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自公保観察スレ

373とはずがたり:2004/05/07(金) 20:04
「説明責任」果たせず福田長官辞任 秘密主義に批判も
http://www.asahi.com/politics/update/0507/012.html

 福田官房長官は、小泉首相との個人的な関係や実務家としての手腕で小泉内閣を切り盛りし、政権のかなめに座り続けてきた。しかし、自衛隊のイラク派遣をめぐってはその「秘密主義」が批判され、年金の未納・未加入問題でも自らの納付履歴の説明を個人情報として避けようとした「説明責任の欠如」が、辞任という結果につながった。

 福田長官は森、小泉両内閣を通じ7日で通算在任1289日。4月7日に保利茂元官房長官を抜いて歴代最長となった。小泉内閣の中枢として、特に北朝鮮問題やイラクへの自衛隊派遣など、外交・安全保障面で大きな役割を果たしてきた。

 福田赳夫元首相の長男で、元首相の秘書、秘書官も務めた。一方、小泉首相は28歳で元首相の書生に。福田氏の方が5歳年長なこともあり、いまも「純ちゃん」「康夫さん」と呼び合う関係で、1日に1度は2人きりで話し合う時間を持っているという。

 当選回数は5回と多くはなく、内閣や自民党では外務政務次官や党経理局長などを務めただけ。ただ、所属する森派はかつての福田派を継承したという事情もあり、派内では特別な立場にいる。

 森内閣の00年、中川秀直・前官房長官の不祥事による辞任を受け、森派会長を務めていた小泉氏の説得で後任の官房長官に就任。その後、「安定感のある実務家」として手腕を発揮してきた。

 特に昨年9月の小泉第2次改造内閣発足の際は、8年7カ月にわたって官僚のトップを務めた古川貞二郎・前官房副長官が官邸を去ったことで、福田長官の存在感はいっそう高まり、「小泉政権が突然倒れたりすれば、後継が務まるのは福田氏しかいない」との声も与党内であがっていた。

 関心が強いのは外交・安全保障問題。外務官僚とトラブル続きだった田中真紀子前外相、非議員の川口外相に代わって、自衛隊のイラク派遣をはじめとする重要政策を仕切り、「影どころか、表の外相」(政府関係者)とも評された。

 自衛隊派遣では部隊の規模や出発日時が報じられるたびに、防衛庁に命じて規模や日時を変更させるなど、「秘密主義」が指摘された。「説明責任不足」との批判は覚悟し、自衛隊の安全確保をより重視したための選択だったようだ。

 今回の国民年金の未納・未加入問題では、自身の納付履歴について、年金法案の衆院委員会通過が担保されるまでという「国会対策上の理由」で公表を遅らせた。最終的には、こうした対応を自ら「不手際」と認め、その説明責任の欠如に足をすくわれる形となった。 (05/07 17:13)


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