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自公保観察スレ

7191チバQ:2010/08/11(水) 21:23:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100811/stt1008112054010-n1.htm
派閥密室談合政治の崩壊 世代間抗争も (1/3ページ)
2010.8.11 20:49

自民党参院議員会長選で、届け出順を決めるためくじを引く中曽根弘文氏(左)と谷川秀善氏の代理人・伊達忠一氏(右)=11日午前、国会 11日の自民党参院議員会長選で、町村派など主要3派幹部の支持を受け優勢が伝えられた谷川秀善参院幹事長が落選したことは、青木幹雄元参院議員会長を中心とした派閥・長老主導による参院運営への不満がもたらした結果といえる。9月の幹事長など党執行部人事にも影響を与えそうだ。今後、中曽根弘文元外相を推した中堅・若手の勢いが増し、党内の世代間抗争が強まることが予想される。特に谷川氏の出身派閥の町村派では、安倍晋三元首相が中曽根氏支援を呼びかけたため、派内対立が深刻化する可能性もある。

 

 11日午後、国会内で開かれた自民党参院議員特別総会。「谷川君40票、中曽根君40票」と発表されると、中曽根氏の支持者から大きな拍手とどよめきが起き、谷川氏の支持者は一様に落胆の顔を浮かべた。

 谷川陣営にとって驚愕(きょうがく)の結果だった。総会を欠席した1人は中曽根氏の推薦人であるうえ、無効票の2人も派閥の締め付けに反発したとみられ、「完敗だ」(古賀派関係者)との声もあがっている。というのも10日午後、町村、額賀、古賀の主要3派閥の幹部が最終的な票の読み合わせをするために開いた会合では「中曽根氏は多くても35票だ」と、「谷川氏勝利」を確信していたからだ。

 参院議員会長をめぐっては当初、党の次世代リーダーと目される林芳正元防衛相(古賀派)の就任も有力視されたが、主要3派閥は早々と「議員会長・町村派、幹事長・古賀派、国対委員長・額賀派」と、参院人事の振り分けを決めた。

 なかでも町村派のオーナー的存在である森喜朗元首相は、古賀派会長の古賀誠元幹事長に電話で「谷川氏に泣きつかれたから」と支援を求め、古賀氏も「うちの派はほぼ全員が谷川氏でいきます」と約束。額賀派も青木氏の意向があったとされ、森、青木、古賀という「現役参院議員でない」(無派閥中堅)3氏が裏で主導したといわれる。

 しかし、青木氏が引退し、参院自民党全体への直接的な影響力がなくなったことに加え、主要3派による「密室談合」が、中堅・若手の反感を招き、中曽根氏擁立を加速させた。

 主要3派閥の幹部は10日夜まで、中曽根氏を支援しそうな若手らに「谷川氏は1年しかやらせないから、今回だけ支援してほしい」と呼びかけたが「党を私物化している」(若手)との反発をさらに招いた。

 結局、主要3派を単純に足せば50票以上になる谷川氏が40票にとどまった。

 くじ引きとはいえ中曽根氏が勝利したことで、中堅・若手らの勢いは増しそうだ。若手の造反により主要3派の結束が低下したことで、派閥の流動化が起こる可能性もある。

 谷川氏に投票したあるベテラン議員は「(中曽根氏を応援した)山本一太氏らがのさばるのは耐えられない」と漏らしており、早くも世代間抗争が勃発(ぼっぱつ)する可能性も出始めている。

 さらに、中曽根氏の選出は衆院の若手をも勢いづかせている。谷垣禎一総裁は11日午後、記者団に対し、今回の参院議員会長選の結果が9月の幹事長、政調会長、総務会長の党三役人事に与える影響について「まだそこまで考えていない。お盆にいろいろ考えようと思う」とけむに巻いたが、新三役には若手の起用も迫られそうだ。

 また、町村派では安倍氏が党のイメージを変えるには中曽根氏がふさわしいとして、若手らに自派の谷川氏ではなく中曽根氏の支援を積極的に呼びかけた。派閥の「内輪もめ」(参院幹部)がおきたことで、町村派内での森氏の影響力低下を印象づけた。


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