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自公保観察スレ

652とはずがたり:2004/07/31(土) 13:24
最大派閥弱体化鮮明に 橋本氏 会長辞任 世論に逆らえず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040731-00000012-nnp-kyu

 旧田中派の流れをくむ自民党最大派閥、橋本派会長の橋本龍太郎元首相が三十日、裏金をめぐる世論の批判に耐えかね、派閥会長を辞任するとともに、今期限りでの政界引退の可能性まで示唆したのは、派閥政治の終えんを印象づける。だが、小泉純一郎首相の出身派閥である森派が橋本派にとって変わるかのように勢力拡大に走るなど、旧態依然の派閥政治を引きずる自民党の体質に変化の兆しはない。

■焦り

 「それ(会長辞任と派閥離脱)で済む話ではないように私は思っている」。三十日夕、自民党本部八階であった橋本派臨時総会で、橋本氏が政界引退の可能性にまで言及すると、約七十人の出席者の顔がこわばった。

 問題発覚直後、橋本氏は「何か、私に責任がありますか」と虚勢を張り、橋本派幹部にも派閥領袖の責任を問う空気はなかった。だが、橋本氏に対する世論の批判は日増しに高まり、中堅・若手議員からは「このままでは自民党そのものが有権者に見捨てられる」などの焦りが噴出した。

 「世論を軽視した揚げ句のせっちん詰め」。早期辞任を求めてきた若手は、元首相の最終決断をこう評した。事実関係について、この日も「思い出せない」と繰り返す橋本氏に、笹川堯衆院予算委員長は「一億円の小切手を渡されて忘れるかな。腹切りを先行させ、説明はすっ飛ばされた。国民は納得しない」と不満をぶつけた。

■落日

 一九九八年参院選の敗北で首相の座をおりた橋本氏は、二〇〇一年の総裁選で返り咲きを狙ったが、小泉首相に予想外の大敗を喫した。田中、竹下、小渕、橋本派と続く系譜の中で、この派閥が総裁選で擁立・支持した候補者が敗れたのは初めてで、橋本氏の求心力は低下していった。

 田中派以来の「族議員による利益誘導」という政治手法は揺らぎ、党内外からは「抵抗勢力の中核」との視線を向けられる逆風。昨秋の総裁選では小泉首相を支持した青木幹雄・現参院議員会長と反小泉を貫いた野中広務元幹事長が対立し、野中氏は政界引退に追い込まれた。

 「先輩方が築いてきたさまざまなことが改革という言葉の中で、忘れられなければいいがと思わずにはいられない」。六月、橋本氏は自身の在職四十年祝賀会で首相批判をぶった。しかし、会場からは「皮肉を言うのが精いっぱい」との失笑も漏れ、最大派閥の落日を印象づけた。

■難題

 「これで森派は高笑いだな」。橋本氏の会長辞任表明を聞いた亀井派幹部は苦笑した。今回の参院選を経て、自民批判を一身に浴びる形で落選が相次いだ橋本派は十一人減の八十一人にまで減少。一方、森喜朗前首相が率いる森派は六人増の七十五人。党内最大派閥をうかがう勢いだ。

 脱派閥を掲げる小泉首相だが、森派は首相や安倍晋三幹事長人気にすがりたい新人議員に勢力を拡大。昨秋の衆院選、今回の参院選で他派閥が減少したり伸び悩んだりする中で、森派は独り勝ちの状態に党内の不満もくすぶる。

 「橋本派は純粋政策集団の道を選ぶときにきている。だが、このままでは森派が橋本派に取って代わるだけ。これでは党は変わらない」。橋本派内で橋本氏批判の急先ぽうだった熊代昭彦前政調副会長の指摘は、派閥政治の変革が、いかに難しいかを物語っている。

■民主党が橋本氏告発 日歯連献金

 民主党「自民党ヤミ献金等解明本部」事務局長の永田寿康衆院議員らは三十日午後、日本歯科医師連盟(日歯連)から一億円の小切手を受け取ったとされる自民党橋本派(平成研究会)会長の橋本龍太郎元首相について、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で東京地検に告発状を提出した。

 橋本元首相は二〇〇一年七月の参院選直前、前日歯連会長臼田貞夫容疑者(73)=業務上横領容疑で再逮捕=と都内で面会、封筒に入った額面一億円の小切手を受け取ったとされる。

 会見した永田議員は「収支報告書の訂正自体が、罪を認めている最大の根拠。年収支が四億円の平成研で一億円の記載をうっかり忘れることはあり得ない」と指摘した。(西日本新聞)
[7月31日2時28分更新]


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