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自公保観察スレ

5396とはずがたり:2009/07/15(水) 12:49:24
>>5395-5396
 ■反麻生にも冷たい視線

 古賀氏の突然の辞任表明は、反麻生勢力の動きを封じる効果はあったようだ。
 総務会後に開かれた自民党代議士会。首相は紛糾を覚悟したのか、厳しい表情で会場入りした。
 「一連の選挙での自民党への厳しい批判を、われわれは謙虚に受け止め、反省し、総括してきちんとして対応していく。その方法については幹事長に一任している。われわれはいま戦わねばならん。戦う以上はまとまらねばならん。不信任案には粛々と対応し、自民党の力をみなさんと一緒に作り上げていきたい」
 反省の弁から始める作戦は奏功したようで、会場から大きな拍手がわいた。
 だが、この直後緊張が走った。反麻生勢力のリーダー格である中川秀直元幹事長が挙手したのだ。
 「民主党を利するような解散には大いに異論がある。東京都議選の反省の上に立ち、自由民主党の人心一新が必要だ。両院議員総会で議論したい」
 首相は中川氏をキッとにらみつけた。ここで中川氏の発言に同調の声が相次げば、首相は一気に追い込まれる。だが、拍手はまばらで「バカ言うんじゃないよ!」「何やってんだ!」とヤジが飛んだ。

 退陣要求しながら内閣不信任決議案に反対する行動に理解は広がりにくい。直後に開かれた衆院本会議で、中川氏が青票(反対票)を投じると野党席から「もう麻生降ろしはできないな!」とヤジ。中川氏も苦笑いを浮かべるしかなかった。記者団には「明日から審議拒否する民主党に不信任を出したいという気持ちで最初から否決と思っていた」と釈明した。

 ■自信示す執行部

 自民党執行部は、党内の不満や意見に耳を傾けるため、週内にも両院議員総会かそれに代わる集会を開く方針だ。首相も出席して都議選の敗因について説明する意向を示しており、15日朝に党内各派の事務総長が会談して細部を詰める。

 こうした「ガス抜き」の場を設けるのは、党執行部の自信の表れともいえる。解散が目前となれば、衆院議員は地元に張り付けとなる。公明党も8月30日の投開票に納得しており、自民党の混乱に不快感を募らせている。公明党の選挙協力を得るには「よいこ」でいるのが一番なのだ。ある党幹部は「騒いでも週末までが限度だ。それ以上は広がらない」と余裕の笑みを浮かべた。

 14日の自民党役員連絡会でも一部から執行部批判が吹き出したが、大島理森国対委員長が「公明党とも日程を調整した。任期満了まで時間はない」と言い渡すと反発は広がらなかった。

 だが、不穏な空気は一時的に押さえ込まれただけにすぎず、不満が解消されたわけではない。

 加藤氏は14日、都内のホテルで昼と夜の2回にわたり中川、武部両氏らと密談した。加藤氏は小泉純一郎元首相が進めた構造改革路線批判の急先鋒であり、小泉路線の信奉する中川氏と敵対してきた。「反麻生」の一点だけで一致した「呉越同舟」といえるが、謀略に長けた2人がウルトラCの秘策を煮詰めているとみた方がよい。執行部のガス抜き工作とは裏腹に、沸々と煮えたぎったマグマは、いつどこで吹き出すか分からない。


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