった18歳からの選挙権の付与、国会に行政監視機構を設けることなどの提案・意見があり、「追加することとなった。また、分権をどうしたら分かりやすく表現するかの議論があった」ことを明らかにした。

 さらに、社会保障に関しては、そもそも年金とは何かと意見の開陳があったことを紹介した。http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9242

2346全議員納得のうえで、12月15日までには@新進:2006/11/14(火) 21:55:42
「全議員納得のうえで、12月15日までには、全体のものとして基本政策を決めたい」と今後の議論の進め方について述べた。by赤松広隆政権政策委員会委員長
年内に、民主党の基本政策を全議員出席の下で纏められるか。それだけの求心力を、小沢執行部が保てるか。そのためにも、沖縄知事選挙は勝ちたい。

2348とはずがたり:2006/11/15(水) 12:18:50
>重要案件についての国民投票と、選挙権年齢の18歳以上への引き下げを盛り込むことを決めた
憲法ぐらいならともかくネット上でネット右翼に感化されていっぱしの国士気取りの阿呆どもが大量に選挙権を取るのはちょっといただけないなぁ。。

2349 マスコミによる事前調査(2006年11月15日)@新進:2006/11/15(水) 22:21:59
仲井真弘多(自公推薦)    糸数慶子(民主、共産、社民等推薦)
NHK          50              48 
共同通信       39              37
 毎日・琉球放送    40              39
 琉球・沖縄テレビ   41              37
 読売新聞       36              37

 らしい・・・・・・・らしいですよ。http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50315620.html

2350今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2006/11/15(水) 23:13:13
>>2349
今日の教育基本法採決がどう影響するかなあ
そんな微差だと

沖縄独特の政治風土ってのもあるしなあ

2351とはずがたり:2006/11/16(木) 03:26:55
ウェイトが沖縄負けリスク<<<教育基本法成立失敗リスクって事でしょうか。
沖縄の人々よ,又も本土に見捨てられてるぞ。

2352片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/16(木) 08:39:26
逆に言えば、これで逃げ切れば、「沖縄知事選にさえ勝ったんだから、来年の早春の選挙ラッシュまではなにやってもいいだろ」って空気になるでしょう。安倍にとっての足がかりができます。ひとつの賭けかも。

2353とはずがたり:2006/11/16(木) 10:14:30
大接戦という輿論調査結果ですが自分らの調査ではもっと良い数字が出てるんですかねぇ。。
例え負けても地方の選挙結果は中央の政治とはリンクしないと強行突破するつもりか?

2354とはずがたり:2006/11/16(木) 16:42:15
読んだ朝刊には法律も成立しないわ知事選も負けるわの一番駄目々々パターンを回避する為の裁決と書いてあった。
はてさてどうなりますやら。

2355今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2006/11/16(木) 20:29:37
おふたりの政治スタンス(というよりファン気質)が
汲み取れて面白いです

2356いなばやま:2006/11/16(木) 20:58:52
>>2354
教育基本法の採決を先延ばしにして沖縄県知事選で負けたら
それこそ今国会での成立は厳しくなるからねぇ。
福島の敗北もあり沖縄も接戦ということで週明け衆院通過と考えていたけど
読みが甘かったです。

沖縄県知事選は少々の事では与党の優位が揺るがないというより、
勝負は捨ててないが負けも織り込んでの今回の採決になったと思います。
まぁ、知事選の現場では「見捨てられた」と感じるかも。

でも今回の教育基本法の中身を見てもそんなに急いで成立しなきゃいけない事の様には
まったく思えないなどなぁ。

2357片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/16(木) 23:43:12
>>2355
何かを示唆されてるのだと思うのですが、以前の今亜寿さんのご発言(私がシンゾーファンとかいう不名誉なソレ)、それがそのまま維持されてるのならば、その感興は間違っている可能性が高い気もします。
私は、かなり皮肉っぽい書き方をしたり心にもないことを書いたりするので、本心が読み取られてないのかも。
そういったところを踏まえて私の深層心理を分析していただけるならばありがたいのですが、そんな奇特な人はいないだろうな・・・。

>>2356
来年の国会でも教育基本法の入り口にこだわってると、予定していたシナリオが崩れるのでしょう。
教育基本法を改正して、その次の段階に参院選で用意している争点があるのでしょう。
全ては参院選での「逃げ切り」のために仕組まれていると思います。

