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自公保観察スレ

4544千葉9区:2008/11/29(土) 23:31:01
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2008112902000107.html
スコープ シーリング見直し圧力再燃 不満が増幅 与党“大合唱”
2008年11月29日 紙面から

 年末の二〇〇九年度予算編成を控え、与党内で公共事業費削減と社会保障費圧縮を定めた概算要求基準(シーリング)の見直し圧力が再燃している。景気後退や衆院解散・総選挙をにらんで、くすぶっていた不満が再び、歳出増を求める“大合唱”として表面化してきた。

  (吉田昌平)

 シーリング見直しを容認する発言は二十八日、与党幹部まで広がった。自民党の細田博之幹事長は記者会見で「どんなに不況が深まっても、靴に足を合わせるようなことは賢いやり方でない」と指摘。公明党の太田昭宏代表も「非常時の経済政策の観点」を強調し、見直しもあり得るとの考えを示した。

 自民党内ではこのところ、見直しを求める決議が相次ぐ。二十五日には地域活性化特命委員会(野田毅委員長)が公共事業費の前年度比3%減方針を撤廃するよう決議。二十七日には党厚生労働部会などが社会保障費の自然増を二千二百億円抑制することに反対することを決めた。

 公共事業費削減と社会保障費抑制方針は、いずれも小泉構造改革路線を継承する「二〇〇六年骨太の方針」に盛り込まれ、今年もこうした路線を踏襲することが七月末に閣議了解された。

 しかし、閣議了解にかかわった町村信孝前官房長官でさえ、二十七日の町村派総会で「七月に決めたシーリングで本当にいいのか」と見直しを訴えた。

 見直し論は七月にもあったが、当時の福田康夫首相は拒否したが、米国発の金融不安などによって「経済状況がすっかり変わった」(党幹部)ことが大きく影響。シーリング見直しの動きを後押ししている。

 さらに「(定額給付金で)二兆円をバーンと配るのに、二千二百億の圧縮にこだわっているのはおかしい」(自民党幹部)などの発言も。衆院解散・総選挙が近づく中、「大盤振る舞い」によって、地方票獲得につなげたい思惑もありそうだ。麻生太郎首相も、社会保障費の自然増抑制に関し「限度にきている。来年どういう案があるかは検討する」と発言。小泉改革の「重し」を下ろしたい考えもにじむ。

 しかし、見直しは構造改革路線の転換を意味し、自民党内に「赤字国債を増発しなければならない状況の中、シーリングは守るべきだ」(党三役経験者)といった反対論も根強い。議論は政府・与党内の新たな火種になりそうだ。


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