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自公保観察スレ

482おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/06(火) 00:57
<曽我さん再会決定>透ける参院選対策

 曽我ひとみさんと、北朝鮮に残っていた夫のジェンキンスさんら3人が9日にインドネシアのジャカルタで再会することが5日、正式に決まった。先週まで参院選投票日(11日)前の再会は困難と説明していながら、「自民苦戦」の選挙情勢が伝えられると同時に発表された再会日程。細田博之官房長官は「政治的な問題というより、人道的な問題」と釈明したが、年金不信が渦巻く世論の目先を変えたいという狙いが日程から透けて見える。政府内には「選挙利用」批判が生じることへの警戒もあったが、首相官邸は黙殺し、早期再会に突き進んだ。

◇小泉政権の「命綱」

 「うれしい臨時ニュースです。曽我さん一家の再会が9日にインドネシアで行われることに決定したとのことです。私どももうれしい勝利をつかみましょう」

 5日午後、東京・永田町の自民党本部で行われた同党の参院選東京選挙区候補の集会で、司会者がこう告げると、出席していた細田長官は満面の笑みを浮かべた。その光景は、曽我さん一家の再会実現が、小泉政権にとって参院選の「命綱」になっていることを雄弁に物語っていた。

 「選挙の顔」としての強みをこれまで自民党操縦に生かしてきた小泉純一郎首相だが、今回の参院選では「年金」「イラク」による逆風にさらされている。

 こうした中、首相とその周辺は、曽我さん一家が再会するタイミングを参院選の投開票日前に設定し、選挙での追い風にしたいとの意向を早い時期から抱いていた。

 首相周辺は当初、今月2日に首相と曽我さんの面会を実現させ、5日までに一家再会を実現させる計画を練っていた。北朝鮮では、故金日成主席の10周忌にあたる8日を中心に、6日から8日までは国家行事がピークに達するため、6日前にジェンキンスさんらを出国させることも検討していたためだ。9日以降では投票日に近すぎるため、できれば避けたいとの考えもあった。

 しかし、あまりにスケジュールが過密だったため、投票日前となると、北朝鮮の行事が終わった直後の9日を選ばざるを得なかったとみられる。

 特に報道各社の選挙情勢調査で、自民党苦戦が一斉に伝えられると、官邸サイドの焦りはピークに達したようだ。政府関係者は「国民の感動を呼び起こせれば、相当の効果が期待できる」と本音を漏らした。

 しかし、政府内にも慎重論は強かった。ある外務省幹部は「選挙直前に、駆け込みのような形で再会を実現するのはよくない」と懸念を示し、自民党幹部も「世論調査の自民党の数字が低いからといって強引にやるのは逆効果だ」と語った。

 ただ、いったん再会が決まると、政府・与党は一致して予防線を張った。外務省の竹内行夫事務次官は5日の記者会見で「人道的な観点から早期再会に向けて、外交努力を続けた結果だ」と強調。公明党の冬柴鉄三幹事長も「一部の『選挙利用』との批判は誠に残念だ」と述べた。

 首相は5日夜、自民党本部で、「曽我さんが9日に再会するが」との記者団の問いかけに対し、無言だった。




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