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自公保観察スレ

8025チバQ:2012/09/08(土) 01:44:17
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120908/stt12090801030000-n1.htm
自民党、派閥溶解が一段とあらわに 総裁選でクローズアップも実像は… 
2012.9.8 01:00 (1/2ページ)

自民党総務会 谷垣禎一自民党総裁と石原伸晃幹事長 間には塩谷立総務会長=7日午前、東京都千代田区の自民党本部(鈴木健児撮影)
 候補乱立状態となった自民党総裁選(14日告示、26日投開票)をきっかけに、かつては固い結束を誇った派閥の溶解現象が一段とあらわになっている。派閥会長や党重鎮・長老の締め付けにまだ一定の効果は残るものの、「鶴の一声」ですべてが予定調和的に進んでいく時代は、とうに過ぎ去ったようだ。(阿比留瑠比)

 今回、派閥の変容を最も如実に表しているのが、最大派閥の町村派だ。会長の町村信孝元官房長官自身が出馬を表明したにもかかわらず、所属する安倍晋三元首相に退く構えはない。

 「一つのグループから複数の候補者が出る。昔ならばあり得ないことだった。自民党は大きく変わった」

 町村氏は7日の出馬表明記者会見で、こう淡々と語った。同時に「(安倍氏に出馬辞退を)最後までお願いしていく」とも述べたが、すでに分裂回避は諦めムードだ。

 町村派の実質的なオーナーである森喜朗元首相も町村、安倍両氏の話し合いによる候補一本化を求めてきたが、もくろみは外れた。

 安倍氏は7日のTBS番組に出演し、「森氏の説得を受けているか」と尋ねられると即答した。

 「もうありません」

 参院町村派はすでに町村、安倍両氏が出馬した場合の自主投票を確認している。「選挙が弱い人を中心に『寄らば大樹の陰』と派閥や長老に従う人はまだいる」(参院議員)ものの、派閥の威光は陰っている。

 現在、自民党の衆参両院議員200人のうち、無派閥の議員は50人を超える。平成21年の下野以降、派閥はカネもポストも配分できなくなり、著しく求心力を失ったからだ。ある無派閥議員はこんな内幕を明かす。

 「出身派閥から『カネがないので幽霊会員でいいから会費だけ払ってほしい』と頼まれ、仕方なくお付き合いしている」

 野党だと政治資金パーティーを開いてもパーティー券はなかなか売れず、最大勢力の町村派であっても懐事情は決して楽ではない。

 実は一時、幹部間で活動停止も内々検討されたが、「うちがなくなると、第二勢力で谷垣禎一総裁の出身派閥である古賀派の一人天下になってしまう」(所属議員)との意見もあって存続が決まったという。

 その古賀派でも、古賀誠会長の不支持表明にもかかわらず、谷垣氏は出馬の考えを譲らず派内は割れている。やはり総裁選に意欲を示す石破茂前政調会長は無派閥で、長老らに人気が高い石原伸晃幹事長(山崎派出身)は逆に、自身の「長老ブランド」イメージの打ち消しに躍起だ。

 まして自前の候補を出していない額賀派、伊吹派、麻生派などは支持候補の一本化は果たせないまま、各候補の「草刈り場」と化しているのが現状だ。

 「親分に従っていれば黙っていてもポストが回ってくる時代ではない。中堅・若手も結局は自分で投票相手を決めるだろう」

 総裁候補の一人はこうみている。今回、総裁選が行われることでかえって派閥や長老の存在感がクローズアップされたが、実像よりも虚像が独り歩きした部分もありそうだ。


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