法案の内容自体は、別に画期的でもないし、どうでもいいような気がしますね。

2358片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 15:22:15
少なくとも黒沢幹事長はどうにかしてもらわんと正常化といえないような。

民主党県連:伊藤基隆氏を座長に−−最高執行役員会議 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000077-mailo-l10

 民主党県連内の正常化に向け、暫定設置した県連最高執行役員会議の初会合が16日、東京都内の民主党本部であり、県連所属国会議員と衆院公認候補の計5人が出席。伊藤基隆参院議員を座長とすることで合意した。
 同会議は石関貴史衆院議員ら衆院各総支部長と富岡由紀夫参院議員ら旧執行部の対立を収拾させるために設置。議題は、会計問題の再調査と政治資金収支報告書の修正▽来春の統一選の候補者選考▽今後の組織体制づくり――などとされるが、この日は具体的な話し合いはなかった。21日の次回会合以降、統一選への対応などを中心に議論を進めていくという。【杉本修作

11月17日朝刊
(毎日新聞) - 11月17日12時1分更新

2359片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 22:24:06
平岡事務所って、いろんなところから狙われているのか。

真の】民主党・平岡秀夫先生【リベラル
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1138260574/
163 無党派さん New! 2006/11/17(金) 18:55:11 ID:p5C5jfMm
79 名前:マンセー名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/17(金) 18:00:38 ID:adKi54KI
朝鮮大学校創立50周年記念祝賀宴に出席した件このことで平岡秀夫国会事務所(03-3508-7091)に電突。男性。もの凄く尊大。
平「平岡事務所です。」
俺「平岡議員が10日に朝鮮大学校の式典にでられたとあるが本当か。」
平「はあ。」
俺「朝鮮日報に書いてあるが。」
平「貴方は何物だ。」
俺「○○ですが。」
平「なんと言うんだ。」
俺「○○ですが。このような時期に良く行きましたね。仕事もしないで。」
平「だからなんというんだ。」
俺「朝鮮大学校の式典に行くような方には怖くて名前など名乗れません。」
平「そんな事ならかけてくるな。」
俺「仕事をサボってそんなところにはいくと。そんな恐ろしい方に名乗れませんよ。」
平「北朝鮮が怖いのか。」
俺「そりゃ怖いですよ。」
平「それでも日本人か。」
俺「別に良いじゃないですか。」
平「名を名乗れ。」
俺「さっきから○○と言ってますが。人に名前を聞くのなら名乗ったら如何ですか。」
平「@@@@だ。こんな無駄な電話ならかけてくるな。名を名乗らずに暇なことだな。堂々と出てきて意見を言ったらどうだ。」
俺「そんな恐ろしいことは出来ませんが。」
(続きます)
80 名前:マンセー名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/17(金) 18:01:41 ID:adKi54KI
(続き)
平「下らん電話だな。そちらこそ仕事をしたらどうだ。」
俺「そっくりそのままお返ししますが。税金泥棒ですね。仕事もしないで。このやり取りはネットで公開させていただきます。」
平「どうぞどうぞ(凄く簡単に言う)。」
俺「北朝鮮のような恐ろしい国とおつきあいするような方には怖くて申し上げる事は出来ません。」
平「なにいっとんじゃボケ。」(ぶち)勝手に電話を切る
俺「(ぽかーん)」
あまりのすばらしさに申し上げる言葉が見つからない。

2360いなばやま:2006/11/17(金) 22:30:19
>>2359

議員になると大変だよねぇ。
中川(酒乱)氏の事務所には「市民」のみなさまからの
同様の電話が鳴り響いているだろうし。
まぁ、政治家としての識見は別として。

所詮2chなので「①→⑩」でしょうけどね。
それとも着信番号が選挙区内じゃなかったのかな?(w

2361新進党最強野党論者:2006/11/17(金) 22:57:07
今は、とにかく日曜日の沖縄待ちだ。この結果が出ないと、「政治」が動けない。動きようがない。従って、観客席の我々も語りようがない。2日後の今頃、ドラマが・・・

