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自公保観察スレ

8499チバQ:2012/11/27(火) 00:48:22
http://mainichi.jp/select/news/20121126mog00m010007000c.html
衆院選:「国防軍」刺激強すぎ 自民公約に疑問、戸惑い
2012年11月26日

 自民党が衆院選公約で打ち出した「国防軍」構想が波紋を広げている。連日のように「憲法改正」「国防軍」を口にする安倍晋三総裁に対し、身内である同党の立候補予定者陣営や防衛省内からも「言葉が独り歩きする」「何を目指しているのか」などと、戸惑いや疑問の声が上がり始めた。

 ■有権者

 「国防軍創設や憲法改正のムードが広がっている。本当に怖い」

 24日に東京都立川市であった日中関係を考える講演会で、武蔵村山市の元中学校長、成迫(なるさこ)政則さん(84)は訴えた。15歳だった1944年に大分県の少年飛行兵学校に志願し、遺書も書いたといい「若い有権者は真剣に日本のことを考えてほしい」と話した。

 神奈川県大井町の主婦(77)も「悲惨な戦争を体験した私たちにはとんでもない話」と反発。相模原市の無職男性(64)は「国防軍の創設が争点になると、選挙という気分になれない」と話した。

 「領土問題が起きている中、周辺国に誤解を与えてしまうのでは」と不安な表情を見せたのは千葉県船橋市の主婦(36)。埼玉県毛呂山町の団体職員の男性(63)は「領土問題は外交努力で解決すべきだ。そもそも平和主義を根本規範とする憲法に反する改正などできるのか」と疑問を投げかけた。

 一方、仙台空襲など戦争体験継承に取り組む市民団体の事務局長を務める仙台市の男性(80)は「東日本大震災の際、自衛隊は『国民の生命を守る』という本分を果たしてくれ、頼もしい存在だった。名前を変えるのは結構なことだ。『国防軍』は、自分の国は自分で守るという責任をより明確に表す」と理解を示したが「戦力を強化する必要はない」とも話した。【青島顕、澤晴夫、合田月美】

 ■陣営

 神奈川県で選挙準備を進める自民党陣営の幹部は「組織など具体的構想も示さず『国防軍』と言うと言葉が独り歩きし、過剰な反応を誘う」と話した。

 同党千葉県連の関係者は「党内で議論し、発表した憲法改正草案にも盛り込んでいる」と支持者に説明しているが、ある陣営幹部は「安倍さんは丁寧に説明すべきだ。発言の仕方とタイミングを間違えれば『失言』と取られかねない。支援を受ける公明党支持層の反発も招きかねず、繰り返されたら自民党への期待が逆風になる」と懸念していた。一方、埼玉県連幹部は「こういう選挙の時こそ、立ち位置を明確に打ち出すことが政党の責任。民主党の訴える中道では政策にメリハリがなくなる。国を意識して冷静に考えれば国防軍は当然」と話した。【高橋和夫、野原大輔、西田真季子】

 ■防衛省

 防衛省幹部は「安倍さんが何を目指しているのか見えない。軍なら自衛権だけでなく、軍法会議や徴兵制の問題などもある。きちんとした憲法議論の結果、自衛隊の役割と性格を変えるのなら、見合った名称にすればいいが、名前を変えるだけならただの人気取り」と批判的だ。別の幹部も「日米ガイドラインの見直しなど、今の憲法のままでもやるべきことはたくさんある」と話した。ある幹部自衛官は「自分たちは軍人だと思っているし、憲法できちんと位置付けられるのはありがたいが、今でも国民には存在は認められていると思う」と話した。【鈴木泰広】

 ◇4月「憲法改正草案」に明記
 自民党の「国防軍」構想は、今年4月に同党が発表した「憲法改正草案」に初めて明記された。最高指揮官は首相とし、任務遂行の際は国会の承認を受けることなどを規定。自衛隊との違いは明確ではないが、国の領土や領海などの保全義務を新設し、集団的自衛権の行使も事実上容認した。

 関係者によると、自民党内には05年に憲法草案をまとめる際も同様の意見があったが、当時は「戦前の軍隊を想起させる可能性がある」として「自衛軍」という表現に落ち着いた。しかし今年は、安倍氏らから「国を守る組織を強く打ち出すべきだ」との意見が出され、当時の谷垣禎一総裁が国防軍という表現を決定した。【長谷川豊、町田徳丈】


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