2362民主党:集団的自衛権の一部容認 国連の軍事行動にも参加@新進:2006/11/18(土) 03:12:22
民主党が来夏の参院選へ向け策定する基本政策の安全保障分野の原案が17日、明らかになった。自衛権の行使については「個別的、集団的といった概念上の議論に拘泥しない」として、集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈を見直す方針を明記。周辺事態に共同行動をとる米軍艦船の護衛など、これまで集団的自衛権の行使に当たるとされてきたケースの一部容認を想定している。小沢一郎代表の持論を正式な党政策に確定するもので、政府・与党の見直し論議にも影響しそうだ。

 現行の政府解釈では、同盟国への攻撃を自国への攻撃とみなして実力阻止する集団的自衛権は「有しているが行使できない」とされている。これに対し民主党原案では自国を守る個別的自衛権との区別をやめる一方、自衛権行使の条件として「専守防衛の原則に基づき、わが国の平和と安全を直接的に脅かす急迫不正の侵害を受けた場合に限って」と規定。日本有事・周辺事態以外への拡大には歯止めをかけた。

 民主党原案ではこのほか、国連の平和活動について国連憲章第42条に基づく軍事行動も含め「積極的に参加する」と明記。目的・任務が武力行使を伴う場合は参加できないとしてきた政府見解を見直す方針も打ち出した。【須藤孝】

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061118k0000m010148000c.html

2363解説 参院選へ小沢色鮮明…基本政策原案@新進:2006/11/18(土) 03:13:46
民主党が基本政策の原案に集団的自衛権行使の一部容認を盛り込んだのは、来夏の参院選へ向け「小沢色」を打ち出したい小沢一郎代表の意向に沿ったものだ。同党はこれまで安全保障政策を中心に「バラバラ」批判を引きずってきただけに、小沢氏は年内をメドに一気に基本政策をまとめることで党内の求心力を確保したい考え。集団的自衛権の見直し研究を表明した安倍晋三首相に先手を打つ狙いもあるが、党内の一部や他の野党からの反発も予想される。

 民主党の基本政策は、小沢氏が9月の党代表選出馬に際し発表した基本政策の私案「小沢ビジョン」をベースに策定作業が進められている。朝鮮半島有事などを想定した周辺事態は日本有事の規定であり、自衛権を行使できるというのが小沢氏の持論。国連平和活動への参加についても「主権国家の自衛権行使とは全く性格を異にしている」として、軍事制裁も可能とする小沢氏の持論が採用された。ただ、小沢氏と党内の旧社会党系議員らが検討してきた「国連待機部隊」創設は明記せず、自衛隊の活用を主張する保守系に配慮した。

 従来の民主党内では集団的自衛権の行使への慎重論が強く、99年にまとめた安全保障基本政策では「憲法解釈の変更により行うべきではない」と明記。前原誠司前代表が「改憲による行使容認」を提唱して党内の反発を買った経緯もある。

 それにもかかわらず今回の政策転換に強い反対論が出ていないのは、「政府のなし崩し的対応より原則をはっきりさせた方が歯止めになる」という小沢氏の主張に党内左派が同調しているからだ。ただ、今後、政府解釈の見直しで自民、民主両党の足並みがそろう可能性もあり、憲法改正の動きと併せ共産、社民両党との亀裂が深まりそうだ。【須藤孝】

毎日新聞 2006年11月18日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061118k0000m010148000c.html

2364小沢氏は年内をメドに一気に基本政策をまとめる(わくわく)@新進:2006/11/18(土) 03:21:47
同党はこれまで安全保障政策を中心に「バラバラ」批判を引きずってきただけに、小沢氏は年内をメドに一気に基本政策をまとめることで党内の求心力を確保したい考え。

2365新進党最強野党論者:2006/11/18(土) 04:02:49
一点気になることがあって、何故このニュースが今日毎日に掲載されるのか。場合によっては沖縄知事選の終盤戦のデーターでリードされているのかもしれない。ここで敗北すると、マスコミが騒ぎ出して、党内の反小沢勢力が蠢き出す可能性は否定できない。実際、前回も前原らの不穏な動きがあった。そこで、沖縄敗北の可能性をも睨みながら、小沢が党内を政策論議に引き込んで求心力を持たせようとの牽制の意味でのリークでは、とは穿ちすぎか。以前にも、同内容の記事が産経にも出てたし。

2366片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 09:21:37
それはどうでしょう。
反小沢勢力がまともに動くということはないように思いますが。

民主党は、沖縄知事選終了後、田舎保守票に違和感のない政策を目指していくだろうと思います。安保もその一環であり、沖縄が終わったらあとは左派をまとめなければならない大きいイベントはありませんから。
防衛省も賛成の方向でまとまる可能性さえありそうな。

知事選のほうは、石田日記によると、仲井真数ポイントリードのようですし、たぶんやや仲井真がリードしている状況ではあるんでしょうね。

2367新進党最強野党論者:2006/11/18(土) 13:39:40
>>2366
全ては、来夏の参院選挙だと思うんです。左派系の人達の真意が良く分からないんです。彼らが唱える内政・外交の政策は、彼ら自身も本気で信じているのか。もしくは、自分自身でも半信半疑だけど、票を取るためにスタンドプレーでやっていて、本音は自分達の議席獲得と権力維持なのか(労働貴族)。もし、彼らの本心が後者であるのならば、①適度な国会での審議拒否やら、反対風味の国会対応で、労組や社共の面子を立ててあげて支持者への言い訳が出来る状態を作ってあげて、②ある程度の社民系、共産系の候補者の議員が当選できればそれでいいのか。 それとも、労組や社共は、参院選挙での野党共闘の人質に民主党の左傾化を本気で取るのか。沖縄が終わったから左派の顔色は伺わなくてよいのか、参院選挙まで労組、社共と一蓮托生で引きずり込まれるのか。あまり社共がゴネルと場合によっては、小沢だって、保保路線をチラつかせて左派を牽制しつつ、野党共闘に持ち込むと言う「北風と太陽作戦」があるかも。

2368とはずがたり:2006/11/18(土) 14:16:16
民主党の左派と云われる人たちは真面目に内政・外交政策唱えていると個人的には思ってます。
従って民主党の改革保守系の政策を民主党のバックボーンにしたいならその辺をじっくり時間を掛けて納得させる必要があるし,左派系の議員が選挙区に帰って支持労組とかに突き上げ喰らったらその議員が膝詰めでじっくり(本心から)解説できる段階まで納得して貰う必要が有ろうかと思います。
社会党支持者から色々な政策的葛藤を経て現在の政策的立場(昔の自分から考えると極右w)になった自分にしても,民主党左派の人たちにはそういう葛藤を経て一皮剥けて欲しいと思ってる次第です。根底部分に左派的な出発点があるほうが最初から所与のごとく保守派よりは使える政治家になると個人的には信じて居ります。
一方で社民党や共産党の人たちはそういう説得がとても効きそうにないのでこれから安倍が出して来るであろう保守的政策にどこまで共闘の歩調をとれるかですねぇ。参院の対策と言う事で云えば共産党との選挙協力は一切無いので気にしなくても良いかもしれませんが,社民や,革新系無党派票をも取り込みうるリベラルさってのは常に必要なのではないかと思います。
なんか俺も纏まらないですけど。

2369新進党最強野党論者:2006/11/18(土) 14:35:06
>>2368
四行目〜五行目、なるほど。私も、おたかさんブームから出発した男です。

2370新進党最強野党論者:2006/11/18(土) 15:07:28
民主党は「国土論」を語って欲しい。郵政民営化どころの騒ぎじゃない、大きなテーマだ。多様性に溢れ、誇り高く、自主自立の気概を持った、それぞれの地域が並び立つ日本にしたい。何故、アメリカでは全米各地で地域メディアや、地域スポーツが盛んなのか。何故、欧州サッカーでは、代表チームよりも、クラブチームが人気を集めるのか。何故、日本では読売巨人軍や、日本代表チームに人気が集中するのか。何故、日本では地域ローカルテレビ局の力が弱くて、東京キー局が日本全国に垂れ流す情報を唯々諾々と受け入れているのか。公共事業の金額の多寡や、宗男批判もあるのだが、その前提として、日本列島をどうするのか。中央集権国家日本を放置するのか。

2371片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 19:33:22
富田俊正前都議は本格的に高知に拠点を移したのでしょうか。

民主県連:キーワード、人と自然 統一地方選向け、政策素案を発表 /高知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kochi/news/20061118ddlk39010392000c.html

 民主党県連は17日、来春の統一地方選に向け、同党の公認・推薦候補が訴えていく政策を盛り込んだ「高知政策2007」の素案を発表した。「人」と「自然」をキーワードに掲げ、大きく分けて四つの項目で構成されている。

 「人」については、県内人口が80万人を割ったことに対し、100万人が適正規模として「高知100万人計画」を打ち立てる。来年に大量退職を迎える「団塊の世代」に着目し、移住してもらう政策などを議論していく。

 また、「自然」に関しては「中山間再生法」の実現を国に要望していく。高知で大部分を占める中山間地域に人が住み、森林に手が入ることで、地域の活性化を目指す。

 このような政策の裏付けとして、分権改革を主張。「使途が決まった補助金や交付金では地方が自立できない」として、地方が独自に使える財源を国から交付する制度を創設することを盛り込んだ。

 富田俊正・県連政調会長は「この素案を各自治体や議会で議論してもらい、地方が元気になるために何が必要かを考えてもらえれば……」と話している。【服部陽

毎日新聞 2006年11月18日

2372とはずがたり:2006/11/18(土) 23:55:51
>>2371
富田氏は高知に本拠地を移したんですか・・出身地かなんかですか?

◇新宿区
2005,7(定数4)有権者 235,917人   投票率 41.68%
得票候補者名齢党派現新備考
当27,851秋田 一郎39自現②
当 22,984吉倉 正美54公新①
当20,888大山とも子49共現④
当 13,109猪爪まさみ 49民新①新宿区議
11,935富田 俊正46民現(1)民主都連政策調査会長・自治労出身

2373全国会議員参加の政策懇談会を開き、年内に成案(読売)@新進:2006/11/19(日) 03:08:33
民主党が年内にまとめる基本政策の安全保障分野の原案が18日、明らかになった。

 焦点の集団的自衛権の行使について「我が国が直接、急迫不正の侵害を受けた場合には、個別的、集団的という概念の議論に拘泥せず、憲法にのっとって自衛権を行使する」とした。

 集団的自衛権の行使は憲法上禁じられているとする政府の見解とは一線を画し、集団的自衛権の行使を事実上一部容認するものだ。

 原案は、政権政策委員会(委員長・赤松広隆副代表)がまとめたもので、小沢代表が9月の代表選で発表した基本政策(小沢ビジョン)をほぼ踏襲した。

 政権政策委は集団的自衛権の行使を容認するケースとして、「周辺事態などで、自衛隊艦船と共同行動中の米軍艦船が攻撃を受け、自衛隊艦船が反撃する」といった事例を想定している。政府の見解では、集団的自衛権の行使に抵触し、憲法違反となる可能性があるとされている。

 一方で、原案は「日本が急迫不正の侵害を受けた場合」という条件を付けることで、集団的自衛権行使に一定の歯止めをかけている。

 国連平和活動については「国連の要請に基づいて積極的に参加する」と明記した。国連憲章42条に基づく、軍事的措置を含む平和活動への参加についても「主権国家の自衛権行使とは性格が異なり、憲法9条に違反しない」として、認める見解を打ち出した。

 政権政策委員会は21日にも社会保障、経済などを含めた原案を作成する。その後、全国会議員参加の政策懇談会を開き、年内に成案をまとめる方針だ。

(2006年11月19日3時2分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061119i201.htm?from=main2

2374新進党最強野党論者:2006/11/19(日) 03:12:24
政権政策委員会は21日にも社会保障、経済などを含めた原案を作成する。その後、全国会議員参加の政策懇談会を開き、年内に成案をまとめる方針だ。

2375今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2006/11/19(日) 09:25:22
旧社会党で書記長までやった赤松の下で決まったというのがまたなんとも

2376片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/19(日) 11:45:59
これで決まって、赤松を介して元社会党の議員もまとまるとすれば、日本国会の防衛・安全保障議論はひとつの転機を迎えるといえるのではないか。
「西側対東側」の構図がやっと解けるという感が。

2377とはずがたり:2006/11/19(日) 11:47:55
その為の赤松起用なんじゃないでしょうかね?北朝鮮の核実験も追い風か。

2378新進党最強野党論者:2006/11/19(日) 12:39:10
今までのパターンだと朝日や、進歩系文化人、左派・社共が鬼の形相に豹変して後ろから全力で鉄砲を撃って来て潰された過去。(小沢も、鳩山も、前原も) ただ、「憲法改正して日米一体化よりはマシ」という、「よりマシ論」の原理が働くか。

2379「理想を求める人間ならば、非武装中立か自主防衛」@新進:2006/11/19(日) 13:18:22
Oh my Newsで、鳥越俊太郎と、小林よしのりが対談しています。そこでは、「日本は主体性は発揮して、自立国家たれ」の路線で一応意気投合しているんですね。アプローチは違えど。両者共に、現在の日本の外交には不満を覚えている。鳥越のスタンスは、「ナショナリズムの極度の台頭を抑えて、国際協調を志向する。しかし、オプションとして抑制的であれ一部自主防衛を許容する」あたりか。小林は、自主防衛と言っている。私は、小林の議論を良く知らないので正確に彼の意見を代弁できないのですが。そして、小林は言っています。■「理想を求める人間ならば、非武装中立か自主防衛のどちらかを選択する」 元来左派系から出発した人は、思考が現実化していく中で、日米共同路線(日米一体化?)よりは、自主防衛によりマシ論を取るメンタリティがあるのだろうか。あるいは、昨今の北朝鮮問題などの情勢変化の中で、過去の自らの言論との整合性を取る意味でも、「なし崩し的な米追随よりも、一部自主防衛」の理論で新たな武装をせざるを得なくなっているのか。そして、この鳥越の主張は、赤松政権政策委員会での民主党安保政策と近似している。これならば、朝日や、進歩系文化人から、後ろから鉄砲を撃たれて民主党が炎上することはないのか。沖縄知事選挙の左右野党共闘キーワードも、「沖縄の自己主張と主体性」だろうし。 ただ、そうやって纏めた民主党の新安保政策が、果たして日米緊密化路線よりも優れているかどうかの議論とはまた別になりますけど。http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003189

2380民主 党大会を1月に開催@新進:2006/11/19(日) 14:20:17
民主党は来年、平成19年は、4月に統一地方選挙が、夏には参議院選挙と全国規模の選挙が続くことから、政権交代に向け党の命運をかけた年と位置づけています。このため、選挙に向けた党の態勢を整え、選挙に勝ち抜くための決意を内外に示すため、年明け早々の来年1月15日から2日間の日程で、東京で党大会を開くことになりました。党大会では、小沢代表が参議院選挙で自民・公明の与党側を過半数割れに追い込むことを最大の目標として取り組む考えを強調し、党の結束を確認することにしています。また、野党間の連携を重視する立場を示すため、社民党や国民新党などの幹部を大会に招待することも検討しており、民主党は、来週の常任幹事会で、党大会の日程を正式に決めることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/19/d20061118000014.html

2381新進党最強野党論者:2006/11/19(日) 20:01:48
20:00 勝つぞ!

2382とはずがたり:2006/11/19(日) 20:22:34
いよいよですねぇ。。

2383新進党最強野党論者:2006/11/19(日) 21:58:42
福岡市長選挙、吉田当確byNHK

2384とはずがたり:2006/11/19(日) 22:00:25
>>2383
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
まじっすか!ここが今回の天王山だと思ってたので事実ならめっさうれしい

2385名無しさん:2006/11/19(日) 22:00:55
沖縄も負けたら復党させにくくなるな

2386とはずがたり:2006/11/19(日) 22:04:31
少なくとも福岡・尼崎で自公が負けたのは結構でかいのでは?
後は長井市@近藤洋介か。こいつの影響は軽微だろうけど。

2387新進党最強野党論者:2006/11/19(日) 22:36:11
沖縄、負けた。

2388赤松政権政策委員会で基本政策を纏めろ@新進:2006/11/19(日) 22:59:08
これで小沢の求心力が落ちた場合、全国会議員が参加しての年内取りまとめ予定の民主党基本政策(by赤松政権政策委員会)が後退したりとか、先送りされる可能性がでてくるのがつらい。 しばらくは、「政策の季節」に転換して、民主党基本政策を纏め上げて欲しい。ここがgdgdのままだと、国会対応も、選挙にも苦しくなってしまう。とりあえず、私的には赤松政権政策委員会に注目していきます。年内一杯は、正念場だ。

2389とはずがたり:2006/11/19(日) 23:05:35
沖縄は惜しかったですが福島と福岡取れたので取り敢えずは求心力は保たれるのでは?
宮崎も自民が敵失で落としてくれるかも知れないけど。。

沖縄も福岡も直前までゴタゴタしてたほうが負けましたので事前の準備は大切ですな。

2390小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 23:19:33
このごろの選挙を見ると、地方都市では無党派に非自民の風が戻りつつある印象を受けますな。

となると、大阪、愛知、南関東あたりに戻るのは来年春ころ?(笑)東京だと再来年?

2391とはずがたり:2006/11/19(日) 23:27:00
無党派が自民に流れたのは2001年の参院選─小泉登場と2005年の総選挙─小泉郵政劇場の劇的な2回だけで,あとは結構ただ小泉というだけでは民主も善戦してましたよねぇ。04参とか03総とか。

そんな無党派が自民という現象は去年の総選挙以外にあるんですかね?今年の補選は安倍就任直後の中国訪問で歓待受ける格好いい映像とかマスコミががんがん流して有利だったかもしれませんけど。

2392小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 23:30:29
>>2391
そもそもおたかさんブーム以前は「投票率が高ければ、自民有利」だったわけですね。

創価の毒気にやられて、無党派掘り起こしを自民は放棄したように思えますが、05年総選挙で再び手をつけたように思えます。これがそのまま続くかどうか。

2393前向き男:2006/11/19(日) 23:35:41
ですね。
準備をして良い候補者を立てれば、無党派は民主党方向にも戻りうる手応えは感じました。

2394赤松政権政策委員会で基本政策を纏めろ@新進:2006/11/19(日) 23:36:32
後は、郵政の造反組の復党問題か。

2395名無しさん:2006/11/19(日) 23:41:19
沖縄は候補が経済界の重鎮みたいなので、政府と経済界一体で選挙戦をした気がする。
これを愛知県知事選でやられると苦戦するかも。
小泉そっくりさんを前面に出した方がいいw

2396とはずがたり:2006/11/19(日) 23:45:35
>>2392
昔は無党派の支持する自民党と労組以外に拡がりに掛ける社党でしたからね。
その時の論理なのにまだ衆参同日選は自民有利とか書いてるマスコミの記事見ると不勉強な記者をくびにしたくなりますw

>>2393
当然,ここから良い候補者の口説き終わって続々と発表となるのでは?
ただし前回の参院選での民主の勝利は年金とかで自民を追いつめた訳ですので,その辺の政策論争での仕掛けが重要になってくるのではないかとも思います。

2397とはずがたり:2006/11/19(日) 23:48:53
>>2394
無事勝利したし難なく復党でしょうねぇ。焦点は平沼一人か?

>>2395
こっちにも愛知では日本最強の全トヨタ労組がついてますので現職批判に乗れば勝てるでしょう。

2398前向き男:2006/11/20(月) 00:02:12
>>2396
沖縄県知事選挙では、糸数候補の主張に問題解決の糸口が見えにくかったかも・・。
小沢代表の演説もニュース映像ではカットされてか「政権交代」のメッセージしか残らなかったように感じました。
参院選挙に向けては、
税制・教育・年金雇用・農業といった「内政」に絞って、明るい将来ビジョンを示したいですね。

2399名無しさん:2006/11/20(月) 00:05:39
糸数氏はいわば沖縄野党のエースですし、
思った以上にこの結果は厳しいかもしれません。
候補者の問題よりも政策が左寄り過ぎたことが敗因かも。民主支持層6割しか固めていないし。

2400とはずがたり:2006/11/20(月) 00:14:32
>>2398
ですねぇ〜>税制・教育・年金雇用・農業といった「内政」に絞って、明るい将来ビジョンを示したい

>>2398-2399
片言丸氏が指摘している様にhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3681議員としての期待と首長としての期待で糸数氏は議員向きと判断された面も大きかろうと思います。
そうぞうと共産が組んで県政大丈夫かと思われた部分も大きいでしょう。取り敢えず基地は条件闘争で有利な条件を引き出しつつ嘉手納返還と県内雇用情勢激変緩和と地域振興策としての国からのばらまきという自公の政策パッケージに勝てなかったのだと思います。

2401名無しさん:2006/11/20(月) 01:08:15
>>2399
NHKの出口調査だと8割でした。
投票者の内訳ですけどね。

2402前向き男:2006/11/20(月) 20:19:24
>労組以外に拡がりに掛ける社党

たしかに。03年、社党の位置に無党派を取り込める大きな中道政党をつくる構想は一応成功しました。
唯一の誤算は、平和と福祉の公明党が自民党の最も右寄りの政権と結合する近未来像を見通せなかった事か。
しかし同時に、それは公明党が占有してきた「リアリズムに基づくフェアな社会をめざす」の政策空間に空白が生じたという事も意味します。
このスペース、活用しない手はありゃせんです。外交安全保障分野の基本政策リアル化をうまくクリアしてほしい。
現行憲法下での武力行使基準と、集団的自衛権と個別的自衛権の間のグレーゾーンを整理できれば何とかなりそうかな?

2403論点Ⅰ/小沢流国会持論は正しいのか?@新進:2006/11/20(月) 20:42:58
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【二大政党政治での野党の役割(11月17日)】
15日、東京永田町へ出向くと、おりしも教育基本法の採決間近。現職の人たちは慌ただしく動いていました。

結局、野党欠席のまま採決が行われ、法案は衆議院を通過し参議院に送られた訳ですが、国会は多数決で物事を決めるところなので、余程の事が無い限りは、与党の提出した法案は可決成立することになります。

法案の賛否はもとより、審議の日数も多数決で決めるのが民主主義。審議時間が長いか短いかは別にして、数の力で法案は必ず成立する。

さて野党は数が少ないから野党なのですが、では野党は国会ではどう対応するべきなのか。とにかく国会審議は真剣勝負で法案の問題点を徹底的に追及し、世間に広く知らしめることが第一です。常に批判的な目で政府与党に対峙する必要があります。そうすることによって、法案の問題点が浮かび上がり世論を喚起できれば、法案を廃案に追い込む事もできるからです。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【二大政党政治での野党の役割2(11月18日)】

国会で多数決で物事を決めてゆく以上、多数派にならない限り思いの通りの政治はできません。万年与党・万年野党の55年体制下では、ウラ取引によって与党からおこぼれを頂戴して、カッコだけつけることもできたのですが、二大政党政治下ではそういうわけにはいきません。

国会では、つねに真っ正面から勝負を挑んで負ける事になる。欠席するか、出席して抗議するかということは、あまり問題ではなくて、限られた審議時間の中で、いかに法案の問題点を明らかにするか、与党の矛盾点を突くか、それが国会における役割です。

加えて多数派になろうとする努力が必要になる。それは選挙運動、日常活動です。教育の問題にしても、それが暮らしや仕事とどのように関わるのかを、きっちりと説明してゆく事。国民の関心事に対してキチンと応えられるようにしてゆくこと。なによりもそれが野党の役割だと思います。
http://www.nakatsuka-net.com/2006/200611/20061117.html
http://www.nakatsuka-net.com/2006/200611/20061118.html

2404論点Ⅰ/小沢流国会持論は正しいのか?@新進:2006/11/20(月) 20:53:49
>>2403は、小沢の師弟的存在の中塚一宏がブログで書いています。小沢流国会持論は、新進党の時から一貫していると思います。「与党も、野党も、自己主張を鮮明にして国会論戦でアピールして、それを多数決で採決せよとのこと。安易な修正協議などは、与野党談合、与野党馴れ合い、与野党擬似連立政権、与野党のなあな政治であると。そして、それこそが55年体制なのだと。二大政党政治というからには、それぞれの政党が独自の理念やアイデンティティーを持つべきであって、そこから生み出される主張を鮮明にして国会で烈しく対決して国民にアピールするべきだとの論。」 補選や、知事選挙がひと段落した今、この小沢流国会持論が正しいのか、間違っているのか。あるいは、それは建前であって、何か別の思惑が小沢にあるのか。更には、他国の二大政党制の国では与党と野党のあり方はどうなっているのか?


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板